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2005年08月31日

サスペクト・ゼロ

テーマ：レンタル映画(818)

カテゴリ：カテゴリ未分類

『サスペクト・ゼロ』　(2004) SUSPECT ZERO
上映時間 99 分
製作国アメリカ
ジャンルサスペンス／犯罪 ◇　公式サイト　◇　 eiga.com

＜サスペクト・ゼロ＞とは【容疑者ゼロ】すなわちFBIのプロファイリングにもひっかからない無差別殺人犯のこと。　
なぜ、逮捕されずにいられるのか。彼らには特定の犯行手口やパターンが無い為、プロファイリングが不可能で、捜査線上に浮かび上がらない。この手の犯罪者を＜サスペクト・ゼロ＞と呼ぶ。

＜サスペクト・ゼロ＞　ＶＳ　＜サイコキネス（今場合は透視能力者）＞
　 <<見えない>>　ＶＳ　 <<見える>>
猟奇的殺人者を　ＦＢＩ捜査官のプロファイリングで捜査するはなしは、「レッド・ドラゴン」以来これまで盛んに作られてきましたね。　今回プロファイリングが出来ない犯人は、パターンが無いから、地域も限定できないし、犯人の特徴も絞れず、手がかりがない、犯人が＜見えない＞というもの。　その＜見えない＞犯人が＜見える＞のが、＜透視能力＞を持つサイコキネス。　 ”「セブン」を超えた！” っという、キャッチフレーズは「そ、そうかな？っと」っと大げさにも感じますが、　アイデアとしては良く出来てると思いました。　

「ようこそ２軍（マイナー）へ」っといきなりな挨拶をされちゃう主人公　FBI捜査官マッケルウェイ（アーロン・エッカート「ペイチェック/消された記憶」）は　アルバカーキーに左遷されてきた。そして、すぐに殺人事件の捜査が始まる。彼宛の謎のＦＡＸ、　死体のまぶたを切り取る手法、現場に不可解な記号。　連続猟奇殺人事件です。　相棒にフラン（「マトリックス」のキャリー＝アン・モス）。　すぐに捜査線上に浮かび上がる容疑者の男が、ベン・キングズレー。　っと、役者は渋いです。　しかし、ベン・キングズレーの迫力スキン・ヘッドは　どうしたって「セブン」のケビン・スペイシーを思い浮かべちゃいますって。　

●E・エリアス・マーヒッジ監督
ホラー映画の古典「吸血鬼ノスフェラトゥ」が、実は本物の吸血鬼を起用して作られたという魅惑的な奇想伝奇ホラー「シャドウ・オブ・ヴァンパイア」をものにした監督。サイコ・キラー映画に食傷気味のファンもうならせる熱い映像とストーリー展開は、さすが、とのよび声です。

以下ネタバレ

↓
超能力

再三、自分はFBIの捜査官だったっと言及するベンジャミン・オライアン（ベン・キングズレー）。けれど、そういう人物がいたという記録はFBI内部に残っていない。　やはり彼は犯人なのか？。
ところがこの人は、過去、FBI が極秘で進めていた「イカロス計画」で養成された「透視能力者」の一人だった。　彼は　計画が中止になってからも透視能力の＜悪夢＞に苦しんでいた。　透視の力のせいで　殺人事件の悲惨な現場、被害者の悲痛な叫び、むごたらしい遺体が脳裏に焼きつき、眠ることもできない。　ついには精神を病んでいってしまうという。　そして、迎えたあのラスト。　「セブン」、似てるけどあそこまで衝撃的ではないです。あんなに後味悪い話は、そうないよね。　

キャリー・アン・モスがいるから、つい主演の俳優にキアヌの面影を重ねてしまいつつ見てました。　髪の色が違う、でも、顔の骨格が似てる、、などと、、。　　

出演：アーロン・エッカート　Aaron Eckhart トム・マッケルウェイ
ベン・キングズレー　Ben Kingsley ベンジャミン・オライアン
キャリー＝アン・モス　Carrie-Anne Moss フラン・クーロック
ハリー・レニックス　Harry Lennix
ケヴィン・チャンバーリン　Kevin Chamberlin

シリアル・キラーばかりを執拗に狙う謎の男とＦＢＩ捜査官との緊迫の攻防を描くサスペンス・スリラー。ＦＢＩすらプロファイリング不能な無差別殺人犯が次々と殺される事件が発生、事件を背後で操る謎の男の驚くべき正体が次第に明らかとなっていく。主演は「ザ・コア」のアーロン・エッカート。共演にキャリー＝アン・モスとベン・キングズレー。監督は「シャドウ・オブ・ヴァンパイア」のＥ・エリアス・マーヒッジ。

　ＦＢＩ捜査官のトム・マッケルウェイは、連続殺人犯の不当逮捕が原因で、ここニューメキシコ州の片田舎、アルバカーキに左遷された。ところが、赴任初日から殺人事件が発生、やがてそれはすぐに３件の連続無差別殺人事件へと発展する。いずれの死体も、まぶたが切り取られ、０（ゼロ）のマークが残されていた。マッケルウェイは原因不明の頭痛に悩まされながらも捜査を続けるが、一向に解明の糸口すら見えてこない。そんな時、捜査線上にベンジャミン・オライアンという一人の男が浮上してくるのだが…。

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