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2008年02月19日
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カテゴリ: 日本文学
●さあ、明治の「かわせみ」が幕を開けます。


アクセント 豆まきのマス.gif畝源三郎は凶賊の手にかかり落命、麻生家も源右衛門ら三名が殺害されました。しかし、次代を背負う若者たちは悲しみを胸に抱えながら雄々しく歩み始めます。いまだ江戸の名残を色濃くとどめる中、舶来の風俗が異彩を放つ新しい舞台で、麻太郎や花世、源太郎らが事件に恋に力いっぱい立ち向かっていく姿を、どうかお楽しみください 。(文芸春秋より)


『浮かれ黄蝶』感想

ストーリー
「まるで東吾が戻って来たような・・・」母国を出て5年半の歳月がすぎていた。イギリス留学から戻った麻太郎を迎えた大川端の「かわせみ」の部屋には炬燵があり長火鉢の上には鉄瓶が白く湯気を吐いている。部屋の仏壇の、なにも書かれていない白木の位牌に向かって麻太郎は手を合わせた。
◆築地居留地の事件 ◆超丸屋おりん ◆桜十字の紋章 ◆花世の縁談 ◆江里香という女 ◆天が泣く


感想

アクセント でんでん太鼓.gif「新 御宿かわせみ」が書店に出ていたのに気づいた時、「おおっ」っと思いつつ手に取ったのが運のつき。「¥1400です。」 このシリーズは、やっぱり根強い人気でしょうね。
同じく、明治の新時代を舞台の時代小説 高橋克彦の『完四郎広目手控』 シリーズ も面白いです。

麻太郎と源太郎は、父の庇護というもの無しに、自立して自分の足で歩き出した、、という感です。それぞれの父たちは不在。麻太郎は、神林通之新が養父ですが、その姿も精神も東吾そのものです。麻太郎の白シャツ&黒ズボンスタイルは、さぞかしさわやかなんだろ~な~、と勝手に想像してたのしんでました。麻太郎に東吾の姿を重ね合わせる周囲の眼差しと、それを感じ取り、受け止める麻太郎。しばしば目頭が熱くなりました。



花世のようなおてんば娘には、待ってましたとばかりの時代。女学校に通い、医師の診療所を手伝い、まさに”はいからさん”。
実際に、それほど明治の時代は女性の自由や解放が叫ばれたのか分かりませんが、西洋文化に触れて日本人の常識も、少しずつ変わっていったのでしょうね。そんな時代は彼女にピッタリ。彼女は新時代の”動”の女性の象徴のようです。

一方の、東吾とるいの娘、千春に感じるのは、新時代でもゆるぎない”静”の女性の凛とした強さと美しさ。
「わたしは心に重荷のある人が好きです。お母様のような」
るいは、東吾の不在の大きな哀しみを抱えつつも、懐の深い慈愛と、いざという時の覚悟はいつでも出来ているような、若い世代の背後をガッチリと守っている城壁のような強さと暖かさを感じます。


自身の出生の秘密を知った麻太郎の、るいへ向けるまなざしには、ちょっぴり「源氏物語」の夕霧の光源氏の妻:紫の上への憧れを感じました。まさか、このシリーズで、あの展開が起きるワケないでしょうが(笑) 
それにしても、読んでいる最中は、そのうちひょっこり東吾は帰ってくるのだろう、なんて気楽な気分でしたが、読み終わってみると、この生死の定まらない退場の仕方は、東吾らしいというか。。「かわせみ」メンバーともども受け入れたくない東吾の死を、やがて受け入れなくてはならない文章を読む日がくるのかな~っと思いました。。

事件の数々は、麻太郎の西洋知識を意識を生かせるモノでした。洋菓子の上にかかった粉砂糖や、目薬の成分の毒といった、江戸時代では、「石見銀山のねずみ取り」の毒死が主だったのに、毒薬の種類も豊富。トリカブトやベラドンナやアトロピンや砒素、、事件の科学的捜査、というのでも、麻太郎や源太郎には必要な知識の土台があるようです。今後彼らはどんな進路をたどるのか注目です。




御宿かわせみシリーズ アフィリエイト一覧
「新 御宿かわせみ」のストーリー

◆築地居留地の事件
イギリス留学から帰国した麻太郎は、築地居留地で開業しているバーンズ医師の元で下宿し診療所を手伝う。帰郷後、早速に麻太郎と源太郎は花世の持ち込んだ事件で呼び出される。バーンズ医師の患家、スミス商会の妻のダイヤモンドの指輪が盗まれたのだ。犯人は若いメイドが疑われるが、花世は断固としてメイドは犯人ではないと主張する。 

◆蝶丸屋おりん 
麻布桜田町で傘や提灯を商っている蝶丸屋の娘が不審死した。
死因は毒物らしく、亡くなる前に西洋饅頭”トライフル”を皆で食べていた。バーンズ家で食してみた麻太郎はその甘ったるさに辟易する。
どのよう毒が混入されたのか?事件の頃、目の見えない按摩の用いる目薬を、娘が預かっていた。

◆桜十字の紋章
榎本新之助という男が千春や麻太郎の周囲になんどか現われる。
男の狙いは何か?榎本姓は、東吾の最後の航海に関わる為に、名前を聞いただけで拒否反応が起こってしまうふたりだったが。。新政府への不満を抱く元武士らの不穏な動きがちらつく。

◆花世の縁談
花世が近頃親しくしているアメリカ人の若い医者が治療をしている、日本橋の京菓子の老舗清水屋の隠居の容態が悪化した。幼いころから、実に様々な理由で、花世は源太郎を呼びに来た。源太郎は、清水屋の前で医者でもない自分が来たところで、、と途方に暮れた。

◆江里香という女 
「かわせみ」の逗留客、絵師の妻:江里香は、麻太郎や源太郎にまとわりつき、花世も千春もおかんむり。

◆天が泣く
麻生家の押し込み強盗殺人、及び畝源三郎殺害の、謎を追う麻太郎と源太郎。









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最終更新日  2008年02月20日 22時54分48秒
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