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2008年03月10日
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カテゴリ: 日本文学
首を切り取られた石膏像が、殺人を予告する―著名な彫刻家・川島伊作が病死した。彼が倒れる直前に完成させた、娘の江知佳をモデルにした石膏像の首が切り取られ、持ち去られてしまう。悪質ないたずらなのか、それとも江知佳への殺人予告か。三転四転する謎に迫る名探偵・法月綸太郎の推理の行方は―!?幾重にも絡んだ悲劇の幕が、いま、開く。


このミステリがすごい2005年版 国内編 第1位





新本格派ミステリー作家の代表的な一人。

久々に、探偵の登場するミステリでした。

2005年の「このミス」で第1位。

強烈な個性や新しさは無いですけど。

昔読んだ 海外のミステリを彷彿させられます。

ご本人の談によるとエラリー・クイーン心酔者とのこと。

エラリー・クイーンはミステリで育った者には親近感です。

警視の父を持つ、ミステリ小説家、法月倫太郎。
著者の名前そのままに、本のなかで活躍されます。

殺人あり、密室トリックあり、被害者の出生の秘密、動機。。

「火曜サスペンス劇場」などに出来そうです。(^^)

読む前に、期待はずれだったという評価談をいくつか見かけましたが、
それほどつまらないとは思いませんです。


主人公の綸太郎が探偵役になるとは知らず、父が警視とも知らず、
あれよあれよと、事件が進み。。


被害者の出生の秘密にまつわるはなしや、亡くなった彫刻家の遺作をめぐる思惑や、
最後まで飽きないで読めました。


あんまり、都合のよい展開の名探偵の活躍するミステリはちょっと読みたくありませんが、

法月さんの初期の作品を全然しりませんので、これから読んでみたいです。




1994年の『二の悲劇』(祥伝社)以来、短編集は3冊。
「長編恐怖症」に陥っていたそう。
「オウム事件、阪神大震災、そして酒鬼薔薇事件と、世間の流れがあまりに速く、作家としての自分の立脚点が分からなくなった」

綾辻行人、我孫子武丸らと同じ京都大推理小説研究会出身で、「新本格」作家としてのデビューもほぼ同時期。ホラーにも越境する綾辻氏に対し、あくまで謎解きの“求道者”を貫く姿勢は「悩める作家」とも評される。



長編の新刊が出なくなって久しいという法月綸太郎さん。
その文体は 村上春樹を彷彿とさせるデビュー作「密閉教室」。
名探偵法月綸太郎初登場の「雪密室」。
今読むと結構タイムリーな「誰彼」
黄金の三部作「頼子のために」「ふたたび赤い悪夢」「一の悲劇」
この後の「二の悲劇」
短編集の「法月綸太郎の冒険」
短編集「パズル崩壊」

法月作品はこの順番がおすすめとのこと。

短編集「法月綸太郎の冒険」、連作集「図書館シリーズ」のヒロインはとても魅力的なので、重いテーマが苦手な方はこちらから。



法月綸太郎(のりづきりんたろう、1964年10月15日 -

日本の推理作家、評論家。本名山田純也(やまだじゅんや)。島根県松江市出身。島根県立松江北高等学校、京都大学法学部卒業。京大推理小説研究会出身で、我孫子武丸、綾辻行人らと交流がある。京都市在住。新本格派ミステリー作家の代表的な一人。協和銀行勤務を経て、1988年に『密閉教室』で江戸川乱歩賞候補になり、島田荘司の推薦でデビューした。



[編集] 小説
『密閉教室』
『雪密室』
『誰彼』
『頼子のために』
『一の悲劇』
『ふたたび赤い悪夢』
『法月綸太郎の冒険』
『二の悲劇』
『パズル崩壊』
『謎解きが終ったら』
『法月綸太郎の新冒険』
『法月綸太郎の功績』
『生首に聞いてみろ』
『怪盗グリフィン、絶体絶命』
『ノーカット版密閉教室』
『犯罪ホロスコープ1 六人の女王の問題』

[編集] 評論
『謎解きが終ったら 法月綸太郎ミステリー論集』
『法月綸太郎ミステリー塾 日本編 名探偵はなぜ時代から逃れられないのか』
『法月綸太郎ミステリー塾 海外編 複雑な殺人芸術』






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最終更新日  2008年03月12日 00時50分49秒
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