2005.10.21
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カテゴリ: 読んだ本
先日ブック○フで、105円で購入したもの。これは、本当に掘り出しもの。

おくればせながら、わたしにとって初の伊坂作品です。
小説現代に’02年から’04年にかけて掲載された短編に手を加えてまとめたもの。

著者曰く、「短編集のふりをした長編小説です」

連作短編なのではなく、時系列も飛び、主人公も変わっていくのだけれど、登場人物は、1編目の「バンク」で偶然、銀行強盗の人質になってしまった、陣内、鴨居、そして盲目の永瀬を中心にまわっていく。

時には、永瀬の恋人優子が登場したり、家裁調査員になった陣内の同僚武藤の目をが主人公になったり、しながら、大きな流れでどこかで結びついている物語。

目が見えないゆえに、声の温度で、物事の真相を探り当てることができる永瀬、彼の盲導犬に嫉妬している優子、破天荒でパンクな家庭裁判所の調査員陣内、陣内の友達鴨居、登場人物が皆、個性的で魅力的。

特に、陣内側から語られる話はないのに、物語全体のキーパーソンとなっている陣内は、「空中ブランコ」奥田英朗の伊良部先生に通じる、濃いキャラクター。けれど憎めない。


面白かった。

装丁が、またワタシ好み。カバーの質感といい、イラストといい。

チルドレン





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Last updated  2005.10.22 08:42:28
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読書人・ゆき@ Re:お元気ですか?(01/03) りぶらりさん ああ、また時間が空いてし…
りぶらり @ お元気ですか? ご無沙汰しています。 読書の感想、日常…
Twist @ チョ・チャンイン 趙昌仁の新作が出ていたのですね。「カシ…
もりのゆき@ Re[1]:「きのこの下には死体が眠る!?」吹春俊光(08/30) alisa1966さん お久しぶりです。ごめんな…
alisa1966 @ Re:「きのこの下には死体が眠る!?」吹春俊光(08/30) ゆきさん お久しぶりです。 試験頑張って…

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