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今日は歯医者の予約だったのに、治療が長引いていて今一時間遅れですと言われたのでブラブラと一時間時間をつぶした。大好きなカフェに行ったらダニエル君の同僚のスベンと会ってちょっと立ち話。治療は麻酔を打ってもらったので全然痛くなくて、思わずうたた寝寸前だった。歯医者で安らげるほど日常が殺伐としているということか・・・。そのあと、バスに乗って意味もなく引越し先に行ってみた。乗ったことの無い路線で降りたことの無いバス停だった。地下鉄を使うのとは全く逆方向から歩いてくることになり、セバが勤めたかった巨大な敷地を有する病院の前で降りて、小さいけれど芝生が気持よさそうな公園を横切るとアタクシの通りに着く。部屋の壁や天井までの高さを測りながら置けそうな家具を大体想像してみる。小さな部屋なので勉強机と食卓を両方置くことはできない。アリアンネも食卓だけだったと言っていたしアタクシもそうしようかなぁと思って大きな食卓を物色中。しかし、いいのは高い。700ユーロも出せないぞ。荷造りは遅々として進まず。
2005.08.24
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親友が「良く頑張った!」とメールをくれたのが嬉しかった。彼女とパリで会って話をしなければ、何かを変えようとは思わなかったはずだ。何か決定的な会話があったわけではないのだけど、あのフランスでの4日間は結構大きかった。食べて呑んで寝ていただけではなかったのだ。さて。葛藤である。ダニエルくんとのことではなくて、仕事の葛藤。周りが心配するほど働いているアタクシ。日本と比べたらまだまだゆとりのある就労生活だけど。厳しい上司といい加減な同僚に囲まれてストレスも結構なものだ。上司から過剰に期待されずに、仕事も多くなくて、稼ぎも普通で仕事以外にも趣味に費やす時間がある生活を実はアタクシは望んでいる。他のドイツ人と同じように働きたいのである。稼ぎは今より少なくなると困るけど。しかし、周りからの期待は大きい。よほどの人材不足なのだろう。期待されればされるほど仕事が増えていく、しかし時間は無限ではない。結構な残業代を貰っているがストレスが原因で無駄な散財をするので生活が潤ったり口座の残高額が順調に増えたりする気配は全く無い。結構なジレンマだ。「何でアタシだけがそんなことしなくちゃいけないんですか」と、時々口に出そうになる。ドイツ人たちはそんなことやらなくていいのに、と。でも一人で住むようになったらもっとちゃんと日常生活に焦点を当てたい。それが全ての目標だったから。今までは仕事のために生活してきたけど、今度は生活のために仕事をしているといえるようにならないと。
2005.08.25
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ひとりになった身軽さと同時に、ひとりだからこそもっと頑張らなくちゃという気合が沸いてきて仕事も久々にやる気が出た。久しぶりにS氏と電話で話をした。あっというまに決めてあっというまに実行した引越しについて半分呆れて半分面白がっているようだった。当事者じゃない人は、あの急勾配な階段を5階まで何度も何度も重い荷物を持って往復する辛さがわからないから気楽だな、とちょっとムッとした。それは、登山部練習よりすごかった。S氏はアタクシのことを心配していてくれて、もしもひとりで大変だったり寂しかったりしたらそっちに行こうか?と、まで言ってくれた。日本への長期出張の出発日がはっきりすればすぐに計画を立てるよ、と。アタクシの無鉄砲さでいつも迷惑をかけているんだな、と思って母親にぼそっとそれを言ったらあとでメールが来た。「夏目漱石の『坊ちゃん』は親譲りの無鉄砲さで損ばかりしていたけどウチの嬢ちゃんはその無鉄砲さできらきらしているからそれでいいのよ。」と書かれていた。親譲りの無鉄砲さではないのだけど。
2005.08.29
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そういえば、他にも思い当たるフシがある。今までにあの家に3泊住んだことになるのだが、顔に傷がついたのは2泊目。何しろ朝5時半起きなので寝過ごさないようにオーディオの目覚まし機能をセットしておく。1泊目と3泊目の朝、普段絶対に聴かないような大音量で5時半にラジオがなって飛び起きた。3拍目(つまり昨日)の夜は寝る前に30分のオヤスミタイマーで音を小さく絞って寝たのに何であんな大音量になるのか。目覚まし昨日の時は別に音量をセットできるような器用な機能はついていない…。やっぱり昔の住人の恨みつらみか。大音量で音楽を聴いていて、近隣の反感を買って、6階の窓から飛び降り自殺をしたときに木の枝で顔に傷がついた。とか?嗚呼。怖い怖い。でも、もっと怖いのはアタクシが精神的に追い詰められていて夢遊病だった、というオチ。寝ている間にも大音量で音楽をかけたり、顔剃りをしたりして(そして失敗して傷が)活動してたりして。怖い怖い怖い。と、いいつつアタクシは全然霊感が無いので首をかしげる程度で終わっているけど。さて、今夜は何が起きるか。
2005.08.31
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実はもう何ヶ月も前に日本行きのチケットを取ってあったのに同じ期間で休暇を取りたいグループリーダーと血みどろの攻防を繰り広げた結果、お互いが譲歩することになった。しょうがないからチケット変更。しょうがないからダニエルくんのも無断で変更。しょうがないけど変更料かかった。でもこれで日本に帰れる。もともと金銭感覚が無いので変更料400ユーロかかっても痛いとは思わない。大して稼いでないし、貯金も全然ないのに、金銭感覚がないのは人生の致命傷だ。瀟洒な住宅街にある小さくて小奇麗な部屋に引っ越したときよりも日本に2週間半帰れることが決定した方が何倍も何十倍も嬉しい。小さな頃、東南アジアのペナン島に行くことになったときアタクシはとてもとても楽しみにしていて母が「ペナンの何が楽しみなの?」と聞くと「ペナンのじぇんぶがたのしみ」と言い、それがとても可愛らしかったと母がよく話してくれていた。嗚呼、三つ子の魂百まで。日本の全部が楽しみ。日本に着陸するときのことを考えても日本を離陸するときのことを考えても泣きそうなる。
2005.09.01
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8時から16時の間にテレコムの担当者が参ります。というお達しがSMSと郵便で来た。しかし担当者は「7時から8時の間に行きます」と予告してきた。そして彼が来たのは6時40分急いでシャワーをかけようと半裸でウロウロしているときにチャイムがなった。うーむ。私としてはとても都合が良かったのだが、あの告知の意味は果たしてあったのだろうか。それでもドイツ社会は今日もつつがなく(?)機能していくのか。
2005.09.07
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昨晩はダニエルくんの所に置いてある自転車とiPodを引き取りに行った。自宅とダニエルくんの家の間を自転車で走るのは3度目なのに今回も道を間違えた。いつも違うところで道に迷う。前回ちゃんと曲がった道を今回曲がらなかったとか器用なこと(?)がよくできるよなぁ、と我ながら感心しつつ呆れつつ。家に着いてから台所と居間と寝室とバスルームを掃除して洗濯をしてメールを書いて寝た。今週出張でいなかった鬼上司が戻ってくるのが怖くて酷い夢を見てうなされた。鬼上司とストーカーがアタクシの新居(何故かトレーラー)に忍び寄る夢だった。怖かった。あとちょっとでセバがやって来る。「中央駅で劇的に迎えるから私の仕事が終わる前に来ないでね」と、言って笑われた。セバの学生の頃の友達でこの町の近隣のL市出身で今はヘッセンで医者をしている友達も土曜日に来ることになった。嗚呼。アタクシの一人暮らしにピッタリの小さな可愛らしい屋根裏部屋に大の大人が3人も寝泊りするなんてできるのか…。まるで合宿。
2005.09.09
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具合が悪くなって病院に行くと大抵医者が黄色い紙っきれをくれる。患者が勤め先に提出する紙で、病欠の日数などが書いてある。これがあれば水戸黄門の印籠なみの威力で仕事を休むことができる。krank schreiben とか krank schreiben lassen とかドイツ語では言う。アタクシの様子を心配しているセバが朝早く電話をくれた。ダイジョウブ?と、聞かれて結構ダイジョウブじゃないことに気が付いたアタクシはダメみたいと、泣きそうな声で言った。セバは「じゃあ、僕が病欠届けを書いてあげる。『涙が止まらないので今週一杯病欠』って。何なら『R大学病院入院』も付け加えるよ」と冗談を言った。そんなことできないでしょ、と言いながらベソをかいた。できるさ、僕は医者だよ(眼科医)と言うので将来有望な眼科医ならこの涙をさっさと止めて頂戴、と言ってセバを困らせた。ダニエルくんはダイジョウブだろうか。哀しんでいるのか。誰か彼の話を聞いてあげられる人がいるんだろうか。
2005.09.12
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仕事で忙しくするとてきぱき働かないわけにいかないからわざといっぺんに沢山の作業をしてバリバリ働いているのを自分は元気なんだと勘違いさせていた。そしたら案の定ミスをした。そして上司3人に呼び出されて袋叩き(?)に遭った。本末転倒である。トイレで泣こうと思ったが止めた。家に帰ってもきっと泣かない。話を聞いてくれるダニエルくんはもういない。凹んでいるアタクシにご飯を作ってくれるダニエルくんはもういない。これからは一人で全部頑張らないと。一人でいることを一人で全部。
2005.09.14
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昨晩の上司との食事会では二人分を食べまくった。きんぴらごぼう・焼き鳥・海老だんご・おでん・特上寿司・抹茶アイス上司は殆ど手をつけず呑んでばっかりで、アタクシに全部くれた。美味しかった。タッパ-があったら持って帰りたいくらい。どうもやたらと景気がいいなぁと思ったら、ドイツ人に比べて普段から仕事の量も多いし、アタクシにだけ不条理に厳しくしているけれどアタクシが頑張っていることもちゃんとわかっているからその労いと今後の方向性をきちんと説明する意味での、いわば上司からの接待だった。だから直属の上司だけではなく、うちのボスも公認の食事会で費用はボスのポケットマネーから出るらしかった。「ちゃんと貴方が頑張っているのをわかっていて厳しくしている」と、言われて泣きそうになった。努力なんて古い言葉かもしれないけれど陰でコツコツあくまで自分のためにやったことを誰かがちゃんと見ていてくれるのはやっぱり嬉しい。仕事のことから家族のことからあれこれ沢山話した。嗚呼、もっともっと頑張ろう。仕事。
2005.09.16
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セバの教会に付き合った。教会でMichael Rehとかいう人の写真展が開催されていたので日曜礼拝の後で見た。麻薬中毒者の中毒前と中毒後の写真を取り続けている写真家で、中毒歴2年から25年、アタクシよりも年下の男の子から父親の年齢くらいまで、なかにはすでに亡くなった人からいろいろ。結構凹んだ。その後、釣りに行った。寒い中小さな魚を2匹釣った。帰りの電車の中ではグウグウ寝た。家に帰っても冷蔵庫が空(入っているけどきっと腐ってる)なので中央駅で必要最低限の食料品やら日用品を買って明日からまたこの街で生きていく準備をした。
2005.09.18
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やなねえさんと映画を観にいった。GUESS WHO という映画で単純明快でケテケテ笑った。Meet The Parentsの黒人&白人カップル版。映画の前に軽く食事を取りながらああでもないこうでもないと話をした。ヤナ姉さんはセバをとっても気に入っている。頭も良くて外見もいいのに優しくて人間味に溢れてて、あんな人はなかなかいない。Er hat was!!!をさかんに連呼していた。セバは本当に頭がいい。外見については好みの問題もあるんだろうけどラテン系の濃さが好きな人にはタマラナイんだろう。そういう意味ではヤナ姉さんが気に入るのは頷ける。優しくて人間味に溢れているのはアタクシがセバの中で一番好きな部分だ。偏屈なアタクシには無い、大きな魅力だ。初対面の人への垣根の低さをは傍で見ていていつもいつも羨ましい。「知らない人が見たら貴方達のことを絶対にカップルだと思うはず」と、ヤナ姉さんにしきりに言われた。そのくらい、お互いがお互いに馴染んでいるそうだ。そう言われているうちにアタクシはセバと話がしたくなったのだが、帰宅をしたのが10時45分。10時半を過ぎたら基本的に電話をしない約束なのでしょうがなく寝ようとしたらセバが電話をくれた。「そろそろ帰ってくる頃だと思って」と。ヤナ姉さんのこと(セバはヤナ姉さんが苦手である)や映画のこと仕事のことなどを話した。お互い眠くてあまり話をできなかったので明日は仕事が終わったら家にいるからゆっくり話そうね、というとセバは今日から明日にかけて宿直とのこと。眼科医に夜勤なんて必要なの?と、アタクシはぶうぶう言った。しかも、金曜日と土曜日に大学病院主宰のセミナーがあるらしく、役に立ちそうなセミナーがあったら参加したいからもしかしたらこちらに来るのは土曜日の午後になるかもしれない、とのこと。一瞬落ち込んでしまったが、次の一瞬で建て直しを図った。セバは土曜日の夜にタンゴを踊りに来るだけ。だから金曜日に来る必要なんて本当は全然ない。セバとアタクシはタンゴ友達なだけなんだし。ぶつぶつぶつ。ただのタンゴ友達が一緒に釣りしたり、サーカス行ったり、ツーリングに行ったり、毎週行き来したりしないさ、というのもわかっているのに。ただのタンゴ友達をこんなに一日千秋で待ったりしないさ、というのもわかっているというのに。なんだかやたらとシュールな絵と渋い色使いのアーノルド・ローベルの絵本『がまくんとかえるくん』シリーズの、がまくんとかえるくんみたいに一緒にいられるだけでアタクシは嬉しいんだけど。肩書きなんていらないから。
2005.09.21
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偏屈で傍若無人で厚顔無恥に見えるアタクシもやっぱり人の子。ここのところのバタバタで実は体調が優れない。いっそのこと3日くらい休暇を取って医者を梯子したい。でも何処に行ってもどんな診察結果でも結局、ストレスと過労と栄養不足、免疫力低下と言われるに違いない。強力な抗生物質でも飲んで何もかもいっぺんに退治できたら楽なのにドイツでは抗生物質はなかなか処方されない。日本だと風邪を引いたくらいでも抗生物質をもらえるが、ドイツでは抗生物質はかなりの「奥の手」で、抗生物質をもらったというと「かなり悪いんだねー」と気の毒がられる。一応、セバに電話をして、貴方の錠剤コレクションの中に全体的な体の不調に効きそうな薬があったら持ってきてとバカみたいなことを頼んでみた。アタクシの症状を細かく聞いて暫く考えてセバは言った。でも、僕は眼科だし。丁度、来月中旬に実家に帰ることになってるから君もそのとき一緒についてきてパパに看て貰えばいいんだ!ただでいっぱい薬が貰えるよ!セバの父親は一般内科の開業医をしている。一瞬だけいい考えかと思ったが、10月の中旬まで待ってたら悪化しそうだし、セバの実家に行く緊張とストレスで(とにかくハイソな家庭なのだ)ますます悪化しそうだ。でも3日も休暇は取れない。どうしたものか。++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++アタクシ自身の目が悪いのを棚に上げて、眼科なんて役に立たん、と思っていた。内科、皮膚科、整形外科、歯医者あたりが知り合いにいると便利そうだな、と。それがいけなかったのか。目が痛い。顎を引いて上を見ると目が痛い。イタイイタイイタイ。よくセバが「僕の手を見て」と言って手を上や下に動かしながら「痛くない?」と聞く。特にアタクシの目が赤いときに。鼻で笑って「痛くないもん」と言っていたのが嘘のようにイタイ。何の病気?何の前兆?怖くなってセバに電話したら「え?目が痛いの?うーん。おかしいねぇ。どうしてだろう。僕わかんないよ。眼科に行っておいで」と言われた。普段の仕返しか。セバはあと一時間でこの街に到着する。仕事が早く終わったのでビックリするほど早い時間の電車に乗ったのだ。お陰で間に合うように仕事を終わらせるのが結構辛かった。目は痛いけど、我慢できないほどじゃないから中央駅の電車のホームで眼科医ルーペを取り出してアタクシの目を診察するのだけは止めて欲しい。恥ずかしいから。目も痛いし。肌もぼろぼろだし。眩暈はするし。だるいし。眠りは浅いし。情緒不安定だし。何を食べても美味しくないし。…重病度C
2005.09.23
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昨日は疲れててイライラしていて体調が悪かったので思わずダニエルくんに当たってしまった。もうそんなことができる立場ではないのに。要猛省。タンゴはなんとたったの二組。普通は八組いるコースなのに!そのせいで先生(マイスターと助手の女性)からかなり細かい指導を受けた。手の高さから足を着く位置、角度、重心の移動など。昨日のは絡み合い(?)と密着度(?)と回転の大胆さ(?)が凄くて、タンゴを知らない人が想像するタンゴに近くて踊っていて笑った。家に帰るとさっさとベットに直行。食器洗浄機のスイッチを入れる気力も無かった。23時に一人患者が来るんだけどその前に、とセバが電話をくれた。シャックリが6回も出たこと、とても気分的に滅入っていること、タンゴで汗をかくほど回ったことなど話した。「大丈夫。一番辛い月曜日を乗り切ったんだから、一週間を乗り切ったも同じ事だよ」と彼なりの哲学でアタクシを元気付けてくれた。おやすみ、と言って電話を切ろうとすると「ねぇ、僕、キミが大好きだよ。君はどうなの?」と聞かれたわたしも、と答えると安心したように笑って「良かった。じゃあ、あとは一緒に歳を取るだけだね」と言った。ダニエルくんは、アタクシを多分とても愛してくれていた。だけど、何処か慎重になりすぎているところがいつもあった。家賃を払いつづけるのが無意味だから家を買おう、ということになったとき、二人の名義で買うのは別れたときに何かと面倒だから僕の名義で買うよ、とか言っていた。それが現実になってしまったのでもう何を言っても滑稽にしか聞こえないが、愛してるといいながらも彼の行動のどこかしらには「別れたときのこと」という前提が念頭に置かれていて、それが時々アタクシをとても切なくさせた。別にシビアになることは悪いことじゃない。でも。セバは好対照だな、と思う。沢山の点で。その違いの狭間で戸惑ったりビックリしたり感心したり喜んだりする。夜勤明けなのに今日はベルリンのシンポジウムに行くセバ。「帰りが遅くなるけど、家に着いたら絶対に電話するからね」と言っていたから絶対に電話が来るんだろう。「たまには電話くらいしてよね」と、先週言ったのに結局一度も電話をくれなかったダニエルくん。ああ、この人はいつもこうだったっけ、と昨日苦笑いをした。戸惑ったりビックリしたり感心したり喜んだり本当は、比べちゃいけないのに。
2005.09.27
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この街で開催されている映画祭に木曜日に行くことになっていた。しかし約束をしていたヴォルフィが急に仕事が入って今日の夜から2週間ほどベルリンに行かなければならなくなった。残念。と、思ったらヤナ姉さんが電話をかけてきて、貴方にピッタリな映画があるのよ、一緒に観にいきましょ。と誘ってくれた。Die weisse Massaiドイツのベストセラーが原作になっているこの映画。2週間の休暇でケニアに来ていたスイス人の女性が現地の男性(原住民)に恋に落ちてケニアで暮していく話。「これを観ればケニアについて学べるわよ!」と、ヤナ姉さんはこの映画を推す。平日の夜に130分の大作映画を観るのも結構気力が必要なのでアタクシはまだまだ迷っている。きっといい映画なんだろうが。 今は映画に行くよりも病院に行きたい気分なくらい具合が悪い。痛むべきではない所が断続的に痛む。そんな箇所がいつくもある。一体どの分野の病院にいけばいいのか…。(追記)昨日、アタクシを悩ませたシャックリ地獄から解放されたと思ったら今日は脂汗が出るほどお腹が痛い。胃が。ひ・ひ・ふー、と出産の時の呼吸法を無駄に試してみるが軽減されず。いたいいたいいたいいたい。ケニア行きも実現しないまま日本に無言の帰宅をしそうな健康状態だ。それにしてもどうしてやせ細らないんだ?
2005.09.27
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昨日はヤナ姉さんと食事をしてアイスを食べてお茶を飲みつつああでもないこうでもないといろんなことを話した。あー。楽しかった。今日はここ3週間の不安的な天気が嘘みたいに晴れた朝を迎えた。セバは明日来るので、今日はフィットネスに行こうと思う。月曜日が祝日なので三連休。この週末でセバとちゃんと話して少し結論に近づけたらなぁと思う。
2006.06.02
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セバとサイクリングに行った。郊外に出て町に戻るように川沿いを上流に向かったが途中で何だか疲れてしまい、路線フェリーに乗ってそこから町の北側にある小さな映画館に行ってUrlaub vom Leben という映画を見た。疲れたけど楽しかった一日。明日もお休み。明日もセバと一緒。明日はフリーマーケットをぶらぶらする予定。
2006.06.05
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いやぁ。アンゴラとポルトガルの試合よかったべ。とかアルゼンチンの選手は彫りが深くて素敵だなぁ。とか自分の国以外の試合は余裕で見れるのに日本の試合はハラハラしすぎて正視できない。この間のドイツとの交流試合だって手に脂汗をかいた。15時試合開始。仕事中でよかった…(負け惜しみ)
2006.06.12
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明日、親知らずを一気に3本抜く。生えてないし横になってるし手強いので、歯医者と一緒に口蓋外科(?)がやるらしい。アタクシは麻酔でスヤスヤ眠らされてしまう。麻酔と手術のために今日は一般内科で事前検診をしてきた。肺活量も素晴らしく、血液検査の結果も素晴らしく、問診表にもNOしかならばず、「手術をする人が大喜びするような健康体」と医者が言っていた。本当は手術の後、腫れあがった顔でワールドカップを観に特設会場に行こうと思っていたのだが、ブラジル人の友人がブラジル戦の夜にベルリンの特設会場で試合を観ていたらブラジルのテレビ局に撮られたらしくて、親やら友達から「テレビに映ってたよ!」とメールが来たらしい。そういうこともあるので、万が一、腫れあがった顔でぶらぶらしないほうがいい。恥ずかしいし、何よりアタクシ一応病欠中なんだし。手術の後何日か固形物を食べられないけど、元来モノグサなのでそのために自分でいちいちなにか作りたくないと思い市販されている瓶詰めの離乳食を買ってみた。親知らずダイエットだと思っていたが実際は離乳食ダイエット。
2006.06.15
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仕事の帰りにヤナ姉さんとお茶をしてきた。ほうれん草のパイを姉さんからちょっと貰ったらやっぱり歯が痛かったので今日もアイスを食べた。また来たのか!という店員の苦笑いを苦笑いで返したが、さすがにちょっと恥ずかしい。姉さんと明日(に延長になった)の辞職宣言の作戦を練ってみた。ここ数日、セバがケニアに行くから付いていく、という感覚がなくなってきた。何処に行っても新しい場所で何かをできる(そして願わくばそれが生活の糧にったら嬉しい)人でいたい。まだ、何を、という具体的な部分は見えていないが、何かをやりにいくためにアタクシはケニアに行くんだ、と思えてきた。セバがアタクシの手を引っ張って迷子にならないように変な人に騙されないように転ばないように四六時中面倒を見てくれるわけがない。セバもアタクシも両腕をぶんぶん振りながら爽快に大股で歩いて次の行き先を二人で想像しながら並んで進んで行くのがお互いにとって一番丁度いいに違いない。少しだけ出口が見えかけているような気がする。
2006.06.19
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遂に辞職の旨を伝えた。怒られたり諭されたりすることもなく淡々と話は進んだ。疲れたような嬉しいような寂しいような気分がした。憔悴して自分の席に戻ると、ラジオから歌が流れていた。ちょうどこの仕事を始めたばかりの頃、毎日毎日聞いていたCDの中の一曲。一人ぼっちで、右も左もわからなくて、何も持ってなくて寂しくて、本当に辛かったあの頃を思い出して泣きたくなった。I Know You're Strong I Know You Belong I Know You Are My Beautiful One I Can't Turn Away From What I Believe I Can't Destroy Or Deceive Oh No Oh No I Know A Beauty In All That I Can See I Can't Hold On But You Can't Release 失敗したり不義理をしたりいろいろあったけどアタクシとにかくそれなりに頑張った。この町で。この仕事で。今度からはセバと二人。だからもっともっと強くなれると信じる。
2006.06.20
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昨日の夕方ダニエルくんと電話で話した。メールを貰っていたので(返事を書くのが面倒で)電話した。職場から。何を話しても必要以上の親しみをわざと打ち消していたのでとても白々しい雰囲気で、それでもお互いの私事に関しては過度に興味を示してしまい、示された方は自己防衛のため言葉を濁す何だかとってもつまらない電話をしてしまい自己嫌悪陥った。一緒にいた時間とか共有した気持ちとか一体なんだったんだろうというくらい、速い心の離れ方にやりきれない気分になる。ここを乗り越えれば、昔の恋人で今もいい友達、という称号(??)を手にすることができるのか。難しそうだ。そんなことを考えていた折りにセバから電話を貰った。素直に嬉しかった。釣りの話を聞き、目の話をして、ケニアについて話し合い、おやすみを言った。とても慣れ親しんだものが儚い速さで遠のいていき予想もしなかったものが確実に近づいてくる。活発な細胞分裂を繰り返し瞬く間にある物が別の物に変化を遂げるようにアタクシを取り巻く、そしてアタクシが関わる、沢山のことが変ってきている。自分の身体の変化に戸惑う思春期の青少年のようにアタクシは一人でオロオロしている。全てアタクシが蒔いた種なのにこんな変化をもたらすなんて思っていなかった。
2005.10.05
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昨日セバは電話で非常に機嫌が悪かった。奨学金の結果が郵便で来てるかと思ったら来てなかったのが原因でそんなことで八つ当たりしないでよ、と言ってやろうと思ったのだが「君がそっちにいて僕がこっちにいて、お互いひとりぼっちなんて。このままじゃ絶対ダメだ。だから君と一緒にケニアに行くためにどうしても奨学金が欲しい」と言われてしまうと文句も言えない。今日は祝日だったのに、アタクシ達は会うことが出来ず、セバはトミーのところに遊びに行ってテニスをしたらしい。アタクシは仕事関係でしりあったブラジル人とワールドカップの勝敗予想を立てて盛り上がった。ブラジルは強いけど、それをブラジル人に言うのがなんだか悔しくて、「優勝は絶対にアルゼンチン。でも私はトリニダード・ドバコを応援する」と口から出まかせを言ってしまった。明日はセバのところに行く。
2006.05.25
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一緒に来れば良かったのにと、セバが電話で言っていた。彼は午後早い電車で5時間かけて母校のある町へ行った。月曜日に博士試験の口頭試験があって、それに受かれば正式に博士号を貰える。勉強していないし、週末は友達と呑みまくるけど、試験官の教授とは仲がいいからダイジョウブだと思うと言っていた。セバがいない週末は色のない花のようだと思う。母にケニア行きを告げ、実際に母がセバに会ってとても好印象だったこともありケニア行きの話題がとても自然に出来るようになった。部屋の解約のタイミング次第ではアタクシだけ一ヶ月ほど遅れていくことになるかもしれないと言ったら母は、見切り発車で解約してでも一緒に行けば?と言い出した。そうなると本当にあとたったの3ヶ月しかない。心の準備はさておき、物質的な準備期間としては結構キツキツだ。とにかくあと2週間で出るセバの奨学金の結果が全てを大きく左右する。でも、奨学金がダメでもケニアに行くよ、とセバは言っていた。そのためにお金を貯めてあるし、父親からも月々借金できるから、と。でも、ケニア行きについて母と話すときに必ずアタクシを苛立たせるのは母が結婚や入籍について聞くこと。アタクシの生活を保障するためには婚姻関係にあるほうが親としては安心なのだろうが、セバもアタクシも今はまだそれどころではない。今慌てて入籍をするよりも、ケニアに行って一段落してからのほうが本来の意味をかみ締められるような気もするし、二人でケニアに行って生活を始めることは結婚をするよりも実質的に大きなことだと思っている。言い換えれば物質的にも心理的にも多分目茶苦茶大変な思いをして二人でケニアに引っ越して生活を手探りではじめることが出来たらそのとき「ああ、この人となら結婚でも何でもできる」と自信がつくんじゃないかとアタクシは思う。週末に一人だと、そんなことばかり考えてしまう。
2006.05.20
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お金がもらえないで逆にお金を払ってまでケニアで働く必要があるのかなー。やっぱりここに残って研究医を続けようかなー。と、セバが言い出した。いい加減にしろとアタクシは心の中で怒鳴った。あまりに呆れたので、アタクシは就職活動のためにアジアの某国に行ってくるから、節約のために再来週のパーティにも行かないし留守にするからセバ姉の結婚式にも出ない。と、言ってやった。動揺するセバ。アジア某国で働く必然性がどこにあるんだよと聞かれてこの国に残る必然性はどこにあるわけ?と答えじゃあ僕たち別れなくちゃいけないの?と聞かれてあなたがケニアに行って私がドイツに残るのと状況に大差はないはずだけど?と答えた。週末に話し合おう、とセバ。ええ、そうですとも。話し合うこと、いっぱい。セバがいなかったらこの国を去ることなんて簡単だった。でもセバがいてそれはそんなに難しいことになっていたのだろうか。アタクシにセバの人生に付いてきて欲しいというならもう少し(もっと沢山)アタクシと自分の人生に責任を持って欲しい。持つべきだ。
2006.05.31
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セバはゲームに強い。というか、勝つためならどんなセコイ手も使うアクドイ男だ。モノポリーも負けた。チェスも負けた。こうなったら、アタクシの十八番、オセロで勝負。と、思って母が来たときにセバに新しいオセロを持ってきてもらった。セバはオセロを知らない。アタクシオセロ歴二十年超。ルールと留意点を大まかに教えただけじゃアタクシには勝てない。なかなか面白い遊びだ。と、セバも気に入ったようで、今日仕事から帰るとYahooのオンラインゲームでオセロしようぜ、と電話がかかってきた。一日中練習していたようでなかなか強くなっていたのが驚愕だったが、アタクシが辛くも勝ち。ドイツではオセロはReversiと呼ぶようで。
2006.05.29
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