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Jul 6, 2009
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カテゴリ: わたしの読書
☆ 全ての「物語」が「小説」であるのに係らず,「小説」の中に「物語」があるとはどういうことか?運悪くこの駄文を(1)から目にしてしまった人は当然疑問に感じることだろう。それはひとえに作者か読み手のいずれかの技量の問題だといってしまえばそれまでである。あまりにも面白くわくわくしながら一気に最後まで読み終えたと言えば,それは小説の持つ「物語性」自身が作者にとっての「企み」であったかもしれない。読み手に対してローラーコースターに乗ったかのような感覚を与え,興味関心を最後まで失わせず,一気に終結まで導いてあげるというのは,これもまた作家の技量そのものである(反面,読み手の技量に依存するところもある。なぜなら小説という「企み」は,作家と読み手の間に相互依存関係を作り出す仮想空間でもあるからだ)。

☆ この関係性における技量を最も強く求められるのが新聞小説である。他の連載小説よりも遥かに少ない字数で,読み手の関心を引き続けなければならないからだ。だから新聞小説が書けるということは作家としての技量をある程度認められているという証左でもある。


1Q84 book 1(4月ー6月)





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Last updated  Jul 19, 2009 11:07:00 AM
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