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小田和正は、いまが一番輝いている。昨年暮れ、TBSの番組「クリスマスの約束」を見てあらためて、格好いいなあ、と思った。ゲストのスターダスト・レビューをおまえらと言い、財津和夫にもおまえ呼ばわりする礼儀知らずさは相変わらずなのだが、いったんマイクに向かって歌い始めると、あの透明感のある歌声につい引き込まれてしまう。魔法にかかったみたいなものだ。あのMCの素人っぽさと、聞き慣れた美しい歌声とのミスマッチがいいのかもしれない。昔から小田和正を聴いていたなんて、一昔前なら、格好悪くて口が裂けても言えなかったが、いまは、カラオケで堂々と歌っている人がいて結構びっくりしたりする。小田和正が中心だったオフコースは、89年2月26日の東京ドームでのコンサートで解散。小田和正はソロ活動を始めた。当初、方向性が定まらない感じだったが、ぼくは、92年のアルバム「Sometime Somewhere」に収録された「風と君を待つだけ」が、その後の小田和正の方向性を決めたように思う。高い音程と声の透明感がピタリはまった。また、最愛の母親が亡くなったことで、得意のテーマの「愛」を照れずに歌えるようになったことも大きいと本人が打ち明ける(AERA3月20日号現代の肖像)。さらに大きな転機は、98年、愛車セルシオを運転中、東北自動車道で自損事故を起こしたことだ。大けがから生還し、一皮むけた。ファンから心配する手紙がたくさん届き、「もっといい歌書かなくちゃ」と思ったという。その後、日本経済の不況が続き、小田和正と同じ団塊世代たちが次々リストラの対象になっていく。コンサートのステージで走り回る小田和正の姿は、団塊世代を応援するメッセージとして受け止められるようになっていった。団塊への応援歌といわれるのが、「個人主義」に収録された「the flag」だ。やがていつの日か/この国のすべてを/ぼくらがこの手で/変えて行くんだったよね/あのとき掲げた/ぼくらの旗だけが/いまも揺れている、と小田和正は歌った。団塊の支持を得た小田和正は、01年のアルバム「LOOKING BACK2」でオリコンチャート1位を最高齢で記録した。その後、02年の「自己ベスト」、昨年の「そうかな~相対性の彼方」で立て続けに自身の記録を更新している。小田和正はよくある一発屋ではない。人一倍、実力志向だった。75年、アルバム「ワインの匂い」のレコーディング前、ディレクターに「欲しいものはあるか」と聞かれ、「何もいらないからスタジオ時間がほしい」と答えたという。また、次のような証言もある。「レコーディング作業がギリギリで終わった時、小田君が『愛の唄』をワンコーラス増やしたい、『眠れぬ夜』の間奏をそっくり変えたい、と言い出して、愕然としました。そんなこと言う人はいない。でも小田君が言うんだから、やってやろうと」。また、こんなエピソードも語られる。事務所仲間が野球をやって帰ってきたら、小田和正と鈴木康博が、出掛ける前と同じ場所で同じ格好のまま同じ歌の同じパートを練習していたという(「風のようにうたが流れていた」小田和正)。そんな小田和正も、オフコース初期は、かぐや姫などの前座で歌う日々が続き、体調も崩して病院を訪ね、自律神経失調症だと診断されて精神安定剤を渡されたという。ファンはなぜか小田和正のことを小田さんと呼ぶ。ぼくは、やっぱり小田さんが大好きだ。【DEERS百貨店】 本・雑誌 ◇ パソコン・家電・AV ◇ 生活・インテリア ◇ スポーツ・アウトドア ◇ ファッション・ブランド ◇ ダイエット・健康 ◇ トラベル ◇ 趣味・ペット ◇ フード・ドリンク・ワイン ◇ 出品30日間無料 ◇ 人気blogランキング ◇ 大感謝祭セール蓮4044
May 21, 2006
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最近、既存の新聞の立場がどんどん苦しくなっている印象だ。新聞記者が書いたニュースが簡単にインターネットに流れてしまう。朝夕の二回しか発行しない印刷媒体は、インターネットに太刀打ちできない。新聞を購読する層がどんどん高齢化し、年寄り読者に合わせた記事を掲載しては若者読者を失っている。夕刊を購読しない人たちのために、夕刊に一度掲載した記事を朝刊に重複掲載し、夕刊離れをますます加速させている。おまけに個人情報保護が進んで取材活動はいよいよ厳しくなっている。そんな危機的状況のなか現れたのがホリエモンだった。ホリエモンが逮捕されたとき、ぼくはホリエモンは虎の尾を踏んだという印象を受けた。もちろん経済界に刃向かったというのもあるが、一年ほど前、既存の新聞メディアに対抗して東京経済新聞という日刊紙をつくる構想をぶちあげていたのだ。ただでさえ存立基盤が揺らいでいた新聞業界は慌てふためいた。事前にホリエモン逮捕の情報をつかんでいたらしいナベツネの読売新聞あたりが司法側と情報のやり取りをし、ホリエモンを追放したのではないかと勘ぐっている。逮捕後のホリエモン叩きが尋常ではなかったのがその証左だ。商標登録まですませ、日経の300万部の牙城を崩せると言い張っていたが、あの構想は、いまはどうなっているのだろう。新聞に対抗するメディアとして最近注目を集めているのが、市民記者が記事を書く、Japan Altenative Newsである。新しい試みではあるが、サイトを見ている限り、既存メディアにおんぶ抱っこ状態だ。国会中継をテレビで見た感想が書かれているが、これは、NHKメディアのただ乗りである。既存メディア批判記事もみられるが、それも既存メディアあっての批判記事である。全体的にブログの枠を超えられない。今後、このサイトから特ダネが出てこない限り、広く認知されることはないだろう。ところで、きょう「『朝日』ともあろうものが。」(烏賀陽弘道著)を読んだ。以前、この著者の「Jポップとは何か」を楽しく読んだ。著者は03年、朝日新聞を退社し、フリーの記者になったという。今回の「『朝日』ともあろうものが。」は、原稿の取材先検閲やら、記者への公金手みやげやら、取材費の流用やら、高校野球の偏向報道やら、記事ねつ造やら、朝日新聞の恥部をいろいろ書き連ねている。ただよく読んでみると、十年以上前のエピソードがほどんど。冒頭に挙げたように新聞を取り巻く状況はこの十年で大きく変わった。こうした批判はいまは当たるのだろうか。【DEERS百貨店】 本・雑誌 ◇ パソコン・家電・AV ◇ 生活・インテリア ◇ スポーツ・アウトドア ◇ ファッション・ブランド ◇ ダイエット・健康 ◇ トラベル ◇ 趣味・ペット ◇ フード・ドリンク・ワイン ◇ 出品30日間無料 ◇ 人気blogランキング ◇ 大感謝祭セール蓮4044
May 20, 2006
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明日から映画「ダ・ヴィンチ・コード」が鳴り物入りで封切られる。ダン・ブラウンが書いた原作では、イエスは、マグダラのマリアという娼婦と結婚して子供を残し、マグダラのマリアはフランスに逃れてその子孫が現在もメロヴィンガ王朝として血が引き継がれているとしている。この小説は、キリスト教の恥部を暴露したものなのか、まったくのフィクションなのか分からない。ただ、レオナルド・ダ・ヴィンチの大作「最後の晩餐」で、イエスの隣にいるのは、聖ヨハネではなく、マグダラのマリアだなどと言われると、なるほど、確かに女性のような風貌をしていて納得させられてしまう。ただ、上記のような説は、ダン・ブラウンのオリジナルではない。「レンヌ=ル=シャトーの謎」(マイケル・ベイジェントなど著)や「マグダラとヨハネのミステリー」(リン・ピクネットなど著)などで、すでに同じことが指摘されている(「秘密結社の世界史」海野弘著)。これらの書によれば、マグダラのマリアの子孫たちをずっと守護してきたシオン修道院の首長には代々、ニュートンやダ・ヴィンチなど著名人が名を連ねているという。ただ、どこか胡散臭い。現在、そのシオン修道院を継承しているピエール・プランタールという男は、反ユダヤ活動をしていたファシストで詐欺師だといわれている。米紙ニューヨーク・タイムズは2年前、「『レンヌ』から『ダ・ヴィンチ・コード』までの著述はすべてでっちあげだ」と書いている。ともあれ、キリスト教の歴史というのは隠された部分が多すぎる。そもそも新約聖書に、マタイ、マルコ、ルカ、ヨハネの四つの福音書しか収録されていないのがいかにも怪しい。さきごろ、米国の科学教育団体ナショナルジオグラフィック協会が1700年前の「ユダの福音書」の写本を解読したところ、イエス・キリストの弟子ユダがローマの官憲にイエスを引き渡したのは、イエスの指示に従ったからだと書かれてあった、と発表した。実は、ユダは裏切り者ではなかったというわけだ。イエスはユダに対し、「ほかの弟子とは違い唯一、教えを正しく理解していた」と褒めたというではないか。ユダを悪者にした方が都合がよかった人物が当時いたのではないかと勘ぐってしまうのは僕だけではないだろう。さあ、映画「ダ・ヴィンチ・コード」が封切られる。一足早く上映が始まったフィリピンでは、マニラ市議会が「信仰を侮辱している」という決議を採択。同国のカトリック司教協議会は「映画に惑わされず、揺るぎない信仰を持つように」と声明を出し、政府は、「事実と虚構を区別する必要がある」と、成人指定したらしい。中国でも、天主教愛国会が映画のボイコットを呼びかけているとか。大騒ぎをするところがまたキリスト教の滑稽さを表しているということか。思い出すのは、コーランを侮辱した「悪魔の詩」(サルマン・ラシュディ著)である。同じような悲劇が起きなければいいが。 【DEERS百貨店】 本・雑誌 ◇ パソコン・家電・AV ◇ 生活・インテリア ◇ スポーツ・アウトドア ◇ ファッション・ブランド ◇ ダイエット・健康 ◇ トラベル ◇ 趣味・ペット ◇ フード・ドリンク・ワイン ◇ 出品30日間無料 ◇ 人気blogランキング ◇ 大感謝祭セール蓮4044
May 19, 2006
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日テレの「世界一受けたい授業」が人気だ。以前、和田秀樹が「疑う能力」という授業をしていた。生活習慣病の原因となるとされるコレステロールについて、「これを下げれば下げるほど良いかといえば、決してそうとも言い切れません」と常識を疑うことを勧めている。コレステロールは高ければ高いほど、心筋梗塞や狭心症になりやすいが、一方で、がんにはなりにくいという医学上のデータがある。日本では、この手の心臓の病気で死ぬ人より、がんで死ぬ人の方が多い。心臓はいろいろな治療ができるが、がんはいまだ、治療が難しい。もともと、コレステロールを下げなさい=肉を減らしなさい、というのは、肉を食べ過ぎている欧米人の健康スローガンだ。アメリカ人は一日平均280グラムも肉を食べる。日本人は若い人でも100グラムである。きょうまた日米専門家会合で、米国側が日本に対し、米国牛肉の輸入を早く再開しろと言ってきたが、こちらとしてはいい迷惑である。我々日本人はそもそも、米国牛のようなまずい肉で腹を膨らませたいとは全然思っていない。和田秀樹はほかにも、血圧の常識にも疑問を投げかけている。秋田県は以前、脳卒中になる人の数が日本で一、二位を争うほど多かったそうだ。そこで血圧を下げようと、味噌汁を飲む回数を一日三回から一回に減らし、漬け物も減らす減塩運動をスタート。すると血圧が下がり、脳卒中が減ったが、一方で、鬱病で自殺する人が増えて、それこそ、日本で一、二位を争うほどになったという。肉を摂らないと、鬱病が増える医学的データがあるという。実は世の中で、絶対正しいなんてことはあまりない。そういう視点で科学の歴史を考えてみたのが、最近ベストセラーになっている「99・9%は仮説」(竹内薫著)である。冒頭、飛行機が飛ぶ仕組みはいまだ解明されていない、というところからスタートし、引き込まれて読んでしまうが、科学というのはもともと、仮説がたてられ、それが次々覆されてきた歴史そのものである。冥王星が惑星かどうか、とか、ニュートンやアインシュタインの説はおかしいとか、そういう論争は当たり前。奇をてらった表題の割には、中身がなかった。世界一受けたくない授業? 残念!【DEERS百貨店】 本・雑誌 ◇ パソコン・家電・AV ◇ 生活・インテリア ◇ スポーツ・アウトドア ◇ ファッション・ブランド ◇ ダイエット・健康 ◇ トラベル ◇ 趣味・ペット ◇ フード・ドリンク・ワイン ◇ 出品30日間無料 ◇ 人気blogランキング ◇ 大感謝祭セール蓮4044
May 18, 2006
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サッカーのワールドカップ(W杯)日本代表メンバー23人が発表された。列島を騒がせたのはFW争いだったが、ぼくは、ジーコ監督が前線一・五列目にどんな選手をあてがるつもりかに注目していた。実はタレントといわれる中盤の中田英や俊輔、小野はみなパスを出す能力は優れているが、FWを追い越してゴールに迫る動きをしない。守備が重視されるW杯では、FW陣のマークはきつくなるから、後ろからフリーで飛び込んでいく選手がどうしても必要なのだ。それは前回の日韓大会で、稲本が2ゴールを決めたことが証明している。ぼくは、これまでの日本代表の中で最も優れていたのは、加茂ジャパンだったと思っている。いまの日本代表の三都主の位置に相馬がいたことがその理由のひとつだが、なにより、一・五列目に絶好調の森島がいたことが大きい。11年前の95年キリンカップのスコットランド戦で代表デビューしたとき、中山とカズを追い抜いて果敢に前線に飛び出し、次のエクアドル戦では、PKを奪うなどした。このときの森島というドリブラーの発見は、日本サッカー史のトピックだったと思う。ジーコジャパンが機能し始めたのも、同じ一・五列目の小笠原の起用が大きい。この一・五列目には、中田英が長く君臨していたが、セリエAでローマに移籍して以降、ボランチ癖がついて、すっかり下がり目に陣取るようになってしまった。一方、中田英に代わって起用された俊輔は、ドリブルの加速が足りない。というわけで、ぼくは、ジーコジャパンには、このポジションに小笠原のほかに、もうひとり、ル・マンの松井が必要だと確信していた。松井は、以前の本山と同じ天才肌のドリブラーで、試合終盤のジョーカーになりうる存在だからだ。左サイドからえぐって中に切れ込み、ゴールを狙うには打ってつけだ。ところが、ジーコは、松井ではなく玉田を選んだ。ひとつのポジションに2選手ずつ、と言っていたくせに、4枠だったFWを5人にした。もちろん玉田もドリブラーで相手DFのかき回し役にぴったりだが、なにせ点が取れない。かき回し役なら巻がいるから十分だ。巻ならヘディングもある。もし、久保を残すなら玉田が必要だったろうが、久保を捨て巻を選んだ以上、もうひとりは、松井でよかったはずだ。ジーコ監督は、高原、柳沢、大黒、久保、玉田の青写真を描き、それに引きずられたとしか思えない。とはいえ、ベンチ入りできるのは18人。誰を選んでも、交代の選択肢は、7人しかないのだが。【DEERS百貨店】 本・雑誌 ◇ パソコン・家電・AV ◇ 生活・インテリア ◇ スポーツ・アウトドア ◇ ファッション・ブランド ◇ ダイエット・健康 ◇ トラベル ◇ 趣味・ペット ◇ フード・ドリンク・ワイン ◇ 出品30日間無料 ◇ 人気blogランキング ◇ 大感謝祭セール蓮4044
May 15, 2006
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