
【コンセプト】
軽やかで空気のようなグラースに咲くチュべローズ。
恋人の首へのなめらかなキスを表現した羽のようなフレグランス。
【調香師】
ジュリー・マッセ/Julie Massé
私はチュベローズに夢中。
特にグラースに咲く“生きたチュベローズ”と呼ばれる花に。
この女神の持つ軽やかで空気のような性質を強調することによって、
優しくはかない抱擁、恋人の首(うなじ)へのなめらかなKISSを表現したかったのです。
・クレージュ『Blanc de Courreges(2012)』
・アルマーニ『Pivoine Suzhou(2014)』『Si Intense(2014)、Si Passione(2017)、Si Fiori(2019)』
【香調】
トップ:カシス、レモン
ミドル:ローズアブソリュート、チュベローズ
ラスト:カカオレジノイド
■感想:私の好み度<65>
ウォータリー or エアリーなチュベローズにカカオ風味。
『白衣の貴婦人』という名前通りたおやかで儚げな印象。
トップはレモンがそれなりに爽やかさはありますが
繊細でマイルドな甘みのある香り方。
レモン生搾りといったシャープではなく酸味の角がとれたシロップのような甘み。
それにカシスのベリー系の甘さもほんのりと混ざります。
トップが消え入りそうになり、
ここからミドルで香りが盛り返す…わけでもなく。
香りを強さ100、弱さ0とするなら
スプレー直後『100』、数分後『50』、1時間後『20』と急激に淡くなります。
そのためミドルからのローズ、チュベローズのフローラル部分では
50レベル以下になっており、EDPにしてはかなりシアー。
カカオも他と同様に淡く、
トップからの流れに溶け込むというよりフロートのイメージ。
グルマンのチョコというより、スパイスっぽいダークチョコ/カカオの香り。
調香師の言葉
『軽やかで空気のような性質を強調することによって優しく儚い抱擁…』
といったあたりは共感できます。
■拡散性・持続性
拡散性はやや弱めから普通、持続性はかなり弱めから弱め。
■液の色・ボトル
淡いイエロー
ボトルは長方形でクリアガラス、フロントにラベル。
キャップは引き抜くタイプ、スプレー部分は固定され取り外し不可。
サイズは約w27×d21×h84mm[15ml]フランス製

■季節
通年。
透明感のあるウォータリーなチュベローズで、
EDPですが使用感は『EDT・EDC』のような軽さ。
■年齢
10代後半以降。やや女性向き。
いい意味で「上品な柔軟剤」のような香り。
香水に手厳しい日本でも使いやすい香り・香り方なため幅広いシーンに。
■問題点
『ラ ダーム ブランシュ』『 ア イリス 』『 オスマンテ 』
各15mlの3種類セット品を2021年4月購入。
2022年3月に3作品とも香りが変化、劣化。
香水歴30年以上、手元には常に100種類以上、
現状200-300種ありますが一年もせずこの変化は初めて。
常温(高温でも27-28度)、オフシーズンのものは遮光で保管し
大半は5~10年問題がなく使い終えるため
サークルドゥパフューマーの作品は香りが安定しないのかも??
ちなみに長期にわたり高品質なのはシャネル。
古いものでは2007年購入の『ココ マドモアゼル パルファム』は現役。
(リニューアル後は不明ですがネイルポリッシュ/ヴェルニも長持ち!)
■リピート
日常に溶け込みやすい石鹸系フローラル。
中心にある香りはとてもよいですが、香りと香りの繋ぎ目が合わず
車の運転でギアチェンジが不慣れで回転数を合わせられず乗り心地の悪さがあるような点が残念。
上記の問題点もありなし。
ブランドは継続中、立ち上げから7人の調香師、発表点数7作品と変わらず。
2015年『 Osmanthé/オスマンテ
』から動きがなく、新作の見込みはなさそう。
Gucci【Gorgeous Gardenia】 2024.09.30
Guerlain【Coconut Fizz】 2024.09.22
Hugo Boss【Ma Vie】 2024.09.12
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