とし坊の青春

とし坊の青春

2005年01月25日
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カテゴリ: 旅行
 「石氷庫」を見終え、「半月城」を出ることにした。 下りて行くとき、気付いたのだが、確かに石垣がある、ある。 低い石垣だから、背の高い草やちょっとした木なんかがあると見逃してしまう。
 「月城路」に出た。 道路を渡って、右に100mほど行くと「臨海殿址(雁鴨池)」があった。 木々の間から建築物が見えたのだ。 社が3棟見える。 何やら見応えのあるところに来たようで嬉しくなった。 入場料は910ウォンだった。 日本円で88円。 
 「臨海殿址(雁鴨池)」って、大きな「雁鴨池」があって、その池の直ぐ傍に、これが韓国の建築物って言う感じの大きな社が3棟、それぞれ100mも離れて建っている。 「雁鴨池」自体が幅70~80m、奥行き200m位の大きなの池で、「臨海殿址」のエリアにすれば、幅400~500m×奥行き700~800mもあるのではないだろうか、池の反対側には行っていないので、良く分からないんだが、その位の広さはありそうだ。  
 3棟をよくよく見ると趣は同じようなのだが、形はそれぞれ少し異なっている。 黒瓦葺きで、高さは約10m、幅、奥行きは共に20mもあるだろうか。 いづれも色褪せているが、梁は緑色、柱は朱色だ。 柱はざっと数えて24本。 数え間違ったとしても、少なくともその前後だとは言える。 戸なんか一切なくて吹き抜けだ。 
 近くには70~80cmほど高く盛り上げられた平地があって、一面芝生のような草が生えていて綺麗に刈り揃えられている。 その平地の上の丸い平石がある間隔で規則正しく並べられている。 合計すれば20個とか30個にもなる。
 実は、この石の上に大きな建物の柱が立っていたって言うんだ。 そうそう、それで思い出したのだが、「奈勿王陵」の近くにも、盛り土されている平地があって、その上には丸い平石が規則正しく並んでいたんだ。 どちらも当時はこの丸い平石の上に柱が立っていて、その平石の並び具合で建物の大きさが判ってしまうってことになる。 





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最終更新日  2005年01月26日 08時05分18秒
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