あれこれ備忘録ホスピス医のこころを支えるもの

粗忽のたかびー

ホスピス・緩和ケア医をしています。仕事でホスピス・緩和ケア病棟で出会う方々の人生には、小説より奇なり、と言う言葉があてはまる物語がよくあります。一方、私生活では沢山の映画、ドラマをみて、小説も読んできました。自分では味わえないドラマをいつも見聞きしていることになります。日々感じたことを発信しようと思います。

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2022.10.31

3月に父が旅立った。10年近く人工透析に週3回通いつつ、5年前から大腸がん、3年前から膀胱がんに対して加療を受け、経過観察中であったところの昨年8月に脳梗塞を患った。半年に渡る闘病生活の果てであった。

その間、母もどこへも旅行はすることなく、そして3月以降はコロナ禍がなかなか収まらなかったため、私家族との会食さえもままならなかった。

そして、今日、母をつれて賢島の5つ星ホテルに宿泊している。昨年8月から1年2ヶ月分のストレスを晴らして貰おうという趣旨だ。

さすが賢島の5つ星リゾート、お部屋もお食事も接客もいうことなし。

有難いことである。

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