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家族だから愛したんじゃなくて、愛したのが家族だった+かきたし 小学館文庫 / 岸田奈美 【文庫】
七実(河合優実)、ひとみ(坂井真紀)、草太(吉田葵)、耕助(錦戸亮)、芳子(美保純)、5人はずっと家族だ!
耕助のお墓参り前夜、集まった家族はそれぞれが思い出を振り返る。現在と過去が入り交じり、お互いの思いが入り交じり、次第にときほぐされ、一つになっていき…。ボルちゃんに乗りこんだ家族はどこまでも行く。物語の最後に5人と1台が行き着く先は?岸本家の物語、ついに完結!最後はやっぱりハッピーエンド!?
ドラマは2010年、耕助のボルボを売ったシーンから始まる。
そして、2025年になり芳子の回想シーンからスタート
耕助がひとみの実家に挨拶にきた時に、ひとみを色んなとこに連れて行ってあげてと約束させた。
七実の夢シーン
昔、バイト先にいた瀬尾さんが何故かラーメン屋の屋台を引いている。宅配便のにいさん、小野寺さん、高校の恩師と一緒に食べている。
草太の回想シーン
耕助の仕事で沖縄行きの飛行機はキャンセル、しかし耕助のボルボに乗りこみ、フェリーで沖縄に無事行けた。
ひとみの夢に引き継がれる
夢の中の耕助にキレるひとみ。突然いなくなったこと許さへん!でも七実と草太は残してくれた宝物や!
再び七実の妄想シーン、その中で耕助が言う。
PCの向こうに世界があると教えた。でもその続きがある。PCの向こう、その部屋の中に家族がおる。大丈夫。みんな笑うとる。笑い続けてやる。うちのの家族は大丈夫。俺が大丈夫にしたるんや。
七実は反論する。
世の中には大丈夫な人間と大丈夫じゃない人間がいる。
私とママは大丈夫じゃない。だから頑張っている!
そして現実!
七実はパパの乗っていた赤のVOLVO240を買った。
そうだ。七実はこのボルボを取り戻すために頑張っていたのだ!そして皆で耕助の墓参りに出かけてジ・エンド!
いいドラマでした。
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