PR
Calendar
Keyword Search
「SR サイタマノラッパー」「AI崩壊」の入江悠が監督・脚本を手がけ、ある少女の人生をつづった2020年6月の新聞記事に着想を得て撮りあげた人間ドラマ。
売春や麻薬の常習犯である21歳の香川杏は、ホステスの母親と足の悪い祖母と3人で暮らしている。子どもの頃から酔った母親に殴られて育った彼女は、小学4年生から不登校となり、12歳の時に母親の紹介で初めて体を売った。人情味あふれる刑事・多々羅との出会いをきっかけに更生の道を歩み出した杏は、多々羅や彼の友人であるジャーナリスト・桐野の助けを借りながら、新たな仕事や住まいを探し始める。しかし突然のコロナ禍によって3人はすれ違い、それぞれが孤独と不安に直面していく。
「少女は卒業しない」の河合優実が杏役で主演を務め、第48回日本アカデミー賞で最優秀主演女優賞を受賞。杏を救おうとする型破りな刑事・多々羅を佐藤二朗、正義感と友情に揺れるジャーナリスト・桐野を稲垣吾郎が演じた。
事実に基づいた映画とのこと。
おそらく杏は境界知能だったのではないかと思われる。
善悪の区別はついても、自分の意志で回避したりができず、人に言われるがままに悪の道に容易に踏み込んでしまう。
それを悪い大人に利用されてしまう。
その大人が母親であり、救い主に見えた多々羅であり。
世の中にこういうことは往々にしてあるのだろうとは理解しながらも、じゃあお前には何ができるのか、と突きつけられるとかなり辛い。
私には何ができるだろうか?
ナミヤ雑貨店の奇蹟 をWOWOWで観た 2025.10.20
映画 フレフレ少女 をWOWOWで観た 2025.10.13
WOWOWで「アーサーズ ウイスキー」を観た… 2025.10.13