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関西を中心とした1府6県の病院を拠点とするドクターヘリが、運航する会社の整備士の不足を理由に最大1週間、運航できない状態になっていることが分かりました。医療現場からは救命活動への影響を懸念する声が上がっています。 8機のドクターヘリを運用する関西圏の自治体などでつくる「関西広域連合」によりますと、9日、運航を委託している会社から「ドクターヘリに同乗する整備士が確保できず、今月から来月にかけて、一時的に運航できなくなる」と連絡があったということです。
整備士は、国の研究班などが作った運航基準で操縦士の補佐を行うため配置することが定められています。
運航を休止するのは、大阪や和歌山、鳥取など1府6県の病院を拠点とするドクターヘリで、運航を委託されている神戸市の「ヒラタ学園」は「関係者や地域住民にご迷惑をおかけし、事態を重く受け止めています。しっかりと人員の確保を行い、継続した運航ができるよう全力で取り組んでまいります」とコメントしています。
以上がニュース
ヘリコプターに乗ってもらうべく整備士がいないので飛ばせないということだが、おそらく、今年4月に長崎でドクターヘリの墜落事故が影響しているのではないか。あの事故では、86歳の女性患者と搬送に付き添っていた68歳の息子、34歳の男性医師の3人が死亡し、28歳の女性看護師、66歳の男性機長、67歳の男性整備士の3人は意識があり、病院で治療を受けている、との報道があった。
委託されているのはいずれも民間の航空会社。
機長、整備士とも65歳以上であり、おそらく、大手の航空会社、ないしは自衛隊などで、定年まで勤め上げた方のセカンドキャリアだったのではないか。
過疎地の医療を支えてきた国公立病院がどんどん統合化され、先細りしている。ドクターヘリがなければ過疎地では助かる命が助からなくなる。でも、そのドクターヘリの運航が危ぶまれる事態となっている。若い人たちの力が必要なのに、そこに若い人は来ない。リスクの割に報酬と事故の際の補償が足りないのだ。
国に過疎地の医療問題に真剣に取り組んでいる感じはない。弱者切り捨てが今の政治だからだろう。
この国の医療は確実に貧困化している。
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