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どるみっち

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2024.05.07
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テーマ: ニュース(100367)


こんにちは、どるみっちです。

皆さん漫画は読みますか?

私はもう35年ほど週刊少年ジャンプを毎週愛読していますし
ネットで毎日チェックしている漫画サイトが2,3あります・・・

漫画本に限らずですが、最近は電子書籍も普及しているので、持ち歩かず手軽に読めようになったのもいいですよね!

漫画は今、日本人になくてはならない娯楽であると同時に
海外に輸出する商品のひとつでもありますよね。

そんな漫画についての興味深いニュースです。
AI翻訳で漫画5万点輸出へ 小学館やJIC、新興に29億円(日経スクープ)


漫画輸出の際にネックとなるのは、やはり現地語への翻訳です。
上の記事では、AIによって翻訳速度を速め、輸出量を増やしたいとの考えですが・・・


そもそも日本語よりも表音文字の言語(英語など)は文字数が多くなるので
フキダシの中に同じ意味のセリフを収めるのは大変な作業。

そして、日本語独特の言い回しを、意味を変えずにうまく現地の言葉に落とし込むのは大変難しいと思っています。


日本語って、一人称と二人称の言い方が非常にバリエーションに飛んでいて
なおかつそこでそのキャラクターの性格や登場人物内の関係性が表されていると思います。

例えば一人称一つとっても、私・俺・僕・わたくし・自分・拙者・某・手前・オイラ・オラ・俺様・ぼくちゃん・あたし・アタイ・わし・吾輩・・・まだまだありそう。

またそれが漢字なのかひらがななのかカタカナなのかでもニュアンスが変わりそうですよね。
そこをAIがうまく翻訳できる時代が来るのか、もうある程度は無視するのか・・


だいたい一人称は " I " でしたね。
一人称が少ない国は翻訳もシンプルになるのかも。


また、漫画はフキダシ内のセリフだけでなく、ルビ(ふりがな)、フキダシ外、背景、擬音(オノマトペ)に至るまで意味を持って文字をちりばめてあるので、
そもそも人間であっても、双方の言語が理解できるだけでなく漫画に精通した人でないと翻訳は大変難しいのではないでしょうか。

擬音なんて手書きも多いし、どんどんオリジナルのものを漫画家さんたちが作っていますしね・・・



むしろ私の考えは、AI翻訳で翻訳の速度が高まることにより翻訳する作品が増え
確認作業による手直しの作業が増える可能性もあると思っています。

何にせよ、日本の漫画などのカルチャーが海外の方に評価されるのはうれしいことですけどね。

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Last updated  2024.05.07 10:47:49
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