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今日は、次女の塾の説明会に行ってきました。
今年度の中学三年生の頑張りを映したビデオも上映されました。
先週中学を卒業したばかりの長女も同じ塾に行っていましたから、
とても懐かしく見ることができました。
説明会が終わって、長女が生まれてからのことを思い出しながら、帰ってきました。
長女は、小さいころから、理解するに遅い子で、
一時期はなにか障害があるのかもしれないと思っていました。
ある時、塾でわからなかった問題を私に訊いてきたことがありました。
何回説明しても理解してくれなくて、
また仕事の後で疲れていたことも手伝って(完全に言い訳)、
「もー!!どうしてわからないの。馬鹿だなあ!」
と言ったことがありました。
ところが本人は、
「私は確かに頭が悪いけど、だんだん良くなってきているんだよ。 ママ、気づいてないの?」
と言うのです。
また、さらにこんなことを言うと完全に母親失格なのですが、
志望校を決めるに当たっては、
「あなたの実力では、この高校は無理!」と 言ったこともありました。
ところが、長女はいつもマイペース。おまけに不思議な自信を持っているのです。
ぷりぷりする私に、「大丈夫、合格するよ。」と特に力みもせずさらっと言うのです。
その自信をベースに、とても丁寧に勉強していました。
受験前は、「大丈夫だよ。」となぜか私が慰められていました・・・・。
そして、本当に、第一志望に合格してしまいました。
この高校、県下では本当に難しい高校なのです(決して自慢ではありません、驚きなのです)。
いつも、「その自信の根拠は何?」と思っていました(本人にはさすがに言えませんでしたが)。
でも、自信って、根拠なんかいらないのかもしれませんね。
根拠をどこかに求めるから、不安になるのかもしれない・・。
夢をかなえるということは、
「私は大丈夫」という確かな気持ちで確かな毎日を送っていくこと。
これに尽きるのかもしれません。
対して、次女は頭はいいのですが、自信がない子。
表向きは自信満々に見えるのですが、ガラスのような神経を持っています。
彼女はどうやって、受験の試練を越えて行くのでしょうね??
人がもつ課題はそれぞれだなあとしみじみ思います。
母としては、娘がちゃんと越えていけるという信頼をもって、
見守っていきたいと思います。