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2010.12.09
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カテゴリ: カテゴリ未分類
それから「ヌシ」を追う事一時間。もはや、自分たちがどの辺にいるのか見当もつかない。途中までは足跡を追って来られたのだが、何故か突然途切れてしまったのだ。それでも刀磨は黙々と歩いているが、あてがあるのだろうか。
「おい、刀磨。こっちで合っているのか?」
「分からん。勘だ」
 うおーい! 足跡が途切れてからもう二十分くらい経っているぞ。分からないのなら初めからそう言えばいいものを。誰が先導しても同じ結果になっていたとは思うが、仮に俺がしていたなら足跡が途切れた時点で一度休憩を挟んでいただろう。刀磨は変に頑固なところがあるからな。
 その刀磨に振り回されて、三人ともくたくただ。
「はぁ……疲れたわねぇ。ちょっと休憩しましょうよ。ちょうどいい腰掛けもあるし……」
「危ない!」
 刀磨が急に叫んだと思ったら、魅姫が座ろうとしていた切り株が真っ二つになっていた。何たる早業。 ビブラム
「ちょっと、何するのよ! 危ないのはあんたの方じゃない!」

「あのまま座っていたら、お前もあの石ころと同じ運命だったぞ」
 そう言って刀磨が指差した方を見ると、さっきの切り株が大口を開けて石ころを飲み込んでいた。なるほど、食人植物か……。どうやら刀磨は、道ではなくモンスターに詳しくなったようだ。
 とりあえず俺たちは、切り株を避けつつ休憩をとることにした。
 休憩中、せっかくなので、刀磨にこの森に巣食うモンスターの情報を聞いてみると、対応策やら弱点やらをいくつか発見したらしい。最初に会った時の傷からして相当長くここにいることは明白なのだが、だからと言ってこれだけの情報を集めるのはけっこう大変なはず。さすがに真斬流を継ぐだけのことはあるが、出来れば「ヌシ」の居所か出口でも見付けておいてほしかった。まあ贅沢は言えないが。 

 そんなこんなでしばらく刀磨の話を聞いていると、突然宅人が騒ぎ出した。いつもの寝言か、と振り返ってみるが、そこに寝ていたはずの宅人はいない。
「ようやく俺の出番だぜ! おらおらおらぁ!」 五本指 靴
 声のした方を見ると、宅人が武器を片手に何かに突進している。
 白くて小さい体に長い耳……あれは刀磨の言っていた「もりうさぎ(命名刀磨)」だな。曰く、この森でも最弱の部類に入るらしい。あちらから襲ってくることはないので特に気にする必要はないらしい。だが、そんなことはおかまいなしと猛然と突進していく宅人。活躍したいのかもしれんが、今回は余計で無駄な努力だ。
 止めるのも面倒なので静観を決め込んでいたが、宅人ともりうさぎの距離が残り五メートルほどになったところで異変に気付いた。
「刀磨、あのもりうさぎ様子が」
「待て! 宅人!」

「何だ、こりゃ……? ぬお!? ぐあぁぁぁぁぁあ!!!」
 遅かったようだ。悲鳴を上げた宅人は、白い糸のようなものでグルグル巻きにされていった。これは一体……?
「まずい……奴の罠だ! 二人とも迂闊に近づくなよ。宅人の二の舞だぞ」
 そうは言っても、この状況は非常にまずいんじゃないか……? このまま放っておけば宅人は、たった今姿を現したバケモノの朝食、いや昼食か。どっちでもいいが、そうなるのは目に見えている。
 宅人の心境は読めないが、俺はあんなバケモノの餌食になるのはごめんだ。

 そして、その姿を見据えながら解説をする刀磨。 mbt靴 激安
「あれは『釣り蜘蛛』。その名の通り、蜘蛛のくせに釣りをする厄介な相手だ」
 その名の通りって、どうせこいつもお前が名付けたんだろう。ネーミングセンスは非常に微妙だ。
 まあそれは置いておいて、クモがウサギを餌にして人間を釣るなんて世も末だな。ちなみにそのクモのサイズは通常の……いや何倍あるかは分からないが、捕まっている宅人と比べると、人間の三倍はありそうだ。
 とりあえず戦闘の準備をしようと二人に声を掛けると、魅姫が何やら詠唱し始めたので咄嗟に口を塞いだ。何故かって? その答えはこうだ。
 魅姫の地獄の業火は敵全体にダメージ+宅人は敵に捕まっていて今にも喰われそうなくらい密着している=宅人も黒こげ。妙な方程式が出来上がってしまったが、これは本当に喰われそうになった時の最終手段にすべきだろう。となると、近付いて直接攻撃するしかあるまい。
 そう思って斬りかかったのだが……、
「何だ、こいつ!? むちゃくちゃかてぇ!!」
 防御力百くらいあるんじゃないだろうかってくらいの手応えだ。これでは魔法くらいしか効かないぞ。
 だが、そう思った矢先、
「真斬流奥義一の太刀『貫!!』」 mbt
 刀磨の奥義が炸裂した。その一撃で敵の腕が切断され、宅人は解放された。そして間髪を入れずに、
「今だ、魅姫!」
「えっ、何!? あっ、そうか…………『地獄の業火!!』」
 何となく、前よりパワーアップしたような気がする炎が敵を包み、一瞬で灰にしてしまった。恐ろしい威力だ。だが、それより凄いのは刀磨である。奥義も然ることながら、チャンスを見逃さない反射神経と判断力は真斬流の後継者に相応しいものであった。
 ちなみに、奥義こと「貫」とは、その名の通り敵を貫く剣技である。刀磨によると、このゲーム中においては防御力無視と言う効果があるらしい。
 ところで、宅人は大丈夫だろうか。物理的ダメージはなくとも、精神的ダメージは瀕死状態になってもおかしくない程受けたはずだが……、
「ご苦労、諸君。大義であった」
 その心配はなさそうだ。いつも通りの調子のようだが、そのおかげで無駄な物理的ダメージを受けるのはもはやお約束だ。とりあえず宅人に、勝手な行動と余計な発言は慎むよう釘を刺してからドリンクを渡した。

 その後は刀磨の「どこかのアホでも分かる」丁寧なモンスター解説のおかげで、大分楽に進むことが出来た。さすがの宅人もあのクモが余程堪えたらしく、気持ち悪いくらいまじめに戦っている。
 そして二十分程歩いた頃、ついに手掛かりを発見した。紛れもない「ヌシ」の足跡だ。さっき途中で途切れたと思ったら、今度は突然現れたような感じだ。これは一体どういうことだ?
 その答えを三人に聞いてみると、三者三様の答えが返ってきた。
「この森はおかしな能力を持った魔物が多いからな。瞬間移動か空中浮遊でも出来るのかも知れん」
 刀磨らしい論理的な答えだ。瞬間移動はまだ見ていないが羽もないのに浮いているモンスターは何回か見かけたし、あり得ない話ではない。 ナイキ 通販
「なるほど、きっとそれ」
「ちょっと! 全員に聞いておいて刀磨に聞いただけで納得しないでよ!」
 ……まあそう来ると思ったよ。妙なとこで負けず嫌いな女だからな。分かったから、そう興奮するな。
「木がいっぱい倒れていたから、きっと大きな翼があってそれで飛んで行ったのよ!」
 まあ空中浮遊の延長だしいい線だが、唯一の目撃者である刀磨は、翼なんてなかったと言っている。仮に体のどこかに隠していたんだとしても、木を倒しながらでなければ普通に歩くことも出来ないくらいの大きさらしいから、いくら木が倒れていたとしても何の参考にもならない。そもそも、この森の中で飛ぼうと言うなら翼だけで木を薙ぎ倒すほどの力が必要だし、被害範囲ももっと広いはずだ。
 と言うことで魅姫の仮説は破綻したわけだが……仕方ない、言いたくてウズウズしているみたいだから言わせてやるか。
「本当はあんなバケモノなんて存在していなくて、実は何者かがハリボテで自作自」
「却下」
 ……とりあえず強制終了させて歩を進めることにしよう。
 宅人が何事か抗議しているが、どうせ「自作自演」と言いたかっただけだろう。姿は見ていないが、ハリボテであんなリアルな足音と足跡はあり得ないし、一体全体誰が得をすると言うんだ。
 とりあえず、未だに何だかんだと言っている宅人と魅姫を無視してしばらく進むと、突然やたらと広い場所に出た。そして、その中央は大きく陥没している。間違いない、これが村長の言っていた隕石だ。
「隕石? どう言う事だ?」
 そう言えば、刀磨は知らないんだったな。そこで事情を説明すると、
「なるほど。隕石の落下と同時期にモンスターが大量発生し出したと……分かったぞ、事の真相が」
 まあ俺も感付いてはいたが、ここは刀磨の推理を聞くのもいいだろう。
「恐らく、この周辺は『ぬし』の縄張りだったんだ。この縄張りを中心に、他の魔物が巣食う区域と村の人たちが狩猟をしていた区域に別れていたんだろ う。だが、この隕石のせいで『ぬし』が縄張りの外に出てきた為に、他の魔物が狩猟区域まで追いやられたわけだ」
 ベストな回答だ。俺もそれが言いたかった。 ダイエット スニーカー
 念のため、宅人と魅姫の意見も聞いておこうと振り返ると、二人とも珍しく黙っていた。今回は刀磨の意見に異論はないようだ……と思った矢先、2人の顔が驚愕の表情に変わった。
「どうしたんだ?」
 と問いかけるが、二人ともある一点を凝視したまま動かない。これはただごとではないと振り返ってみると……なるほど、声も出なくなるわけだ。見たこともない巨大なバケモノが、俺のすぐ後ろまで迫っていたのだから。
 深い穴の底から大きな足音と共に現れたそれは、まさしく「ヌシ」と呼ぶに相応しい風貌であった。今回の件を解決するにはこんなのを倒さなきゃいけないのか!?
 そいつは、体当たりされたらミンチにされそうな筋骨隆々の巨体と、かすっただけで肉が裂けそうな巨大で鋭い牙と爪を有し、丸太のように太い角をこちらに向けながら、視線だけで相手を倒せそうな鋭い目つきで俺たちをにらみつけていた。
「えーと、宅人二等兵。こいつは何だ? 説明しろ」
「サー! 『ベヒーモス』であると思われます! 軍曹殿!」
 などとボケているばやい……もとい、場合ではない。「ベヒーモス」と言えば、ロープレでは、ストーリーの後半に出てくるべきモンスターだ。このゲームがどの程度の長編ストーリーなのかは定かではないが、どう考えてもまだ序盤であろう。
 更に前回のボスがただの大ネズミだったこともあってか、こいつはとんでもなく強そうに見える。
 弱気になっている俺を余所に、既に刀を構えて戦闘態勢の刀磨が活を入れた。
「皆怯むな! 来るぞ!」
 刀磨の一言で何とか正気に戻ったが、これではどっちが主人公か分からなくなるな。いや、むしろ今後もこんなことが続くようならいっそ主人公交代してほしいくらいだ。と言うか帰りたい。
 そんなことを考えている間にベヒーモスが突進を仕掛けてきた。しまった、避けられない! しかし、次の瞬間宅人が間に割って入った。
 どうやら「バーサーカーモード」を発動しているようだ。しかも、正確にベヒーモスを攻撃している。こいつの「バーサーカーモード」は、恐怖や怒りと言った負の感情が多ければ多いほど威力を発揮するのかもしれない。
 俺も宅人に続こうと、すぐさま体勢を立て直した。そして、前足めがけて剣を振る。見事ヒットし、相手がバランスを崩したところにすかさず刀磨が「貫」を食らわす。そして魅姫の「地獄の業火」でフィニッシュ!
 ……と言う訳にはいかないか、さすがに。ピンピンしてやがる。





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Last updated  2010.12.09 17:42:24
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