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カテゴリ: 雑記

他愛もない話。探し物をしていたら、中学のときのわが読書感想文が出てきまして、赤面したというもの。

どうも、彼は「『にんじん』を読んで」という感想文を書いたようです。
作文の苦手な子どもがやるように、あらすじをちょっと書いて最後にお決まりの断片的な感想を述べるというもので、つまらないものでした。
感想文がまた端的としか言いようのないもので、「にんじんには芯があると思った」。もう少し書きようがあるだろうに。このお馬鹿さ加減にへこみまして、本来の探し物がなんだったか忘れてしまいました。


あらためて考えてみると、子どもにとってこんな残酷な物語はない。昨日猫話にからめてネグレクトと書きましたが、(ルピック婦人がするように)親にこんな仕打ちをされたら子どもはたまらない。果たして、これを児童文学の範疇に入れてしまっていいものだろうかとも思われました。ルナールは実生活でもこんな体験をしていたらしい。ちなみにルナール(Renard)は狐の意。狐の嘆きですかね(深読みしすぎか)。


この文を書くに際して、書籍の検索をしてみました。悲しげな少年の扉の絵が多いようです。 ⇒にんじん









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Last updated  2004.12.06 00:08:31
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