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ホンダ公式HP内の「ファンサイト」にホンダ製品が登場する映画や本の紹介がある。 こちら葛飾区亀有公園前派出所・・・通称「こち亀」48号にT360が出ている。おそらく、T360オーナーさんでコミックを買って読む方はいないと思う。ファンサイトは著作権の関係で本の紹介は、タイトルと解説だけ。さすがに中身はUPできない。当ブログは超マイナーだし、オーナーさんしか見ないので・・勝手にUP。これが表紙。 こち亀は作者がメカ好きなのか、毎回面白い物が登場する。48号には見たことある漫画も出てたので、昔、ジャンプを立ち読みしたのかも? T360の漫画は始めて見た。で・これが中身。T360の絵は何枚も出てくる、デホルメされて楽しい漫画。コミックでT360が登場するのは、これだけかも?1冊410円なのでオーナーさんはゼヒとも購入を、立ち読みも可。
2006年10月07日
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今月号オールドタイマー誌「量産試作車ホンダ編」に福島県老舗バイク店のインタビューが載っている。「T360は2~3台売れたかな~、クレームが多くそれ以上売らなかった」スーパーカブは月に50台売っている、販売力のあるお店だと思う。なんか・・・T360は売れて無かったような話が多いが、3台では話にもならない。親戚、友人に売って終わり。たった3台販売でクレームに追われたら売る気をなくす。T360の販売台数は何度も書いた、10万台が正式販売台数。発売の年、38年に陸運局登録は208台、今回発見された1号車は208台中、最初の1台のはず。クレームとは、朝の始動に手間取る。我がT360も一緒、たぶん現存しているAKは同じだと思う。最近、電磁ポンプで1発始動になったが、最後までオプションカタログに電磁ポンプは載ってなかった。 これが不思議だ・・・昨年取り付けた電磁ポンプ。機械式ポンプの弁を取り、アルミ板で隔壁を設ける方法が一番良いみたいだ。・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・SAZさんの古いホンダ資料集 とmizma_gさんの旧車資料 を左のリンク欄に。AK,AS、S360の情報がありましたらお願いします。
2006年09月01日
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今月号「グランドパワー」にハーフトラック(クローラ)の特集あり。なんとM3ハーフトラック特集が60ページ・・・ブログを始めた時には、ハーフトラックの資料がまったく無かった。あるのは、モデラー用の色の塗り方ぐらいで、シトロエン・ケグレスなどの歴史は無かった。最近少しずつ増えてきた・・・今回は(1)なので続編があるようだ。「その始祖ともいうべき、黎明期のハーフトラック群の生い立ちと・・・」シトロエンケグレスP17の鮮明な写真もある。前回の記事はこの本だった。M3とSdkfz251(ハノマーク)の比較もあった。アメリカ、ドイツ軍はハーフトラックを有効に使った、日本軍のハーフトラックは試作車写真は残っているが、台数が無く、実戦では一度も使われてないそうだ・・・なさけな~そうすると、日本で最初に実用(実戦)に使われたハーフトラックはホンダT360になる。クローラの説明は左に。
2006年07月29日
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T500で日曜日に来られたKさんはワンオーナー、グローブボックスには取扱説明書が入っている。紛失しやすいものなので貴重な書類。特に商業車で残っているのは奇跡に近い。これが表紙、実物は小さいものです。最初のページはホンダ製品購入のご挨拶。次のページには例の「2年間、5万Km保障」がデカデカと書いてある。左のリンク「セールスマニュアルAK編」に書いてあるように、2年間5万kmは当時の常識を超えた大サービス。普通は3ヶ月、1万km。 ダイハツだと3千kmまでの時代だから驚く。本田宗一郎がムチャな保障を打ち出したのは、最後発自動車メーカーであるのと、初期の車は製品として酷かった。リンクのセールスマニュアルにも書いてあるが、雨漏り、錆は特に酷かったらしい。最初の輸出車はヨーロッパに着いたときにはサビサビだったらしい、もちろん新車で。2年5万キロは話題になったが、当時で1台あたり5万円ぐらいの持ち出しになったらしい。1台30万円の車に5万円は辛かったと思うが、この経験からコストを考え出した、それ以前は、コスト管理の概念も無かったそうだ・・・
2006年06月20日
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昨日のブログでスクランブル・カーマガジン8号にT360紹介記事があると書いた。しかし、確認されているT360でもっとも古いものは何回か紹介している『HOND SPORTS』ネコ・パブリッシング刊 4950円ISBN-4-87366-010-6 1978年発行で現在でも書店に注文すれば入手可能。重版を重ねること9回、切らさないとは立派。この本はホンダS専用の書籍、ついでにT360も詳しく書いてある。この本でT360に不思議な興味を抱いた人は、私も含めて全国に極少数いたと思う。28年前の本なのに、取材車を探すのに苦労している、ほとんど現存していなかった。「・・ただの軽トラでしかなく、知らず知らずのうちに葬り去られて行った・・・」T360の存在はホンダの一徹さを知らされる、ひとつのシンボルである。「・・絶対に忘れないで欲しい」と書いてあり、28年前に出版された時に、T360は絶滅危惧種だった。左のブックオブブックは車の書籍、雑誌の目録(絶版)。CG,カーマガジンなどの雑誌の創刊以来の目録が載っている、これで見る限りT360の記事はない。ただし、Sの記事のついでにチョット載っているAK記事まで確認できない。スクラン4号 トヨタ特集はサイズの比較に置いた。
2006年05月08日
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昨日スクランブル・カーマガジンのブログは第4回AHSMが載ってたスクランは何号なのか忘れたので、ためしに、グーグルしたら出てきた・・・素晴らしい。Sじじいさんからスクランのコメントがあったので、ぱらぱら当時のスクランを開いてみた。もちろん、外車、ホンダSではなく昔のスクランに・・AKは出てるのか?8号に写真入り、1ページでAK解説があった、さすが 「いのうえ・こーいち」編集長。左は創刊当時のスタイル(隔月刊)。 2番目はAKが出ている8号。3番目は現在のTipoと同じ中綴じ最後の37号、いのうえ編集長は37号までで、38号(1983年9月)から現在と同じ平綴じとなり、外車中心の現在のスタイルとなる。平綴じになったのは、スペシャル・ショップなどの別冊売上がよく、CGに対抗するためと思う?スクラン1号はホンダ特集、4号はトヨタ特集になっている、読んでみるとトヨタって当時はラリーを前面に出していた。S専門ショップさんでは工房名岐さんとガレージ・イワサさんがよく載っている。他にもSショップさんは出ていたが、今でもあるのか私は知らない。(Sはよく知りません)ホンダSは37号までは何度も特集している。
2006年05月07日
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鈴鹿AHSMにT360が参加したのは第4回から、ここまでは資料で確認できる。以前のブログでスクラン(現カーマガジン)44号 1984年1月号を紹介した。今回、写真付き(著作権は?)古い本なので・・・まぁ~いいか。第1回大会はASだけだった、写真で確認できる。2~3回にもT360は参加してないような??22年前のスクランブル・カーマガジン 特集はN360。これ以前にも載っているのかもしれないが、モーターマガジンなどの資料を持ち合わせてない。第4回AHSMは 参加台数・・・40台。左ページ中段にT360が写っている、「立派なエントラント、良い音をコースに響かせていたツインカム・トラック」と書いてある。このオーナーさんと車輌は現在不明らしい・・・中段右の写真 カーナンバー56番は写真の状態からツインカム・クラブ谷村会長と前回ブログには書いた、ツインカムクラブ・スタッフさんからメールをいただき、にているが谷村さんではないそうだ。皆さんジェットヘル。 写真を見ると・・・皆さんお若い。
2006年05月06日
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お昼休みにデスビ交換後の試走、二枚田幹線林道入り口まで疾走・・異常なし。デスビ付近からビビリ音がするので、何かと思ったら、しまい忘れたスパナーだった。AK講習会には当地のSオーナーさんで私がT360を購入した時に、T360のサービスマニュアルをプレゼント(コピー)してくれた方も参加予定。ASオーナーさんがなぜT360のマニュアルを持っているのか不思議だった。Sのマニュアルは英語版しかなく、T360のマニュアルが一番便利だと聞いた。Sマニュアルが無いことは無いはずなので、早い時点で絶版になったのだと思う。そういえば・・パーツマニュアルは良く見るのに、Sの純正マニュアルは今まで見たこと無いな~ webにもパーツリスは出ているし、CD版もあるのに、サービスマニュアルCD版など聞いたことない。当地のYさんも英語版だった。まさか、日本語マニュアルって無いの?
2006年04月12日
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時々、当ブログに資料を送って頂いているSAZさんのBBSにCGTVの画面がUPされていた。「ホンダ・レーシング・サンクスデイ」の模様がCGTVで放送されその画面がUPされていた。2枚の写真は以前ブログで書いた、雑誌に出ていた写真と同じ。雑誌の写真は小さく、F1とAKが写っているぐらいで不明だったがTVの画面ではRA273とそれを牽引しているT500みたいだ。当地でも2週遅れで放送されるので見れるかも知れない。最近出版される雑誌などでホンダ特集があると、荒川テストコースの写真ではAKも一緒に写っている写真の出番が多い?SAZさんのBBSにカーグラフィック1966年の記事からとなっている。インデックス(索引がある雑誌はCGだけ)を調べたら1966年9月号と10月、12月号それに67年の2月号に記事があるのでどれか?だと思うが、さすがに、1966年のCGは持ってないので見れない。
2006年03月31日
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40年前のT360はギヤ比の変更などで時速160kmは出していたらしい?ただし、メーターは120kmまでだし、スピードガンも無かっただろうから、開通まもない名神高速で、相当な高速を出していた・・・だと思う。最高速について、Sベテランさんからメールを頂いた。TOP回転数 10,000rpm なら 1.71(ノーマル) 120km 1.286 159.8km ドリブンギヤ(簡単に交換できる)交換でギヤ比を1.286にすると、理論上時速160kmは可能になる。 (タイヤ4.50x12)T360はなんと・100マイルカーだった。ただし、360ccの非力なエンジンでは風圧に負ける、1万回転?条件として、長い下り坂か、強風(台風)の追い風が必要になる。つまり、160kmは、たぶん無理。外見は同じでも、当時は500ccにしたり、S600のエンジンを無理無理載せたT360も有ったらしい、これなら可能かも。
2006年02月01日
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山下克吉著 『ホンダ4輪の挑戦』によると昭和41年の4輪生産台数は月産100台ぐらいと書いてある。4輪の合計だからAK/AS合わせた数字。ホンダの公式 T360生産台数は昭和38年 1339台昭和39年 1万6677台昭和40年 3万7472台昭和41年 3万6570台 合計 10万8920台となる。二玄社刊『HONDA Sports』では昭和38年8月に発売され38年のT360陸運局登録台数は208台と書いてあった。全国の販売店は1台は購入するはずなので、販売店に行った台数だと思う。実際の顧客へのデリバリーは39年からと書いてあった。生産台数は永久に??、公式数字が10万台なので、T360総生産台数は108920台となる。もっとも知りたいのは実動、未再生合わせて何台残っているのか?推測で実動20台? 未再生(なんとかレストア可能状態)で30台ぐらいでは。生存率0.005% 極めて少ない。
2005年12月02日
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山下克吉著 『ホンダ4輪の挑戦』 は昭和40年12月1日の日記から始まり、あとがきの最後に「親父さんの生誕100年(2006年11月)を前に、親父さんとともに過ごしたホンダの技術巣窟・・・」と書いてある。来年11月が本田宗一郎生誕100周年になる、AHSMもたぶん11月に開催されると思うので、記念の特別イベントになるのか?準備が大変だし、たぶん例年と変わりないと思う・・・もし有っても、スペシャルなステッカーぐらいでは?ホンダ本社として 何か特別なイベントが開催されるかもしれない、ただし、茂木では遠すぎて行けないが、面白そうなイベントなら、これを機会に一度見学に行きたいと思っている。それと2013年はAK・AS生誕50周年、ホンダが4輪に参戦した記念の年これはゼヒともイベントをやってもらいたい、それもド派手に。「鳴かず飛ばずのT360」も、この日ぐらいは飛べるかも?これはリンクしているオトキチさんのS600とT360のスケルトン。車軸間はどちらも2メートル、説明がなければS6のフレームかと思う。山下さんの著書はS6のテストから始まる。Sのチェーン駆動や1300に関しては、あの 社長の下での苦労が延々と書いてある・・・
2005年11月26日
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今月号ノスタルジックヒーローに日本最速T360、Sさんの記事がある。それとは別に、名古屋で開催された旧車イベントレポにT360が1台出ていた。オーナーさんはオールドタイマー60号(2001年)にAK特集として載っていた方。3台目のAKレストアだそうだ。この記事は勉強になった。AHSMで「岐阜コルモラーニ2005」のパンフレットをいただいた。毎年AKが1台参加しているのは知っていた。参加しているのはメールをいただく岐阜AKオーナーさんだと思っていたら、別なオーナーさんだった。岐阜に最低2名のオーナーさんを確認した。コルモラーニに参加しているAKは荷台に牛乳缶が乗っている。
2005年11月10日
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今回のAHSMゲストさんはAK・エスの歴史的証人?さんらしいので中村良夫の本でも読んでみようかと思って本を探しても無い、貸してるのか知れないので、楽天ブックスで『クルマよ、何処へ行き給ふや』を探したら、なんと品切れだった。三樹書房刊 中村良夫の良さそうな本はほとんど品切れ。雑誌(ムック誌)でもホンダスポーツの絶版が多くなってきた。残ってる本が少ないぐらいだ。新刊も最近出ていないので、読むには図書館に行かないと。中村良夫の著書はこちら。三樹書房さんは絶版になると増補新訂版を出してくれるので、待てば印刷されると思う。なんせ、三樹書房さんのマスコットは中村良夫が描いたもの。『ひとりぼっちの風雲児』私が敬愛した本田宗一郎との35年も品切れだった。可動状態のSは600台、T360は2~30台、合計しても少ない、エスの本を出しても、買ってくれないのでは・・・・左のリンクにT360の資料
2005年10月20日
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今月号 月刊パンツアーにハーフトラックの解説が出ていた。最近はT360スノーラのミニチュアが出たりしている、それで かも?主にアメリカ軍M3の説明、ハーフトラック前史と進化の過程も解説。最初のハーフトラックはシトロエン・ケグレスが造った。特徴として、専用に設計するのではなく、既存のトラック後輪をゴムキャタピラにしてコストを抑えている。今も当時も戦車はお金がかかる、安くて戦車に近い機動力があるものとなるとハーフトラックになってしまう。クローラの説明は左に。 シトロエン・ケグレス式?本田技研T360型半装軌式軽貨物車輌ハーフトラック史上、最も小さい車輌と思う。しかもツインカムエンジン搭載車、交換はワンタッチで出来る、二度とこんな乗り物は出てこない。以前の月刊 パンツアー,ハーフトラックの記事
2005年10月03日
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今月号ノスタルジックヒーローのバックナンバー案内を見ていたら,芸文社刊『オール・ホンダS』は絶版になっていた。左のリンクにある、T360の資料(書籍)に現在でも書店で入手できる本として4冊紹介している。その中の1点が無くなった、この本はAS開発経過を当時の担当者が語っているのでAS資料としては1級品だった。ただし、この本にはT360については皆無、他の本は多少なりとも取り上げているのに。4種類の本は当然書き方が違うので、その中の1点が絶版とは寂しい物がある。聞いた話では、どこぞの出版社さんがクラシックカーシリーズの本を出す予定で最初はホンダスポーSらしい。可動状態のASは600台、AKは約20台、620冊は確実に売れると思う、620冊では利益どころか印刷代も出そうも無いので、スカイラインやZになるかも??
2005年09月06日
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オトキチさんのT360HPはレストア資料としては第一級。もっとも、T360レストアレポートは ほとんどないので貴重な資料。ただし、オトキチさんはかなりの上級者なので、そっくり真似しても難しい。機械式燃料ポンプに出ている、なにやら噴出している物は排気管ではない、オイル注入口、サイズがガソリン給油口とまったく同じなので、当時は間違えて入れる悲劇もあったらしい。機械式燃料ポンプのパーツは無い。今走っているT360の機械式ポンプは最低でも40年前の部品になる、何時壊れてもおかしくない。しかも、膜が破れると厄介な状態になるみたいだ。私は予備(中古品)を何時でも積んでいるが、近く電磁ポンプに交換予定。
2005年07月22日
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1963年にT360が発売された、その15年後には絶滅寸前だった。T360誕生から15年後に『ホンダスポーツ』が発売された、27年も前の本だが、一番、T360が出ている本。(現在も発売中ISBN4-87366-010-6)T360紹介の最後に「こんな軽トラが有ったことを忘れないで欲しい」とある。絶滅は目に見えていた。その後のT360はゲテモノとして偶に雑誌などに出てきた。ホンダ旧車の中心はAS、紹介の書き出しは日本初のDOHC、もしくは乗用車。日本初のDOHC乗用車なら他に、何かあるのか?それは書いてなかった。昨日発売の『今日からはじめるオープンカー』には新型旧車オープンカーが網羅されている。旧車のトップバッターは当然ホンダAS、紹介に「日本初のDOHC・・・」とあったので、いつものパターンかと、思ったら、とんでもない。(ISBN4-7770-0337-X)なんと「ホンダ初のDOHCエンジンを搭載したT360。この系譜をオープンスポーツカーという、新しいジャンルに組み合わせたのが「S」シリーズだ」素晴らしい紹介のしかた、昨日までは、ASの蔭の日陰の子だった・・・T360も出世したもんだ。
2005年07月05日
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T360が一番取り上げられた雑誌は『オールドタイマー』になる。記憶では4回の特集があった?(T360登場回数では『ベストカー』だと思うが、OT誌が隔月なのにベストカーは月2回、T360特集は無かったような?)一番詳しく出ていたのは47号(1999年8月号)だった。大阪のAK名人の話なので、T360に興味のある方は読んでみるのも・・バックナンバーは有る、近くの書店に注文すれば10日ぐらいで入荷する。47号のバックナンバーを確認しようとホームページを見たら、模様替えしてた、編集部裏日記もあり面白い。以前と違って電話線では重かった、HPはみんな重くなっていく。BBでないとダメなのかも・・・T360に強い興味を持ったのは47号の記事かもしれない?(毛色の変わった軽トラとして、もうチョット前からだと思うが)それでも、T360を手に入れるまでは、AKBKの違いも知らなかった、47号には詳しく出てるのに、読んでないと言うか、博物舘でしか実物を見てなかったので、AKだろうがBKだろうが、どうでも良かった。ノスヒロにも何回か特集があったはずだが記憶にない。ご存知の方教えてください、絶版だと困る。
2005年06月29日
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大日本絵画刊『CCV vol.58』に面白い記事が出ていた。第二次大戦米軍の有名な車輌は「ジープ」 写真などで北アフリカ線戦や南方方面でタイヤにチェーンを巻いたのは良く見るのに、ホンダみたいにクローラ仕様が無いのが不思議だった。もっとも、必要無いほど機動力があったのかと思っていたら、今月号のCCVにウイリスジープ・クローラ仕様が出ていた、始めてみる写真だった。テスト用として3台造られたが実戦投入にはならなかった。特記すべきは、後輪が差動でないので曲がり難く廃案になったみたいだ、ホンダの場合はクローラを付けても普通の自動車並みに曲がれて運転も楽なのに・・・前輪にはスキーを付けている、これもホンダと一緒。この記事を読むと、本田宗一郎のアイデアは凄いと思う、本来、技術者は懲りすぎるのだが、実にシンプルに創っている。ウイリスのは懲りすぎ。たぶん、世界中で前線に着いたら、簡易戦車(クローラ)になるような装置を考えたが、出来なかったのでは?ホンダはアッサリと創ってしまった。 走破性は信じられ無い物がある、ただし、軟らかい雪だと前輪にスキーを履かないと無理。スキーはクローラ以上に実物が無い。欲しいけど、造るしか無い。 前輪スキーはオプションで当時4千円、意外と安いのは消耗品として簡単に造ってるとあると思う(実物は、一度も見た事無い)。したがって、新品木箱入り以外は残っていない、一度でも使用すると錆で現在まで残るのは不可能だ。新品スキーは現在2台写真で確認されている。二人のスキーオーナーさんはクローラを探しているので、お互いのトレードは無理だろう。
2005年05月17日
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暇なのでグーグルでHONDA T360を検索したら3980件も出てきた。最初だけパラパラ見たら(なんと自動的に翻訳までしてくれる)T360スノーラの映像が収められているHP発見。この映像は始めて見た、貴重な映像だと思う。別の映像は見たことある。オーナーさんはこの方です。
2005年05月15日
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本田宗一郎関係の本は無数にある。戦後の焼け跡から一代でホンダを創った人物なので伝記も分厚い本になってしまう。エピソードは山ほどあり、まさに本田宗一郎自身がプロジェクトX。1992発刊の『本田宗一郎本伝』小学館刊は絶版かと思っていたら重版で発売されているのをwebで知った、まだあったとは。本田宗一郎の伝記を初めて読むのならこの本が一番のお勧めです。漫画にして、有名な話は殆んど収められている。判りやすく、感動的、これ1冊で充分。中村良夫も結構出てきているので珍しい書き方、中村良夫は自分で何冊も本を書いているので他人、特にホンダ関係者は中村を殆んど書かない。ホンダT360に関してはS500とT360とだけ文字で出ていた、絵はなかった、T360まで書いていたらキリがない。
2005年05月12日
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ホンダスタイルはホンダ車だけの専門月刊誌。オールホンダ唯一の雑誌だが、置いてない書店も多いみたいだ?新旧のホンダ車といっても、当然現行車が多く旧車は少ない。今月号の「名車の記憶」は「ホンダT360特集」、2ページにわたり写真多数で紹介している。T360で2ページも特集するのは前代未聞。記事の内容はT360全般の紹介、スポーツトラック、スーパートラックと何度も出てくる。これ以上の説明はオーナーさん以外に必要無い。何回か日記に書いたが、HPなどの情報は安っぽし見辛い、活字として本になると格が違うような、何よりも読みやすい。それに、HPの情報は無責任です、特に私のT360日記。だから気楽でよいのですが。ホンダ車に乗っていない方には、この雑誌の購入は難しいかも、せめて立ち読みでも。
2005年04月19日
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日本全国に自動車博物館は47ヶ所あるらしい。思ったより多い、さらにカウントされない小規模な博物舘や個人収蔵程度のものを含めれば100は軽く越す。恥ずかしながら、私が行ったのは日本自動車博物舘、御殿場ガーデン、交通博物舘の3ヶ所しかなかった。リタイヤ後の楽しみにしている。北陸の日本自動車博物舘は近いので何回も行った、まだ行ったこと無い方はゼヒ。日本最大で主に商業車が多く、ない物は無い? T360は2台ある。最近、館長さんが亡くなられ、仲間で香典を持っていった。行ってみたいのは、ホンダ・コレクションホール、トヨタ博物舘、日産エンジン博物舘、スバル・ビジターセンターと陸上自衛隊広報センターなど。自衛隊も自動車博物舘に数えられてるとは。ほんとうは、自動車博物舘よりも各地で開催されている旧車イベントが一番。オーナーさんの虫眼鏡的解説は聞いてて楽しい、超マイナーや超稀少車種ともなると解説はいっそう楽しい。引退が楽しみだが・・・・何時のことやら。
2005年04月08日
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ノンキーさんの書き込みにある、スクランブルカーマガジンのT360の記事は発見できなかった。カーマガジン100号前後で「君は知ってるか」シリーズではクロガネ車まで出ているのでT360は当然あるはずだ。「日本車は何処へ」かリバイバル・インプレションの何処かに?もう1度探します。古い、カーマガジンからT360の記事を探すのは骨の折れる作業だ。44号(1984年1月)にN360の特集があった、その次には、なんと第4回鈴鹿AHSMの記事を発見、いかにも、歴史を感じる記事です。昨年の鈴鹿AHSM写真でT360は10回大会前後から参加してるみたいだと書いたのは間違い、4回大会で、すでにシルバーのT360が参加してる写真が載っていた、キャプションには「だが、こちらも立派なエントラントのツインカム・トラック、良い音をコーナーに響かせていた」と書いてあるので、もっと以前からT360は参加してたことになる、歴史がある。T360の次の写真は64号車で谷村会長かと思ったが、書き込みで違う事が分かった。参加車輌でナンバープレートが800番が2台出ていた、今と違い800の番号を取るには根気がいる。序でに、最後の売買欄を見たらSは結構出ていた、50~350万円ぐらいだった。T360の売り物は出てなかった、もともと商業車は出ていない。T500の記事は174号に第25回オールジャパンホンダスポーツミーティングの日記
2005年03月05日
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昨日、FTPに参加してくださったシトロエンオーナーさんが数名福井までこられFTPスタッフと焼き鳥屋でいっぱい飲んだ。何れもDS,CX,GS等のオーナーさん、当然、話はメチャクチャ濃く楽しかった。---------------------------------------------------------------------T360の生産台数は何回か書いた 最初は1万台の生産と思っていた、T360は珍しいクルマであり、バイクの神様中沖満氏が1万台と書いていたから。10万台のホンダ公式数字より信憑性があると思った。最近「ここまで堕ちた自動車業界」高斎正著の本を読んだら 中沖氏の本には間違いが多いらしい、高斎氏も中沖氏の「日本のバイク発展をリアルタイムで見てきた人」と評価はしているが、しかし、後生の人が彼の資料を孫引きすると困った事になると書いている。このHPも孫引きしたので最初は、生産台数もハッキリしない車なのかと思った。高斎氏の新刊は面白い、最初タイトルで読む気をなくしていた、読んでみると面白い、お勧めです。小林彰太郎氏以下著名な自動車評論家をメッタ切り。それから、ホンダファンには評判の「プロジェクトX」マン島編では4バルブエンジンを最初に投入して勝ったとなっているが、戦前すでに4バルブエンジンのバイクはイギリスで市販されてたそうだ。(本の紹介などの二重鍵カッコなどの記号は楽天無料HPでは使用できない)本日、積雪18cm。朝から除雪作業、最初1回目の雪カキは疲れる。
2005年01月10日
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SAZ・46さんからのAK/ASのセールスマニュアル。S600にはなんて書いてあるのか・・・・左のセールスマニュアルAK編にSAZ・46さんからの書き込みをまとめました。まだ工事中。------------------------------------------------------------------ △.高い中古価格 =ホンダT360は買い得である 1.4キャブレターの利点は何か。調整はむずかしく燃費が多いのではないか 4キャブレター・4シリンダーですから燃料の流れもスムーズで、低速から高速まで、ムラがなく、吸気効率が良く、従って燃費も相当良い値です。調整は普通のキャブレターが4つ並んだものと同じで、別段むずかしいことはありません。取扱説明書を参照して下さい。 ・・・・・・・・・・・・・・ * 1.よりAS系の説明になりますが、プロ(整備経験者)用の資料ですので抜粋して書く事になりますので宜しくお願いします。細かい調整等で調子が狂うことがありますのでプロに依頼してください。------------------------------------------------------------------T360中古車の人気や値段は聞いた事も無いので不明、このマニュアルは64年に出た、T360発売から1年しか経ってないので中古車相場は推測と思う。ここからAS(S600)と思う、違ったら書き換えます。ブログの良いとこは書き換え簡単。>調整は普通のキャブレターが4つ並んだものと同じで、別段むずかしいことはありません。キャブはTもSも全く同じ、作業姿勢を考えるとSは簡単、Tは中国雑技団向き。S600発売当時、4キャブを触った方はほとんど居ないと思う、バイクでもC92などの2気筒、4気筒はまだ出ていない。CVキャブはSUキャブを簡単?にしたもの、難しくは無い。TもSも車と思わず、バイクと思うと良い。T360のエンジンは水冷を除くと、まんまバイクエンジン。昔はキャブのオヴァーフローが多かったと書いてあった、バイクと違い重力式では無いので、どのような症状になるのか??
2004年12月09日
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荷台と保障期間の長さは徹底して強調している。--------------------------------------------------------------------- △.広い荷台 荷台面積-ホンダT360・1.6平米、マツダB360・1.2平米、スバルサンバー・1.8平米、ダイハツハイゼット・1.2平米、三菱360・1.25平米 荷台長X幅-ホンダT360・1.36x1.16m、マツダB360・1.10x1.11m、スバルサンバー・1.64x1.12m、ダイハツハイゼット・1.07x1.09m、三菱360・1.14x1.10m 1.エンジンを床下に置いた為広い荷台を確保。 △.強い耐久力=2年間5万キロ保証 (国内で最大の保証期間) 軽自動車-東洋工業・3ヶ月1万キロ、富士重工業・3ヶ月1万キロ、ダイハツ・3ヶ月2千キロ、スズキ・6ヶ月1万キロ、本田技研・2年5万キロ 乗用車-トヨタ・1年2万キロ、日産・1年2万キロ、プリンス・1年2万キロ、いすゞ・2万キロ、日野・1年2万キロ、東洋工業・1年2万キロ、富士重工業・3ヶ月1万キロ、ダイハツ・1年2万キロ、本田技研・2年5万キロ。 1.数々の過酷な耐久テストを繰り返し、従来の軽四輪ではない、本格的トラックとしての性能、耐久力を作り上げることに成功し、2年間5万キロ保証を自信を持って実行出来る。---------------------------------------------------------------------数字で比べるとT360の荷台がこんなに広いとは思わなかった。スバルサンバーはフルキャブオーバーなのでこの広さと思う、しかし、RRなので後部が高くなっているので使い辛いはず。この比較を見ると車生産ではホンダが最後発、良く研究している。結構本気で開発し売る気みたいだ→注)私自身、T360を所有するまで「真の幻の名車」と思っていた、当地ではほとんど見たことも無く、本田宗一郎の伝説と同じ伝説の軽トラぐらいに思っていた。こんな特殊な軽トラを本気で販売する気は無かったのでは?・・・思っていた。これと同じで保障期間はトヨタの1年2万キロに比べても倍もある、特にB360やサンバーの3ヶ月は2年5万キロに比べると、けち臭い。当時ホンダはスーパーカブが売れまくっていたのでお金は有ったと思う。それにしても乗用車のS600も2年5万キロとは、軽トラより故障は少ないし、オーナーも当時は特殊な富裕層。T360はあまりに・・・無謀。
2004年12月08日
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SAZ・46さんから送られてくるセールスマニュアルは貴重な資料、部外持ち出し禁止なので関係者しか存在を知らないと思う。そこで・・当然気になるのが、S5~800までのセールスマニュアル。T360より残っている数は多いと思うので、お持ちの方、内容の抜粋でもよいので教えてください。------------------------------------------------------------------ △.計器類の性能が優れている 計器類 T360・ホーン方式(リンク式) ・ルームミラー(反射防止)スモークミラー ・燃料指針計 有り ・パーキングランプ付駐車ブレーキ有り 他、四機種の比較表になっていますが機種名が記載されていませんので削除します。他三車はパーキングランプ付駐車ブレーキは無になっています。 ワイパー T360・モーター回転力 70kg-cmウォーム型、ワイパーブレード長さ 295mm、ピボット軸径 8mm コニー360・モーター回転力 40kg-cmスパー型、ワイパーブレード長さ 255mm、ピボット軸径 6mm マツダB360・モーター回転力 40kg-cmスパー型、ワイパーブレード長さ 280mm、ピボット径 6mm パブリカバン・モーター回転力70kg-cmウォーム型、ワイパーブレード長さ 295mm、ピボット軸径 8mm 1.燃料の残量が一目で分かる。 2.パーキングランプの設定により駐車ブレーキのかけ忘れがない。 3.ワイパーの拭き面積は大きく、モーター回転力が強力であるので、除雪、強雨、高速走行に於いても、良好に作動する。------------------------------------------------------------------私のホーンはオリジナルでないので不明、音さえ出れば何でも一緒。ルームミラーは若干スモークになっている、現在の防眩偏向ミラーとは違う、当たり前。燃料計やパーキングランプは当時の軽四輪では贅沢品、このあたりも手抜きなし。燃料計が無いと不安では? 燃料計の無い車にはバイクのようにリザーブタンクに数リットル残るので燃料コックの切り替えで走れる。燃料計をあてにしてガス欠になる事はない、慣れればよい方法なんです。本などにN360までのホンダ車は燃料計がいい加減だったと書いてあった、インタビューで設計者の本人が言ってるのだから間違い無い。T360の満タンはメーターで80%、空で30%を示す、これは経年変化?新車では??鈴鹿AHSM参加の際、計算では楽に鈴鹿まで行くと思っていたが鈴鹿手前でガソリンを入れたら19リットル入りビックリ、残り1リットルだった。予定ではサーキット正門前のスタンドで給油だった、橋の手前かジャスコの前あたりでガス欠になっていたはずだ。たぶん、スタンドで満タンに入れてなかったのだと思う、旧車はスタンドでは噴出しが恐く満タンにしてくれない。ワイパーモーターでコニーとB360、パブリカが出てきた、この車種がライバル車と思う。
2004年12月07日
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SAZ・46さんからの書き込み続き、明日も。ルームミラーは反射防止になっている?確認してきます。-----------------------------------------------------------------△ 乗心地がすばらしい。乗用車並みである T360・フロントウインドウ 1,010X480mm ドアサイズ 1,040X750mm 室内幅 1,080 座面より室内高 820 レッグスペース 380 他、三機種比較表になっていますが、機種名無い為削除します。 1.エンジンを床下へ置いた為、広い運転席を確保。 2.エンジンを床下へ置いた為、重心が低く走行安定性に優れている。 3.ウインドウガラスが広く、安全性が高い。 4.乗り降り容易な広いドア。 5.シートはベンチ型シートでクッションが良く、乗用車並みである。 6.ボールナット式ステアリングボックスは、15.58と大きいギヤ比と共に非常に軽いハンドルさばきを確保。(ASはラック&ピニオン型です)-------------------------------------------------------------------「乗心地がすばらしい。乗用車並みである」これはホントです。当時の軽トラ運転席に座ると異常に狭い、胸の所にハンドルがギリギリに来て、乗り降りも足をたたんで乗り込む、安全性どころか生存性も怪しい。始めてT360の運転席に座った時、意外と良かった。これなら乗ってみたいと思った。主観としてブルーバード510より劣るが410よりは良い。昭和村まで日帰り往復330km、高速利用で全く疲れないのだから、当時としては画期的軽トラ。素晴らしい。「ボールナット式ステアリングボックス」これは勘違いしてました。てっきりラック&ピニオンと思っていた、当時の軽四輪はほとんど(全部)ラック&ピニオン、当然T360もSと同じと思っていた。マニュアルを見ると高級なボールナットと書いてある。スポーツカーのトヨタ2000GTはラック&ピニオンでクラウンはボールベアリング方式、本にはバスやトラック、高級乗用車はボールベアリングと書いてあるのに軽トラにつけるとは。T360のライバルはコニートラックAF3、コニーもボールベアリングと思ったが、ラック&ピニオンになっている。何でT360だけボールナット方式なのか不思議だ。何度も書いてるが、ハンドリングは非常に良い、低速でも高速道でも疲れないし、何よりもシャープ。
2004年12月06日
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T360最大の売りは30馬力のエンジン、この点は最大にアピールするだろうと思っていたら、他社との比較を出し、効果的に30馬力を強調している。------------------------------------------------------------------これより他車との比較データー表が多くなりますので私なりにピックアップして書くようにします。 ・・・・・・・・・・・ △ 軽四輪で最大の力がある。 =ずばぬけた力の持主(小型車並) 〔A.最高出力 B.加速(0~400m) C.最高速度 D.登坂力 E.馬力当り重量 F.馬力当り価格〕 ホンダT360=A.30ps/8500rpm B.28秒 C.100km/h D.17°30′E.20.3kg/ps F.11633円 マツダB360=A.20ps/7000rpm B.37秒 C.79km/h D.17°24′ E.28.8kg/ps F.15500円 ダイハツハイゼット=A.17ps/5000rpmB.33秒 C.67km/h D.12° E.31.8kg/ps F.17529円 (他にスバルサンバー、ダイハツハイゼットキャブ、スズライトキャブ、三菱360が比較されています。) ホンダS600と同じ機構のエンジンを搭載している。 1.4キャブレター 2.ダブルオーバーヘッドカムシャフト 3.クランク軸受にニードルベアリングを使用 4.オイル系路は遠心フィルターとろ紙フィルターの二段がまえ 5.クラッチにダイヤフラムスプリングを使用 6.ラジエターは放熱効果の良いコルゲートフィン形式------------------------------------------------------------------SAZ・46さんからの資料を見ると群を抜いている。ちなみに、S600諸元表を見ると、57馬力、715kg、最高速130kmなので重量比馬力は・・・なんと13kg/ps、凄いはずのT360の20kg/psよりもっと凄い、これはエンジンサイズはSもTも同じで、重量がチョット重いだけ、排気量の多いほうが有利となる。S360を発売しなかったのもこの点だと思う、市販用車体ではT360同等の重さになり、数字上軽トラと性能が変わらなくなる。スポーツカーが軽トラと同じスペックでは売れない。エンジン特徴の5番、ダイヤフラムスプリングは当時高級車には使用されていたが軽トラには贅沢、何もかもが贅沢に出来ている。セールスマニュアルでS600と同じエンジンと言ってる。軽トラ販売まで時間が無い、スポーツと軽トラエンジンを別々に造る工場も無い、スポーツカーのエンジンを軽トラに「載せてしまえ!」最初から間違えていたトラックと言われるのもうなずける。
2004年11月26日
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SAZ・46さんからの続編。---------------------------------------------------------------- 17.ウィンドガラス部より水もれがないか 当初販売した車には、この懸念があるもの、多少あったかとも思いますが、現在の車はウェザーストリップの変換を行って水もれは全くなくなっています。 18.軽四輪としては値段が高いが 4キャブレター、D.O.H.C(ダブルオーバーヘッドカム)その他高度の品質をそなえた車の為、小型四輪車並の性能が得られ、他車と比較すると値段では多少高くなっていますが、耐久性に優れている為、事故がなく、維持費も少なく、その上中古業界での下取り価格も高く、更に、2年5万キロの保証車であると云うことからみると、むしろ格安であると思います。-------------------------------------------------------------------17番の水漏れの話は始めて聞いた。鈴鹿サーキットの帰路、豪雨だった。それでも水漏れなし、翌日、ガレージで徹底的に見たが全く水漏れ無し。正直驚いた、よく出来ている。今時、国産車の水漏れは皆無だが、輸入車では今でもあり、悲惨な話も聞いているので昔はあったのかも。スバルサンバー軽トラで30万円、34、9万円はチョット高いかも。ただし、サンバーなどは空冷2気筒2サイクル、4気筒DOHCエンジンでは比べようも無い、バーゲンプライス。34万円はエンジンだけの値段と言われていたのはホントだと思う。コニーライトバンは34万円だった。この凝ったクルマならこの金額は妥当と思う、それでも2気筒空冷4サイクルなのでT360とは勝負にならない。メーカーは採算度外視してクルマを造る時がある、トヨタのプリウス、日産のGTRなどはそうらし?ホンダはスーパーカブの儲けを全てT360に注ぎこんだ。>維持費も少なく、その上中古業界での下取り価格も高く、この話は情報なし、不明。2年5万キロ保障は実話。
2004年11月25日
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SAZ・46さんのセールスマニュアル続編。セールスマニュアルはお客さんの疑問点やライバル各社から吹き込まれた欠点を切れ返し、納得させる営業マンの教科書。今回の15番目の項目は一番驚いた。これから推測すると1964年後半ごろに書かれたものでは?ホンダ車の錆びやすいのは当時有名だった?N360のエンジンが錆で落ちる事もあったらしい。ホンダSの錆は持病、前輪後ろスカート部分は袋状になっているので構造的なもの、ただし、Sはスポーツカーと特殊なので文句は出なかった。S600を始めてヨーロッパに輸出した時、ヨーロパの代理店が到着したS600を見てビックリ、錆だらけで売り物にならなかった。船便としても、工場から出て僅か3ヶ月で錆びていた。この連絡を受けたTとSのプロジェクトリーダー中村良夫は、これほど錆びやすいとは思わなかったと書いている。-------------------------------------------------------------------------------15.全般的に塗装が悪く錆が発生する 当初販売されたものは、一部下地処理の不具合がありましたが、現在のものは、下地処理工程の変更を行うと同時に防錆対策もほどこされています故、心配ありません。 16.スタイルは全く良くないが スタイルを、良いとおっしゃるお客様もだいぶ居ります。軽四輪トラックというわくの中で出来るだけ広いキャビンとセットバックをとり、更に走行性能の良いところに設計ポイントを置いた結果のスタイルです。----------------------------------------------------------------------------久米元社長は「箱物はどうして作るのか判らなかった」と書いている。自動車製造経験の有るのは「くろがね」から来た中村良夫と7名の中途採用者だった、何れもインテリさんでエンジン設計や車体強度計算は出来ても錆についての知識は無かったのでは。16番のスタイルは非常に良いと思う。キャビンは現在でも居住性が良い、当時としては後5センチほど背を低くするとスマートに見えたのかも?ただし、この背の高さから来る居住性の良さは、後のステップ・バンなどに引き継がれるから、本田宗一郎の設計は進歩的なデザインだった。 S600,800では、どうせ錆びるなら「最初から切り取ってしまえ」とボディーを切り取っている方もいる。これなら錆びないので安心、セミモノコックなのでこの程度なら強度に関係ない?
2004年11月24日
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SAZ・46さんからの、貴重なT360セールスマニュアルの書き込み。終了後にまとめてUPします。--------------------------------------------------------------------13.右チェンジでは操作しにくいのではないか 左チェンジの車から乗り換えられた場合は、初めはしにくいと感じるかも知れませんが、軽四輪のように限られた範囲内で、いかにゆったりした居住性を得るかということと(助手席も非常にゆったり出来た)、運転者の機能的と云う両者を同時に解決する為には、右チェンジが、この場合は一番最良な方法と考えられます。事実、数日、御使用されれば、むしろ右チェンジの方が使い良いくらいだと思います。 14.荷台が他車に比して高いようだが 他車と比べて(610mmであり)決して高くありません。ご職業によりまして、スタンダードのものが高い場合には、フラットデッキ型(低床式)もあります。-------------------------------------------------------------------14番の荷台の高さは平均、コニートラックなどライバル車は同じ12インチ・タイヤなので、高さはほとんど同じのはず。T360の一方開き荷台の場合、一番低い所は40cm、かなり低いが使い辛い。13番の右チェンジは、これぞT360。試作段階では一般的常識的に左チェンジだった。おそらく、本田宗一郎が試乗した際に、トーちゃんカーちゃんの間に子供を乗せた場合「シフトが邪魔になるので右に移せ」鶴の一声で変更された。当時、乗車定員はそれほど喧しく無かったのでは?今までリヤカーや三輪自転車だったのが、無理を承知でやっと手に入れた自動車、週末は家族でドライブに行きたいはず、荷台にも子供を乗せたと思う。T360の右チェンジは難しい、私はこれしか乗ってないので慣れたが、他の旧車に乗っている方は難しいと言っていた。以前、雑誌記者さんが乗ってみたいと言ったので、まず、助手席に乗ってもらい、一通りのシフトの方法を憶えてもらい一人で走り出した、何時までたっても戻ってこないので心配してた。余程遠くまで走ったのかと思ったら、バックに入らなくて何度も繰り返していたら偶然入ったらしい。バックは特に難しい、チョット引っ張りぎみにして、押し込んで上げる。コツが要ります。私、今でも入らない時がある・・・恥ずかしい。
2004年11月14日
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SAZ・46さんからの、非常に貴重なT360セールスマニュアルの書き込み。ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー9.軽四輪トラックにしては高級なエンジンが搭載されている為、保証後の整備代が高くなるのではないか エンジンとは限らず、シャシー関係にも乗用車並みの機構を備えています。余裕ある設計と硬質なる材料で組み立てられている為、耐久性には自身があります故、保証期間後でも、各部に磨耗その他の事故は来たしません。万が一、故障されても大量生産の為、パーツは安く、工賃にいたっては他社と比較して工賃率が低くなっています故安上がりです。 10.クッションが固いが 高性能エンジンにより出力が大であり、積載時でも、スピードを出すので、この場合の走行安定性を考えるとこれ以上やわらかくすることは難しく、現在のクッションが最も適当と思います。11.足回りの耐久性は 前輪はウィシュボン型独立懸架式、後輪はリジットアクスル型懸架式であり、防水、防ジンも留意してあります。特にサスペンション関係には耐摩耗性、耐熱性の強い樹脂製のデルリンブッシュを使っている為、磨耗等による事故はまず心配ありません。 12.シートバックの角度が少しキツイが 余裕のあるスペースを持つキャビンには、万人向きに設計され、さらに人間工学的にも一番理想的な角度と成っています。ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーさて、書き込みいただいた資料の9番は、こんなもんかと。エンジン本体は丈夫である、なんせS800まで使えたエンジン、360ccではゆとりの設計。10番11番はこの通りである。ショックは硬いが高速を100キロで巡航する時思うのは、ショックの完璧さとハンドリングの安定さ。ハンドルに軽く手を当てとくだけで安心して走れる、直進性、安定性は抜群、これが40年前の軽トラかと驚く。トラックなので、頑丈な梯子型フレームとミッドシップ・アンダーフロアーに搭載されたエンジンで剛性、安定性が良い。T360が発売された時、日本に高速道路は無かった。それを思うと文句なしに凄い。異形のスポーツカーだ。12番のシートについては・・・しょせん軽トラなので多くは望まない。私の経験では一度乗ると、体が慣れるのか降りたくなくなる、連続4時間の運転でも全く疲れないどころか、乗り足りない。
2004年11月08日
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SAZ・46さんからのサービスマニュアルを少しづつUPしている、驚くのはT360とS5~600が同じマニュアルなこと、Sを買いにきたお客はセールスマン(バイク屋のオヤジ)より詳しいと思うし、話題も納期と色ぐらいか、値引も当然無かったと思う。-------------------------------------------------------------- 7、座席の下にエンジンがあるので夏には他機 構の車より特に暑くなるのではないか シートの裏側に断熱材(ミケロン)が塗布してある為、エンジン熱はこれで完全にシャ断されますので、そのような心配は全くありません。 8、始動が良くない(プラグ、ポイント、バッ テリー等に異常が無いとして) 始動不良はありません。始動はチョークとアクセルとの関係で良くも悪くもなる性質のものですから、取扱説明書の始動要領通りやっていただければ、大丈夫です。特に冬季はチョークは完全に引いてください。 9、軽四・・につづく*「四輪車の特徴」より投稿していますので宜しくお願いします。「四輪車の特徴」と「四輪車故障診断書」の2冊手持ちしていますが現存する数は、T360よりT500に近いと思いますよ、私の手元に40年有りますが友人達に聞いても知りませんでした。多分現物を見たらビックリしますよ。(2004年10月25日 00時03分)-------------------------------------------------------------7:はその通りで、別段熱くない。足元のベンチレーターは効率よく三角窓より強力、サンバーなどの足元ベンチレーションは雨が入るがT360は入らない。今年の鈴鹿の帰り道は豪雨だった、ベンチレーターを開けていても、足元に一滴の雨も入らず感心した、良く出来ている。8:は雑誌などでは、これでT360を他種に乗り換えた方が多いらしい。始動にはコツがいる、軽トラなどの商用車でコツがいるのはまずい。コツさえつかめば今でも夏冬1発でエンジン始動できる。以前、オールドタイマー誌にホンダL700(Sと同じエンジンのライトバン)オーナーさんが新車からエンジン始動が悪く、何度頼んでも直らなかった。抗議の意味をこめて現在まで保存されてた車の件が出ていた。T360も、抗議の意味で保存されているかも知れない??これを発見、譲ってもらえれば未再生原型車となり、マニアさん垂涎の車となるはず。 今年の金沢クラシックカーミーティングでは気温35℃以上でプラスチックボンネットが太陽熱で変形した、タオルに絶えず水をかけて冷やした。この状態でもエンジン熱はOK,渋滞したパレードでもオーバーヒートも無かった、熱には強い。サーキット走行は別。
2004年10月25日
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新潟中越地震の被災者さんにお見舞い申し上げます。6、フロアーエンジンでは、プラグ交換、その他の整備がしにくくエンジン自体が汚れ易く、故障が多いのではないか、水が入らないか △ 一見整備がしにくいように見られますが、プラグ交換の場合は、特殊な工具が出来ており、簡単に出来ます。又その他に日常的なものは座席を上げることにより簡単に出来ます。 △ 汚れについてはエンジン自体が完全密閉式に出来ており、エンジン下部にはエアーダクトが取り付けられている為、悪路走行を行っても破損したり、故障すると云う心配はありません。また防水も完全です。最低地上高については他車と変わり有りません。SAZ・46さんから送られたサービスマニュアル、いよいよ問題の整備編です。床下中央エンジンなので防水、ダメージには十分配慮されている、特殊プラグレンチはパーツカタログを見ると、極普通のパイプ、たぶん中央部が膨らんでいるのでここにキャッチゴムが入っているのだと思う。当時としては特殊工具かも、今は磁石式を使っている。常識的に昔は自分でプラグ交換する方は少なかったと思う、素人が交換するとネジ山を壊すだけだ。ネジ穴が鉄の場合、プラグを入れる時に逆に2回ほど回すとカチンという音の場所から入れ始める、アルミボディは音がしないので慎重にしないと、ツインカムは穴が深いので特に難しい。T360の故障は設計者が予想もしなかったトラブルが多かったみたいだ。不凍液を入れなかった為にエンジンを壊したのが一番多い、今年の鈴鹿AHSMにもひびの入ったヘッドカバーが来ていた、数センチのひび割れでアルミ溶接代金は2万円、これしかないのでは仕方が無い。当時、解体屋さんに在ったT360はヘッドカバーにひびの入ってるのが多かったそうだ。軽トラは今も昔も使い方が荒い、最初の1年ぐらいは大事に乗るが後は酷い扱い方をされる。軽トラに水冷4気筒ツインカム、オールアルミエンジンは無理があった・・・「T360は本田宗一郎の生き様そのもの」らしいので無理は百も承知。
2004年10月24日
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コメント欄にSAZ・さんから整備に関するセールストークを送ってもらった、整備となると苦しい・・ホンダスポーツSはリアのチェーン駆動が特色、今ではSの一番目玉パーツである。私が思うに「当時、ホンダには長いプロペラシャフトを造る技術が無く、仕方無しにチェーン駆動にしたのでは?」昔、NHKで日産のダットサン210(310?)米国初輸出の番組があった。(覇者の奢り?)1958年ではハイウエーの発達したアメリカではドライブシャフトの振動が酷く、満足に走れず、輸出は失敗した。この時期、プロペラシャフトにバランスをとる事も日本人は知らなかったらしい。アメリカ輸出を考えていたホンダSはFRなので長いプロペラシャフトがいる、バイクしか作ったことが無い1962年ごろ造れたのか疑問だ。中村良夫は社長命令だから、岡田元治はりジット・アクスルやドデオンでは悪路安定性が悪く、社長のアイデアでチェーン駆動にしたと書いている。「プロペラシャフトが短く設計でき重量が軽く、たわみが少なく・・・」T360は床下中央にエンジンを載せているので、このようなセールストークになる、わざわざドライブシャフトのたわみを出したのは、何がしか問題があったのでは?このセールストークはSも全く同じになる、チェーン駆動にするとプロペラシャフトが短く、たわみが少ない。高速回転に耐える長いプロペラシャフトは、この時点では技術的に出来なかった、のでは?? たんなる思いつきです。
2004年10月23日
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本日発売の雑誌『ガレージスタイル2』おすすめ新着にリンクしている横浜のchossさんが出ています、良く見たら他にも知っている方が出ていた。このT360日記を見ていると思いますので・・・見ましたよ。昨日のセールスマニュアルに鈴鹿が出てきた、今なら軽トラのセールストークにサーキット走行を出すと、バカかと思われる。営農サンバーやアクティに全く必要無い。>鈴鹿サーキットでの高速テスト、都内での低速テスト等で得た実績の有るエンジンです・・当時、鈴鹿サーキットはホンダの誇り(今でも)であり、ホンダ最初の車には鈴鹿を前面に押し出したと思う。本田宗一郎は「技術水準のイメージ効果」を絶えず考えていた、それによって社員の意識向上も目指していた。軽トラと言えども、「技術水準のイメージ効果」を有効に使ったと思う。>5、アンダーフロアエンジンの利点は何か 1.重心位置が低くなり走行安定性が良い。 2.軽四輪という限られた長さより、出来るだけキャビン、セットバックを広く取る為にはフロアーエンジンが最適である。 3.動力伝達の面から考えて、プロペラシャフトが短く設計出き重量が軽く、たわみが少なく、伝達ロスが少ない。
2004年10月21日
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今でこそ日本初ツインカムエンジンはT360最大の売りだが、当時は燃費が悪い、低速トルクが無い、耐久性が無いと思われていたと思う。実際そうですが?これに故障の多さも加わると、営業マンは売りにくい製品だったと思う。思うに、当時最大のセールスポイントは荷台の広さだと思う。プロジェクトリーダー中村良夫は、お客の最大の関心事は積載能力、350kg積んで5年持つよりも、1トン積んで1年しか持たない車が喜ばれたと書いている。T360の積載能力は350kg、これは米6俵を基準にしていると思う、実際の営業マンは米16俵積めますと言っていた、たぶん、積めたのだと思う。下記はSAZ・46さんの資料から・・・>4、高回転エンジンの耐久性については 高回転エンジンでも低回転エンジンでも耐久性に於いては、相違ありません。高回転エンジンには、高回転にも充分耐えられるような、機構、材料等を選んだ上での設計です。例えば、クランクシャフトジャーナル部ベアリングには一般ではプレーンメタルを使用するところを、抵抗の少ないニードルベアリングを使用し、潤滑オイルには遠心式、ろ紙式の二つのフィルターを付け、清浄に万全を期し、給油方法にも特に考慮をしています。この様な考えが各部に生かされており、鈴鹿サーキットでの高速テスト、都内での低速テスト等で得た実績の有るエンジンですので、その心配は全くいりません。
2004年10月20日
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軽トラを買おうと販売店を訪れ、カタログを見せられても良い事しか書いてない、お客さんがホンダのカタログしか見ないのなら問題ないが、他社のショールームにも当然比較検討のために訪れる、その際、セールスマンからホンダの欠点をシッカリ叩き込まれる。これを切り返すセールストークが書いてあるのがセールスマニュアルだ。当然、疑問な点が書いてあり、SAZさんの資料によると高回転高馬力のデメリット、燃費や低速時のトルクについての誤解?を釈明している。現在、旧車に乗っている方は燃費など全く気にしない、しかし、当時燃費は重要な問題、当時は他社製より劣っていたかも。低速トルクについては問題ないはず、当時の軽四輪の比べれば別次元のトルクだったと思う。ただし、トルクのバンド幅は超狭いので運転は難しかったと思う。日常的にヒール&トゥは必要になる。もう1つ驚いたのはT360もSも同じセールスマニュアルだったこと、本命は軽トラ、Sの場合ライバル車が無いので楽だったと思う。Sを買えるのは裕福なマニアの方、当時、日本には数えられるほどしかいなかった?下記はSAZ・46さんの書き込み。>興味深い点がありますよ、「四輪車の特徴」では、T360、S500・S600で記載されています。もう一冊の資料「四輪車故障診断書」(サービス系)ではAK、ASで記載されています。確か同じ研修会の資料で文庫本サイズで簡易印刷で絵は手書きの小冊子です。「四輪車の特徴」はお客様説明用で車名で、「四輪車故障診断書」はメカニック用ということで型式で使い分けて記載されていました。 BBSの続き・・ 2、高回転エンジンでは低速登坂がむづかしいの ではないか 高速回転エンジンではありますが、同時に2700rpmからフラットなトルクをもったエンジンでもあります。従って、トップスローは約20Km/Hまでききますので、他車と比較して問題はないと思います。なお、登坂時の場合は、ギヤーダウンを早めに行って、トルクの大きいところを使って走行するよう心がけてください。 3、高回転エンジンでは低速運転が出来ないのではないか 2項と同じ。
2004年10月19日
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オークションなどにサービスマニュアルやパーツリスト、カタログは良く出てくる、レストアを始めた時にはパーツリストも安かったのに最近は高いような・・・サービスマニュアルは特に高く落札されている、落札者を見るとカタログマニアさんが多いみたいだ?以前、クローラのチラシ(ペラペラの紙1枚だけ)が200円で出品されて、入札したが3千円で降りた。マニアさんが2万5千円で落札した、誰が落札したのかと思って、購入履歴をみたらカタログマニアさんだった、恐るべし。この件を日記に書いたら、某資料室のチラシコピーが某所よりメールに添付されてきた。感謝。T360はホンダ最初の4輪車、販売店の教育用(セールスマニュアル)もあったと思う、これは見たことも聞いたことも無い。BBSによく書き込みいただくSAZ・46さんがマニアルをお持ちみたいなので、出来たら、暇な時UPしていただきたい、です。>表題・四輪車の特徴 (暫定版)> 本田技研工業株式会社>1.高回転エンジンの為、燃費が多いのではないか>高回転エンジンだから燃費が多くなるということは絶対にありません。あくまで乗る人の扱い方に左右されるもので、エンジン回転にマッチしたチェンジを選ぶことで、無駄な空ぶかし等は、絶対にさけることが燃費を伸ばす秘訣です。 都内積載運行 12~13Km/L 郊外積載運行 15Km/L が普通です。@これからT360をレストアされる方にサービスマニュアルは絶対必要です。メールをいただければ私のマニュアルをお貸しします、コピーして返送して下さい。見てみたい、だけでは困ります。
2004年10月18日
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Webを見ていたら、立風書房は7月1日に学研に吸収合併されたと書いてあった。車関係では老舗に近い出版社、ル・ボランは毎月楽しみにしていた、存続は?ル・ボラン別冊として出した、ホンダ・ビート、カプチーノや軽四輪の本は今でも貴重な本となっている。立風書房の本で何か無いか探したら「日本の名車100台」見つけた。推定20年ほど前の本?(書いてない)愛蔵版とあるだけに、何種類もある日本の名車本の中では、最高の出来だと思う。この本1冊あれば十分である。さて、T360の記事を探しても当然無い。ホンダのコーナーではS500が最初の車、日本初のツインカムエンジンと書いてある。この当時では、この解説が日本の常識だった、だれも変に思わなかったと思う。T360の写真はホンダ・ミニヒストーリーの中に写真と解説(半行)があるが、荷台は三方開きで、何処で探してきたのかと言うほど変な写真が出ている。編集者も軽トラには興味がなかったと思う。
2004年07月16日
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本日発売のグランプリ特集を見たら、なんと・なんとT360のド・アップ写真が出てる・・・T360の写真は滅多に雑誌に出ないのに、F1専門誌に1ページとは。もちろん見ようとしたのは琢磨の記事、良く考えたらアメリカGPの記事はまだ早い。「F1うんちく一夜づけ」のコーナーにHマークが最初につけられた車は?1)RA2712)T3603)S500とあり、正解はT360。Hマークについての解説も書いてある。ロゴとしては大きすぎると書いて有るが、ロゴマークはボンネットの強度を増すために必要なので、最低でもこれくらいの大きさがいる。本田博俊氏は「T360の大きなHマークは、親父の生きざまみたいなもんですから」笑いながら語っている。この雑誌ではT360のロゴは大きすぎて、当時評判は悪かったと書いて有る、その話は聞いたことないので、ご存知の方教えて下さい。当時は評判が良くなかったのか?最初の問題の答えは2番のT360、これが日本の常識。しかし、極初期型のT360はHマークがなかったので、ひょっとしたら最初のHマークをつけたホンダ車はS500かもしれない?T360極初期型は現存していないし、おそらく正確な書類も残ってないので、どの時点でHマークをつけだしたかは不明。
2004年06月22日
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ホンダT360は雑誌などでの取り上げられる回数は少ない。車雑誌が細分化してきて、旧車専門誌が出来るまでは皆無(記憶では?)。ホンダ最初の4輪車はS500が一般的だった。また、たかが軽トラに気に止める物好きも極少数だった。最近出た「昭和の名車」JTB刊もS500がホンダ最初の4輪車でN360がホンダ最初の軽四輪と書いてあった。T360は「後からS360のエンジンを載せたトラックが出た」と書いてあるだけ、書いてあるだけでも大したもんだ。実は、私もT360は良く知らなかった、漠然と興味が有っただけ、昔、見た記憶もなかった?AK,BKがあると知ったのもOT誌かNH誌のどっちかだった。(販売店の力関係で当地には少なかった、三重県にはウジャウジャ走っていたらしい)以前日記で紹介した今月号の「カー&ドライバー」のホンダ55台は、かって見た事ないイラストだった、なんせ、T360が一番最初に書いてあるからだ。これでT360の地位も安泰?雑誌で凄かったのは「Jsティーポ21号」ホンダ特集「ホンダよ、夢よもう1度!」だ。表紙はカブF、271、S5、NSXの集合写真、590円の本1冊、怒涛のホンダ特集だった。この本でのT360説明は親切、クローラの写真も出ていて、ますますT360に興味を持ち出したのを覚えている。久々に見なおしたら、コレクションホールの所在が鈴鹿サーキットだった、懐かしい・・・
2004年01月17日
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