エレヴァージュのメールマガジン、バックナンバーのまとめノートです。

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2013.02.22
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カテゴリ: カテゴリ未分類
では、

金曜日の赤ワインのリストです。

実は、シャトー パルメ1976年がブショネで、

代打で、シャトー グロリア1985年を開けました!。

また、フィジャック1985年も今日の目玉です!。


                                       120ミリ(70ミリ)


★ギガル社
●コート デュ ローヌ 1996年               ¥1800(¥900)

 仏・ローヌ地方です。これは、ギガル社の最も「ジェネリック」なワインで、一番

 いう、ここまで熟成したものは、ほとんど手に入らないのではないでしょうか。この
 会社の「安い」ワインは、熟成の若い段階では、酸っぱく、青臭く、そんなに美味
 しいとは思えない場合が多いのです(最近はそうでもないですが)。しかし、ここ
 まで熟成されると、やはり特別で、上質のブルゴーニュのような柔らかさと、自然
 な酸味と甘さが出てくるのです。すでに味見していますが、あまりにも素晴らしい
 ので、かなり感動しています。

 (すでに2本目を開けています~)


★レオン バラル家
●フォージェール キュベ ジャディス 2008          ¥2000(¥1000)

 仏・ラングドック・ルーション地方です。レオン・バラルと言えばこの地域の「鬼才」と
 いうべき存在で、これほどまで複雑で、葡萄の凝縮感のあるワインは、フランス全土

 ようなハーブが混じったような個性的な要素、そして、花崗岩や、深い石灰質のキメ
 の細かい香りが、重層的に上がってきます。この迫力と、複雑な奥行きは、もうさすが
 としか言いようがありません。ラングドックではゴービー社の「ムンタダ」と双壁をなす  
 のではないでしょうか。




◎シャトーヌフ デュ パプ レ カイユ 2009(アンドレ ブリュネル家)


~仏・ローヌ地方です。これほど美しくて、伸びやかな酸味をもったシャトーヌフ・デュ・パプ
は、他にあるでしょうか。この地域のワインは、もともとは、荒々しくて、強引で、野生的す
ぎる傾向がありました。しかし、最近の生産者は、ブルゴーニュの作り手が持つ美しい酸味
を自分のものに取り入れようとしています。その結果、熟成の初期でも比較的美味しく、
さらに、極めて長期間、「美味しいまま」熟成する能力を身に着けたのです。

(さて、ヴィンテージが変わって、2009年になりました!。2007年は酸味がとても綺麗で、
素直な果汁を感じる年だったのですが、2008年は、果実味の重量感があって、まさに豊か
な迫力が、そして、2009年ものは、重厚であると同時に、果汁溢れる柔らかさがあります
まるでボルドーの2000年、1982年のような見事なまとまった味わい)


●シャトー シャススプリーン 2009              ¥3500(¥1800)

 ~仏・ボルドー地方です。何十年に一度と言われる偉大なヴィンテージです。やはり、
この年は、2000年、1982年に似ていて、とてもジューシーで、葡萄らしい自然な甘
さを感じます。エキス分が多いのに、本当に滑らかで、今飲んでも、不思議なくらい美
味しいのです(醸造技術の向上もあるでしょうが)。甘さ、酸味とタンニンが、見事なバ
ランスで成り立っている、「大人のジュース」です。




●ニュイ サン ジョルジュ レ ヴィーニュ ロンド 2004年
 (ダニエル リオン)                         ¥4000(¥2000)

 仏・ブルゴーニュ地方です。先日の試飲会で、あまりにも印象的だったので、すか
さず購入して、リストに載せました。彼が作るワインは、あまりにも果実味重視で、
とても単調で、はっきりいって面白くないなと感じていたのですが、この2004年ものは、
別でした。2004年らしい、甘さと酸味が綺麗に寄り添うミネラルの美しさ、果実味
は決して重たくならずに、素直な葡萄の酸味がとても心地よく感じるのです。そして、
ニュイ サン ジョルジュらしい小気味よいミネラルの堅さが、透明感を含んでとても
瑞々しいのです。これは、本当にいいワインで、2004年の良さがここに凝縮している
のではないでしょうか。


●シャトー グロリア 1985年            70ミリ¥2600

 仏・ボルドー地方です。このワインは、熟成の若い段階では、カベルネ・ソーヴィニオン
のタンニンがきつく、渋み、酸味がとても強いため、正直言ってあんまり美味しいとは
言えません。しかし、十分に熟成を重ねると、そのタンニンが澱となって結合して底に
落ちて、柔らかさ、香気高さを身に着けていくのです。この1985年ものは、率直に
言えば、まだまだ「若く」、渋みがバシバシ堅く、あと20年以上熟成が必要かもしれ
ません。しかし、1985年の特徴である豊かな甘さがあるからで、この蔵の個性であ
ある四角形の角張った堅さと、1985年の丸みのある豊かな甘さのバランスが取れて
いるからです。飲み頃という表現はとても難しいのですが、熟成の若い段階という意味
では、飲み頃に入っています。

ただし、次の熟成の段階(20年後)には、またこの渋みが収まって、もっとのびやか
なブーケを放っているでしょう。そういう意味では、このワインが持つポテンシャルがいか
に凄いかがわかります。


★ジョルジュ ミュニュレ家
●ニュイ サン ジョルジュ レ シェイニョ 1995   ¥6400(¥3200)

仏・ブルゴーニュ地方です。彼が作るワインは、とても肉付きが豊かで、ゴツゴツ
して堅くて、飲みづらいこの村のワインに、優しさとコクを与えています。この肉付き
の豊かさこそ彼らのワインの特徴で、ほのかにあった果実の「青さ」が、熟成するこ
とによって、ジワジワと甘さが湧いてくるようになって、その懐の広さを十分に堪能で
きるのではないでしょうか。特に1995年ものは、果実味の甘さが前面に出ていて、
とてもゆったりした広がりが。

(すでに2本目を開けています~)



◎シャトーヌフ デュ パプ ”ピニャン” 2000年
 (ラヤス家)                       ¥6600(¥3300)

 仏・ローヌ地方のカリスマ的な存在です。彼が作るシャトーヌフ デュ パプは、
もう伝説的な存在で、フランスの偉大なワインのトップ10に間違いなく入るで
しょう(ロマネ・コンティ、ペトリュスに並ぶ)。特に2000年は、凝縮した素晴らし
い葡萄が取れたようで、口に含んだ瞬間、「ギュっ!」と葡萄の鮮やかさが口
一杯に広がり、その奥から、樹齢の深い葡萄だけがもたらす奥行きのあるミネ
ラルの余韻が、いつまでも残るのです。この余韻の長さは、偉大なグランヴァン
の中でも、際立っていて、いつまでも忘れられません。


●シャトー フィジャック 1985年

 仏・ボルドー地方です。フィジャックは、熟成の若い段階では、渋みとどこか
野菜のような青臭さがあって、とても飲みづらい場合が多いのです。ですから、
いつ飲み頃なのか、いつ美味しくなるのか、非常に判断が難しいのです。1978年、
1982年などは、驚くほどジューシーで、美味しさを感じます。さて、1985年もの
は、先日何年かぶりに開けて味見し、めちゃくちゃフレッシュで、自然な甘さがある
のに驚き、こんなに美味しいなんて・・・、と感動していました。それで夢よもう一度と、
購入して、グラスワインに載せました!。フィジャックがこんなに「開いて」いるのは、
めったにありません。フィジャックにトラウマを持たれている方へ、無理やり飲ませたい
・・・。(卍固めをかけながら・・・赤いタオルを巻いて)



ワインバー エレヴァージュ  吉田 岳史

東京都港区西麻布4-2-13 八幡ビル 2F

TEL(FAX)03-6419-3889







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Last updated  2013.02.22 20:20:35


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