専業主婦の子育て日記

2007/04/11
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カテゴリ: 社会ネタ
大事な大事なことなのにまたギリギリになってしまった。
今日書いたところで今更ジローかもだけど書かずにはいられません。

なにをそんなに焦っているの?!
与党は今週中にも憲法改正のための『国民投票法案』を採決しようとしているらしい。
その名の通り、憲法改正の是か非かを国民に問う際の投票に関する法案です。

そんな大事な法案のはずなのに焦りすぎだよ><
だってこの法案、全然国民に浸透してないし。
問題点も多いみたいだし。。。


東京新聞の記事より引用


憲法96条は「特別の国民投票又は国会の定める選挙の際行はれる投票において、その過半数の賛成」があれば、国会が発議した改憲案が承認される、と定めている。
仮に投票率が40%の場合、全有権者の20%の賛成で改憲が認められてしまう計算だ。




20%の賛成で憲法が変わっちゃう ってちょっと違和感感じるのは私だけでしょうか・・・
しかもこの過半数ってのが有効投票数を基準に算出するらしい。
そうすると白票などは無効になります。
どうやら改憲のハードルを低くしたくて仕方ないようで;;


以前読んだ憲法の本で

『憲法とは弱者が強者に守らせるもの、縛るためのもの』

つまり 『憲法とは国民の基本的人権を守るために国家が守るべきもの』
だから権力側としては改憲のハードルが低いに越したことはないんでしょう。。。


もう一つ、私的に最大の違和感は
各条文や各項目の改正点ごとに賛成?反対?ではなく、漠然と憲法改正に賛成?反対?と問われる危険性がある!!!という点です。

これは絶対おかしいし、混乱しますよね。
そりゃあ、60年も前の憲法だし改正するべき点はたくさんあると思いますもん!

だからこそ、絶対与党はそうするでしょうね。
ずるいと思います。


さらに、、、
国民投票法が成立したら選挙権が18歳以上に改正されます。
そうするとそれに関連して問題が多発。

20歳規定法だけでも30本あるんだって。

・飲酒はやっぱりダメ
・結婚は自由
・馬券はOK?  などなど

最大の難関は少年法だそうです。
高校3年生では成年が混在することになるので
例えば18歳のA君と17歳のB君が二人で罪を犯した場合
  A君は実名報道+刑罰
  B君は仮名報道+保護処分
と混乱を招く危険があるわけです。



私も絶対に国民投票法は必要だと思うけど、たった20%で改憲可能になってしまうとか、この18歳の問題とか、もっと詰めて審議してからでも遅くないはず。
逆に問題山積のまま急いで成立させようという姿勢に大きな違和感です。

一度できたものをゼロに戻すことは難しい。
だからこの法案一つが今後何十年もの日本の運命を左右することになると思われ。
子供たちにどんな日本を残せるのか、親世代の私たちの責任だと思うわけで。。。
(なぜか北の国から口調;;)

このところ、日本は確実に変な方向に向かってる気がするんです。
戦前の大日本帝国もナチスもその中心には必ず国民がいたんですよね。
誰かが急に出てきて作ったものではない。

たかが専業主婦で、何ができるわけでもないけれど
無関心になってはいけないと感じています。



以下は国民投票法案に関するサイトのリンクです。

日本弁護士連合会HP
↑このHPのパンフレットがわかりやすい↓
与党と民主党が国会に提出した憲法改正国民投票法案に異議あり!!Vol.2


憲法改悪反対共同センター

国民投票法案を語る






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最終更新日  2007/04/12 01:17:13 AM
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