英国民謡好きの戯言

英国民謡好きの戯言

2010/06/03
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  1. Marie Antoinette マリー・アントワネット (Way/Linwood)
  2. Melinda (More Or Less) メリンダ (Linwood)
  3. Not Quite The Same 多少の違い (Way/Linwood)
  4. Cheetah チーター (Way)
  5. Ultra Vivaldi ウルトラ・ヴィヴァルディ (Way/Monkman)
  6. Phantasmagoria ファンタスマゴリア (Monkman)
  7. Whose Shoulder Are You Looking Over Anyway? 前にいるのは誰 ((Monkman)
  8. Over And Above ほかにもっと (Monkman)
  9. Once A Ghost, Always A Ghost 霊魂 (Monkman/Linwood)


Sonja Kristina  (1949.4.14~)
vo, a-g
Darryl Way  (1948.12.17~)
violin, p, syn, tubular bells, mellotron
Francis Monkman  (1949.6.9~)
p, e-p, g, harpsichord, syn, organ, tubular bells, gong, per
Mike Wedgwood  (1950.5.19~)
vo, b, a-g, g, per
Florian Pilkington Miksa  (1950.6.3~)
ds, per
Annie Stewart
flute
Frank Ricotti (1949.1.31~)
xylophone, vibes, congas
Crispian Steel Perkins (1944.12.16~), Paul Cosh, Jim Watson, George Parnaby
trumpet
Chris Pyne (1939.2.14~1995.4.12), Alan Gout, David Purser, Steve Sounders
trombone
Mal Linwood Ross, Jean Akers, Colin Caldwell
per

produced by Curved Air & Colin Caldwell
art direction Richard Rockwood
illustration John Gorham

 みんな忘れてるでしょ。
フランシス・モンクマン も王立音楽大学出てるんだよ。
ダリル・ウェイ だけがそうではないのだよ。

 そんなこんなで カーヴド・エア の3作目、 「ファンタスマゴリア」 です。
 メンバーはベーシストが マイク・ウェジウッド
 次作 ソーニャ・クリスティーナ とマイク以外の3人が辞め、 エディ・ジョブソン その他が加入することになるのですが…
 持ってないので語れません。そこんとこよろしく。

 それにしても久々に聴くなあ。
 10年前に世田谷区内の中古盤屋で買ってから何回聴いたんだろ。
 買った当時は喜び勇んで聴きまくってた気もするが、ここ数年は棚から取り出してもいなかったわ。

 ソーニャの妖精の女王っぽいシンギングとダリルのクラシカルなヴァイオリン、これがカーヴド・エアの二枚看板。
 …でもないぞ。今あらためて聴いてみるとベースがすごくいいぞ。
 しゃしゃってるわけじゃないのだけど、マイクの弾くベースはなぜか印象深いのね。

 ダリルの演奏は学術的で秀才タイプ、文句マンはもうちょいライト。
 2人ともクラシック街道を歩んできてはいるけれど、やっぱり個性ってものは出るものです。

 マイクと フロリアン・ピルキントン・ミクサ の還暦コンビによるリズム隊がさ。
 よくもまー出すぎることなく引っ込み思案にもならず、さりげなく目立たせてますね!って感じのいい塩梅なんですよ。

 ここにいる アニー・スチュワート チューダー・ロッジ アン・スチュアート その人だとバートサンは踏んでるのですが、どうでしょう?

 7の “前にいるのは誰” はずいぶんと前衛音楽と言いますか実験的と言いますか。クラウト・ロックって単語が脳裏をよぎったぜ。
 どうにもダリル作品に比べると文句マン作品は実験的要素が強いように思われます。
 それがまた不可思議で奇妙で、ただ単にクラシックとロックを融合させているだけじゃないってことがわかって興味深いのです。

 ところでRoyal Collageは音楽大学、Royal Academyは音楽院と訳せばいいこと、つい最近気付きました。
 前者にはほかに リック・ウェイクマン アンドリュー・ロイド・ウェバー 、後者には エルトン・ジョン ピーター・ナイト がいるよね。

 ついでにもうひとつ。
 作者クレジットのリンウッドはソーニャのことだわな。


公式サイト→ http://www.curvedair.com/
グラストンベリー・フェスに出るってよー


<やったー!>




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Last updated  2010/06/03 08:55:40 PM
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