2004/09/24
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テーマ: 社交ダンス(9447)
中学校の入学式、晴れて制服に袖を通した時の「制服に着られているような」感じ、に似ていたと思います。

2級になって初めての教室の日に、先生は燕尾服を見せて下さいました。先生と主人はちょっと太さは違いますが身長が同じで、ズボンのウエストだけひろげればそのままピッタリでした。

結婚式の時に着た燕尾服と違って、やけにパーツが多く、エリとボタンはシャツとは別々になっています。なんでこんなに複雑になっているんでしょうか。武士がいくつものパーツに分かれている鎧を一つ一つ身につけて戦闘気分を高めるように、燕尾服というフォーマルな服を時間をかけて着ることで厳かな気分を盛り上げようとでもいうのでしょうか。

それに対して女性は簡単です。普通のワンピースといっしょで、腕を通してジッパーを上げるだけですから1分もかかりません。その分女性は髪や化粧に時間をかける必要があるからでしょうかね。

とにかく先生はお下がりのその燕尾服を5万円で譲って下さいました。たくさん部品がある割には思ってたより安くてよかった、と思いました。ラテン服の方で相場は分かっていたので、前回のように値段を聞いてひっくり返ることはありませんでした。

問題は女性の方です。喜んでいいのか悲しむべきか、パートナーで奥様でもある先生と私は背格好が似ていました。

当然の流れとして、先生のドレスを着てみることになり、結婚式以来ドレスなんて着たことがなかったので、鏡に映る自分に正直、見とれました。たくさんのストーンやパールが縫い込まれた白に紫の羽がついたドレスは、「私をつれていって」といっているように見えて、魔法にかかったジンデレラ状態の私は値段も聞かずに「これ、いただきます」と言ってしまっていました。

脱いでから我に帰りましたがもう後には引けません。江戸っ子ですし。

多分20万くらいは言われるんだろうなと覚悟を決めて聞いてみると「5万でどう?」。






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Last updated  2004/09/29 01:41:36 AM
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