2005/01/05
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テーマ: 社交ダンス(9053)
2002年春期、JBDF北関東支部の最後の大会は、6月2日、全千葉ダンス競技大会でした。種目はチャチャチャとルンバ。私たちは、ラテンC級戦に出場しました。この日は、セレナ・レッカの黄色いドレス。髪型は1本細い三つ編みを後ろから左肩に垂らし、残りの髪をアップにしてまとめ、ドレスと同じ色の羽をつけていました。

出場組数98組。いつもご指導いただいている先生が、応援に来て下さって、私たちの試合を審判の視線でビデオにとって下さいました。よく、人の立場になってものを考えろと言われますが、2階席から定点録画して気付かなかった審判の気持ちが、このビデオを見て、ちょっとわかりました。

まず、チャチャチャやルンバのように移動距離の少ないダンスは、3~4組間に入ると、その後ろで踊っている選手は見えない、ということ。決勝のように、フロアに6組しかいないのであれば、どこで踊ってもよく見えますが、15組くらいで一緒に踊る予選の場合は、まず、「背番号」を審判に見せる必要があります。

背の高い選手でも、あまり遠くで踊ると頭しか見えないので、1曲のルーチンの間に移動を少し入れたり、回転を入れたりして、360度、全部の審判に「背番号」を見せなければ、フルマークは望めません。

衣装の色も、目立つ色の方が有利のようです。同じくらいの踊りのレベルの場合、ぱっと目の行くコスチュームの選手にチェックを入れたくなりますから。

さて、私たちの結果は、2次予選敗退でした。これは、なぜでしょうか。コスチュームはとても目立っていました。審判から背番号もよく見えました。では、なぜ??

ダンスがいまいちだったからです。

当たり前ですが、いくらコスチュームがかっこ良くて目立っても、審判に「背番号」がよく見える位置にいても、ダンスが普通ではだめです。

私たちは、先生に習ったことを使い終わったカレンダーの裏に箇条書きにして、食堂のいつも見るところに貼っています。項目はどんどん増えて、今では20項目になっています。それらは、すべてのA級選手ならクリアしているものばかり。しかし、未だにまだ出来ていない基礎的な注意点です。



余談ですが、このときのビデオを見直してみて、私の顔がどこかで見たことがある何かに似てるな、と思いました。

結婚する前に、誕生日のプレゼントとして彼にあげた「坂本龍馬人形」でした。2頭身のその人形は、おでこ全開でキッと遠くを見つめ、刀を引っ張るとモーターが動いて、しゃべります。

「くよくよしてちゃあ、あかんぜよ。」

「こころは、太平洋ぜよ。」

結婚して、彼と一緒に私のもとにやってきた坂本龍馬は、いつもこう言って私たちを励ましてくれるのです。

坂本龍馬 坂本龍馬





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Last updated  2005/01/05 12:17:49 PM
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