2011/05/10
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テーマ: 社交ダンス(8732)
カテゴリ: アニメのはなし
化学の元と言われる錬金術。

物質の構成を変化させて金を作り出すとか、無生物から人間を作ろうとする試みは古代エジプトの時代から続けられてきました。

今日ご紹介するアニメは、優れた技能を持つ錬金術師の兄弟のお話です。

時代も地域もよく分からない設定で始まるんですが、錬金術が進化して、能力のあるものが国家の軍人として雇用される背景があります。

ただ絶対行ってはならない錬金術があって、それが死んだ人を蘇らせることでした。

エルリック兄弟はその禁忌を破って、病気で亡くなった母親を蘇らせようとします。

術は失敗し、兄のエドは足と腕を1本ずつ、弟は身体全部を失ってしまいました。



かろうじて弟の魂を近くあった鎧に定着させるんですが、母親は人体錬成失敗によって生じたホムンクルスになってしまいます。ミュータントみたいなものでしょうか。

国家錬金術師になって弟の身体を何とか元に戻そうと史上最年少で資格を得たエドでしたが、錬金術の基本原理は『等価交換』、何かを犠牲にしなければ何も得ることが出来ません。



失った身体を取り戻すべく賢者の石を求めて旅を続けるうちに、不死身のホムンクルスたちも同じものを求めていること、賢者の石の錬成のためには大量の人の命が必要なこと、軍の上層部にホムンクルスがいて、そのために戦争を起こしていることなどが分かって来て一時は錬成を諦めます。



なんとか人の命を使わずに賢者の石を作れないものか。

最後は意外な展開で幕を閉じることになりますが、全51話、かなり楽しめました。

出てくる錬金術師にそれぞれ得意分野があって、Xメンみたいなイメージなんです。

国家錬金術師になると、もう一つの名前と銀時計をもらえます。

火をコントロールできる人は『焔の錬金術師』、爆発物を得意とする人は『紅蓮の錬金術師』みたいなかんじで、エドは手を足がオートメールという鋼だったせいか『鋼(はがね)の錬金術師』という名前をもらうんですね。



お母さんは悪役に転じますが、行方不明だったお父さんはもっとびっくりな悪の元締めだったり、いろんな切り返しがあって面白いです。

荒川弘原作の漫画をアニメ化して2003年から放映されたものだそうです。

賢者の石っていうとハリー・ポッターを思い出してしまいますが、もともと錬金術の世界で追求されて来たものだったようですね。

この物語に出てくる錬金術師は、ある意味、全員魔法使いのようでした。

鋼の錬金術師 op











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Last updated  2019/02/17 09:24:31 PM
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