2012/05/28
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テーマ: 社交ダンス(8746)
カテゴリ: 音楽のはなし
ショパンはこの曲をマヨルカ島で作曲したとされています。

1838年、当時28歳だったショパンはパリの社交界で花形だった美貌の文豪ジョルジュ・サンドと恋に落ちマヨルカへ恋の逃避行。

昔見た 映画『別れの曲』 ではそんな流れでしたが、実際は結核療養のため半年間滞在しただけだったようです。

サンドは6歳年上で恋多き女性だったんですね。

ショパンとつき合う前に結婚して子供も二人いるし、詩人のミュッセや音楽家のリスととも関係を持っていました。



ショパンは自分が病で弱って行く中、精力的なサンドの愛をつなぎ止めておけるのか不安だったんじゃないでしょうか。

この曲を聴くとマヨルカの雨が想像出来ません。

むしろショパンの生まれたポーランドの、何となく寒々しい森の雨上がりの情景が浮かんできます。(行った事ないですけど、きっとある)

降られたのは1日だけ 、しかも風びゅーびゅーの大雨でした。

とてもじゃないけどこの曲のようなしっとりした寂しげな雨じゃありません。



マヨルカ観光で有名なのが洞窟コンサート。

ドラッグ洞窟の地底湖で小舟に乗った楽団がショパン演奏を聴かせてくれるんです。

行ってみたい気持ちは満々だったんですが、私達が滞在していたサンタ・ポンサからだと島の反対側でバスで片道2時間はかかるし、凄く混んでるという噂だったので行きませんでした。

テレビの観光番組で見たことがあるのでだいたい様子は分かってました。とっても幻想的で素敵みたい。

ただいろんな人の旅情報を見ると、日によってショパンじゃなくてモーツアルトだったりもするみたいなんですね。なんなのかコンセプトがよく分かりません。

ショパンコンクールを題材にした『ピアノの森』という連載マンガが好きでずっと読んでいるんですけど、ショパンは本当にこの曲をマヨルカの雨と関連づけて作曲したんでしょうか。



皆さんはどう思われますか。

こちらからどうぞ。

Chopin - Prelude Op. 28, No. 15








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Last updated  2012/05/28 06:12:05 PM
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