ひたちなか（エピソード５）

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2015/07/03

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テーマ：社交ダンス(9448)

カテゴリ：競技会関連

＜団子＞

スタンダードA級戦の方はあえなく１コロでしたが、シニアA級戦の方は準決勝まで勝ち上がっていました。

ラテンは数年前からシニア2に参戦してA級を維持していますがスタンダードの方は今年始めて参戦なんです。

まだ無級で一度も決勝に残ったことがありません。

このままA級戦しか出ないで年末まで準決どまりで行ったら私たちのシニア2の持ち級は何になるのでしょうか。

無級のままなのかな。

ところでシニア戦の準決勝で大変なことがあったんです。

種目はワルツ，タンゴ，スローフォックストロットでした。

午前中のラテン20曲で汗だくになって、特に頭がまるでプールに入ったみたいにびしょぬれだったんです。

そのことをすっかり忘れてA級戦に出てしまいました。

シニア戦に出る時に気が付けばよかったんですが靴ズレ防止用の絆創膏貼るのも忘れていたのでそっちに神経が行ってて頭のこと忘れてたんです。

シニア２A級戦準決勝の最初のワルツでなんか頭がカパカパするなあと思って、続いてタンゴだったんですがここで始めて思い出しました。

頭のお団子、床に落ちる！！

恐くて頭振れません。

それどころか、PPに向いただけでさっきよりぐらぐら度が増してる感じがして気になってルーチンがめちゃくちゃになってしまいました。

スローフォックストロットに変わる間に頭に手をやると、まさに風前の灯、Uピン2本でかろうじてぶら下がってる状態でした。

上の方についてる櫛状の金具が空中で浮遊してます。

出来るだけさりげなくその櫛を髪に通し、ホールドに入りました。

いやあ、落っこちなくてよかったですよ。

なんかそれだけで命拾いした安堵感と達成感があったんですが、踊り終わると大将は怒りを抑えるような低音ボイスで私を見ないままつぶやきました。

後で結果見たら確かにタンゴもダメだったんですが、他の種目も同じようにダメだったのでお団子のせいで落ちたんじゃないぞと反撃しときました。

髪振り乱して踊ってお団子フロアにころがすより無難に終えてよかったではないか。

そう自分では納得しているんですが、どうですか？