アウトランダー（シーズン５）

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2021/10/17

テーマ：社交ダンス(8755)

カテゴリ：ＴＶのはなし

18世紀にやって来たロジャーとブリアナは、フレイザーズ・リッジの美しい庭で結婚式を挙げます。

祝宴の中、悪い知らせが２つ。

一つは、フレイザー家から金品宝石を盗み、ブリアナに乱暴を働いた盗賊スティーブン・ボネットが脱獄してまだ生きていると言う知らせ。

もう一つは反乱軍のリーダーでお尋ね者のマータフを探して逮捕するようにと、ジェイミーが総督に命じられたこと。

マータフは、ジェイミーの名付け親で父親がわりだった人で、祖国では互いの背中を預けてイングランド軍と戦った仲です。

断れば土地を取り上げると脅されたジェイミーは完全に板挟みでした。

ジェイミーはその夜、十字架を燃やしてスコットランド人の男たちを集め一人ずつ忠誠を誓わせます。

マッケンジー家のギャザリングで見た儀式です。

スコットランドの民族衣装に身を包んで丘に立つジェイミーはカッコよかったですね。

密かにジェイミーに逃げるように諭されますが、もう後には引けない様子。

リバーランに住む裕福な叔母ジョカスタとは古くからの知り合いで再会するなり心を通わせますが、平穏な暮らしを望む彼女は別の男性と結婚してしまいます。

1771年、イングランド軍と世直し団はアラマンスで戦うことになります。

ここが一つの山場ですね。

歴史はやはり塗り変えることはできないようで、世直し団は敗退し、マータフはジェイミーの目の前で命を落とします。

ロジャーは世直し団の一味と間違えられてなんと見せしめの絞首刑に。

命を取り留めますが、心に大きなダメージを負うことになりました。

スティーブン・ボネットを密輸でおびき出し片をつけようと目論んでいたフレイザー家は、裏をかかれてブリアナを拉致されてしまいます。

人身売買で売り飛ばされそうになっていた彼女の行方を知っていたのは、ボネットが懇意にしていた娼婦だけ。

彼女からどうやって情報を引き出すのか、ブリアナは救出できるのか、ここがもう一つの山場です。

クレアは肉さばきの上手いマーサリに医術を教え始めます。

まだ抗生物質は開発される前の話ですから、この特効薬の効果は絶大で大切な人たちの命を救うことになります。

ある日、モホーク族と暮らしていたイアンが突然戻って来ます。

そこにいる間に何があったのかはまだ語られていませんが、死ぬほど苦しい目にあったことは確かです。

自殺しようとしていたところをロジャーに救われるんです。

ロジャーは現代では大学教授だったんですが、この世界ではほとんど役立たずでした。

もうすぐアメリカの独立戦争が始まることが分かっているロジャーは、ブリアナと息子のジェレマイヤを連れて現代に戻ろうとするんです。

周囲の人たちにはボストンで職を得たからと言って別れを告げ、イアンに全てを打ち明けてノースカロライナの北方に見つけたストーンサークルまで送ってもらいます。

果たして元いた時代に戻れるんでしょうか。ここも見所です。

さて、世直し団と戦うために兵を募って旅をしていた時、ブラウン家と一悶着ありました。

この時代は完全な男尊女卑なのでそれに楯突く現代女性クレアは目をつけられるんです。

ローリングス医師という男性のふりをして女性たちに知恵を授けようとしたクレアの思惑は、女性たちには大いに受け入れられたものの男性たちの反感を買い、ブラウン家に誘拐されて暴行を受けます。

ジャイミーは緊急事態を知らせる十字架に火をつけて人を集め、クレアを救出に向かいました。