2022/08/22
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テーマ: 社交ダンス(8755)
カテゴリ: TVのはなし
平穏な日常に飽きた上流階級の若様たちが、美しい奴婢たちを狼と共に狩場に放ち、弓で倒す狩りを行っていました。

必死に逃げる女たちを狼が、そして無慈悲な矢が倒していきます。

そんな絶体絶命の状況で、生き残った女奴婢はたった一人。

彼女は記憶を無くしていていましたが、驚異的な身体能力を持っていました。





中国、南北朝時代。日本で言ったら飛鳥時代より前になります。

荊小六(けい・しょうろく)は宇文府(うぶんふ)で兄弟姉妹と再会しますが、奴婢の命が虫けら同様に扱われ、兄や姉が命を落とすのを見て密かに復讐を誓います。

主人の宇文ゲツに夜伽の相手として選ばれた小六は、残された親族の身を案じて復讐を思いとどまり、この家に身を置くことにします。

彼女の才能に目をつけた宇文ゲツは、床を共にすることもなく、星児と言う名前を与えて武芸を仕込むんです。

宇文ゲツは諜紙天眼と呼ばれる皇帝直属の諜報機関を束ねるボスだったんですね。







一人は魏(ぎ)の皇帝の息子の元嵩(げん・すう)、もう一人は宇文ゲツの親友の燕洵(えんじゅん)です。





燕洵は隣国・燕北を治める定北侯(ていほくこう)の息子で、人質として子供の頃から皇帝の元、長安で大きくなっていました。

元嵩の妹の淳(じゅん)は燕洵兄貴に首ったけ。結婚するならこの人と決めています。

しかしそんな平和な時代は長く続きませんでした。





同族ながら宇文懐(うぶん・かい)と言うとっても嫌な奴がいて、常に宇文ゲツを亡きものにして家を乗っとろうと狙っていました。

裏で隣国の梁(りょう)と通じ、金を儲けて女色に溺れていた祖父の宇文席(うぶん・せき)と共に、星児の兄姉を死に追いやった真の敵です。

彼らの陰謀で、皇帝は定北侯に謀反の意思があると誤解し、一族を皆殺しにするんです。

燕洵は陥れられ逆賊とされてしまい、彼に味方した星児も朝敵となります。





燕洵は死罪を逃れ、謹慎ののち淳と結婚することになりました。

しかし一族を殺された恨みは深く、結婚式の日に同志と共に都を抜け出し、皇帝に対して謀反を起こします。





星児も一小隊を任されますが、この軍勢がいわく付きで、長安脱出の為の捨て駒にされるんですね。







一方、宇文ゲツは立場上魏のために戦うことになります。

これまでクールを装って口に出したことはありませんでしたが星児のことが好きでたまらないんです。

密かに苦戦する彼女を救いに敵ながら単身前線に赴いたりしてピンチを何度も救い、しかも仲間や星児に悟られないようにその場を後にしていました。

星児のせいで結婚を棒にふった淳の逆恨みはすごかったです。





燕洵も星児のことを深く愛していたので、戦局より彼女の命を優先して兵たちから不満をかったり。



誰にもなびかない星児の姿勢がかっこいいです。

魏だけでなく梁の王子にも愛されてましたけどガン無視。





星児の本名は楚喬(そ・きょう)と言うんですが、次第に明かされる生い立ちと本当の強さは必見です。

宇文ゲツと燕洵のどっちを選ぶのか、戦況はどうなるのか、隠された能力に目覚めていつ本領発揮するのか、最後の最後までドラマの結末が見えてきませんでした。





個人的には宇文ゲツが好みですね。

いい男はゾロゾロ出てきますけどダントツでした。

星児のことをなんとも思ってないフリが下手なのもいい。

全58話、オススメです。











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Last updated  2022/08/22 07:46:50 PM
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