2023/04/16
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テーマ: 社交ダンス(9412)
カテゴリ: TVのはなし
1900年初頭のウィーンを舞台としたBBCのミリテリードラマです。

2話ずつで一つの事件が解決する全6話の物語。

「SHERLOCK」のスティーヴ・トンプソンが脚本を手掛けています。

指紋もDNA鑑定も監視カメラもない時代ですから泥臭い捜査方法になりますが、無骨な警部と若い研修医のコンビが難事件の真相に迫っていくので思わず引き込まれます。





最初の話<The Last Seance>は密室殺人ものでした。

Seanceというのはフランス語で死者の魂と交信しようとする人たちの降霊術の会を意味するらしいのですが、殺されたのは降霊会を行なっていた霊能者とされる女性です。

容疑者は降霊会に参加していたと思われる人々。

女性は舞台衣装のような白いドレスを纏い、ピストルで胸を打たれたような形で亡くなっていたんですが、自殺にしては凶器がなく、なぜか体内に弾丸もなく、しかも部屋の鍵は内側から閉められていたんです。





警部の仕事を手伝うことになったユダヤ人研修医のマックス・リーバーマンは、当時まだ信憑性の薄かったフロイトの心理学に傾倒していました。



講習会や展覧会、音楽会などで登場します。





2つ目の話<Queen of The Night>は連続殺人ものでした。

殺人現場には決まった記号のようなものが血で描かれています。

マックスにはクララという婚約者がいるんですが、彼の心を掴もうとマックスの捜査を手伝い、逆に危険な目に遭ってしまいます。

実はマックスには心に秘めた別の女性がいたんですね。

事件以外にも見所がいろいろあります。





最後の話<The Lost Child>はマックスの甥が在籍する学校ものでした。

士官学校から家に戻った甥は、心に深い傷を負っているようです。

学校では最近、彼と近い生徒の一人が川で溺死する事件がありました。

事故として処理されていましたが、探っていくうちに学校に伝統的に伝わるある儀式が絡んでいることが分かります。





『Vienna Blood(シーズン1)』は、フランク・タリスのリーバーマン・シリーズを原作とした2019年放送のドラマで、ロバート・ドーンヘルムとウムト・ダーが監督を務めました。



1900年ごろのウィーンの様子がリアルで、日本の江戸村みたいなのがイギルスにもあるのかななんて話していました。

おすすめです。






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Last updated  2023/04/16 12:54:39 PM
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