2024/11/13
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テーマ: 社交ダンス(8731)
カテゴリ: 旅行記
<飛行機は飛んでいません>

試合の翌日、2024年11月4日(月)、日本から参加の2組は早朝に帰国の途につき、私たちだけもう1日バルセロナ観光の予定でした。

朝から降ったり止んだりのあいにくの雨模様です。

のんびり朝食をとって荷物をまとめ、バルセロナに向かう中距離バスのバス停まで歩いて行くタイミングを見計らっていました。

この時バルセロナ空港で、とんでもない事態が起こっていたんです。





ホテルの玄関を出たところで、通りかかった女性にただならぬ形相で話しかけられました。

早口の中国語です。

何事かとあっけに取られていると、大将が『私たちは日本人です。中国人ではありません。』と助け舟。

すると、スマホの翻訳機能を使って中国語を英語に翻訳して見せてくれたんです。



え〜〜っ!

驚いている私たちにニュース動画を見せてくれました。





スーツケース持ってホテルから出てきたから空港に向かうのかと思って親切に教えてくれたんですね。多分私が中国から来た同胞だと思われたんでしょう。

空港ではなくバルセロナ市街に行くと言うと、そっちの情報も聞いた方がいいと言われたので、お礼を言ってホテルに引き返しました。

フロントからバス会社に電話してもらうと、一応バスは問題なく運行しているとのこと。

プレヤデアロ12時35分発のバスに乗るためにかなり余裕を持って出ていたので、まだ時間はありました。





ところが歩き出してすぐにゲリラ豪雨のような雨が降り出したんです。

ポンチョを荷物に被せ、小さな折り畳み傘をさしてバス停まで約1キロ、石畳に引っかかりながら重いスーツケースを引いて歩きます。

時々店の軒先で休憩しながら、 滝行 のようだなと思いました。

ようやくバス停に辿り着いた時にはずぶ濡れで、しかもしばらくしたら雨が止んでしまったんですよ。





大将はバルセロナはこれから晴れるみたいとスマホのお天気予測見て嬉しそう。



そんなのあるなら、ホテル出る前に ここ の予測見て欲しかったですよ。

鳥が笑ってるように鳴いてます。

『ケケケケケケ』





バスは20分くらい遅れて到着し、バルセロナに向かう途中、何度か白く霞むほどの豪雨に見舞われました。



2時半ごろバルセロナの市街地に入った時、すでに雨は上がっていました。





ホテルについてすぐにテレビをつけて見ましたが、バルセロナ空港の話は全く出てこなくて、ずっと バンレンシア地方の洪水 のニュースです。

被害状況が次第に明らかになって、この時すでに死者が200名を超え、まだ行方不明者が80人以上と言われていました。





慰問に訪れた国王が民衆に罵声を浴びせられ、その中にいた一人がスタジオに呼ばれて惨状を語っていました。

スペイン語なので内容までは分からなかったんですが、行政の対応の遅れに怒った人々が国王夫妻に不満をぶつけるニュースは日本でも流れていたようですね。





天気予報で、バルセロナのあたりに大きな雨雲が通過していった様子は見ました。





大会に参加した多くの関係者が、大雨の影響を受けたと思われます。

ドニーさんたちも空港で足止めされて日本への帰国が1日遅れになったとのことでした。

後で知った話ですが、日本でも連休中に今治、松山のあたりで大雨が降って、 新しくできた松山駅 が浸水被害にあったそうですね。

地球温暖化が加速していると言うことなんでしょうか。

(つづく)








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Last updated  2024/11/13 07:12:42 PM
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