つまずく石も縁の端くれ

つまずく石も縁の端くれ

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2008年03月05日
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カテゴリ: アート
1月に東京大丸で「近代日本画 美の系譜」を見てはじめて
知った水野美術館。長野に着たからには、ぜひ出かけて
みようと善光寺からタクシーに乗ったのだが、実はこの
美術館の名前をうろ覚えであった。

長野には北野美術館という、やはり庭園の美しい美術館が
あるそうで、タクシーの運転手さんにどちらですかと聞かれて、
困ってしまった。実は親しい知人にも水野さんと北野さんの
両方がおり、一瞬頭がこんがらがってしまったのだ。

駅に近い方と言うと水野美術館に連れて来られて、結局は
北野美術館 という
ところもなかなかステキな美術館のようなので、チェックし
ておく。

さて、水野美術館。エレベーターで三階に降りると、目の
前に重厚な自動ドアがある。そこをくぐると、畳敷きの小
部屋があり、奥に金屏風に松と鶴を描いた児玉希望の「雙
鶴図」がある。

その豪華さに圧倒され、次の部屋に入るとそこは広い空間
の一室となっており、四方の壁側に作品がずらっと展示さ
れていた。

今回は「花鳥の宴」というテーマで、花鳥画を中心とした

たばかりの作品も多い。

花鳥の宴.jpg

特に印象に残ったのが、今回のちらしにもなっている、宮
田司山の「爛春」。山吹と山桜の咲き乱れる山。老木に雉が
とまっている。その濃密な絵の雰囲気に圧倒され、春の濃
厚な香りを感じてしまい思わず頭がクラクラしてしまった。


箱庭のようでもあり、想像したほど大きくはなかった。







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最終更新日  2008年03月08日 00時30分12秒
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