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「靭帯」って何だか知っていますか …(1) 人間のからだというのは、とても複雑でデリケートなものです。 微妙なバランスで成り立っているということは、 ケガや病気をして、そのバランスを崩してみるとよく分かります。 このバランスを意識的に、積極的に作っていこうというのが、 コンディショニングです。 テクニックの習得に努力することは当然大切ですが、 そのせっかくの努力を無駄にしないためにも、コンディショニングが 大切なのです。 単に注意を払う程度ではなくて、もっと積極的な意義を持つこと。 テクニックばかりに努力するのではなくて、コンディショニングにも 努力することが必要です。それがいいプレーヤーになる条件です。 さて今回お話ししたいのは、私たちのからだの中にある、「靭帯」についてです。 靭帯というのは、足首や膝などのような関節の部分にある結合組織で、 関節を補強したり、運動を制限したりする役割があります。 硬質ゴムのように強靭なものだと言われています。
2014年12月29日
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スポーツ医学的に言うところのオーバートレーニングは、 トレーニングによる疲労がたまって、病的になった状態と言えるでしょう。 どこからどこまで病的なオーバートレーニングの状態と言うかの境界線を引くのは 簡単ではないでしょうが、オーバートレーニングによってパフォーマンスが低下する レベルは、私たちのまわりにも少なからず見られます。 このオーバートレーニングはトレーニング計画、コーチの指導の問題が大きい わけですが、選手の側も自分のからだとの「対話」を通してオーバートレーニング に陥らないコンディション作りを図って欲しいと思います。 ハード・トレーニングがプラスに出るかどうかは、選手が自分のからだと上手く 付き合っていけるかどうかにも、大きく関わっているからです。 この他、試合に向けて体調をピークに持っていく「ピーキング」においても、 自分自身のからだと「対話」が上手く出来る事が大切です. 試合直前にはトレーニングをやりすぎないこと(量を減らし、質を高める)が、 ピーキングの方法の一つと言われています。 このように、からだの「声」をよく聞き、よりよい「対話」を作っていくことが ベスト・コンディションを作ることに大切です。 それが試合でのベスト・パフォーマンスにもつながるのだと言えます。
2014年12月24日
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日本の小・中・高校生は、欧米のジュニアに比べて、年間の練習日数・ 練習時間が恐らく2~3倍以上は多いのではないでしょうか。 こうした練習の過密さが、オーバーユースになりやすい下地としてあります。 だからこそ、なおさら選手が自分のからだの「声」に耳を傾けて、 速やかに対応することが重要になるわけです。 私たち指導者の側も、選手がからだと「対話」して、 大切にする練習環境を心掛ける必要があります。 オーバートレーニングでパフォーマンスが落ちる …(1) オーバーユースと似た言葉に、「オーバートレーニング」というのがあります。 このオーバートレーニングという言葉は、単にトレーニングのやりすぎという 意味です。 別の言葉で言えば、オーバーワークという意味で使われる場合と、 もっと専門的な意味で使われる場合とがあります。 専門的と言うのは、スポーツ医学もしくはトレーニングなどの分野のことで、 ここでオーバートレーニングの状態で言うと、トレーニングが過剰になって、 体調を崩したり、パフォーマンスが低下したりする状態を言います。
2014年12月22日
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スポーツ障害の進行の程度を図る「痛みの目安」として、 (1)練習中は痛まないが、終わると30分ぐらい痛い。(2)練習中にも痛みが出るが、何とか全力を出して行える。(3)練習は行なえるが、練習中の痛みがさらに強く、全力の動作が出来ない。(4)練習を行えないほど痛い。日常の生活でも痛みが続く。 (2)や(3)の段階以上になると、数日程度の休みでは良くならないし、 試合にも影響がでてきます。 競技でよい成績を出させるためにも、いかに(1)の段階を見つけ、 対処するかということです。 そのためには、選手自身にも「痛みの4段階」を理解してもらい、(1)の段階の痛みが出たら、すぐにコーチに伝えるような「状況」を 作ることで、(1)の段階で痛みに対処する習慣をチームの中に作ることが 大切です 福岡氏も言っているように、痛みというからだの「声」に対処すべきは (1)の段階です。ところが、(1)や(29の段階ではその「声」を無視して続ける からこそ、(3)や(4)の段階になるわけです。 オーバーユース(使い過ぎ)という言葉を思い出してください。 日本の小・中・高校生は、欧米のジュニアに比べて、年間の練習日数・ 練習時間が格段に多いと言えます。ごく普通のチーム同士を比べれば、 恐らく2~3倍以上は多いのではないでしょうか。
2014年12月17日
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スポーツ障害で生じる痛みの4段階 …(2) 一口に痛みといっても、いろいろな痛み方、程度、感受性もさまざまです。 痛みの意味をどのように考えたらいいのか、分かりにくい。 分からないので、ついついまだ大丈夫ではないかと無理してしまいます。 そこで、スポーツ障害の進行の程度を図る「痛みの目安」を紹介しておきます。 スポーツドクターの福岡重雄氏(スポーツ整形外科・膝および足関節の 関節鏡専門医)は、診察の時の痛みについて、色々と本人に質問しますが、 次の4段階のどの痛みに該当するかを訊くそうです。 (1)練習中は痛まないが、終わると30分ぐらい痛い。 (2)練習中にも痛みが出るが、何とか全力を出して行える。 (3)練習は行なえるが、練習中の痛みがさらに強く、全力の動作が出来ない。 (4)練習を行えないほど痛い。日常の生活でも痛みが続く。 「(3)までは、日常生活ではあまり痛くない段階ですが、(4)になると日常生活にも ハッキリと支障をきたすほどの痛みがでてきます」 「(3)で『 全力を出して動作が出来ない』というのは、例えば練習中のランニングやジャンプなどを全力で行えないということを意味します」 (1)の段階は、練習を1~2週間休めば、良くなるのが一般的です」
2014年12月10日
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「からだとの対話」スポーツ外傷と障害について …(3) 「オーバーユース(使い過ぎ)」という言葉を覚えてください。 スポーツ障害は、オーバーユースによって生じます。 足首、スネ、膝、腰など、からだのさまざまな部位に起きるスポーツ障害は、 オーバーユースが直接的な原因です。 それでは、スポーツ障害をなるべく早い段階で食い止めるためには、 からだの「声」をどのように聞けばいいか、その具体的な例を、 以下に見てみます。 スポーツ障害で生じる痛みの4段階 …(1) 私たちは、痛みによってからだの変調を知らされます。 痛み以前にも、変調の兆しはあるのでしょうが、なかなかそれに気づきにくい。 ですから、痛みというからだの「声」が聞こえてきたら、その「声」にきちんと 応えるべく、対応したいものです。 しかし、一口に痛みといっても、いろいろな痛み方があるし、痛みの程度も違う。 人によっては痛みに対する感受性もさまざまです。 痛みの意味をどのように考えたらいいのか、分かりにくい。 分からないので、ついついまだ大丈夫ではないかと無理してしまいます。
2014年12月05日
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「からだとの対話」スポーツ外傷と障害について …(2) 少しくらいの痛みは我慢して練習しようとする。 また、捻挫が十分に治っていないのに、早め早めに練習に参加しようとする。 からだが発している「声」を聞こうとしない。 痛みはグズグズと続く。練習は楽しくない。 完治しきらないうちに、また同じところを傷めてしまうこともある。 試合が近いと、なおさら無理をしがちです。 「からだの声」は、ますます聞こえなくなる。 「コンディショニングのピラミッド」を築いていくどころか、 「ピラミッド」はガタガタです。 高い「ピラミッド」などは、とても築けません。 スポーツ障害については、からだの発する「声」に耳を傾けて、 きちんと「対話」していくことが、予防の決め手となります。 少なくとも、障害を早い段階で食い止めることができます。 逆に言えば、からだの「声」を聞かず、 やりすぎてしまうことで、スポーツ障害は生じるわけです。
2014年12月01日
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「からだとの対話」スポーツ外傷と障害について …(1) 秋から冬にかけての試合を迎えるにあたって、 今回は、よりよい「からだとの会話」のあり方について大切なところを、 さらに考えてみたいと思います。 以前で説明したように、一般にスポーツのケガと言われているものの中には、 「スポーツ外傷」と「スポーツ障害」と呼ばれるものがあります。 簡単に言うと、スポーツ外傷というのは、捻挫や打撲、骨折などのように、 突発的な事故によって起きるものです。 スポーツ障害というのは、 からだに無理な運動を繰り返し行う中で生じるものです。 「からだとの対話」という観点から、 スポーツ外傷やスポーツ障害について考えてみましょう。 例えば、足首の捻挫をした場合、軽くても痛みはあります。 この軽い痛みが案外、無視されていることが多いのではないでしょうか。 少しくらいの痛みは我慢して練習しようとする。 しかし、その「少しくらい」が問題なのです。 そのために、治りが遅くなったり、ケガの程度をかばいながら 無理して動こうとするために、膝や腰などにまで余計な負担をかけ、 さらに痛めてしまうことがあります。
2014年11月26日
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自分のからだと上手く対話できるのがいいプレーヤー …(3) 「痛み」という、最も受け取りやすいパス(聞き取りやすい声)すら無視 するような人は、その他にからだが語っている様々な声、小さなささやきも、 恐らく耳に入らないに違いありません。 もったいない話です。せっかくのからだの「声」に耳を傾けようとしないばかりに 自らチャンスをつぶしていくわけですから…。 さて、皆さんはからだとの「対話」をきちんと行っているでしょうか。 4月の新チームの編成から半年以上が経ち、練習と試合を重ねる中で「痛み」、 「無理」も重ねてきているのではないでしょうか。 からだに故障があって、痛みがあるのに、それを我慢すること。 練習に出ないと後ろめたい気持ちがして、無理に出ようとすること。 それらが自分自身にとっても、またチームにとっても、 よい結果を生まないことは、以前でお話ししたとおりです。 欧米の小・中・高校などでは、こんな日本的な無理の仕方は、 まず考えられないということも付け加えておきます。 痛みを我慢したり、無理して練習するのが当たり前になっている日本の状況は 欧米人から見ると、以上に映るということです。
2014年11月19日
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自分のからだと上手く対話できるのがいいプレーヤー …(2) 言葉のやりとり(つまり会話)でお互いを十分に理解し合うためには、 話をよく聞いて、そして相手が受けとめやすいような(つまり理解しやすい) 言葉のパスを送る。 同じことは、自分自身のからだに対しても言えます。 からだが発している声にきちんと耳を傾け、聞くところから、 より良いコミュニケーションは始まります。 痛みというのは、まさにからだが発している「声」です。 このままでは危険だということを知らせているわけです。 その大切な声を無視することが、コミュニケーションのあり方として、 最悪の状態であることは言うまでもありません。 バスケットボールのボールのやりとりで言えば、試合の最も大切な場面で、 味方のパスを無視してしまうようなものです。 まさか大切なパスを意識的に無視するような選手はいないでしょうが、 「からだとのパスのやりとり」に関しては、無視に近い状態の人が、 かなりいるのではないでしょうか。
2014年11月14日
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こんにちはenoです。自分のからだと上手く対話できるのがいいプレーヤー …(1) 痛みという「からだの声」をきちんと聞きながら、コンディション作りを 行なっているでしょうか。 ついつい無理を重ねて、「からだいじめ」を行っていないでしょうか。 以前にも述べたように、バスケットボールというのは、状況判断が大切な競技です。 敵や味方の動きを見て、即座に反応する。展開を読む。 それはいわば、1個のボールのやりとりを巡っての「対話」です。 人と人が言葉で話をするのと同じように、ボールのやりとりを通して、 話をするわけです。 言葉のやりとり(つまり会話)でお互いを十分に理解し合うためには、 まずは相手の言葉をうまくキャッチする必要があります。 話をよく聞くことです。 そして相手が受けとめやすいような(つまり理解しやすい)言葉のパスを送る。 それが、より良いコミュニケーションをしていくための原則的なことです。
2014年11月12日
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こんにちはenoです。貧血への対策も気をつけておきたい …(5) この連載で何度も言っていることですが、技術を高めることだけが バスケットボール選手としての能力を高めるわけでなくて、体そのものの 能力を高めることです。 ベスト・コンディションを作るために日常生活のレベルから努力することも パフォーマンス向上にとても大切なことです。 バスケットボールは、 敵や味方の選手の動きをよく見て状況判断することが大切です。 それと同じように、自分の体の状態をよく見て、 どうすればいい状態を作れるかの状況判断ができることが大切です。 外側ばかり見ていて、内側(自分自身)をよく見ていないと プレイは必ずつまずくし、より良いパフォーマンスは生まれません。 より良いパフォーマンスは、常に意識しながらそれぞれの食事対策について、 じっくりと取り組むことです。
2014年11月10日
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こんにちはenoです。貧血への対策も気をつけておきたい …(4) 貧血対策の食事を、なぜ夕食中心に考えるかというと、 先にも少し触れたように、たんぱく質と一緒に摂るのが効果的です。 もう一つの理由は、貧血への対策を筋肉作りとセットで考えると、 さらに効果的だからです。 筋肉の中のミオグロビン(筋肉中にあって、酸素分子を代謝に必要な時まで 貯蔵する色素タンパク質)の数も増えて、酸素の貯蔵を作る能力も大きく なります。それが、貧血の改善につながるわけです。 ですから筋肉作りのためのウェイト・トレーニングを行って、 夕食でタンパク質を十分に摂る(そして睡眠中に筋肉作りが行われる) ことが、貧血への対策としても役立つということになります。 しかし、こうした貧血対策の食事を毎日行うことは簡単ではありません。 簡単ではありませんが、考えてみれば、貧血のためにせっかく努力している 練習の効果が上がらず、能力の足を引っ張っているとしたら、少しばかり 面倒でも食事対策をきちんと行うことは気にならないはずです。
2014年11月07日
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こんにちはenoです。貧血への対策も気をつけておきたい …(3) 紅茶、コーヒー、緑茶など、タンニンの含まれる飲み物も、 鉄の吸収を阻害するので、夕食ではなるべく摂らないようにします。 貧血の人は、これらの飲み物を朝食や、昼食で飲むようにして、 夕食では摂らないように決めておくと、夕食での鉄の吸収が効果的です。 ビタミンCと、クエン酸は、鉄の吸収を促進するので、 レモン、オレンジなどの柑橘類を、夕食のデザートとして食べるのも、 あわせて考えておきたい工夫です。 オレンジジュースもビタミンCやクエン酸を含んでいるので、 吸収促進の効果があります。 貧血対策の食事を、なぜ夕食中心に考えるかというと、 先にも少し触れたように、たんぱく質と一緒に摂るのが 効果的だからです。
2014年11月05日
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こんにちはenoです。貧血への対策も気をつけておきたい …(2) 貧血対策の食事としては、まず鉄分を多く含んだ食べ物、 赤身の肉、レバー、魚などを夕食でしっかり食べること。 鉄分を多く含んだ食べ物といえばホウレン草がよく挙げられますが、 たんぱく質と一緒に摂ることが大切なので、その意味では、赤身の肉、 レバー、魚などは、それらを同時に摂ることができます。 これらをフライパンを使って調理する場合は、テフロン加工のものよりも、 鉄製のものフライパンの鉄イオンが食べ物に移るがよいでしょう。 (フライパンの鉄イオンが食べ物に移ると言われているからです) 食物繊維を一緒に摂ると鉄の吸収が妨げられるので、夕食では、 できるだけ食べ合わせないようにすることもポイントです。 よく食べる物の中では、例えば、穀類、豆類、キノコ、 海藻などに食物繊維が多く含まれています。 逆に、一緒に摂ると吸収を促進するものとしては、ビタミンCを多く含む 食べもの、キャベツ、玉ねぎ、パプリカ、ゆず、パセリなどがあります。
2014年10月31日
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ミネラルやビタミンなどの「微量栄養素」も大切だ …(3) 実際に1日の品目を数えてみるとわかりますが、できるだけ多様なおかずを 食べるようにしないと、30品目は意外にいかないものです。 私たちの現在の食生活は、栄養豊富に食べているようで、実際にはかなり 偏った栄養の摂り方になっていることが少なくありません。 「1日30品目」は、そのバランスを見るための身近な目安として 使えると思います。 日本人の食生活で不足しがちなミネラルとして鉄分やカルシウムが 挙げられますが、すぐにできる対策としてまず考えたいのが、牛乳です。 そのほか、チリメンジャコ、シラス、佃煮のアミや貝などを朝食で摂ったり、 昼の弁当のおかずに入れるなどして摂るのも、すぐにできる工夫の一つです。 貧血への対策も気をつけておきたい …(1) 「病的」というほどではなくても、スポーツをするうえでマイナスに なっていると考えられるのが、貧血です。 自分では気づかないけれども、貧血が原因して、疲れやすく、 スタミナに欠けるタイプになっているのかもしれません。
2014年10月28日
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こんにちはenoです。ミネラルやビタミンなどの「微量栄養素」も大切だ …(2) 私たちの日常生活では、何にどれだけの栄養素が含まれているか、 それをどれだけ摂ればよいかなど、いちいち細かく計算して食べることは 実際には難しいでしょう。 「1日30品目」という食事の指針は、料理の品目を目安にすれば、 素人にもわかりやすいという主旨で考えられたものです。 ですから、30品目は合格で、29品目は不合格と区切れるような 厳密な数字ではありません。 あくまでも栄養源を多様にバランスよく摂っているかどうかの目安としての 30品目です。 数え方は、ご飯を1日に3回食べても、これは1品目と数えます。 他のおかずも、素材が同じであれば、3回食べても1品目です。 豆腐とワカメ入りの味噌汁であれば、豆腐、ワカメ、味噌汁で3種類です。 素材の考え方も、あまり厳密(神経質)に考える必要はありません。 あくまで目安としての数字を出せばよいわけです。 なお、醤油やソースなどの調味料は、料理の素材ではありませんが、 品目に数えてもよいとのことです。 ただし、大切なのはやはり「素材の数」です。
2014年10月24日
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こんにちはenoです。ミネラルやビタミンなどの「微量栄養素」も大切だ …(1) 栄養素には、炭水化物・たんぱく質・脂肪の「三大栄養素」のほかに、 ビタミン・ミネラルなどの「微量栄養素」があります。 この「微量栄養素」は「三大栄養素」とは違った意味で、とても大切です。 体にとって、ほんの微量であればよいのですが、役割は微量ではありません。 これらが不足すると、体の機能がうまく働かなくなるからです。 したがって、食事は単にエネルギー源としてだけでなく、ビタミンや ミネラルなどのバランスも考えて摂ることが大切です。 そのための食事対策の根本は、 できるだけ多くの種類の食べ物を食べることです。 厚生省の出した「1日30品目」という食事の指針も、 栄養素をバランスよく摂るための目安として考えられたものです。 これは、1日に食べた食事の材料を全て数え、30品目に達しているか どうかを、栄養のバランスの目安にするとのことです。
2014年10月20日
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こんにちはenoです。10代の選手には脂肪はスタミナ源として重要 …(4) 日本では、働き始めるとスポーツをする機会が極端に少なくなります。 そして、その運動不足が、そもそも健康を阻害する原因として大きいのです。 意識しないまま食習慣だけ「スポーツをしている頃」の食べ方をしていると、 本人は食べすぎている意識はないのに、からだにとっては「食べ過ぎ」という 無理が重なり、健康を害することになります。 つまり、スポーツをしている時には(しかも成長期であればなおさら)、 それにふさわしい食生活・食べ方があり、スポーツをほとんどしなくなったら、 それに応じた食生活があるということです。 「スポーツ選手のための食事」は、その人がスポーツをやめてしまったら、 健康的な食事でなくなります。 逆に言えば「運動をしていない中・高年のための食事」は、 スポーツ選手にとっては栄養不足の食事ということになります。 そういう意味で「これが絶対」という食事があるわけではなく、 その人の生活の仕方に応じた食事が、それぞれ考えられるべきだと思います。
2014年10月15日
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10代の選手には脂肪はスタミナ源として重要 …(3) 日本の食事は一般に、朝食と昼食を軽く済ませがちですが、 朝食にトースト1~2枚、昼食にサンドイッチや菓子パン、 うどんやボリュームのない弁当では、午後の練習に力が出ない、 スタミナがないのは当たり前です。 朝食と昼食にこそ、しっかりと食べるべきです。 例えば、脂肪やたんぱく質を多く含んだ手軽な食べ物の例として、 チーズがあります。こういうものを、朝食や昼食にプラスして食べるのも 工夫の一つです。 牛乳もたんぱく質や脂肪とともに、カルシウムやビタミン類などを 含んでいるので朝食や昼食(夕食も)の中で、一緒に摂っておきたい 飲み物です。 このほか、朝食・昼食をもっとボリュームのある工夫、脂肪だけでなく、 全般に栄養素を豊富にする工夫を、いろいろと考えてみてください。 ちなみに、脂肪の摂り過ぎと健康に関することを付け加えれば、 学校を卒業してスポーツを止めてしまったら、1日のエネルギー消費量は 格段に違うので、学生時代のような食べ方を続けると、当然食べ過ぎに なってしまいます。 習慣的に運動しているかどうかは、 食生活や健康とともにおおきな関わりがあります。
2014年10月13日
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こんにちはenoです。10代の選手には脂肪はスタミナ源として重要 …(2) 脂肪を摂ることでコレステロールが蓄積して、健康を害するのではないかと 心配する風潮がありますが、スポーツ選手はそれを心配する必要はありません。 一般に健康の問題が言われるとき、それは運動をしていない中・高年が 対象とされており、脂肪の摂取とコレステロールの蓄積に関しても、 中・高年の人たち(特に運動をしていない人)が問題なのです。 特にバスケットボールのように激しい動きと持久性が要求されるスポーツでは、 スタミナ源として炭水化物だけでなく、脂肪も大切です。 脂肪を「敵」ではなく、強い「味方」だと考えるべきです。 そのために大切なポイントは、午後の練習に備えて、朝食と昼食に十分な 脂肪を摂って、夕食では控えめにすること。 夕食は、炭水化物とたんぱく質を主にする。 夜に脂肪をたくさん摂ると、睡眠中はそれがエネルギー源として 使われる必要がないので、体の脂肪として蓄積されやすいのです。 特に、甘いものと脂肪を一緒に摂ると、太りやすいと言われています。
2014年10月11日
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こんにちはenoです。10代の選手には脂肪はスタミナ源として重要 …(1) 炭水化物・たんぱく質・脂肪(糖質)が三大要素と呼ばれるほどに 重要であることは、皆さんも知っていると思いますが、昨今、脂肪は 「肥満のもと」として敬遠されがちです。 何かにつけて言えることですが、「過度」の範囲を超えて、 「過剰」な状態になるのは、いいことではありません。 脂肪も、もちろん摂り過ぎには注意する必要がありますが、脂肪を なるべく摂らないようにすればいい、というのもあまりに短絡的です。 スポーツ栄養学に詳しい識者によると、スポーツ選手は脂肪の摂り過ぎを 心配するよりも、むしろ脂肪の摂り方が少ないことによる「スタミナ感」 の低下に気をつけたほうがよいと指摘しています。 特に10代の選手は、育ち盛りだし、エネルギー消費も大きいので、 スタミナ源としての脂肪を、朝食と昼食で十分に摂ることが大切だと 言えます。
2014年10月08日
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朝食で「手抜き」をしないこと …(6) 朝食の時にフルーツを手軽に食べるアイディアとして、「フルーツ丼」はどうでしょうか。 これは数種のフルーツを小さく切り、丼のような器に混ぜて、丼を食べるように手軽に食べるというものです。 デザートとして構えて食べると面倒くさかったり、量的にも少ししか食べないことが多いと思います。 そこで、こうしたチョットした工夫で、身近に感じられるし、 食べ方としても目先が変わって面白いのではないでしょうか。 朝練習のある時ですが、当然、普段より朝の活動が早くなります。 家で朝食を十分に摂ることは時間的に難しくなるでしょうし、食後すぐに運動することになるので、家での朝食抜きになることが 多くあると思います。その場合、朝練が終わってから、 前述したよな「おむすび」を食べるのも方法の一つです。 飲み物は、まずは牛乳。疲労回復の効果を考えた飲み物としては、オレンジ・ジュースなど、ビタミンCやクエン酸を多く含んでいる ものが勧められます。
2014年10月06日
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こんにちはenoです。朝食で「手抜き」をしないこと …(5) 牛乳…これは朝食に限らずですが、牛乳はたんぱく質や脂肪だけでなく、 カルシウムやビタミン類などの微量栄養素も豊富に含まれているので、 特にアレルギー体質などのない人は、飲み物として牛乳を積極的に活用 すべきです。 同じ牛乳でも、一般に市販されているものには2種類あります。 「高温殺菌」(120~130度くらいの温度で2~3秒殺菌)したもの、 「低温殺菌」(62~65度くらいで30分殺菌)したものです。 同じ牛乳でも、「低温殺菌」」のほうが牛乳の風味や含まれている栄養素が 損なわれないと言われています。 欧米では、一般に牛乳は「低温殺菌」が常識だということです。 日本でも、牛乳は毎日飲むのが習慣になってきているので、 こうした栄養分の差も、積み重なると、とても大切なことだと言えます。 緑黄色野菜は、ビタミンやミネラルなどの微量栄養素や食物繊維などを 含んでいるので、煮物や野菜サラダなどをできるだけ食べることが大切ですが フルーツも微量栄養素を含むので、積極的に摂りいれたいものです。
2014年10月03日
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こんにちはenoです。朝食で「手抜き」をしないこと …(4) 「おむすび」にすると、食べやすい代わりに、おかずを摂る量が少なくなるので ご飯に鮭やシラス、おかか、昆布の佃煮、梅干し、ゴマなど色々なものをまぜて おむすびにします。 こうすることで、味にも変化がつくし、栄養もより豊富になります。 もちろんこうしたおむすびの他に、みそ汁やタマゴ焼き、漬物など、 色々なおかずを一緒に食べれば、よりいいわけです。 しかし、前述したように「理想的な食事」を無理して摂ろうとすると、 結局は長続きせず「元のもくあみ」になってしまいがちです。 まずは朝食をしっかり摂ることの足掛かりとして、 「バリエーションおむすび」を活用してみてはどうでしょうか。 おかずは、一品でも二品でも、食べられれば、なるべく食べる。 無理せず、できるところから始めるのが大切です。 朝食で、たまにはパンも食べたいという場合にはトーストよりもサンドイッチをお勧めします。 サンドイッチのほうが、中身を工夫することで栄養豊富になりますし、 量的にも、トーストよりサンドイッチのほうが多く食べやすいと思います。
2014年10月01日
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こんにちはenoです。朝食で「手抜き」をしないこと …(3) 日立戸塚時代に朝食について工夫していたことの一つは、 「おむすび」の手軽さ、食べやすさを積極的に活用していたことです。 お茶碗に入ったご飯だと「ゆっくり食べている時間はないし、 食欲もあまりないし…」などと感じてしまう時でも、おむすびだと、 何となく気楽に食べてしまうものです。 おむすび1個は、普通のお茶碗でも、軽く一杯分くらいの量はあるので、 2~3個も食べれば、十分ご飯を食べたことになります。 ご飯というのは炭水化物(でんぷん)だけでなく、たんぱく質、その他の 栄養素も含まれているので、単なるエネルギー源としてだけでなく、重要です。 日本人は、米から意外に多くのたんぱく質を摂っているのです。 ついでに付け加えてご飯の良さを言えば、トーストよりも副食(おかず) が多彩だということです。 当然、トーストよりも、「ご飯とおかず」のほうが、栄養のバランスを 摂りやすいと言えます。
2014年09月29日
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朝食で「手抜き」をしないこと …(2) スポーツ栄養学の専門家の話によると、朝食で「手抜き」をすると、バランスの取れた栄養を摂ることが非常に難しくなるということです。 食事対策の第一ステップとして、まず朝食の見直しから始めることを お勧めします。 さてそこで、朝食をいかに上手く摂るかの工夫です。 「朝は時間がない」「食欲がない」という理由で、朝食の「手抜き」が行われる傾向にあるので、以下ではそうした状況に応じた食事対策を考えてみます。 「朝は時間がない」「食欲がない」という理由で、朝食抜きだったり、せいぜいコーヒーとトースト1~2枚で済ましている人は少なくないと 思います。当然のことですが、朝食抜きというのは最悪です。 次にコーヒーとトーストに代表されるパン食ですが、これもスポーツ選手にとってふさわしい食事とは言えません。 戦後の日本では、アメリカ人の食事にならって、朝食にトーストを食べる習慣が広がりましたが、当のアメリカでは、この食事が栄養に乏しく、健康にもよくないとの専門家の意見があるほどです。 少なくとも栄養や健康の見地からは、この食事は見習うものではないと 言えるでしょう。
2014年09月26日
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こんにちはenoです。まずは美味しく食べること …(2) いくら好きだからといって、インスタント食品やスナック類などばかりを 食べてよいという意味ではありません。 マイナス要素の大きいものは積極的に変えていくべきですが、 本来あるべき食事の中での好みや満足感というのは、無理やりに 変える必要はないという意味です。 「まずは、おいしく食べることから」という食事対策の基本線は、 スポーツに限らず、肥満予防や減量、健康のための食事を考えるうえでも、 基本とすべき大切なことです。 朝食で「手抜き」をしないこと …(1) 前回、「普段の食事をきちんと摂ることが、試合での成功につながる」 といことを述べましたが、その中で、朝食がいかに大切かということについて 説明しました。そうです朝食です! 何度でも念を押しておきたいのですが、朝食での「手抜き」が多すぎるだと思います。世の中全般の傾向として、夜寝るのが遅くなり、朝はいつも睡眠不足気味で 食欲がないというのが当たり前のようになっています。
2014年09月22日
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こんにちはenoです。まずは美味しく食べること …(1) いわゆる「ダイエット」が長続きせず失敗してしまう最大の原因は、 色々な意味で無理な食生活を、無理やり行おうとするからです。 例えば、好きな食べ物を控え、あまり好きでないもの、 もしくは嫌いなものを無理に食べようとする。 また、1日の摂取カロリーを極端に低く抑えてしまうなども、 良くある失敗のパターンです。 食事に対する「やわらかアタマ」の基本は、無理な食生活をしないことです。 いくら理想的と考えられる食生活でも、それが続かなくては何もなりません。 人にはそれぞれ、小さい頃から培ってきた食事の好みがあります。 それは、個人個人が育った家庭の「味」の中で培われたものでもあります。 それを無視して、からだに良いと言われるものを食べようとしても、 満足感のない食事になってしまい、結局は長続きしません。 もっと自分に合った食事のあり方を見つけるべきなのです。 自分自身の好みや満足感を基本として、しかも栄養バランスの取れた食事の 方向に変えていくことです。
2014年09月17日
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こんにちはenoです。食事に対して「手抜き」をするのは、 練習に対して「手抜き」するのと同じこと …(3) 食事も練習と同じように、日々の積み重ねが、一人一人の選手のからだや 運動能力を作っていると考えるべきです。 特に「手抜き」をすれば、それはテキメン、プレイに現れてきます。 コート以外のところでも、バスケってボール選手としての 「意識」を持つことが大切です。それが、良いプレーヤーになる近道です。 別に、生活の楽しさや食事のおいしさを犠牲にする必要はありません。 それらは、両立すべきものです。 コートの中では一生懸命やっているけれど、あとの大切なことは「手抜き」 をしているという、無駄の多い「選手生活」から、そろそろ脱却しましょう。 いい選手になるために、ハード・トレーニングすることばかりが いい方法ではありません。 もっと「やわらか頭」して、バスケットボールのことを考えてみることも 必要なことです。そうすれば、食事の摂り方やカラダのとの上手な付き合い方も わかってくるはずです。
2014年09月12日
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こんにちはenoです。食事に対して「手抜き」をするのは、 練習に対して「手抜き」するのと同じこと …(2) 朝食を抜いたり、食パン1~2枚(とコーヒー)だけで済ませてしまうことは、 スポーツ選手にとっての活動の源である、「栄養素」をなかば放棄してしまう ことと同じです。 車で言えば、 ガソリンやオイルを十分に補充せずにバンバン走らせているようなものです。 ただし、車の場合、ガソリンやオイルが無くなると車が走らなくなるので わかりやすいのですが、人間の場合、よほどのことがない限りは、パワーや スピードを落としながら動けてしまうので「栄養素」の不足を自覚するのが 難しいと言えます。 知らず知らずのうちにパワーが落ちていて、 毎日繰り返す中で、それが当たり前になってしまう。 せっかく練習を一生懸命にやっているのに、「栄養素」の不足のせいで、 パワー不足になっているとしたら、それは、何とも、もったいないことです。 ひいてはバスケットボールのパフォーマンスの“低迷”や、 伸び悩みにつながります。
2014年09月10日
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こんにちはenoです。食事に対して「手抜き」をするのは、 練習に対して「手抜き」するのと同じこと …(1) 前回は、試合前の食事を中心に実際的なアドバイスをまとめてみましたが、 今回はもっと広範囲に「食事で作るベスト・コンディション」の知恵を 考えてみたいと思います。 具体的な話に入る前に、まず、 食事に関する「メンタル・トレーニング」から始めましょう。 前回と今回のタイトルである、「食べて勝つ」というのは、 もちろん練習の積み重ねを抜きに言っているものではありませんが、 単なるオーバーな表現でつけたものでもありません。 食事は、実際に勝つことに大きく関わっていますし、 そのことを意識して食事を大切にすることが、勝利への第一歩だと言えます。 努力しないで勝てるような「特効薬」を、食事に求めるべきでは ありませんが、食事も練習と同じように積み重ねていくものだという 意識を持つことは大事です。 練習は真面目にやっているのに、 食事対しては不真面目な選手が多いのではないでしょうか。
2014年09月05日
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こんにちはenoです。普段の食事をきちんと摂ることが試合での成功につながる …(2) なぜ朝食が重要か … 朝食を抜くと、昼食や夕食で摂らなければならない栄養摂取の割合が、 より大きくなり、昼食と夕食にかかる比重は一層大きくなるわけです。 こうして昼食と夕食に比重がかかることは、いくつかに問題があります。 一つは、朝・昼・晩の3食でも十分に栄養を摂ることが難しいのに、 まして2食ではどうしても栄養が不足しがちになります。 また1日2食は、太りやすい食事の仕方だと言われています。 大相撲の力士の食事が1日2食なのが、その好例です。 朝の稽古でお腹をペコペコに空かせて、その後に大量に食べるのが太りやすい パターンだと言われています。 夕食に集中した形で炭水化物や脂肪などを摂るのも、太りやすい条件です。 このように、朝食を抜くと、バランスのとれた栄養を摂ることは、 ほとんど絶望的とも言えるほどです。 特にビタミンやミネラルなどの微量栄養素は、どうしても不足しがちになります。 スポーツ選手としての食生活の立て直しは、まず「朝食」から。 その具体的な内容については、次回にお話ししたいと思います。
2014年09月03日
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こんにちはenoです。普段の食事をきちんと摂ることが試合での成功につながる …(1) 今回は、試合の時の食事の話から始めましたが、「コンディショニングの一環としての食事」は、試合前の状況だけを考えればよいのではありません。 むしろ、普段の練習の時から、運動に合わせた食事をきちんと摂っていれば、試合前にも基本的にはそれが通用するわけで、試合だからといって慌てる必要はないわけです。 そこで皆さんにまず提案したいのは、スポーツ選手としての食生活のパターンを確立することです。 別に大げさなことを言っているのではなくて、「コンディショニングの一環としての食事」を、きちんと摂るということです。 その中で特に意識改革をして欲しいのが「朝食」です。 そもそも、朝食を抜いたり、軽くしか食べないという人が少なくないのではないでしょうか … なぜ朝食が重要か。以下に、代表的な理由をあげてみます。 まず、朝食を抜いたり、トースト2~3枚だけの軽食だったりすると、昼食や夕食で摂らなければならない栄養摂取の割合が、より大きくなります。 スポーツ選手の場合、スポーツをしていない人に比べて栄養摂取は、より大きくなければならないので、昼食と夕食にかかる比重は一層大きくなるわけです。
2014年09月01日
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こんにちはenoです。試合前の食事で最も大切なことは何か …(5) ☆ 試合に対する緊張、興奮で消化に不安がある時 試合前というのは精神的な緊張、興奮が少なからずあって当たり前ですが、 こうした緊張状態の時には、胃の消化機能に影響があると言われます。 (つまり、消化機能が低下する) これは個人差があることなので、選手によってどうしても不安がある時には、 他の人と食べる時間を調整するなど、工夫してみることです。 仮に朝食を少ししか食べれなかったとしても、フルーツ・ジュースなどで エネルギー源を補給することもできるので、食事のことで焦らないことも 大切です。 試合前の食事に関して、以上の他にも、まだ気をつけておきたい点は色々 ありますが、まずはここに挙げた点が最も重要なところです。 これらの点を見直すだけでも。試合に向けてのコンディショニングは ずいぶん違うはずです。
2014年08月27日
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こんにちはenoです。試合前の食事で最も大切なことは何か …(4) 繰り返しますが、甘いものは禁物です。 菓子パンもこの甘いものに含まれます。 また、バナナやオレンジ・ジュースなどに含まれる糖分も、 やはりインシュリンの急激な反応を引き起こしやすいので、 試合前の2時間以内は避けたほうが良いと言われています。 ただし、こうした甘いものでも、試合直前(5分くらい前)か、 試合中であれば「低血糖症状」は起きないと言われています。 運動を始めると、アドレナリンというホルモンが分泌されて、 インシュリンの増加を抑制するためと説明されているからです。 したがって、甘いものでの少量のエネルギー補給は、 試合直前か試合中であれば可能です。(練習中の時も同様です) もう一度整理すると、“試合前2時間以内 ”に何かを食べる場合には、 消化が良くて、甘くない炭水化物を適量食べる。 揚げパンや揚げ物の入った調理パンなどは、少量でも満腹感が得られますが、 油が多く含まれていて、消化に時間がかかるので逆に避けるべきです。 また、サンドウィッチやハンバーガーなども、脂肪分が多いし、 野菜を多く含むので避けたほうが良いでしょう。 野菜は食物繊維を多く含んでいるので、大腸でガスを発散させやすくします。 試合当日や当日の食事では避けたほうがいいでしょう。 ちなみに、牛乳も大腸でガスを発生しやすいので、試合当日や、当日の朝食では、 牛乳よりもオレンジ・ジュースなどのフルーツ飲料のほうが合理的です。
2014年08月25日
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こんにちはenoです。試合前の食事で最も大切なことは何か …(3) ☆ 試合前2時間前後、それ以内に食べる時 朝食が早過ぎたり、試合が午前、午後と2試合あって、 昼食の時間が2時間くらいしかないなど、試合の時間が迫っている時には、 何をどのように食べればよいか … こういう状況は、実際に少なくないと思いますが、ここで食事という コンディショニングが上手くいくかどうかが、試合での調子を左右する 大きな要素になります。 まず知っておきたいことは、試合までに2時間を切っている時には、 ケーキとかお菓子など甘いもの(特に砂糖を使ったもの)を沢山食べると、 インシュリンというホルモンの急激な分泌がはじまります。 いわゆる「低血糖症状」が生じ、筋グリコーゲン(というエネルギーの源)の 消費を早めてしまう可能性があるということです。 試合前1時間、30分という状況では、特に気をつけるべきです。 試合前2時間以内のこういう上状況では、消化が良くて、しかも甘くない 炭水化物(おにぎり、うどん、もち、食パン)などを、1~2個程度食べる ようにします。
2014年08月20日
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こんにちはenoです。試合前の食事で最も大切なことは何か …(2) 練習で積み重ねてきたことを、試合で最大限に発揮する。 試合前日の練習や試合当日のウォームアップは、そのための調整的な 意味が大きいと言えるでしょう。 つまり、この試合直前の時期は「特別な物」を詰め込む時期ではなく、 積み重ねてきた力を引き出す時期なのです。 試合前には、まず食べ慣れたもの(練習と同じで、これまで食べてきたもの) を選ぶべきだと言いましたが、試合当日の条件としては、さらに「高炭水化物、 低タンパク質、低脂肪」の食事を、試合前の3~4時間くらい前までに食べる べきだと言われています。 理由は、簡単に言えば、まず炭水化物が運動するための直接的なエネルギー源 として重要だということ。逆にたんぱく質は直接的なエネルギー源でないこと。 また、たんぱく質や脂肪が消化に時間がかかることなどが挙げられます。 「高炭水化物」とは、例えば、ご飯、うどん、パン、スパゲッティなどの 「でんぷん」を多く含む食べ物のことです。 つまり、試合が午後1時からだとすると、午前9時か10時くらいまでに、 ご飯やパンなどを十分に摂り、副食としてのたんぱく質や脂肪は少なめに 摂るということです。 朝食後は試合まで何も食べず、胃の中を空っぽにして試合に挑むようにします。 ただし、実際には試合直前に合わせて、丁度良いタイミングで食事を摂れるとは 限らないので、朝食が早過ぎたり(試合までに時間が空き過ぎて空腹になって しまう)、遅すぎたりした場合の工夫も必要です。
2014年08月18日
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こんにちはenoです。試合前の食事で最も大切なことは何か …(1) まずは何と言っても、試合のことが気になると思うので、試合前日や試合当日に どのような食事をすればよいか、ということから始めましょう。 ☆ 食べなれたものを食べる 試合前の食事の失敗としてありがちなのが、試合前だからといって、 食べなれていない「特別な物」を食べたり、普段と違う食べ方をしてしまうことです。 何と言っても試合なのだから、何か特別なことをしたい気持ちはわかりますが、 それが失敗のもとになります。 例えば、試合前日の夕食に「パワーをつけよう」と肉をたくさん食べすぎて、 逆に体調を崩してしまう(調子が出ない)などという話は、意外に身近な例として あると思います。 試合前は「特別な物」ではなく、普段から食べ慣れているものを選ぶのが、 賢い方法です。 ちなみに、同様のことは試合前の練習においても言えると思います。 試合前日や試合当日になって、これまでやったことないような技術(または体力) トレーニングを慌てて行っても、効果は上がらないばかりか、むしろそれが調子を 崩すもとにもなってしまいます。
2014年08月13日
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こんにちはenoです。食べないと勝てない! 食べることもコンディショニングの一環 …(3) 「食事をコンディショニングの一環としてとらえるべき」 と言っている意味は、おいしさや楽しさを犠牲にしろと言って いるのではありません。 あくまで、食べることの楽しさを生活の前提にしながら、 スポーツ選手としてのコンディショニングの側面も考えるべきと 言っているのです。 さて、「コンディショニングの一環」としての食事について、 以下では、まず原則的なことから考えていくことにします。 食事について「これだけ食べていれば」とか「この食べ方がベスト」 と言えるものは、まずないと言えます。 そういう単一の食べ物や食べ方に偏ることは、 逆に危険性、マイナス面が大きいのだと思います。 以下に挙げることは、スポーツ栄養学の専門家が一般的に進めるところを 基本線として、日立戸塚時代での経験を加味してまとめたものです。
2014年08月08日
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こんにちはenoです。食べないと勝てない! 食べることもコンディショニングの一環 …(2) コートで最大限の力を発揮するためには、 コート以外のところでの努力も必要です。 コートの上だけを練習の場と考えずに、日常生活の中でも バスケットボール選手という意識を持ってコンディショニングを行うことが “ベスト・コンディション”を作るカギになります。 別に、バスケットボールのことだけを考えて生活すべきと言っているのでは ありません。 「選手としての自分」を意識した行動を、 生活の要所、要所でとれればいいのです。 そのために特に時間がかかるというものではありません。 食べることも、生活の中で行うべきコンディション二ングの一環であり、 それも、最も重要なコンディショニングの一つだと言えます。 もちろん、食べることは、 そのおいしさ、楽しさを抜きに考えるべきではありません。
2014年08月06日
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こんにちはenoです。番外編として「夏」をいかに過ごすかについて、少し話をしてきましたが、 ベスト・コンディション (考えるからだ )、をいかに作るか? に、話を 戻したいと思います。 食べないと勝てない! 食べることもコンディショニングの一環 …(1) 「コートで最大の力を発揮するために!」 ミニバスの選手から実業団の選手まで、競技レベルは違っても、 自分なりの力を最大限に発揮したいという気持ちには、共通するものが あるとお思います。 そのためにこそ、私たちはたくさんの時間と努力を積み重ねています。 ところが、せっかくの努力が水の泡となったり、 効率の悪い努力をしているということが実際には少なくありません。 この連載で述べてきたスポーツ外傷・障害の問題、 ウォームアップやクーリングダウン、水分補給などのコンディショニング。 それらが軽視されていることが、その大きな原因として挙げられます。 そして、今回取り上げる「 食事 」も、 選手の “ベスト・コンディション”を左右する重要な一つだと言えます。
2014年08月01日
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こんにちはenoです。選手の身体を第一に考える …(4) 酷暑が続く近年の夏。 何よりもまず身体の安全・健康を最優先にして練習に取り組もう。 時間があるからといって、長すぎる練習はかえってマイナスになります。 そして何より、 練習中の水分補給と休憩時間の設定を慎重に行う必要があります。 私は試合時間の「40分間」の練習に集中し、継続して行えることを 目標としてきました。それでも選手の特性に即した、練習時間の設定が やはり欠かせないところです。 各選手の状態をうかがいながら、 練習を慎重に進めていくよう心掛けてください。 約1ヵ月間の夏休みを有意義に過ごせるかどうかで、 チームは大きく変わってくるというのは事実だと、経験的に実感しています。 この夏、みなさんが良い夏の過ごし方をすることができ、素晴らしいチーム、 素晴らしい選手を育てていかれることを、心より願っています。
2014年07月28日
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こんにちはenoです。選手の身体を第一に考える …(3) チーム事情によって、いろいろな考え方があるのは承知しています。 否定するつもりは、まったくありません。 そうした前提に立ち、私はクリニックなどでよくこう言います。 「あまりにも過激なトレーニングは控えるように心がけましょう」と。 何より選手の身体を第一に考えなければならないからです。 暑い夏は特に、細心の注意を払うべき季節だということを忘れてはなりません。 例えば、私は一度の練習を「3時間以内」と決めていました。 指導する側の集中力が続かないという事情もそこには含まれているのですが、 体育館に空調設備がついていないのなら、なおさら長時間の練習を避けるのが 賢明でしょう。 そういう意味では、昼間の最も暑い時間帯、12時頃から14時頃からまでの 間に練習することもお勧めできません。 その間に十分な休養を取れるのであれば、午前・午後の「2部練」を行うことも 決して間違いではないと思います。
2014年07月25日
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こんにちはenoです。選手の身体を第一に考える …(2) 指導者の立場から言えば、自身が考えていることを選手に伝え、 選手が考えていることをしっかりと把握する場が必要なはずです。 練習中の言葉というのは、どうしても厳しくなってしまうもの。 選手への言葉のかけ方も、指導者としての手腕が発揮されるところでしょう。 チーム作りを開始した時期というのは、選手はミスを連発するもの。 それを逐一すべてに対して怒声を向けていたら、選手は萎縮してしまいます。 したがって、その選手がまず意識するべきことを指摘させてあげる。 それがクリアできたら、別の課題を与えていくという具合にしていくと、 選手も自信を持って練習や試合に臨むようになるものです。 監督に言われたことを、ただこなすことだけでなく、 自分でしっかりと物事を考えられるような自立した選手を育てる。 それもまた、チームの土台を作る時期の過ごし方に関わっているように 感じられます。
2014年07月23日
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こんにちはenoです。選手の身体を第一に考える …(1) 監督と選手がコミュニケーションを図る上でも、 夏休みの期間を逃すわけにはいきません。 特に学校の教員という立場の方々は、普段、校務に追われ、 チームの選手とゆっくり話しあう時間を持てないのではないでしょうか? そこで、夏休みの間だけでもミィーティングの時間を作り、 選手と向き合ってみてはどうでしょうか。 私が高校生の頃は、約10日間の合宿が行われ、 必ず夜にはミィーティングの時間が設けられていたものです。 今でも尊敬してやまない、素晴らしい監督でしたが、 当時は練習で疲れていたこともあり、ミィーティングは正直億劫でした。 それでも指導者の立場から言えば、自身が考えていることを選手に伝え、 選手が考えていることをしっかりと把握する場が必要なはずです。 練習中の言葉というのは、どうしても厳しくなってしまうもの。 ですから、理論的な話を選手とともに積み上げていくという意味でも、 ミィーティングが欠かせないのです。
2014年07月21日
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こんにちはenoです。「 夏休み 」という時期を活かす …(6) 部員数が少なくて5対5が出来ないチームもあるでしょう。 その時は3対3の練習を通じて選手達を見ていくこともできます。 先述したように、5対5になるとボールを持つ時間に偏りが出てくる場合も よくあります。それだけに、3対3の練習なども大事にしたいところです。 チームの方向性に加えて、自分の役割を理解する。 その上で基本練習に取り組み、その必要性を5対5の練習を通じて実感する。 そうした段階を踏むと、スターティング・メンバー、および6番手で出場 するべき選手が自然と浮かび上がるように感じることが今までにもありました。 それは指導者の独断で決めたメンバーというより、 名実ともにチーム全体に選ばれたメンバーだということです。 このようにしてチームの土台を築き上げていくことによって、 指導者だけでなく選手も納得のいく布陣で戦うことができる。 そして監督と選手間の信頼関係があってこそ、 選手は前向きに基本練習にも取り組むようになるのだと思います。 まさしくこうした姿勢こそが、 秋以降のチーム作りをスムーズに進めさせてくれるのです。
2014年07月16日
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こんにちはenoです。「 夏休み 」という時期を活かす …(5) オールコートを使える限られた時間、期間を有効に活かす方法に関しては、 一考の余地があるはずですが、もちろん、5対5の練習をメインに、という 極端な考えを持っているわけではありません。 5対5の中でどれだけ個々の力が発揮されるかという問題も、当然あります。 新チームに切り替わる前から試合に出ていた選手にばかりボールが集まり、 他の選手の特長や課題をつかめないまま練習時間が経過してしまうことも あるかもしれません。そのような事態は避けたいところです。 そこで、コミュニケーションをより図っておきたいのが、 各チームのポイントガードの選手です。 どの選手が良い動きをしていたのか。逆に戸惑っていて精彩を欠いた選手は 誰だったのか。もしくは、サボっているような選手が見受けられたか。 そうしたことを各チームのポイントガードから聞き出すと、 選手を把握する上で有益な情報を得られることがよくあります。
2014年07月14日
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こんにちはenoです。「 夏休み 」という時期を活かす …(4) 夏休みの最後1週間の練習では、身長やポジションのバランスを考えながら 5対5で競い合わせて、基本プレーの確認や、攻防に慣れることを狙います。 次の日にはポイントガードを入れ変えます。 そしてまた次の日には、2番ポジション、すなわちシューティングガードを 入れ変えます。さらにその翌日にはセンターを全て入れ替えて、5対5を 繰り返していくわけです。 ちなみに、3番、4番ポジションのフォワード陣に関しては、 特にチームを動かさなくても、ある程度は把握できるものと思っています。 チーム事情によっては、5対5をいきなり取り入れることに違和感を 覚えられるかもしれませんが、私としては様々な面でお勧めの方法だと 考えています。 いずれにしても、オールコートを使える限られた時間、期間を有効に活かす 方法に関しては、一考の余地があるはずです。
2014年07月11日
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こんにちはenoです。「 夏休み 」という時期を活かす …(3) 夏休みの最後の1週間の練習では、5対5で競い合わせるのも手です。 夏休みの間に意識してきた基本プレーがどれだけ自分のものになっているか 確認を得るため、また、全員が5対5の攻防に「慣れる」という意味でも 必要なことです。 例えば、部員が20人ならば、身長やポジションのバランスを考えながら 4チームに分けます。 そうして試合を重ねていく中で、自信を獲得する選手がいれば、逆に課題に 直面する選手も出てくるでしょう。 それが狙いであるわけですが、まだ続きがあります。 次の日には、それぞれのチームのポイントガードをすべて入れ替えて行います。 他の選手との相性を見ながら、コンビネーションの可能性や、 メンバーチェンジの可能性をそこで探ることが主な目的です。 ポイントガードが変わっただけで見違えるような力を発揮する選手、チームが 出てくることも決して珍しくないのです。
2014年07月09日
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