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かとう あきら

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2017/11/06
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カテゴリ: 日記


ヨーカドー5階シネマポイント
サム・ペキンパー「​ 戦争のはらわた ​」(1977)観た。
リマスター版。



超楽しみにしてた。
いそいそと初日に駆けつけた。
けっこうお客さん多くてうれしい。
このキャパでこれは立派。連休ってことを考えても
この入りはまあまあだ。
シネコンでも、もっと入りが少ない時がある。

すごかった。大傑作だ。
スローモーションを駆使したペキンパー独特の
戦闘シーンがやっぱり素晴らしすぎる。
バイオレンスの呼吸が凄い。
容赦なく激しく残酷な戦闘シーンなのに、
ペキンパーが撮ると、冷徹で、寂寥感が漂い。叙情的ですらある。
そしてどうしようもない虚無感...。
エンタテインメントとしても無類におもしろいけれども、
この作品の感覚は娯楽とゆーよりは芸術的な表現に接近してる。
ファンタジーとリアルの境界線が時として曖昧になるところも含めてそう思う。
ペキンパー自身は芸術がどーのこーのとか一切考えなかっただろう。
好きなように振舞っていただけでしょう。

塹壕のシーンが素晴らしい。
塹壕にロシアの少年が居るのがポイント。
小隊の兵士たちの描き分けが素晴らしい。



ドイツ軍側から描いた大戦。
通常戦争映画は米軍中心か、連合国側から見て描くことが多いので、
この視点は興味深い。
「世界大戦」とゆーより「独ソ戦」。
この視点はこないだ観たタルコフスキーの「僕の村は戦場だった」も同様。
「独ソ」にとっては世界大戦という意味合いよりも、
あの戦争はまず何よりも「独ソ戦」という意味合いが強い。
この作品にもロシアの少年が捕虜として出てくる。

つい最近に同じ劇場で観てるし、
おれはタルコフスキーを想起せざるを得なかった。

ロシアの女性兵士の部隊の件り、
いきなりB級っぽくなるが
こーゆーのも容赦なく描いちゃうのがペキンパー。
こーゆー件りがない方が確かに格調高いだろうけれども、
格調とかどーのこーのとか一切頓着しないペキンパーを
おれは心から尊敬します。
戦争にA級もB級も存在しない。
ただただ虚しいだけ。それが戦争。

芸術性とかに頓着しないのに、
結果としてポエジーが漂い、芸術性が醸し出されるのが
ペキンパーの不思議。


ジェームズ・コバーン最高だ。
こーゆーキャラは戦争映画ではたまにあるキャラだが、
その中でもこのシュタイナーは抜きん出たキャラだ。



権堂のレストランとまとで家内と昼食。

オリーブオイルパスタ。ペペロンチーノってことかな。
通常のイタリアンのペペロンチーノとは全然違う。
非常に個性的。おれは好きです。
美味しい。
サラダとセルフのコーヒー付きで990円。

家内はキムチチャーハン。写真撮るの忘れた。旨いよ。

午後、実家。いろいろ作業。断捨離。荷物の移動。
近いうちに工事入る予定なので、部屋を空っぽにする必要がある。

夕食。プデチゲ。

『オトギ』ラーメンサリ|サリ麺(5個入りパック)|鍋物用ラーメン■1個当り59円[オットギ][韓国ラーメン][インスタントラーメン] マラソン ポイントアップ祭
安いし、買っておくといいかもしれませんよ。

プデチゲは最初っからサリ麺が入る。
肉はスパム。これがいいダシが出るんです。激旨。
軍隊の鍋なので生鮮食品はほぼ入らない。野菜はキムチくらい。
(うちはもう少し入れちゃうけど)
基本的に軍隊の食料を入れるので、
缶詰やインスタント麺みたいなのが具材になる。

サリ麺は半分だけ。したがって、一人分1/4個ってことか。

プデチゲにはサリ麺は必須(スープ付いてないインスタントラーメン)
サリ麺あるとキムチ鍋の〆とかに最高です。
B級っぽくて楽しい。
うちはもちろん常備してある。









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