全3件 (3件中 1-3件目)
1
帰省して、母住む地域の地域包括支援センターへの訪問を決めたので、まずは相談日を予約しました。包括センターのスタッフは忙しい、と聞いていたので、帰省日に確実に話を聞いてもらえるようにしたいと考えました。私自身の仕事の都合もあり、母のもとにいられるのは3日しかありませんでした。計画では、金曜日に地域包括センターと社会福祉協議会に行き、土日で妹に聞いてきたことを報告し、今後の相談をするつもりでした。包括センターも、社会福祉協議会も、80代で一人暮らししている母のことを相談したいというと親切に対応してもらえました。当初は私一人で出向くつもりでしたが、包括センターの方に「できればお母さんもいっしょに」と言われ、母同伴で行くことにしました。貴重な面談の機会なので、聞き漏れがないように準備をしたいと思って、当日までにやったことは以下の通りです。①実家の市区町村のHPから「広報誌」を読む②老親の見守りや介護についての本を読む③自分が現在住んでいる地区で行っている支援サービスを調べる④「認知症セミナー」の受講⑤「介護認定調査」について調べる①は、母の住む地域でどんな高齢者サービスがあるのか調べるためです。1年前までさかのぼってざっと目を通しました。私の住むところよりも、色々イベントがありました。②は図書館で片っ端から借りて、全部で6~7冊くらいは読んだと思います。③私の地区で行っていることを母のところでやっているとは限らないけれど、似たサービスはあるはずなので、一通り調べました。自分が住んでいる地区なら情報も得やすいです。実際、地域包括支援センターでの面談でも役立ちました。④は自分の住む地区で行われたセミナーに参加しました。認知症について正確な情報が欲しいと思ったからです。認知症の専門医が実際の患者さんの動画を見せながら講演してくださって、役に立ちました。⑤できるなら、「要支援1」の認定が出ればケアマネージャーもついて安心かも、と思っていたので「認定調査」の項目も調べました。妹にも見てもらい、母がどの程度該当しそうかも話し合いました。こうした準備を整えて、実際に帰省しました。(④へつづく)
2023年04月18日
コメント(0)
遠距離で一人で暮らす親のことで1番心配なのが、いわゆる孤独死です。心筋梗塞や脳梗塞で亡くなってしまことは、仕方がないと思っています。でも、発見が遅れてしまうことは避けたい。そこで、見守りとして最初にやったことが、line使った安否確認です。私と妹と母の3人で作った家族グループに、朝起きたらスタンプを送る、というもの。母は携帯を持ちlineも使いはするのですが、最低限の連絡用です。最初に提案した時、妹は習慣化するかと不安げでしたが、2週間かけて習慣化することが出来ました。最初は忘れる日のほうが多かったです。お昼まで待って、lineに反応がなかったら電話して、lineにスタンプを送ってもらう、ということを繰り返しました。ポイントは、「怒らない」です。何度忘れても、決して怒らないと決めて始めました。母の生活の中でルーチン化してしまえば負担なくできるはずだ、と思ったので根気よく続けることが出来ました。今では、3人で毎日lineのやり取りをしています。時には孫たちの写真を送ったり、季節の花の写真を送ったり。母や妹がコメントをくれたりして、以前よりもやり取りが増えました。今、見守りの方法は増えていますが、経費や手間を考えると、この方法が一番お手軽だと思います。日々の安否確認はクリアしましたが、当然これだけで全ての心配がなくなるわけでなく、やはり一度母の住む地区の「地域包括センター」と「社会福祉協議会」には足を運ぶべきと思い、そちらの準備も始めました。(③へつづく)
2023年04月11日
コメント(0)
私は現在、宮城県在住で実家である京都に母が一人で住んでいます。2年前に同居する姑を見送り、自分の母について考える余裕ができました。昨年私が遠距離に住む母を見守るために、勉強したこと、実際の行動などブログに残しておこうと思います。私自身がたくさんの方の経験をブログで読ませていただいて、大変参考になりました。今度は、私の体験が誰かの参考の一つになれば、嬉しいです。実家の母は今年82歳になりました。17年前に父が病死してから一人暮らしをしています。住まいは持ち家の一戸建て。45年前に今の土地に引っ越し、現在の家は16年前に建て替えています。存命中は住まいに関しては大きな出費の予定はなく、終の棲家としたいと本人も希望しています。ただ、身内は私と妹だけで、両方結婚して家を出ており、一人で生活ができ無くなれば施設に入ることになるだろうと家族で話をし、本人も同じ考えでいます。本人は元気で、毎日忙しく生活をしています。植物を育てるのが好きで、春から秋までは花の手入れに忙しく、家を空けることが出来ません。ある時期から健康食品にはまって、あちこちのショップに会員登録をして通っています。カーブス(女性専用の運動施設)にも入会しており、「忙しい」が口癖。まだまだ「介護」は遠そうに思えますが、それでも80歳代です。いつどうなるかわからない、という思いがずっとありました。そして、「どうかなった」時、遠方ゆえにすぐに対応できない、という不安がありました。夫の両親を見送ったこともあり、一時は京都の母を宮城県に呼び寄せることも考えたのですが、関西と東北では味付けなどの食文化、方言など違いがあり、本人が望むのでなければ無理に進めないほうがいいという結論に至りました。そうなると、今の家でなるべく長く元気で生活してもう方向で対応を検討することになります。私がまず行ったのは、地域の支援サービスについて調べることでした。(②に続く)
2023年04月08日
コメント(0)
全3件 (3件中 1-3件目)
1