光の眩しい季節になってきました。風に誘われて山野を散策したくなります。山野を歩くと、葉を落とした梢の先に、芽を出した足下の雑草の中にも、仏の姿を見ることができます。仏様は、我々の宇宙に遍く存在するのです。素直な子供の心を取り戻すことが出来る人にはきっとたくさん現れて来て、あなたに微笑みかけることでしょう。その時はもう、あなたの心も仏となっているのです。
「姿や形だけで仏を求めてはならない。姿、形はまことの仏ではない。まことの仏はさとりそのものである。さとりを見る者がまことに仏を見る。
世に優れた仏の姿を見て、仏を見たというならば、それは無知の眼の過ちである。仏のまことの相は、世の人には見ることもできない。どんなにすぐれた描写力によっても仏を知ることはできないし、どんな言葉によっても仏の相は言い尽くすことはできない。
まことの相とはいっても、実は相あるものは仏ではない。仏には相がない。しかも、また、思いのままにすばらしい相を示す。
だから、明らかに見て、しかもその相にとらわれないなら、この人は自在の力を得て仏を見たのである。」
(『仏教聖典 華厳経 第五 如来光明覚品』25頁1行より 仏教伝道協会刊)
あなたに仏の光が現れますように
合掌 観学院称徳
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