花屋な日々

花屋な日々

2006.02.15
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カテゴリ: 自分のこと
よっぽど私の将来が心配なんでしょうか。

「あなたも早くいい人見つけないと」
「もうこうなったら棺おけに片足突っ込んでるお金持ちを捕まえなさい」
「縁というのはねぇ・・・望んでも縁だからねぇ・・・」

いえいえ。
私がいつ
「結婚したいのにいい人がみつからなくて」
と相談したでしょうか。
まったくもう。


「そういえば私の知り合いの知り合いがお嫁さんを欲しがってたわ」

・・・って、あの・・・



と、大きな声で叫びたい。

はぁ・・・
きっと、なじみのお客さんですらそんなに心配するんですから、
うちの両親などはさぞかし心痛めてるんでしょうね。

誕生日やクリスマスは、いつも母から夕食のお誘いがあります。
きっと、いい歳した娘が、ひとりぼっちでその日を迎えると思うと
哀れで気の毒で同情してしまうのでしょう。

が。
大きなお世話ですから。


まったくもうなんだって「おばさんたち」というのはおせっかいなんでしょう。

結婚することが幸せだとは限らないし、
結婚したからと必ず幸せになれるわけでもないし、
結婚しないことが不幸せと限ったわけでもない。  と思います、私は。


年老いた老夫婦が、杖を片手に寄り添いあって、仲良く陽だまりをお散歩している光景なんかを見ると、

って思いますが。
でも、そうなるまでは、いろんな紆余曲折を乗り越えてきたのでしょうね。若い頃はそりゃあいろいろ葛藤やバトルがあったんでしょうね。

長い年月、それをふたりで乗り越えてきたからこそ、
お互いをいたわりあって寄り添い合って、仲良くお散歩できるんでしょうね。
まさに人生の伴侶。パートナー。一心同体。みたいな。

そうなるまでに、どれくらいの苦悩や苦労、心の葛藤があったか計り知れません。全てが順風満杯に幸せだったという人は、それほどいるとも思えません。
私なんかは、途中で投げ出しちゃったくちだから、そうなる資格がないような気もするし・・・。


友人たちは
「好きなことを仕事にできていいね」
とか
「自分で店をやるなんていいね」
とか
「すごいね」
「うらやましいな」
とか言いますが、
全然、そんなカッコイイもんじゃないです。
かといって、
「自分の好きなことやってるんだから、当分恋も結婚も必要ないね」
と言われるのも、なんか、ちょっと、え?そうなの?って。

難しいお年頃です、きっと。

オトナと言われる年齢になって、世間的には確かにオトナで、
でも、人から言わせるとぜいたくだそうですが、
何か、とても大切なものが足りてない。自分自身に。
それがなんなのかは、よくわかりません。

恋でも結婚でもないような気はしますが。
う~ん・・・愛、なのかな。

う~ん・・・・・・・
暇だとろくなことを考えないから。

お客さん。
私に結婚をすすめなくていいから、
花だけ買いに来て。お願い。

今日はみんなピクニックでも行っちゃったのかしら。
暇だなぁ・・・





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Last updated  2006.02.15 16:23:53
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