花屋な日々

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2006.05.07

お見合いですか？

カテゴリ：今日の出来事

なんて勝手なことを・・・

いえいえ、いつもたっくさんまとめ買いしてくれる奥様。
たっくさん買ってくれるうえに、とてもいい方で、ご夫婦そろって
ごひいきにしていただいてます。
本当にご親切なよい方です。

がっ・・がっ・・・！！

が、しかし、です。

いつもいつも毎度毎度、私に
「誰かいい人いないかしらねぇ」
と勝手に悩み、勝手にあの人どうかしらこの人どうかしら、と

今回は、本当にもうお願いだからやめて。

知り合いの、私と同年代の、バツイチ子供なし、温厚な思いやりのある方、だそうですが、
勝手に私をすすめ、花屋に私を見に行くようにと
その方にすすめたそうです。

今日突然
「ねーえ、ステキな男性が来なかった？」
と私に聞くではありませんか。

はっ！？

「あのね、実はかくかくしかじか・・・」

はっ！？

「言っておきますけど、私は男性のお客さんには超冷たいし、目も合わせないですよ。若い男の子なら別ですけどね、同年代の男性なんて、まず接客しててもほとんど話なんてしませんから」

「あらぁ、そう言わないでよぉ、せっかくあなたのこと紹介したんだから、やさしく話してあげてよぉ」

「え？来た？」

「いえ知りませんけど、なんかやたらあーじゃのこーじゃのウンチクたれて帰っていった男がいましたよ」

「あら、じゃあきっと違うわ。その人はね、とても思いやりのあるいい方なのよ、ウンチクなんてたれないわよ」

「どっちにしても！どっちにしてもですよ！勝手に私の結婚相手を探すのはやめてくださいっ！！！」

「あたしだってね、あなたが結婚して花屋さん辞めちゃったら困るから、その人にね、お嫁さんが花屋の仕事続けてもいいかしらって聞いたら、全然ＯＫです！って言ってくれたのよ！最高の条件じゃないの！」

「あらっ！世話焼きおばさんなんかじゃないわよ！」

「いいえ！すでに、とっくに、完全に、世話焼きおばさんですから！」

うーん・・・私もこのお客さんを逃すのは結構な痛手なくらい、たくさん買ってくれる本当にお得意さんですが。
でも今日という今日は言わせてもらいましたよ。

「だってあなただって、いい人見つけて結婚でもしないと！いつまでもひとりじゃ困るじゃないの！」

「なんですか？私の老後の心配でもしてるんですか？でもね、結婚相手くらい自分で探しますよ。ほんっとにやめてくださいね。」

「え～・・じゃあ、じゃあ、どういう人が好みなの？」

「だからそういう問題ではないんですぅ！好みのタイプを言ったら、今度はそういうの探してくるつもりでしょ！？」

「・・・う・・・う・・・ん」

「あのね、言っときますけど、私、好きな人いますから！」

「え～っ！！？？あらまぁどこの人？どんな人？」

・・・・・私ったらまた口からでまかせを・・・・・

「やっぱり隣のスーパーの店長？」

「なんでですか・・・全然違いますから」

「え？え？じゃあどんな人なの？何してる人なの？」

「・・・・・片思いだから、いいんです、全然、片思いなんで」

「あらぁ・・・まぁ・・・うまくいくといいわねぇ。応援するわ！」

「いえほっといてください」

・・・・・まったくどうしたらいいんでしょ。
そんなに独身でいる私が心配ですかね。

人生の価値観は人それぞれです。理解しあえないことも多いです。

でも彼女はきっと懲りない・・・そんな気がしてたまらない・・・

今日は、かなり強く言ったつもりだけど、全然気にしてた様子はないし・・・

ま　　いっか。
ほっとこ・・・・・

はぁ・・・・・・・・

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