
永遠の別れに思う
あの人が逝ってしまった
もう戻ってこない
此処にいない
完全燃焼をしてしまったのだ
何時も険しく
口やかましく
何か因縁を探して
不利になることを探して
眼だけは精彩ぎらぎら
病に伏しても心は働いている
人の動きを捕えている
尖らせた口元
怖い形相
苦虫を噛んだ観間のしわ
身体がぼろぼろでも
身を呈してでも
何事も否定をする
限界まで生きる執着
燃えるものが無くなるまで
それがすべて私への愛情であった
亡くなれば平和が来るのに
あの人が居なければ幸せなのに
事実何度思ったことか
ごめんね
ごめんね
優しさが通じなかったと思っていた
性格を見抜いていたんだ
やっと内省して
数々、命を張って訴えていたこと
守り抜いたもの
信念が見えたのです
生き方が凄すぎた
骨皮でも魂だけは生き続けていた
有り難う
此処に告別式の挨拶を掲げます
遺族を代表致しまして、一言ご挨拶を申し上げます。
本日は何かとお忙しい中、告別式にご参列いただき、有り難うございました。
また、過分なるご香典を頂戴し感謝いたします。
生前は皆さまに一杯愛していただき、好意に甘えながら、何のお返しも出来ないままこの世を去ってしまいました。
大変、心ぐるしく、思っております。
又この年の瀬に式を迎えるにあたって、とても私の心は複雑な思いがいたします。
彼なりにキッチリとすべて計算して旅立ってくれた様に思え、深い思いやり感じます。
貴方が重い病で長い長い苦しみを味わいながらも、必死で生への執着を持ち、頑張りぬいた姿はとても立派で、素晴らしく、私たち家族の財産で、誇りに思います。
そして、ともに貴方と手を結び歩んだ長い長い43年間は楽しいことより、苦しさ、困難、障害、悲しさ、厳しさ、絶望に近い事が一杯あり過ぎました。
でも、その一つ一つの障害を、耐え、乗り越えてきた今日、決して何一つ、無駄なものはない事を知りました。
心には大きな花が咲き、幸せの種は実を結び、たわわになり、それが優しさに代わって、何も、恐れることはありません。
貴方と共に過ごした日々は、一杯の教えがあって、永遠に私の心に刻まれています。
宝です。
残された私たち、貴方と過ごした、生きた教材に敬意を払い、尊敬して進んでいきます。
お父さん、高いところから、しっかり観ていてくださいね。
貴方の妻、子供で良かったと思っています。
有り難う。有り難う。本当に有り難う。
感謝します。
どうか皆さん、未熟な私たちですが、今後ともご指導とご鞭撻よろしくお願いしたします。
本日は最後までお見送り頂きまして誠に有り難うございました。
故人と共に心より御礼申し上げます。
喪主ふみ子