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2025.02.25

ヒロコのつぶやき　１１５・もう反発がはじまってる？

テーマ：アメリカ生活のあれこれ・・・(2047)

カテゴリ：カテゴリ未分類

数日忙しくて、パソコンを開けない日が二日続いてた間に、トランプ政権は目まぐるしい展開をみせていて、同時にソロソロ、トランプ教信者達が目覚めだしたかな、という感じがするハプニングがあちこちで起きだしているよ。

何年か前にMalcom Gladwellという人のThe Tipping Pointという本を読んだ事があって、この世の中の動きを時計の振り子に例えた考え方がでてきたのだけど、私もそれに似た考えをするタイプ。又中国の古いことわざの、人生全て塞翁が馬というのがあるでしょ、それに似てるなぁと思った次第。何事にも始まりと終わりがあるのがこの世のならい。故に、振り子があるポイントに達すると反対側に戻ってくる、そのポイントがつまり、Tipping Pointというわけ。天秤計りの真ん中ね。

物理学的に考えると、ゆっくりした振り子なら、そのポイントに到達する時間もながく、超スピードだと、あっという間にそのポイントに到達して戻ってくるよね。ほら、私長い事ピアノ教えてたからね、昔風のメトロノームってのもってるんだけど、あれと同じ原理ね。だから、実のところ私は、トランプ政権が超スピードで独裁社会を目指して、世の中をひっくり返しているのを見て、結構これは速くに破壊されて駄目になる可能性あるかもなぁ・・・と考えてるのだよ。勿論、力ずくで（Elonの金で）あっというまに昔のナチスみたいになる可能性も無きにしも非ず。

ただね、日本人やドイツ人と違って、アメリカに６１年住んでると、国民性を体中で知ってるから、「この人達、結構利己主義な人ばかりだから、自分に害が起こりだすと反発しだすんじゃないかなぁ」と思うわけ。しかも、極端に怒り出す可能性大！単純な人ほど速いはず。つまり、「トランプに騙された！」と気づいたら、もう小火が風にあおられてあっという間に、半端なく大火事になりそうってこと。そうなったら、トランプは居所がなくなるんじゃないか・・・って考えてる
「なんだよ８２の婆さんのいう事じゃないか、バカバカしい」と考えても一向にかまいませんからね。その点ご自由に。

私のつぶやきを読み返したら、きっと、あちこちで「あの婆さんの言ってた通りだ」ってのが、沢山出てくると思うよ。

その証拠に、マスクとトランプが、ばっさばっさと、国家予算カットとかいって、国防省、文部省、厚生省、国税省、何とか省、かんとか省の職員を解雇してるよね。その上、IT天才児がコンピューターデータをどこかに移したでしょ、だから、原子炉安全委員を解雇して慌てて、再採用したくてもそのデータが見つからないそうでね。というか、パスワードまで替えられえしまってるから、でてこないのね。それで、あたふたしてるの、知ってる？もうその問題解決したのかな？

又、予算カットの結果、世界のあちこちで生死をさまよう人がでて、アルツ研究所も閉鎖、ニューヨーク同時テロ事件の被害者の治療費もカットしたり、あちこちの農家が破産、しかも彼らはほぼ全員トランプ派ね。退役軍人の仕事が激減、傷痍軍人の病院もいくつか閉鎖、彼らもトランプ派ね。Medicaidもカットされたから、地方の診療所もあちこち閉鎖されたり、バイデンが糖尿病のインスリンを月に＄８にしてくれたのが、また、元の＄８０に戻って、払えなくなった人々、福祉の食券もカットされたから、貧乏人達は、最低限の食品も買えなくなったわけよ。だから、そういう人々が「騙された」といって、トランプの旗を焼き捨てたり、デモ行進を起こしてるわけよ。それが、日に日にエスカレートしてるわけ。

金持ちは、全国民の１％だからね、９９％が怒りだしたら、どうなると思う？