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上海忠

上海忠

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2005年09月07日
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珠海に居た頃に一番嫌だったのは給料日でした。もちろん自分のではなく、会社の中国人従業員に支払う給与です。当時はすべて現金支給でした。私はここに来る前は中国でもてっきり日本のように銀行振込だと思っていたので実際に現金支給と聞いた途端、驚きました。10人20人ならまだしも、1000人を超える人たちに払う給与となると総支給額も半端ではありません、当時(1996年)で約100万元前後で日本円で約1300万円程でした。準備としてはまず25日締めの翌月10日払いでしたので25日までに大体の総額を出し金種でいくら必要かということを計算します。それを主要取引先である中国銀行に連絡して準備をしてもらうのです。特に1元・2元・5元・10元の必要数を早めに連絡しておかないとお金を取りに行く段になって「ない」と言われたらおしまいです。それこそストライキになってしまいます。一度そのようなことがありました。その時は中国人スタッフと珠海市内の銀行を駈けずりまわりました。挙句は信用合作社まで行ってかき集めたことが多々あります。そして給与支給日当日に会社の保安3人と経理スタッフと私で朝一に銀行にお金を取りに行きます。銀行に着くと金額と銀行の用意したお金を確認し、お金を積み込みますが、それが大変重く、骨が折れるのです。日本円で約1300万ほどですが、日本円では大した量ではないのですが、人民元の最高金額は100元で日本円の10分の1の額面ですから、量も日本円の10倍と単純に考えればいいのです。しかし、少額紙幣などもあり、重さで換算すると70kg以上はありました。これを会社に運び従業員の明細表を見ながら、経理・総務殆ど総出で行うのです。終わるのは終業直前の4時前そして給与袋を各部門に区分けして配布するのですが、所詮人の手作業、いつも金額が1元・2元合わないというトラブルがありました。一生懸命働いて手にしたお金です。例え1元でも足りないと腹が立つのは当然です。このような訳で毎月の給料支給日はいつも頭痛の種でした。こんなことが毎月続くので以前、K統括経理に銀行振込にしたらどうですか?と言った事がありましたが、答えは「NO」理由は中国人は現金しか信用していないし、銀行には預ける習慣はないとのことでした。そして当時は珠海の他の日系企業でも大体が現金支給が主流でしたので、そのようにせざるを得ませんでした。背景には銀行をあまり信用していなかったことと、お金のことでトラブルを犯したくないという考えがあったのかもしれません。今、考えてみればおかしなことですが、当時はみんな手探りでおっかなびっくりしながらやっていました。

                   つづく





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最終更新日  2005年09月08日 03時59分53秒
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