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スケキヨ氏の Tactical Life より引用
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2014年12月07日
無情という事〜 “ディセント”「 “コロシナイフ”からタクティカルペン“クナイ”へ ソドムの市 篇」25
テーマ:
平成20年銃刀法改正(59)
カテゴリ:
Hiekka aikaa
Photo By
Niicole Vance
ディセント
監督:ニール・マーシャル
出演:シャウナ・マクドナルド ナタリー・メンドーザ アレックス・リード 他
発売元:エイベックス・ピクチャーズ株式会社
http://books.rakuten.co.jp/rb/4129467/
注文できない商品
“コロシナイフ”からタクティカルペン“クナイ”へ
「
ソ
ドム
の市
」
篇 25
“ディセント”
(
前回掲載分
からの続き)
○長期間買い続ける
○一人でカスタムメイドナイフを何種類も買う
「ラブレス」「レプリカ・フォルダー」「タクティカルナイフ」
「リミテッド・エディション」「ブランド・コラボレーション」
ロ「一定額以上」のカスタムメイドとファクトリー数量限定品を買う
○(例)5万円以上、10万円以上 ...
○希少品の抑えは予算越えでも
ハ 「希少価値のある超有名ブランド(メーカー)」狙いに徹する
ニ 「その道のプロ」専用ナイフを買い集める
なぜ上述の方法がよくないかと言えば、
予め
国内刃物業者によって買う商品を決められてしまっているから
である。
これでは、わざわざ(変な生き物がうじゃうじゃと棲息している)
洞窟の中へ探険をしに行くようなものだ。
こうした状況を避けるには、最初から洞窟に入らない、要するに
はじめから高価格設定のカスタムナイフなどに興味を持たないことである。
それでも「どうしても珍しいナイフが欲しい」という奇特な方がいるとして、
そのような人が生き残る方法はただ一つだけ、
日本の刃物業者よりも古今東西のナイフ(刃物全般)に精通すること
である。
及び過去の発言・活動内容も調べ尽くしておくべきだ。
自分は2000年にソドムの市団の対人用ナイフ宣伝を見て、
将来ナイフの所持が制限されるだろう、と確信を持ったが、なんのことはない、
1998年以前の日本には、格闘ナイフだの、戦闘ナイフだのという啓蒙活動を
継続して行なっていた個人・団体がほとんどいなかったことを知っていたからだ。
商用雑誌に御用記事を書き、商品の写真を撮影し、仕入れた商品を売り、
さらにナイフ格闘の分野に進出とはなんともお忙しい団体の誕生だ。
ただし、彼らの生業は
「戦うこと」
ではなく
「宣伝、商売、金儲け」
である。
よって、彼らに金銭的な不利益が生じるような事態が起きた場合、
たちまち客を置き去りにし一目散に逃げ出すのは、それが本性だからだ。
昭和十二年(1937)11月30日から、
東京日々新聞で浅海一男記者が「百人斬り競争」の連載を開始した。
この記事については山本七平氏の著書『私の中の日本軍』(文藝春秋発行)などで
詳細に言及されているからそちらを読んで頂くとして、
同記事を書いた浅海記者は敗戦後、
「百人斬り」報道が虚偽のもの、捏造したものだったと公式に発表したか?
……まったく公表していない。
いわゆる「百人斬り訴訟」において、被告人を無実を主張したか?
……そのようなことはまったく行なっていない。
では、浅海記者がどのようなことをしていたかと言えば、
彼は毎日新聞名誉職員となり、
『中国の内幕』(昭和42年3月25日発行)
『文化大革命12の疑問 激動中国への招待』(昭和42年11月15日発行)
『新中国入門』(昭和46年8月22日発行)
などの著書を発表したのである。
当ブログ
2010年01月19日
掲載分で取りあげた
『文化大革命12の疑問 激動中国への招待』の「まえがき」を以下に再掲する。
「 どこの国にも中国の文化大革命を誹謗するライターはいるが、
日本ほどそれが下品で、低級な国はあまりないのではないか。
かえって、海をへだてたアメリカの反中国ライターの方が、
ある意味でよく調べているし、論理のメーキャップも、
いちおう紳士の体をなしている。
現代修正主義の方は、お得意のマルクス・レーニン主義理論のねじ曲げで、
それなりに一見すじがとおった話しぶりである。
そこへゆくと、目と鼻のさきにある日本では、
同文同種といわれ、二千年もの交流の歴史を持っているというのに、
一部日本のライターが、ひと昔前の軍閥時代の中国でも批評するような
古くさい筆法で、今日の文化大革命をやっつけるのだから、
はたで見ていてうんざりさせられるのである。」
(上掲書 P.1)
「 とにかく、日本の一部マスコミくらい、文化大革命を
「権力争い」「お家騒動」として描きたがるマスコミは
世界中で台湾と、香港の反中国新聞以外にはめったにあるまい。」
(同 P.3)
「 私は古い新聞記者なので、よくわかるのだが、
いま上述のような反中国記事を書きまくっている記者や評論家の“大物”は、
終戦前にも、日本の中国侵略戦争にラッパを吹いて立身出世したり、
有名になったことのある連中なのである
__お望みならば名前を列挙してさし上げてもよろしい。
しかし、そういう連中がどうであれ、
そうした反中国の“言論”が、支配的になるととどのつまりは、
日本の庶民の上にひどい悲劇となって、はねかえってくることは、
もうこの前の戦争でいやというほど味わされた苦い経験ではなかったか。
私は、日本じゅうの言論人が、もういちどこのことを思い出し、
かみしめて、ジャーナリズムの本道をあゆむようにお願いしたいと思う。
それが、日本のためだし、
最終的には日本のジャーナリズムのためでもあるのだから。」
(同 P.5)
以上、ダガー規制以降のソドムの市団の発言……ブログにせよ、
ストライク・アンド・タクティカル・マガジン誌上の記事にせよ……も
浅海記者のそれと
そっくり同じ変節を遂げている
ことが容易にわかるであろう。
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Last updated 2014年12月13日 23時00分07秒
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