Flatのガンプラ製作日記

Flatのガンプラ製作日記

PR

Keyword Search

▼キーワード検索

Profile

flat2775

flat2775

Calendar

2024.06.12
XML
カテゴリ: 本の感想
書籍の感想です。
今回は「ねんねこ書房謎解き帖 文豪の尋ね人」です。


ねんねこ書房謎解き帖 文豪の尋ね人 (実業之日本社文庫) [ 伽古屋圭市 ]

舞台は大正時代。
関東大震災の翌年のお話です。

職を失ったこよりは仕事を求めて神保町を訪れます。
復興に向けて、古本業界が活況を呈していると聞いた
からです。

ねんねこ書房という変わった名前の古書店でした。
この店、小僧は募集しているものの、こよりは雇わない
というのです。何とか雇ってもらいたいこよりは
この古書店のもう一つの顔、萬相談を解決することと
なりました。
謎が解決できたら、雇っても良いとのこと。
夜な夜な出かける兄を心配した妹からの相談です。
その謎のヒントにと店主は「羅生門」を手渡すのでした。
「世界の答えはすべて書物の中に書かれている」
が店主の考えです。
こよりはこうして本を読む歓びを知り、自分には何も

まあまあの洞察力があることを知るのでした。

なかなか面白かったです。
大正時代の雰囲気を多分に感じさせてくれて何か
ワクワクしますね。
本も羅生門を始めとして、谷崎潤一郎の秘密、

ことで読んでみたいなと思わせる書きっぷりで
そのへんも楽しかったです。





お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

Last updated  2024.06.12 08:47:25
コメント(0) | コメントを書く


【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! -- / --
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x
X

© Rakuten Group, Inc.
X
Mobilize your Site
スマートフォン版を閲覧 | PC版を閲覧
Share by: