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隔年でこの審査が回って来ます。
最近はコンクール審査に行くと若い先生方が増え、気がつくと一番年上だったりして驚く事もあります。
しかし、私が子どもの頃から地元で開催されているこのコンクールの審査員の平均年齢は高く、私が高校生の頃から先生だった方や先輩など多く、こんな環境に身を置くと、なぜかホッとします。
先輩方と一緒、というのも気が楽だし、自分が若手の感じで、言いたい放題な発言も許される気(気のせい?)さえします。
その中のお一人が、「今年で審査をやめます」と宣言された。
実は、私が審査させて頂く事になってから、先輩方がお一人、お一人と審査を辞退なさって行かれました。寂しい限り。おやめになる先輩は、確かにもうすでに演奏活動や音楽活動をなさっていない。しかし至ってお元気そうで、しゃんとした70歳。今日の審査には、同期の先生方もあと2人いらっしゃるし、上の方もいらっしゃるので、「70歳だし」という理由は、先生・先輩方にはちょっと刺さったかも知れない。
そんな事を言うなら、私の高校時代お世話になった先生は隣県に住まいを移され年齢だって相当な年齢なのに、まだ辞めないのはどうなのよ!と思う。定年となり住まいを移された時、まだ私は審査員ではなく、他の審査員の先生・先輩方が、私に審査の席を譲れ!と、物申して下さった。それでダブルキャストになった。当時活動していたオケでも、1stを譲れ!と、多くの先輩・先生方が物申して下さった。
本当に、私は先生・先輩方に可愛がられて、良くして頂いてここまで来たな、と、改めて思う。
そんな先輩方が現場から去って行かれるのを、とても寂しく思う。今日は去られる先輩からの申し出で、40年前に70~80万円で購入された楽器を、家人に託したいとの申し出もあり、恐縮千万。
コンクールの演奏の事ではなく、こんな感想が強い一日となりました。
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