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June 30, 2004
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テーマ: 趣味の英語(409)
カテゴリ: 英語・言葉

国立国語研究所が外来語の言い換え案第三弾の中間発表をしました。
提案した語の一覧はこちら に出ています。
それにしても、カタカナ語の方も結構無理のある感じなのに
それの言い換えの日本語がまた笑えるようなものがあります。

「ステレオタイプ」の「紋切り型」ってどう?
「紋切り型」の方がよくわからない・・・
説明の方には「型どおり・画一的」などの方がわかり易い事もあるって、
書いてあるのだから、わかりやすい方にすれば良いのに・・・
意味説明欄に「物事の見方や表現方法が型にはまっていて新鮮味がないこと。また,その様子。」
そう言うのを「紋切り型」って言うのね・・・?
一つずつ挙げていたら切りがないので、止めておきますが。

並んだカタカナ語を見ると、まるで外国映画のキャッチコピーか
何かを書こうとしているようです。

既に定着しつつあるものは、それでも良いのかもしれません。
最初から括弧付きで言い換え表現と併記してあれば良かったのに
いきなりカタカナで登場して、それを知らないのは教養がないみたいにネコも杓子も使うようになるところが日本的というか・・・

元々、言語変化の流れの中には外来語によるものも多いのは事実です。
日本語だって中国からの外来語から成り立っているようなものですから。
でもやっぱり音読みの言葉よりも大和言葉と言われる訓読みの方がわかり易い。

なぜ、外来語が多用されるのか?
それは、新鮮さ・斬新さを出して、本来のものが古くなって(陳腐)
しまったのをあたかも更に良いものに見せようとする気持ちが
働くからです。
もちろん、今までの日本語の中に無い物や、概念を取り入れるときに
外国語をそのまま使うと言うこともあります。

平たく言えば「カタカナ語にしたほうがオシャレでセンスアップ」したような感覚があるわけです。

偉い方の答弁ではっきり言いたくないことを外国語を使って
ちょっとワンクッション(これもカタカナ語!)置くと言う
姑息な手段(?)にも使われます。
要するに「直接言わず、遠まわしに言う事」が日本人にとっては
美徳であると言う、特有の気質も関係しているのでしょう。

で、カタカナ語は氾濫し、カタカナ語を全く使わずには
しゃべれない、書けない日常になっています。
そのカタカナ語自身も年数を経るとやはり陳腐なものになって
また新しい刺激を求めて新しいカタカナ語が生まれる。

せめて、原語の持つ意味と、発音と、それに該当する日本語と
言うものをきちんと考えた上で使って欲しいと思います。

英語学習者にとって、一度定着してしまったカタカナ語を英語に
する時にイメージの転換を強いられるわけですから・・・

特に公的機関で使う場合は、カタカナ語でも言い換え語でも
わかり易い表現にして欲しいものです。






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Last updated  June 30, 2004 01:02:05 PM
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