南仏・プロヴァンスの食卓から 21/11/04~   by ローヌのほとり

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Dec 20, 2004
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アヴィニョンに行って教皇庁そばを流れる美しいローヌ川を見るたびに、なぜかいつも言いようのない懐かしい気持ちがこみあげて来て、涙してしまうのだ。

ローヌ川の河岸は自然のまま。おそらく太古の昔の姿をとどめていると思われる。護岸工事というものがされていないので、川の両岸にコンクリートの堤防などというものはない。かわりに草や低木が覆っている。

今、わたしが見ている同じ川の景色を14世紀にここに移って来た、教皇クレメンス5世も見たはずだ。それよりずっと昔、地中海からローヌ川をさかのぼって攻めてきたノルマン人も見たはずだ。この地に攻め込んできたイスラム教徒、ローマ人、もっと前にはケルト人たちが同じ景色を見て暮らしたのだろう。

日本の川はほとんどコンクリートで固められている。台風が来て集中豪雨のある日本では、川の氾濫から人、建物、田畑を守るためにされたこと。でも、自然の美しさを失っているのはとても残念。





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Last updated  Dec 23, 2004 03:30:29 AM
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