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Aちゃん22

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2014.11.01
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カテゴリ: 電子工作
2014.12.06 関連 blog リンク追加
1 号機 の組み立て
2 号機 組み立て開始、Aitendo DSP ラジオも併せて記録
2 号機 パワーグリッド基板の使用感
2 号機 配線チェック

LM386 似アンプ(1号機) の問題点に改良を施して 2 号機を組み立てた。 国際ラジオが閉店する間際で買ったトランジスタ を使用することにした。2 号機の目的に「古いトランジスタでアンプを作ったらどうなるのか」を含めた。



組み立てて動作させた結果、ホワイトノイズが多いことが分かった。「サー」と擬態語であらわせる程ではない。ボリュームを最小にした状態で、電源を入れている時と切っている時を区別できる程度で聞える。一方、1 号機は「電源リプルが少ない」という条件付きで、電源を入れている時と切っている時を区別出来ない。1 号機は基板面積の許容範囲で改良を加え、よりノイズは少なくなった。

回路的な問題は調べた範囲で見つからない。一般に手に持った金属の精密ドライバーでアンプ回路に触れるとハム・ノイズが入る。あるいは、発振等の異常動作が有る場合、それが増長されるか消える現象が見られる。

ドライバーで触れてハム・ノイズが入る個所は、信号経路上にある。それ以外の初段用リプル・フィルター(LTspice 回路図 Q12 B)、電圧増幅・ドライブ段のカレントミラー(Q5 B)に触れてもハム・ノイズは増えない。リミッタにオフセットを与える (Q7 E) を Vcc から切断しても変わらず。信号経路外からのノイズ注入は支配的ではないと考えている。発振等の異常動作を疑う変化も無かった。

アンプ部回路図(LTspice)

LTspice PDF 回路図 LTspice, Bsch v3 回路図一式

周辺部回路図

Bsch v3 PDF 回路図(周辺)

AC アダプタからのノイズも関係が無い。AC100V 側を off してみて残留電荷で動く僅かの間のノイズは変わらない。スイッチングノイズの「チュゥー」という変化も聞えない。十分に AC アダプタのノイズが取れているとも言える。

帰還回路の抵抗値 {R5, R7} をおおよそ 5 倍に上げている。1.5kΩ と 1 kΩになった。原因と思えるほどに高い値では無い。金属皮膜、消費電力定格数が大きいものに替えたので、雑音を下げる方向の対応もしてある。





経年でノイズが増えてしまったのか。プロセス・テクノロジーが未発達だったのか。2SA933R は A が付かず、形状も TO-92 で古いものだ。最終的な形状は SC-72 になっている。2SC945C-Y は推定で SAMSUNG 製(メーカーが発行したデータ・シートは見つからず)、2SC2001K, 2SA950Y は「国際ラジオ購入」縛りでコンプリメンタリー・ペアを組んだ。hFE は +-20 以内に揃っている。いずれも長期在庫品だと考えている。

動作波形は素直だ。出力を聞いてみても古老のトランジスタ達の増幅特性に衰えを感じない。高域の伸び、低域のイヤホン制動力は十分にある。それでも、ホワイトノイズの影響は隠せない。ボリュームを大きくすると「聞えてくるだろ、上流の DAC の方が煩いじゃないか」とトランジスタ達は主張している。

In(上): 約 100kHz 1Vp-p, Out(下): 10Ω 抵抗負荷 動作波形


初段用リプル・フィルタを入れる改良は効果あり、ポップ音も小さく出来ている。古いトランジスタはノイズが気にならない所に使う。

次に気になること? 2SA1015, 2SC1815 型番を名乗る海外製トランジスタはどうなのかって?





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最終更新日  2014.12.06 21:14:13
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