全730件 (730件中 1-50件目)
秋月八潮店へ行ってみる。入口コーナーでカラーつまみ詰め放題 300 円コーナーがあった。見たところ、ギザギザのローレット加工軸にはめるつまみだ。詰め放題をしてみる。選り好みや無理な詰め込みはせず。コーナーにあったシャベルですくって袋へ入れる。広げてみたら 46 個入っていた。赤のアクセントカラーのつまみは「黒・赤」の 1 個だけだった。偏りがあるのか。「黒・赤」が一番売れたのだろうか。試しにボリュームにはめてみて、緩みは無し。溝の嵌まり合いから発生する微妙な取り付け角のズレは気になるかもしれない(このタイプなら普通にある)。詰め放題になった理由は何だろうか?見た目は整形のズレ・バリはなさそう。日焼け、色移りも見られず。摘まむ部分が柔らかいので加水分解?ベタつく感触は無し。ジャンク袋に嵩増しで入れるよりは、詰め放題の方が売れるし、印象がよいのかもしれない。
2024.05.10
コメント(1)
秋月八潮に行ってみる。12V バッテリーメーターを見かける。1 個 100 円、直流抵抗は 653Ω、端子電圧 100mV で目盛 10 振れる様な作りだと思われる。分かりやすいメーカー名、型名などの表記は無し。メーター背面に SEW と金型で付いた文字が読めるだけだ。振るとカタカタと音がする個体が有った。アルミの文字盤が剥がれていた。カバーは透明テープで固定されているので、文字盤を付け直したり、デザインを変えるのは簡単だ。大きさは 55 x 47 mm、振れ方向は逆だ。文字の書かれ方からして、上側にコイル部、下側に針を向ける取り付けなのだろう。以降の測定では文字盤を水平にしている。指示値が低い範囲で振れが小さめなのは、引力による引っ張りが無いのが理由かもしれない。簡易に素性を測定すると直流抵抗は 653Ω、端子電圧 94.4mV で針は 9 付近を指した。大よそ 1div/10mV を目標に作られたメーターだと思われる。Full Scale 16V で使うなら 653Ω x 99 = 64.647kΩ を直列にする。51kΩ + 半固定 20kΩ で構成かな。目盛りは等間隔ではない。端子電圧と針の振れ(目盛り)は一致しているのだろうか?針の位置を目盛に合わせ、端子電圧を読んでみる。グラフにしてみると針が指示した目盛り位置と端子電圧の関係はおおよそ直線的になった。次はグラフをプロットするのに使った数値だ。端子電圧を上昇させながら 1 回と、下降させながら 1 回の 2 回測定して平均を出している。Pointed PositionTerminal Voltage (mV)00.00228.0448.9667.9887.010106121261414116162端子電圧が 120mV 未満の範囲では 1div/10mV に対して、振れが小さくなる傾向にある。目盛り盤にある CHARGE/SAFE の意図を考えると、CHAGE 範囲なら「要充電」という情報で十分かも。ラジケーター 1 個と抵抗 1 個で 2 次電池の状態が分ったのは昭和の時代だよなぁ。今時は画面右上の電池アイコンでもっと簡単? 背後に膨大な回路とプログラムが動いているのだ。
2024.04.22
コメント(0)
久しぶりに秋月八潮店へ行く。blog をサボっている間も 3 ヶ月から半年程度の間隔で行っていた。店外はサッパリした感じを継続中、店内の売り場を拡張した後はずっと、店外は何も配置していない。RIGOL の DHO800, DHO900 展示は継続中だった。RIGOL はなぁ... DS1074 を持っているのだけど、Zoom して pan 操作をしている最中に波形にノイズが乗ってしまい、消えないバグを何度も経験していてイマイチ感が募っている。RIGOL 展示の下には訳ありスピーカー 10cm 8Ω 10W 300円、付箋には「芯ズレ」、「エッジガスケットへこみ」と書いてあった。他にも製造不良と思わしき不具合が書いてあった。接着剤多用の部品だから、工程途中で不具合に気づいても、手直しできず完成まで流してしまうのだろうか。RIGOL 展示の脇は光り物のワゴンセール、今のところは大型 LED は用がなさそう。蛍光灯の灯具が壊れたら改造?まだまだ先だと思う。八潮店限定で NJM4558DX (DIP 8Pin), NJM4565L (SIP 8pin) のレール売りがあった。1 レール 500円 だ。NJM4558DX あれ? X サフィックスって有ったっけ?知らないだけかな。4558 系列はいっぱい持っているからなぁ... 特に 4558 そのものは不思議と部品箱をみて「君に決めた!」的な選択をしないオペアンプになっている。NJM4565L は 8Pin の SIP パッケージ、昔有った 9Pin ではないのでピン配置はデータシートに載っている。9 Pin タイプは両端が V+ になっている。直立タイプの 7 segment 4 桁 LED カソードコモン、時計用かな?と思ったらドットは全て 1 点、発光色は赤なのに対し、シールは緑なのでちょっと注意だ。ブレッドボード上の取り回しはこっちの方が良いのだろうか?ちょっと、長くなったので一休み。
2024.04.07
コメント(0)
中古道具の寄楽屋で METRONIX Model 524B を見つける。今時 Type-C 給電で手のひらにのる安定化電源もある。シリーズレギュレータの分かりやすさと、低ノイズに期待して手に入れた。背面に大きなヒートシンクと TO-3 型トランジスタを配置してあるお決まりの構造だ。トランジスタは 2SD867-Y、用途に Power Amp がある。コンプリメンタリペアはない。準コンプリメンタリ用途か、出力トランスを使った Class B Amp 用途?良く使い込まれているせいか、AC コードに被せてあるチューブはかなり傷が付いていた。ヒートシンクのエッジに当たって傷か付いたのだろう。こうやってみるとお決まりの構造は最適な作りではないようだ。ヒューズを飛ばしたことがある?10A のものが入っていた。指定は 2.5A だ。はて、CV - CC 型なので過負荷でヒューズが飛ぶのだろうか。2.5A のヒューズ買わないと。蓋を開けてみる。ドライバを使って回すのは、フレームを挟む留め金だ。90 ~ 180 度回転すると外れる。制御基板側と整流ブリッジ側の両方が開く。制御基板の能動素子はトランジスタで構成されていた。IC は使っていない。基板上は 4 端子の整流ブリッジダイオードが使われていた。整流ブリッジ側からみる。こちらはダイオード 4 本を使用したブリッジだ。長期に渡って修理が可能な様に部品選定した?保守性は側面の開けやすさ以外は良くない。配線はメーター以外は全て半田付けされている。前面端子部分も半田付けだ。製造時なのか、修理時なのか大きな半田屑がこびり付いていた。半田のやり直し跡がほぼ見当たらないので製造時だと考えている。特定は出来ない。ちょっと長くなりそうなので、とりあえずここまで。先に簡略化した回路図を出しておく。現行品ではなく、修理対応も終わっていると思われる。そのままの回路図を出しても良さそうだけど、控えておこう。画像のリンク先は PDF になっている。Metronix Model 524B PNG 画像の回路図簡略化回路図にあるオペアンプみたいな部品は制御基板の画像から推測できる通り、数個程度のトランジスタで構成されている。出力はどれも Open Collector だ。LM393 コンパレータの様な出力に近い構造だ。一応シミュレーションに掛けてみて動作を確認している。それでも間違っている箇所は有るかもしれない。これも続きで説明を書こうと思っている。昭和の時代、実験室のどこにでもあったメトロの電源、タッチパネルなんて高級な UI は無い。今の子使えるのかな...
2023.12.18
コメント(2)
久しぶりに日記を書く、ふらっと近所のハードオフで買った中古測定器を開けて調べたら、三菱電機の DTL M5930P シリーズが使われている基板が出てきた。もう少し新しい時代の測定器かとおもっていた。デートコード読み取ると自分が生まれた前後数年で製造された IC が使われている。「あー、PDF のデータシートなんて無いかも」故障していてどうにも動かないときは PIC とか AVR マイコンでエミュレートしようと思っていた。回路をトレースすることもできないのかも...キーワードを変えつつようやく発見する。三菱半導体 バイポーラ ディジタル で検索できた。スキャン画像だし、ネットの海にいつまであるのだろう...動くかどうかも分からない中古測定器を保守していくとして、クイックリファレンス的な資料を起こすことにした。PDF で 三菱 DTL M5930P シリーズを理解するために必要な最低限のピン配置と内部等価回路を書き直したデータシートの様な資料を作る(このリンクをクリックで PDF をダウンロード)。画像化して並べておく。M5930P, M5961P, M5932P, M5933P, M5944PM5935P, M5936P, M5937P, M5945P, M5948PM5946P, M5949P, M5952P, M5955PM5953P, M5956P, M5962P, M5963Pピン配置、回路図を書き起こしてみると、三菱電機のデータシートに誤りが見つかった(まぁ、多分間違いだろう)。お手本となったアメリカ製の DTL 830 シリーズ、930 シリーズの互換品として作られていて、FAIRCHILD DTuL 930 シリーズ, MOTOROLA MC830, MC930 シリーズの資料を参照して確認する。互換品を設計した人たちは回路を理解して作っていた?こう思うのは失礼か。もし、互換品を作るに当たり、十分に回路を理解して再設計・特性評価をしたならば、不必要な素子、付け足すべき素子、評価すべき特性が増えているはずだ。見当たらない。ここらは、電子回路的な話から脱線する。自分が生まれて間もない頃に、今延長運転が話題になっている原子力発電所群が作られている。これらの制御装置としてロジック回路も使われたと考えている。更新工事で新しい回路に置き換わっているのだろうか?置き換えが進まないか、新しい装置を被せるだけのような更新だったとすると、今でも DTL が使われているかも。データシートすらなく、有ったとして誤りがあり、読解できる技術者がほぼ皆無の状態で、延長運転できるのだろうか。自分がもの心点いたときに、最盛期だった TTL, C-MOS gate IC ファミリーも今の若者にとっては理解しがたいロストテクノロジーなのか。
2023.02.03
コメント(2)
オーディオアンプの負電源側コンデンサが破裂するという事象を聞く。「一般的には」差動入力・電圧増幅段群への負電源回路で、電源供給回路のブリッジダイオード、レギュレータ IC、あるいはトランジスタの足が半田クラックで浮いて接触しなくなった状態になると起きるのだろうか?「一般的には」と断ったのは、聞いた事例は別の故障が切っ掛けだった。詳しく書くと元ネタがバレてしまうので伏せておく。LTSpice で実験だ。図をクリックで拡大 上のオーディオアンプ回路の PDFこの日記の回路図一式Vee (V4, R42) をほぼ open 状態にしてシミュレーションしてみると、Vee が 10 秒程度で +25V ある Vcc の 72% 程の +18V まで上昇した。図をクリックで拡大 上のオーディオアンプ回路波形の PDF定電圧源部分(上の回路の R30, D2, Q20, R24, Q19, R14)で正電源(Vcc)から負電源(Vee)に電流が流れ、定電圧源がそれなりに動くので差動増幅段や、電圧振幅増幅段を動かす定電流にも電流が Vcc から Vee に流れる。負電源側に入っているコンデンサ(C14)に逆電圧が掛かって破裂に至るという過程だった。聞いていたコンデンサが破裂する理由に腑に落ちないところがあった。シミュレーション結果から「電解コンデンサに逆電圧なら破裂する」と納得する。事象を起こしたオーディオアンプをそのままコピーすることは出来ない。ごく平凡で冗長なアンプ回路を LTSpice でシミュレートできる様に作って試している。結果からすると、LTSpice に学習用に付いてくる汎用オペアンプ回路で十分確認できることだった。図をクリックで拡大 上のオーディオアンプ回路の PDF部品の定格は気にしていない。トランジスタは定格越えで使っている。全体的な構成は昭和の時代に有りそうな古い感じだ。冗長な部分の殆どはトランジスタの電力消費バランスを良くするために入れた。趣味と言える。図をクリックで拡大 平凡・冗長なオーディオアンプ回路の動作波形 PDFリモートワークで仕事を始めて、生活に余裕が持てるだろと思っていた。始めて見ると、頭の切り替えが出来ず、趣味、個人的探求の時間が持てない。日記もサボってしまった。今はちょっとした仕事の変わり目だ。すこしだけ時間的余裕ができた。また 1 週間もすれば元の忙しさに戻るだろう。
2022.02.28
コメント(2)
デジット閉店セールに出ていた赤外線リモコン受信ユニット 1812012 (8X29) を買う。赤外線リモコン受信、超音波受信、標準電波(電波時計)受信、色々と使い道がありそうなのと、単にシールドケースとして使うとか、数で押す使い方も有りかと考えた。仕様の情報は「CX20106A が使われている」くらいだけ。SONY の IC はデータシートなどの情報が乏しい事が多い。色々と調べてみると GL3274 が互換性がある IC だと分る。定数まで互換性があるのだろうか。CX20106A で検索して見つかる回路と照らし合わせると定数の互換性もほぼ有りそうな感はある。1812012 のシールドケースは容易に分解できる。底面とカバーの嵌合部分に小型のマイナスドライバーをねじ込み、広げて分解できる。可逆と言える嵌め込みだ。端子部分をラジオペンチで摘まみ、カバーを引っ張っても分解する。少し緩めな嵌め込みなら上手くいくだろう。分解したはずみで飛んで、顔や目などに当たらない様にしてほしい。中心周波数が「不明」だ。回路を追ってみる。PDF に出力した赤外線リモコン受信ユニット 1812012 回路図1812012 回路図(bsch v3)とその他の回路の原図fo 端子に繋がる抵抗 R2 は 240kΩ だった。GL3274 のデータシートから読める中心周波数 fo は 35kHz だった。良く有る 32kHz, 32.768kHz, 38kHz, 40kHz だと期待していた。ジャンク品になったというか、使い道が他に無かったというか。個人の趣味なら定数を変えれば解決する。受信ユニットの Vcc, GND 間端子直近に 22uF の電解コンデンサを付ける。高ゲインのアンプが入ったユニットなのでデカップリング・コンデンサは必須なはず。至近に付ける必要がある。このユニットが使いずらかった理由の一つかも。テスト用の回路を構成する。テスト回路全体の電源電圧は約 5V とする。LED 駆動回路は Timer IC 555 による on/off 変調信号発生、発振器出力 V2 と混合して赤外線 LED を駆動するトランジスタ Q1 で構成した。LED に直列する電流制限抵抗は 220Ω ~ 100kΩの間で色々と試す。中心周波数を調べる時には 100kΩ を使った。至近で点灯させるとこれでもノイズが入りながら受信する。発振器 V2 は DDS を矩形波を出力にした機器を充当している。1812012 受信ユニットの OUT 端子は open collector だ。受光有りで sink する。pullup も兼ねて出力視認用の LED を付ける。受光判定は複雑な動きだ。背景光を補正するためか、中心周波数で変調した光とそうでない光の弁別をよくするためか、中心周波数で変調した強い光を受光し、それが止まった後、暫くは外乱光の影響を受けにくくなったり、意図的な送信していない時はパルス的な発光(送信)変化にも反応する。中心周波数を確認する方法は、なるべく弱い発光で変調光を入れて、周囲光によるノイズが乗るか、乗らないかのギリギリの搬送周波数を探す方法にした。※ 厳密には光の搬送波と LED を CX20106A の中心周波数付近で on/off する搬送波がある。ここでは中心周波数付近で on/off する搬送波を言うことにする。36.0kHz で変調し、送信 LED に直列する抵抗 R4 を 100kΩ にした場合、至近に有る PC ディスプレイの LCD パネルの光に反応する。中心周波数からの変位が大きかったり、受信強度が弱いとノイズが入りやすい。※ 部品番号はテスト回路ブロック毎に振り直している。分かりにくくて申し訳ない。おおよそ、35.0kHz +- 0.5 ~ 1kHz の範囲でノイズが乗りにくくなり、CX20106A fo 端子に繋がる 240kΩ に対応する中心周波数に良く一致することが分かった。実験中にフレームレート約 60Hz 表示しているディスプレイから 180Hz のノイズが入ってくるのは興味深い発見だった。180Hz のノイズを初めて見たときはテスト回路が発振?と考えていた。ディスプレイがたまたま電力管理で off になったときにノイズが消えたので状況を理解した。変調した強い赤外線を当てると、中心周波数に関係なく反応する。30cm くらいの至近からリモコンから出た光を当てると反応する。「細かいことはいいんだょー」tpd (伝搬遅延) を見てみる。搬送波を 35.0kHz にして、光入力開始から OUT 端子反応までおおよそ 125us、光入力終了から OUT 端子反応までおおよそ 184us だった。送信 LED の電流制限抵抗 R4 は 10kΩ、至近なので実用よりも明るい光を受光素子に入れていると考えられる。スナップショットの画像に写るカーソルと波形が一致していないのは、10 秒程度見ている間に遅延時間は大きく変わっているためだ。おおよそ多くの頻度で見られる位置にカーソルを当てている。送信データを符号化した変調パルスは 300us 程度が下限なのか。抵抗 1 本で中心周波数を決める、よく考えられた回路が入っているのだろうな。
2021.06.04
コメント(0)
デジット閉店セールで 1 素子の LED も色々と買った。これらも試しに点灯している。前回の blog と同様、赤色系の明るさ比較に使っている LED は OSHR3131P を直列に繋いでいる。DB-14-RD ブラケット付き LED だ。ブラケットが欲しかったので買った。LED は「暗いだろう」と思っていた。LED の足は僅かに長さが違う。調べてみると短い方がアノード(+)だ。長い方がカソード(-)になる。1mA で光らせてみる。画像を見たときに「え?写るの?」と思ったほどに暗い。10mA で光らせてみる。ようやく視認できる程度だ。手で庇を作って視認する LED だ。DB-14-RD のブラケットは突起部分を外からドリル刃で削れば取れる。φ 0.8mm ~ 1.5mm の基板穴開け用ドリル刃が使えるはずだ。1.5mm ドリル刃で削って取った。削らずに引き抜くのは無理そう。φ=3mm の LED が丁度良く入る。緑・青系の LED を光らせてみる。比較用 LED は OSNG3133A だ。今時の基準で普通輝度の LED、2mA くらいの電流で十分に視認できる。GL2EG6 は先端が尖った形状の LED だ。昭和の時代ラジカセやプリメインアンプのセレクターインジケーターとして使われた形状だと思う。黒塗装されたアルミパネルに小穴を開けてそこに LED を差し込んで使っていた。1mA を流して点灯。デジカメの絞りが OSNG3133A の方に合ったせいで殆ど光ってないように見える。10mA を流して点灯。これなら見える。発光面積が先端に集中しているのが視認性を不利にしているのかも。幅が狭いので複数 bit 表示には有利なはず...明るさで当たりだったのは UB3814Xだ。1mA で点灯した場合で十分に明るく比較用の OSNG3133A より明るい。乳白色の拡散タイプなので素子はもっと明るく発光しているはずだ。10mA で点灯した場合は眩しい。直射日光下などの特殊条件でも十分に使える。明るい LED から売り切れていくよなぁ...
2021.05.29
コメント(0)
デジット閉店セールで売られていた部品のうち LED (光り物) いくつか買っている。試しに光らせてみる。殆どの LED は今時の LED と比べて暗い。「年代物」だなぁ。既に販売終了になった LED もある。なんだな、「買ったらこうだった...」的な感想を抱くかもしれない。TLR363T 東芝の 7 セグメント LED だ。安心感というか、手頃な数量で手頃な値段だったので早めに売り切れになった。TSST 新ロゴで Made in Japan なのは意外だった。発光面のデザインは "This is the 7 segments LED." 7 セグメント LED の代表的デザインになっている。明るさ比較のため、OSHR3131P と直列回路を構成して定電流源に繋ぎ光らせる。1mA を流してみる。ダイナミック点灯だと暗くて見えないかもしれない。10mA を流してみる。これでも昔は明るく感じていたはず。20mA 位でダイナミック点灯するとなると、マイコンの最大ドライブ電流とか気になることが多くなるな。LTS2802AP-J LITEON の LED だ。レール(チューブ)の日付は 2000/11/9 とある。タイランドからやって来た LED だ。チューブの日付刻印とと照らし合わせると、046 は 2000年 46 週製造と言うことだろう。2000 年ごろは LED はかなり明るくなった時代だと記憶していた。1mA を流してみる。やっぱり暗いなぁ。10mA を流してみる。こちらも、容易に視認できるようにするためには 10mA を流す必要が有りそうだ。Vdd = 3.3V だと電流制限抵抗は 50 ~ 100 Ωになってしまうのか。DA56-11HWA Kingbright の LED を見てみる。1995/2/22 製造だ。これ就職した年だよなぁ。95-08 は製造年 - 製造週と見て間違いないだろう。チューブ詰め込みは少し後?1mA で光らせてみる。画像に写っているのか... 殆ど見えない。10mA で光らせてみる。ようやく見える感じだ。こんな暗かったっけ? たしか、LED が明るくなってきたので、発光面を黒で塗装しないデザインが出てきた様な。駆動回路に手間掛かってしまうのかなぁ。いっぱい買ったトランジスタも一緒に使うってことか。
2021.05.24
コメント(0)
デジット閉店セールで売られていた 高級 3 連 (AM) FM フロンドエンド TW-4194V 3Q (FAT-51UJ-41) の AM 側バリコンの容量を測定していて、何となく違和感を感じていた。分解して回路を調べる事にした。2021.5.3 回路図訂正 IF 増幅トランジスタのベースバイアス回路に C15 を追加TW-4194V 3Q (FAT-51UJ-41) PDF 回路図 TW-4194V 3Q (FAT-51UJ-41) bsch 3v 原図 分解してみると AM 側のバリコン端子の回路は ANT 側と、OSC 側で違っていた。AM 側にはコイルが入っていて共振周波数を下げる様になっていた。添付された説明文書には「内部 1 ~ 3 段コイルと並列に入っているコンデンサを大きくし(7pF ~ 10pF) 局部発振コイルと並列に入っているコンデンサを大きくした上で ~」と書かれている。これも「どういう事なのだろうか?」と直ぐには理解できなかった。2021.5.4 追記 基板や局部発振 AFC 混合ユニットに書かれた QQQ は恐らく中央無線 (リンク先は Parking Solutions 沿革 (吸収合併後の社名)) だと思われる金属カバーを止めている半田を外す。熱出力が大きい半田ゴテを当てる必要が有る。自分が使ったのはボタン押しで 130W に上がるコテを使った。丁寧に半田を吸い取るか、ある程度少なくなったら、マイナスドライバーなどで広げて、半田ブリッジを離すことができる。半田は有鉛半田と思われる。無鉛半田とコテなどの道具を使い分けている場合は要注意だ。開けてみると、バリコンの軸が出ている側(画像左側)から、RF AMP, 中間周波数増幅, OSC/w AFC and Chopper? となっていた。中間周波数増幅部分と白いプラスチックケースに収まったユニット部分は回路を追うまで、機能が直ぐに分からず。上から見て、AM 受信用バリコン端子の違和感に気づく、AM-ANT 側の端子に 小さなコイル(L6) が直列に入っていた。RF AMP 部分から見ていく。3SK45 が使われていた。今ではほぼ絶滅してしまった Dual Gate N channel MOS FET だ。初めはが高周波増幅兼混合として機能していると考えていた。回路を追ってみると G1 側をソース接地回路、G2 側をゲート接地回路として、カスコード接続回路を構成していた。これで純粋に高周波 1 段増幅をしていた。頭のケース部分は 10nF のコンデンサで高周波的に接地されていた。今時なら、部品へのストレスを懸念し、避ける実装方法だろう。Dual Gete FET が絶滅してしまったのは 3 端子 FET で内部がカスコード接続された 2SK192 など様な素子に置き換わってしまったのが原因だろう。部品点数で見るとメリットが無い。下の画像の奥側に 2 本のコイルが林立している。左: L2, 右: L3 と部品番号が振られていた。L2, L3 は離れていても結合していると考えると回路が成立する様に思える。L2, L3 の結合も含めて比喩的に言うならば全体的に「遠回りで間接的な回路だなぁ」と感じる。緩い結合でマッチングを達成したり、局部発振からアンテナ側へ回り込む漏れ電波を阻止している様に見える。この部分は部品配置も特徴的で、円盤形セラミックコンデンサを壁の様に立てて、シールド板のようにして、遮蔽効果を狙っているのでは?と思える構造になっている。中間周波数増幅は 2SC535 で行っていた。ケース形状は最終形状である TO-92 ではなく、平板形の旧形状だった。端子は黒く変色していた。端子変色が内部まで進行し、トランジスタが壊れているかもしれない。2SC 3 桁半ばで fT=940MHz なのだから、結構技術開発が進んでいたのだなと感心する。白いケースには PAT.P と金型による文字が浮き出ていた。内部は調べていない。端子の接続先などから、局部発振, AFC, 混合を行う回路が入っていると考えられる。混合は単に FMInOut 端子を On/Off するチョッパで構成しているのか、あるいは端子容量を変えて、共振周波数を振って非線形な変調をしているのか。共振回路に 9pF または 10pF が並列されている。外すと航空無線帯にシフトするのだろうか?それともマッチングし直しの茨の道か待っているのか。
2021.05.03
コメント(2)
デジット閉店セールで売られていた高級 3 連 (AM) FM フロンドエンド TW-4194V 3Q を買ってみる。2021.5.3 追記 内部回路調査をした日記へ大きい。デジットの web ページにも物差しを添えて撮影した画像がある。これで正しく大きさは把握できるはず。実感を伝えるため、単 3 乾電池を並べてみた。目的はバリコンを手に入れることだった。説明文書に惹かれる。「AM 側は実測 350pF のエアバリコン端子が 2 つ出ています。バーアンテナや局発コイルなどが必要になります。」... ん? 350pF x 2 なのか、350pF x 1 + 局部発振用バリコン x 1 なのか?買って調べてみることにした。のぞき穴から見ると、容量が大きいローターが 2 組み見える。両脇に小容量のローターが 1 つづつある。この大容量部が 2 つ端子で出ているということ? 今時エアバリコンが絶滅危惧種だと言うのに 2 連なのか。バリコンだけ取り出せば 4 連かな。測ってみる。VC #Min (pF)Max (pF)115.4341.4214.0344.6#1(前側) 最小容量#1(前側) 最大容量#2(奥側) 最小容量#2(奥側) 最大容量バリコン可変式のウイーンブリッジ発振回路か、あるいは高一ラジオか。高一ラジオ、音良かったんだよなぁ。
2021.04.26
コメント(0)
赤外線で蚊を誘引して、空気清浄器で捕まえようという試みを続けている。フィルターに蚊やその残骸は見当たらない。捕まっていないと思われる。仕掛けを取り付けてから、蚊に刺されたことは 1 回あった。回数は減っている。まさか、分子レベルまで蚊が粉砕されてしまった?そんな恐ろしい仕掛けは無いばす。そう言えば、消費電力とか発熱を心配されていたような。宿題だったような。組み立てたときに、マルチメーターを当てて「まぁ平気かな」と、数値を取らずにそのままだった。並列で 34Ωの抵抗の両端電圧は約 381mV (測定値は 380.8mV)、11mA 流れている。4.2mW 消費、発熱は何かを焼くほどにならない。この程度だと自分は指を触れて感知できない。赤外線 LED の Vf が見込みで低くても 1.1V 位と考えていた。4 直列で、4.4V、電源を 5V としたので 0.6V 差の所で電流制限をする。おおよそ 10mA ~ 30mA 程度流すつもりだったので、大雑把な見込み通りだった。蚊に何が起きているのだろう?
2021.04.12
コメント(0)
蚊を捕らえる仕掛けを作ってみる。赤外線 LED を空気清浄器の脇に取り付け、寄ってくる蚊を清浄器の吸気で吸い取ってしまおうという目論見。コメントの Zerosquare さんのアドバイスや市販品で見られる通り、光誘引型の蚊取り器は紫外線 LED を使っている。昆虫の一般的性質に見られる紫外線に対して正の走行性があることを利用しているようだ。なんだな、電灯を消した部屋で寝ていて顔の周りに近づいてくる蚊は何を検出しているのだろう?検索で調べてみる限り、赤外線と CO2 らしい。CO2 は無理だとして、赤外線は何とかなるのでは?と思う。熱として感じる赤外線の波長と赤外線 LED の波長はかなり違うはず。うーん。ブレットボードで赤外線 LED x 4 直列、電流制限抵抗 68Ω x 2 並列、電源 5V の回路を組む。回路図は省略。花粉症で半田付けはしんどいので仮組みだ。LED, 抵抗, ブレッドボードはジャンク品から寄せ集める。秋月の赤外線投光基板作ったんだけど... どっか行っちゃったなぁ。赤外線 LED はリモコン用途らしい。指向性が強く、ほぼ正面のみ光を出しているようだ。カメラと正対する LED だけ明るく光って見える。蚊を誘引する空間が狭いかな。光子エネルギーが低い赤外線だから、目を焼く心配は多分少ないだろう。問題だったら、既に 40 年くらい実績がある赤外線リモコンが大問題になっているはずだ。実験?寝ている間に蚊が寄ってくるかどうか... 失敗すると痒いんだよなぁ。
2021.03.21
コメント(2)
デジット(共立エレショップ)が閉店セールをしている。店舗移転が事情らしい。アナログなメーターは有っても良いかなと思い、ラジケーターを買う。購入単位は 28 個入りの 1 箱だ。パッと見で気づく特徴はメーターの針が、右から左へ振れることだ。普通のメーターは左から右へ触れる。パネルのバックは非常に濃い橙だ。画像写りはほぼ赤だ。メーターの配置は縦か、逆さの方が見慣れた方向になる。かなり経年しているのか、目盛板を固定している左右のポスト部分に塗布された接着剤は接着力を失い、崩れていた。容易にスケール板を剥がせる。端子部分は黒くなっていた。酸化あるいは硫化していると思われる。半田付けを試みると、フラックスでは黒い皮膜を取ることができない。#2000 程度の耐水紙やすりで丁寧に磨くよりは、#1000 かそれより粗い紙やすりで磨いた方が半田が乗りやすいだろう。目盛板を書き換えるつもりでスキャナで取り込む。クリックして得られる画像は 600dpi で実寸印刷できる画像だ。横向きで取り込んだ目盛板縦向きで取り込んだ目盛板等間隔で 0 ~ 5 の数値が打たれている。端子電圧と針の振れを調べてみる。Pointer position vs Input VoltageInput Voltage [V]Position1.62E-015.01.04E-014.06.87E-023.04.52E-022.02.61E-021.00.00E+000.02 次曲線を近似する様な感じだろうか?(電圧 to 針位置は 2 次関数の逆関数) 見た目と違い VU メータの様に人間の知覚に近い振れ方を意図している様に見える。意外と難しいメーター?
2021.03.07
コメント(2)
TDA2822 を矩形波発振器にしようと画策していた。TDA2822 はごくありふれた Stereo / BTL monaural オーディオアンプだ。互換チップは大抵 xx2822 の様な型番になっている。日本メーカーで有名な互換 IC は NJM2073 だと思う。回路図一式 BschV3, LTSpice 検討回路LM386 の様に変わった応用回路はデーターシートに乗っていない。ただひたすらオーディオアンプとして使う IC だ。非反転、反転出力が得られる。非反転側で hysterisis comparator を構成して、反転側で CR 遅延回路(ほぼ三角波で帰還する回路)を構成してみた。発振周波数は 40kHz ~ 100kHz 辺りを狙うので BTL 接続応用回路で示されているブリッジを構成するコンデンサの容量より 1 ~ 2 桁ほど小さい値を使う。出力はほぼ電源電圧の 1/2 を中心に振幅する。入力側はコンデンサレスでおおよそ ± 数10mV ~ ±100mV を入力する様に設計されているので、帰還回路に DC cut するコンデンサを入れる。CR 遅延回路を少し弄って DC オフセットをキャンセルする抵抗を入れる。いきなり TDA2822 で回路を構成する前に LTSpice で似たような回路をシミュレーションで試すことをしていた。おおよそ、狙い通りの波形を出力していた。TDA2822 でこんなに綺麗に発振するかなぁ。Source / Sink (あるいは push / pull と行った方が良いのかな) でほぼ 180 ℃位相が違う矩形波が得られる。Cockcroft–Walton 回路か、適当なトランスを駆動すれば電源電圧を昇圧・反転して正負電源を作りやすいはず。オーディオアンプなので出力もそれなり得られると期待できる。部品箱に DC-DC コンバーターモジュールが有るじゃ無いかって... 変な回路を試したいんだ。TDA2822 で発振させた波形観測
2021.01.19
コメント(0)
Zerosquare さんの指摘を受けて Self Power In の改造に間違いがあることに気づく。オームの法則で計算できる部分だ。普通に暗算で概算値を出す部分。敢えて手間を掛けてシミュレーターに掛けてみる。LTSpice 回路図一式なるほど指摘通り、pull up 側 100kΩ, pull down 側 4.7kΩにするべきだった。暗算で考えて、描いて、作ってみて、こうして身につけないと。
2021.01.04
コメント(0)
在宅勤務を初めて 2 ヶ月目、仕事疲れで日記がサボりがちが続く。頭に入り込む情報も仕事の事が占める。話題無くなるなー。仕事で聞いたキーワード「マイクアンプ」から話題を拾ってみる。LTspice 回路図一式 PDF 回路図とは言っても、最新型の回路とか方式では仕事の内容に触れてしまう。なのでトランジスタで昭和なマイクアンプを描いてみる。そう言えば就職前の趣味な電子工作であまりマイクアンプは扱わなかったな。コンデンサマイクが結構高価な部品だった。マンガン乾電池 2 本で動く回路、電池電圧が低くなってもまぁまぁ動く様にする。スイッチ on 時に出るショック音は「ポコッ」という感じにする。Vout 出力は Line output の標準的なレベル 700mVp-p @ 10kΩ load を目指す。700mVp-p はかなり大きな音のはず。今時な opamp を使った増幅回路や digital microphone の様なスイッチ on でショック音が全く出ない上品さは無い。周波数特性は低域側で妥協感がある。電圧 Gain はトランジスタ Q1, Q2, Q3 3 石で出している。差動段 Q1, Q2 は殆ど Gain が無いので、実質は Q3 で殆どの Gain を出している。Q4 をバッファにせず、電圧増幅に参加させる回路方式も有ったかな。V(Vout) を 1/2 した波形 V(Vout2) を micamp3.wav に出す様にしている。ECM 内の信号源 V2 を 0V にすれば電源 on 時の「ポコッ」(「ボッ」というのが近いかな)音が聞ける。電解コンデンサ大きすぎるよ、と言われそうだな。昭和な電解コンデンサは一回りも二回りも大きかった。
2020.11.07
コメント(0)
足で OA タップを少し動かしてしまった。動かした距離は 2, 3 cm ほど。普通の使用状態で良く有ることだ。タップに繋がっていた PC の電源が切れてしまった。始めは何が原因が分からなかった。動かしたときに「パチッ」と放電音がしたのを聞いている。「タップ?」。稼働歴は殆ど無いはず。メーカーを見てみる。SEIKO SHOJI か。ややこしい。OEM というか、中国製造 - 輸入商社(たぶんこの業者が SEIKO SHOJI) - ブランド付け会社 という流通品だ。輸入業者名からして、設計・輸入後の品質検査はしているのだろうか(リンク先が輸入業者だとして中国の工場で検査はしている様子、輸入後に 2 重チェックをしているかどうかは不明)。「パチッ」という音が手掛かりだ。PC を意図的な操作で OFF にする。この状態で PC に繋がる電源ケーブルを揺さぶってみる。タップの中から「パチパチ」と音がした。OFF 状態でも 5V SB (スタンバイ電源) を供給するための電力は消費している。この程度の電力消費で音がするほどの放電が起こる。接触不良だ。大電流を流すと発熱・発煙する兆候だ。念のため他の差し口の様子も見てみる。他の差し口はプラグを揺すっても「パチパチ」音がしない。少し緩めかな。(てきとうな見積で)おおよそ 500W 以上を消費する機器に使うと危なそうだ。購入記録を漁ってみる。 2019/7 に記録があった。ああ、思い出した。ヨドバシカメラの店頭で買うときに、「これ買って大丈夫かな...」と 30 分くらい悩んだ品だっけ?パナソニック製は倍くらいの値段がする。「安いしなぁ... 安全性は大丈夫かな...」と棚の上下で値付けが違う製品を比べていたっけ。うん、ダメだった。
2020.08.23
コメント(0)
Ainex RS-007 USB2.0 リアスロット Type-C 2 ポートを買う。USB Type-C ポートを増設するのが目的だ。調べてみると USB Type-C ポートとして機能しない回路になっていた。CC1, CC2 に Rp 56kΩが付いていない。「出荷終了品」になった理由だろう。千石電商から通販で届いたときに、パッケージがくたびれていて汚れていた。妙な感じがした。誰も手を付けないのはなぜ?ぱっと見の仕様からして変だ。PC マザーボードの USB 2.0 端子は 2 ポート出ている。これを 1 ポートにしてしまう。製品全体で 4 ポートを Type-C 2 ポートにしてしまう。もったいないな... と思っていた。詳細を調べる前にポートが減る理由を考えてみる。Type-C コネクタは DP, DM 信号が A, B 両列にある。スタブにならない様に Port 1 - A 列, Port 2 - B 列になる様にしたのかな... 最もらしい理由が本当なのか基板を良く見てみよう... 注: この考えは間違いPlug 内で DP, DM の A, B 列がまた接続されている。 3.3.1 Cable Construction (informative) USB Type-C Cable and Connector Specification Release 2.0。基板を良く見てみる。あれ? Rp 抵抗器が無い様な。Rp 抵抗器は VBUS に電力を供給する側だと示す VBUS - {CC1, CC2} 信号端子間に入る Pull UP 抵抗器だ。単純に抵抗器で構成した場合、ポートは Host Role 固定になる(4.11.1 Termination Parameters など)。秋葉原の千石電商で店ざらしになっていたのは、「良く訓練された人」が手に取って Rp 抵抗が無いことを見て、買わなかったのだろう。半分剥がれかけのシールが汚れているのは、開けて念入りに確認したのか。通販は難度高いな。どうなっているのだ? CC1, CC2 信号を VBUS へショートするのは乱暴すぎる。接続相手が壊れるかも。オープンでは VBUS 供給能力無し (Device Role に認識されるか、そもそも接続不成立) になってしまうし。VBUS - CCx 間 Rp 抵抗値 と VBUS 電流供給能力 (VBUS=5V)Rp 抵抗値 [Ω]VBUS 供給電流 [mA]56k50022k150010k3000回路を調べてみる。CC1, CC2 とも open だった。なるほど、販売終了になるわけだ。RS-007 PDF 回路図 1 channel 分次の様に CC1, CC2 を 56kΩ で pull up すれば良いはず。図に描くのは簡単だ。RS-007 (修正案) PDF 回路図 1 channel 分Type-C Receptacle の端子に半田付けか... 細かすぎる。鉛筆で塗る?この blog で出ていた RS-007 回路図一式 bsch v3 形式と PDF
2020.07.31
コメント(0)
最近殆ど秋月電子の店に行っていない。雨続きなのと新型コロナウイルスが流行していて、行っても色々と制限があって楽しむのは難しそうだと思っている。通販を使う。お知らせには「新型コロナウイルスの影響で通販の注文が集中し、通常より2 ~ 3日程度発送作業に遅延が発生しています。」とある。待つのかなぁ。2020/7/26(日) 午前 1:45 頃に注文を実行する。日曜稼働だったとして 7/26(日) 午前に作業開始、通販センターのページをみると月曜稼働かもしれない。出荷通知 7/27(月) 19:35 → ヤマト運輸(北東京法人) 7/27(月) 19:53 → ヤマト運輸(流山ベース) 7/28(火) 3:23 → ヤマト運輸(地域拠点) 7/28(火) 6:40 頃配達開始 → 自宅 7/28(火) 10:30 頃着荷 となった。大型家電量販店の注文から着荷までの時間と比べてほぼ同じか早い。新型コロナウイルスの影響が無い商品で、途中の配送ルートにも影響が無く、大雨の影響が無かったのが幸いだったのかも。店にお客が戻った?注文殺到が一段落?経済活動低下?
2020.07.28
コメント(0)
ジャンクで買った MO ドライブで読めないメディアが有った。そもそも、手持ちの MO ドライブで読める積もりだった。MELCO MOS-640S を動かしてみる。ジャンクで買った MO ドライブより状態が良くない。エラー多発、最初からメディアを認識しない。何が悪いのだろう。ダメ元でレンズクリーニングをしても変わらず。悪化したかな。128Mbyte の MO メディアなら、一番最初に買った MO ドライブが使えるはず。TEAC OD-121S を動かす。SCSI, AC ケーブルを接続して電源ボタンを押す。ON! 「あっ」部屋の電灯が一瞬暗くなったのが分かった。POWER LED は点灯しない。もう一回押しても、POWER LED は点灯しない。2 回目の Power On は SCSI ケーブルを外すべきだった。「部屋の電灯が一瞬暗くなった」と言うことは AC ライン電圧低下が起きたのだ。大電流が流れたな。ドライブ内部のヒューズが切れただけで済んでいれば... 部品が焼けるような異臭は無い。カバーを開けて、何が起きたのか見てみる。見た目で激しく焼損した部品は見当たらない。ん?電源基板の抵抗器の足下が黒いな。読み取り出来る IC の DATE code のうち新しそうなのは 1992 年 14 週か。28 年前に動いていたドライブなのか。こんなに古いといきなり電源 ON は危険なのかも。具体的に用心して「電源 ON」はどうしたら良いのだろうか? なにも繋がず独立した状態、なるべく燃える物が無いところ、ブレーカー付きタップなどで保護された内側から電源を取り、少ない電流でトリップして幹線・分岐線をトリップさせないようにする。電源基板を外すため、ネジを外す。錆びていた。電解コンデンサの液漏れだろう。基板の銅箔とランドがカビたように緑黒く錆びている。電解液と残ったフラックスが融合したの?部品に電解液が染みついている。広範囲だ。こうなると 2 次側は殆どショートなのだろうか?あるいは、コンデンサに充電できないので、目一杯 1 次側の電流を増やして、過電流なのだろうか?弄っていると手がベタつく。ふいても手に付いてくる。基板に染みこんでいるなぁ。ヒューズ管が黒く曇っている。内側に丸く粒状になった金属が線状に並んで付着している。ああ、大電流で消し飛んだのか。ヒューズの電流定格は 3A、恐らく Fast Blow タイプ。3A 定格のヒューズが 1 秒未満で切れたのだから、一瞬 10A 以上は流れたのかも。3A を僅かに上回る程度で切れたならば、ヒューズの細線は形が残り、真ん中だけ切れるか、うで始めたスパゲティの様にしなった状態で切れる。外から 5V, 12V を供給すれば動くのかな。それとも、手持ちのメディアを読み終え(読むのを諦め)、使う目的が無くなるのか。
2020.07.28
コメント(0)
ELECOM Mouse M-XGL10DB の OMRON D2FC-3M に抵抗とコンデンサを付けてチャタリングを押さえ込めないか試してみることにした。D2FC-3M を検索すると通販が見つかる。なぜだろう、手を出しづらい。手持ちの部品でなんとかしてみよう。スイッチに並列してスパークキラー回路を付加する。抵抗とコンデンサを直列して構成した単純な回路だ。下の回路図で Mods と付けた囲みの中に入っている Rsk, Csk 部分に当たる。抵抗は 100Ω, コンデンサは 0.1uF なので、GPIO の Rup (Pull Up) 抵抗と合わせて約 15kΩ と考えると、時定数は 15kΩ x 0.1uF = 1.5ms だ。スイッチを押した瞬間の電流は Vdd ≈ 3.0V なので 3.0V / 100Ω = 30mA になり、スイッチの定格内に収まる。なんだな、色々と計算したところで、手持ち部品がいっぱいある 100Ω, 0.1uF を選ぶのは既定路線だった。付加回路無しで先に測っていた次の波形の様なチャタリングを十分に押さえ込めると考えていた。スイッチを押して離してみる。ん?付加回路無しだったときはパルス的な Off だったはず。1.38ms 程スイッチがチャタリングで Off になることが何回も発生している。かなり様子が違う。付加回路無しだとチャタリングで Off する時間は短い。接点に掛かる電圧が 3.0V 程でも接点間が放電して電流が流れるのか。付加回路のコンデンサでほぼ 0V に端子間電圧を維持すると、直ぐに消弧して接点間電流が途絶えるのだろうか?離し操作の部分も同じような変化だ。約 (3.0V * 0.6) = 1.8V に上昇するまでの時間は約 1.45ms なので、時定数はだいたい合っている。何回か 押し - 離し を試してみると、チャタリングで Off になる時間は 3.6ms になる場合も見られた。うーん、かえってクリックの反応を悪くするかも。2020.07.22 追記ELECOM M-XGL10DB 分解クリック反応が悪くなった ELECOM Mouse M-XGL10DB に使われている D2FC-3M のチャタリングの様子を見てみる
2020.07.20
コメント(0)
クリック反応が悪くなった ELECOM Mouse M-XGL10DB に使われている OMRON D2FC-3M がチャタリングを起こしているのか、波形を見ることにした。接点は機械なので、チャタリングは新品でもある。クリックをしたという状況判定に影響が出る程度のチャタリングかどうかだ。マウスの操作にダブルクリックがある。恐らく、2 回のクリックとして分離するかどうか、判断できない On/Off の繰り返し継続があると、反応が悪くなると考えられる。左ボタン周辺の回路を追ってみる。次の様な回路になっていると思われる。nRF24LE1E データシートと読み合わせて、不自然なところは無い。右ボタンも同様だと思われる。PDF の回路図、bschv3 ソースnRF24LE1E GPIO 端子に D2FC-3M の Normally Off 側を接続した回路だ。nRF24LE1E の pull-up 抵抗を On にして、マウスボタンを押していないときは High Level、マウスボタンを押したときは Low Level になる回路だ。pull-up 抵抗の線形性は良い。MOS FET のチャネル On 抵抗に良く見られる定電流特性は見られなかった。14.97kΩ の抵抗で pull-up されていると見なせる。スイッチの NO - Common 間 (GPIO 端子 - GND 間) の波形をスイッチのレバーを押して、離す操作をして観測する。操作毎に波形が違ってくる。何回か波形を撮ってみて、典型的な変化を取り上げる。左ボタン側の波形と右ボタン側の波形の全体を見てみる。左ボタン側右ボタン側左ボタン側の方にチャタリングが多く見られる。特徴的なのはスイッチを押した直後のチャタリングに加えて、約 5.4m ~ 15.3ms の範囲に後続するチャタリング、離したときに 12.3ms ほどチャタリングが継続した後、一端小さなチャタリングを含みつつ、押した状態(On 状態)で落ち着き、32.8ms 後に完全に離した状態(Off 状態)に遷移する。Off 状態に遷移する直前にもチャタリングが見られる。全体的に「押し」はダブルクリックと判別しにくく、「離し」は逆ダブルクリックあるいは、反応遅れになっている。クリック感覚が良くないと感じた状況をある程度説明できている。「押し」の状況はマウスの Firm ware に実装されたアルゴリズムが解れば理解できるのかも。チャタリングを起こしている状態は複雑だ。接点なので On と Off しか無いはずと思っていた。拡大してみると電気的には何かのインピーダンス素子で繋いだ様な状態になってる。ほぼ抵抗的だとは思う。パルス的に Off になる。波形の変化から、放電が一瞬止まる現象なのか?スイッチ周辺の回路で波形の様子は大きく変わる。別の日記でこのチャタリングを付加回路で押さえようとしたときの波形も触れようと思う。スイッチの変化を Both Edge (Interrupt On Change) で受ける場合、注意深いアルゴズム実装が必要そうだ。教科書的なアルゴリズムは N を定めて N 回同じ入力なら、安定したと見なすという素朴なアルゴリズムだ。それで上手くいく? マウスの場合、ダブルクリック入力も考慮する必要がある。良好な状態の右ボタンの「離し」部分も、チャタリングが含まれていた。機械的な「離し」からどれだけ遅れての変化なのかは見えていない。スイッチ(接点)は奥深い部品だと思う。2020.07.22 追記ELECOM M-XGL10DB 分解OMRON D2FC-3M に CR を付けてみてチャタリングを押さえ込む実験
2020.07.19
コメント(0)
使っていた ELECOM M-XGL10DB マウスの左ボタンのクリック反応が悪くなってしまった。次の様な症状かある。クリックしても反応しない離したタイミングが遅れるチャタリングかなぁ。購入記録は 2019/3/30 だった。いわゆるエルゴノミクスマウスだ。うーん、もう少しだけ大きめが良かったかな(買ったのは L サイズ)。親指に力が入ってしまう。手のひらがマウスの丘からずり落ちそうになり、小指が机上についてしまう、ついつい親指の付け根に力が入ってしまう。買って 1.25 年で不調になった。早いのか?遅いのか? 分解してみて使われているスイッチが OMRON D2FC-3M だと分かる。D2FC-3M のデータシートは見つからず。近そうな D2FC-F-7Nのデータシートを読んでみると電気的・機械的に不具合が出ること無く 5,000,000 回の開閉ができると書いてある。使用状況を計算してみる。5 秒に 1 回クリック、1 日 16 時間使用、年中無休、使用期間 1.25 年(3600 * 16 / 5) * 365 * 1.25 = 5,256,000なるほど、不具合が出てもおかしくない使用状況なのか。ネジは足のシールに全て隠されている。Y ネジあるいは、ベンツネジ、個人的にはヤッターネジ(ヤッターマンってもうオジサンしか分からないよね)が使われている。カバーを開ける。ゴミが入っていた。使用状況そのままを記録しておく。基板と電池ホルダー、上部ボタン基板の間はコネクタを介して接続されている。組み立て、分解はしやすい。メイン基板は小さく作られている。モーションセンサーに遮光をするためと思われる不織布テープが貼られていた。ケースが青く光るのを避けたか、あるいは何か干渉する不具合があったのか? マウス前方に点灯したことが無い LED がついているのと関係あるのかな?左右ボタンのスイッチに OMRON D2FC-3M が使われていた。D2FC シリーズの派生品だと思われる。マウスメーカー向け専用品らしく、データーシートは納品仕様書のコピーらしいものが見つかる。ワイヤレストランシーバーは 24AT01、丁度一致する型番は見つからなかった。機能、パッケージ、モーションセンサ PAW3212DB の応用回路例からNORDIC nRF24LE1Eかその互換品だと推測する。トランシーバーの基準クロックは 16MHz 水晶を使っていた。モーションセンサーを隠しているテープを剥がして、センサーの型番を見てみる。PAW3212DB だった。光った所を見たことが無い LED が 2 つ前方についている。何かのゲーミングマウスと共通基板になっているのだろうか?ここからの光漏れを防ぐためにセンサーに遮光テープが貼られている?基板の型名は EL017MR VG かな。M-XG や EX-G といった型名やシリーズ名と一致しない。基板裏面、かなり分かりやすく信号名がシルク印刷されている。スイッチの配線にテストランドが設けられている。接触痕は見当たらない。製造時テストはしていないか、開発時のテスト用だと思われる。うーん、洗浄は省略なのかなぁ。側面親指スイッチの基板を見ると、スイッチが 3 個乗る設計だ。天井に 1 個?一時期ホイールの手前側にスイッチを付けるマウスが流行っていたような... 中ボタンだったっけ?スイッチは HUANO 製、押したことが殆ど無いので耐久性、感覚は分からず。側面親指スイッチ基板裏をみると、天井用スイッチの配線もされている。修理?値段を調べてみると 1,351 円だった。買い直しかな。2020.07.22 追記クリック反応が悪くなった ELECOM Mouse M-XGL10DB に使われている D2FC-3M のチャタリングの様子を見てみるOMRON D2FC-3M に CR を付けてみてチャタリングを押さえ込む実験
2020.07.19
コメント(0)
6Gbps の SATA3 I/F を使う必要が出てきたので、SATA3 の PCIe 2.0 I/F カードを探す。出てきたのは ASRock SATA3 Card だった。Bridge chip に Marvell 88SE9123 を使っている。LED 端子が付いているので LED を付けてみる。LED が点かない。Linux で lspci を使い 88SE9123 が存在する PCI bus の場所の当たりを付ける。# lspci-- snip --02:00.0 SATA controller: Marvell Technology Group Ltd. 88SE9123 PCIe SATA 6.0 Gb/s controller (rev 10)02:00.1 IDE interface: Marvell Technology Group Ltd. 88SE9123 PCIe SATA 6.0 Gb/s controller (rev 10)-- snip --AHCI の CAP.SAL ("HBA Capabilities"."Supports Activity LED" bit 25) を ahci_host_caps ノードから読み出してみる。root@paperbox:/sys/devices/pci0000:00/0000:00:02.0/0000:02:00.0/ata9/host8/scsi_host/host8# cat ahci_host_capse237ff21LED が点く仕様だ。どうしてなんだろう?基板のシルクも少し謎だった。"HDLED-_CHA", "HDLED+_CHA", "LED-_MB", "LED+_MB" と LED ピンヘッダ周りに打たれている。「変だなー」と思いつつ、ネットを検索する。ユーザーレビューなどを読んでみると、マザーボードから出ている HDD LED と並列にするらしいことが判った。思い出してきた。買った時に両端が receptacle のケーブルが添付されていたような。購入した時に撮った画像を探してみる。有った。撮影日 2010/4/5、「こんな古い物を」、買ってから 10 年以上が経過している。同時に撮影して置いたパッケージには、"ASRock SATA3.0 card for ASRock P55 series" と書かれたシールが貼られていた。特定 mother board 向けだったから、バルク品販売(ジャンク)になってしまったのか。「変だなー」と悩んでいたときに回路を追っていた。次の様になっていた。回路の原図(bsch v3)。あっ、ピン名が基板のシルクに打たれた名前と違うな... "CASE_LED_N"="HDLED-_CHA", "CASE_LED_P"="HDLED+_CHA", "MB_LED_N"="LED-_MB", "MB_LED_P"="LED+_MB" と読み替えて欲しい。SATA card 単体で LED を光らせるつもりだったので、基板に手を加えることにした。LED 未実装 LED4 の Anode 側 (LED4_P) が常に 3.3V だったので、ここから電源を 330Ω を通して引き、LED を点灯することにした。LED1, LED3, LED4 空きランドから、2.54mm ピッチピンヘッダに配線を延ばす。LED4 から延ばすだけで十分だと判ったのは後からだった。配線は裏側で止めて置いた(下の画像は止める前)。干渉する様な大型グラフィックカードは持っていないので、これで良しとする。HDD を接続して LED を点けてみる。おおー、点いた。330 Ωだと少し暗めかな。無理はしないでおこう。アクセスしていないときは消える。今時 SATA3 I/F なんて Mother board に標準で付いているし... そうなんだよね。新しいマザーボードに、CPU に、メモリに... 「買いたいスイッチ」は今のところ off のまま。
2020.06.08
コメント(0)
久しぶりに使う器具があった。電池取り換えていないな... スイッチを入れる前に電池の状態を見てみる。液漏れしていた。使用期限切が 2017年5月、切れている。あれ?マクセルの電池って液漏れするんだっけ?次の画像の様な赤い「ボルテージ」と違う。液漏れ対策が無い品種だろうか?調べ見てるとマクセルのアルカリ乾電池現行品はボルテージだけになっていた。金青デザインの電池は廃品になったのか。他にあまり使っていなくて、アルカリ電池を入れた器具あったかなぁ...
2020.05.21
コメント(0)
ハードオフでジャンクで出ていた DELTA DPS-600WB A ATX 電源ユニットを買う。税込価格 330 円だった。難度はどれほどか?先に書くとこの電源ユニットでマザーボードを動かすことができた。難度は低かった。3/26 に購入して暫く放置していた。ジャンクなのでいきなりマザーボードに接続するのは危ない。まず分解して点検する予定だった。分解した時に出てくるホコリは新型コロナウイルスの流行を考えると罹患の危険がある。風通しが良い状態で、寒くなく作業ができる季節を待ち、ウイルスが失活するのに十分な時間放置した。ラベルを見てみると、HP のパソコン向けに OEM 供給した部品だと思われる。600W 出力仕様かつ出力系統も多く、いわゆるクリエーターズ向けかゲーミング PC 用途だと思われる。店で見たときに賭けに出た。これはもしかして Active PFC 方式の電源?異臭はなし(あまり深くは匂いは吸えない)。AC110V, AC220V 入力 World Wide 仕様なのに AC Inlet 付近に入力電圧切り替えスイッチが見当たらない。Active PFC 回路が無く、入力電圧切り替えスイッチ無しでも AC110V, AC220V 入力両対応する回路方式はある。ATX 電源ではあまり見かけない。通気口から中の部品を見てみる。AC Line Filter を構成するトロイダルコイル x 2, Active PFC 用のトロイダルコイル(と思われる部品) x 1 が見えた。Active PFC のコイルに 2 系統の巻き線があるのかな。特殊な構成? DC 出力部分にあるフィルタ兼、バランス・コイルは有るとして、DC 出力ケーブルの近くに有って多分奥の方だと思う。分解してみる。ホコリは殆ど付いていなかった。清掃後?それにしては滴下してあるシリコーンゴムの劣化は殆ど見られない。空気を清浄化した環境で使っていたか、殆ど使っていないと思われる。コイル類の配置状況から、Active PFC 電源で間違いないだろう。DC 出力フィルタコイルが各電圧毎に個別に配置されているように見える。典型的な ATX 電源で良く見る大きなコアを共有する様な構成ではなかった。電源を入れる、切る時にカチッと鳴っていた。リレーが入っている。5Vsb のみ出力する状態の消費電力を徹底的に下げているのだろうか?AC Inlet 付近に X コンデンサ、Y コンデンサが配置されている。Inlet から基板までの配線は熱収縮チューブを被せ、2 重, 部分的に 3 重絶縁となっている。十分な作り込みだ。直近する LED の配線も 2 重絶縁化してある。主基板にガラスエポキシ、直立基板に紙エポキシを使っている。600W 出力電源にしては、基板にコストを掛けている。PFC を構成するコイルの巻き線は 2 本有った。回路は詳しく調べていない。単なる並列なのか、工夫がされている回路なのか。Fairchild(On semiconductor) の FAN4800C が直立基板に乗っていた。Active PFC controller だ。主要部品にしっかりとオリジナル品を使っている。よく見掛ける PFC controller なので、色々と実験をするのにも都合が良さそうだ(ん?何を企んでいる?)。5Vsb に TNY278PN を使用していた。手堅く AC アダプタ向けの IC を使っている。これも Power Integrations のオリジナル品だ。5Vsb の出力仕様は 2A だ。使用条件を考慮した TNY278PN の実力からするともう少し多く出せるだろう。角度を付けて見る。膨らんでいる電解コンデンサは見つからない。DC 出力部分の主要なコンデンサに日本ケミコン製を使っている。ファンコントローラの出力トランジスタは KEC KTB772 だ。2SB772 互換品になる。余裕がある TO-126 形状を使っている。安い電源だと発熱に余裕が少ない TO-92L とか TO-92 が使われやすい。ファンコントローラの基板の裏側に AS339AM が見えた。段階制御をするためのコンパレーターか?亜鉛メッキ鋼板(だと思える材料)でケースを作ってあるので、ハードオフでジャンク扱いになったのだと思う。中身の回路構成からすると、ブランド品中級クラス相当だ。外回りに戻って仕様を見ていく。DC 出力仕様は、ATX Mother Board 24Pin x 1, ATX CPU 4Pin x 2, PCI express card aux power 6Pin x 1, PCI express card aux power {6Pin | 8Pin} x 1, SATA x 3 x 2 だ。長さとケーブルの色付けからして、裏面配線や「魅せる」目的は無い。各コネクタを見ていく。気にしなくても良い程度の使用痕がある。メーカー製 PC 向けらしく、ATX 24Pin は 20Pin + 4Pin に分割不可だ。ATX 20Pin のマザーボードはカスタマイズ構成に無いのが理由だろう。ATX power 24pinATX CPU power 4pin x 2PCI express card 補助電源は 8pin x 2 を必要とする超高性能カード以外は対応できる。そもそも 8pin x 2 を必要とするなら 800W ~ 1000W 電源だろう。PCI Express card aux power 6pin x 1PCI Express card aux power {6pin | 8pin} x 1SATA 電源は 2 系統有る。光学ドライブ用途を含んだ系統、HDD or SSD ドライブベイ専用系統で構成されている。コネクタ線出しの方向がそれぞれ違う。コネクタ位置からすると、電源は下置きか、Micro ATX サイズ程度のケース構造に最適化した装着位置なのだろう。SATA x 3 x 2 系統それぞれの最先端コネクタ、奥(上)がドライブベイ系統、手前(下)が光学ドライブ系統IDE HDD 4Pin, 3.5inch FDD 4Pin コネクタは無いので、ちょっちしたアクセサリー類は SATA 電源コネクタから電力を受ける必要が有る。6Pin, 8Pin 補助電源入力があるグラフィック・カードなんて持っていない。余った出力コネクタは自作アクセサリー用電源かな。
2020.05.08
コメント(0)
LabTool の DAC 出力 (Generator Output) は電源投入後から 20 分程度は出力がドリフトする。手元にある個体だと、室温 22 ℃、電源投入直後に出力 AOUT_1 を 0V 設定にして 20 分経過する間に -35m.1V から -5.7mV に出力がドリフトする。おおよそ投入直後の 10 分間で +28mV 変化し、その後はゆっくりと変化する。AOUT_0 も同様の変化をする。測定器なのである程度の予熱(暖気運転)が必要なのは分かっている。それにしても、時間が長いし変動幅も大きい。LabTool と組みで使っている LPC Link 2 の回路を追ってみる。DAC (Generator) と ADC (Capture) に関係する電源(基準電圧源)をブロック図にして書いてみる。図は Calibration 中の状態で書いた。Calibration 中は DAC 出力を {VOUT_A, EXT_AOUT0(AOUT_0), AIN_0, ADCHS_0}, {VOUT_B, EXT_AOUT1(AOUT_1), AIN_1, ADCHS_1} の様に繋ぐ。図が小さいのでクリックして拡大してみた方が良い。LabTool and LPC Link 2 DAC and ADC power blocks (PDF)緑色の囲いに入っている DAC (DAC102S085CIMM) の基準電源となる電圧源が橙色で囲った 2 つのレギュレータで構成されているのがドリフトの原因だと思える。一つは 1 段目に入った XC6227C331PR-G で DAC のフルスケール、もう一つは 3 段目に入った TPS731125DBVR で 0V 点を決めている。データシートを見てみると XC6227C331PR-G は温度と出力電圧変化の仕様が ±100ppm/℃ とだけ定められていて、詳細な特性グラフはない。TPS731125DBVR はサンプルの頻度対 ppm/℃ の棒グラフが有り -80ppm/℃ ~ 70ppm/℃ の範囲に分布している。電源投入直後から 2 つのレギュレータの温度(温まり具合)と出力電圧の変動が、都合良く比例的に変わっていないのだろう。測定器で良く見る構成は基準電圧源(あるいは基準となる物理量を示す部品)は 1 つ、それを温度係数が揃った線形的な受動部品で比例関係を作って、各部に分配する構成だ。能動部品や半導体を通すとして、温度係数、温度変化を一致させるように部品選定、基板配置、実装をする。LabTool の設計は奇妙に思える。「奇妙にしてしまった」と言うのが正しいのかもしれない。LabTool の回路図には部品実装の選択で変更できる部分がある。DAC 部分で 0V 点を決める基準電圧源を抵抗分割で作る方式を選択できる。この図も小さいのでクリックして拡大してみた方が良い。LabTool and LPC Link 2 DAC and ADC power blocks (Mount Option) (PDF)2020/3/17 上記図面差し替え DAC 部分の 0V 基準電源部(1.25V 出力)の上流を +5V5 から VDDA に修正どちらを選択するか悩んだのだろうか? 電源ラインのノイズ除去が不十分なため抵抗分圧を避けた? そうだとすると、DAC (DAC102S085CIMM) の電圧源(基準電圧)を作るレギュレータを設けて、抵抗分圧で 0V 点を作れば良いはず。部品数はレギレータの数が同じなので、大きな変化は無いはず。基板に手を入れる?ソフトで頑張る?使う前に 20 分待つ?
2020.03.17
コメント(0)
LabTool の Analog In Calibration が合わない問題を調査している。LPC4370 LPC-Link2 (LabTool) の UART debug port を有効化して LPC4370 内で何が起きているか見てみることにした。Calibration 中の流れがどうもおかしく思える。上手く動いていれば Analog In Calibration 結果を補正するパラメータを計算するのも、補正を施すのも Host (GUI application) が主導しているはずなのに、何か変だ。Serial debug port は USART0 にする。次に示す仕様になる。Using block: LPC4370 USART0Level: 3.3V C-MOSTransmit port: GPIO3_3=U0_TXD (at pinmux P6_4)Receive port: GPIO3_4=U0_RXD (at pinmux P6_5)Connector: J9_22=TXD, J9_24=RXDFormat: 115200bps, 8bits, 1stop, No Parity嵌合するコネクタは使わずに直接線出し半田付けをした。コネクタ接続の方が良いはず。半田ごてを当てすぎるとコネクタを溶かしてしまったり、ピンが倒れてしまう。LabTool と組みで使うだけなら LPC-Link2 の J9 connector は未使用のままだ。下の画像は TXD output に黄色の線、RXD input に緑の線、GND に黒の線を繋いだところだ。回路図で示すと次の箇所になる。GPIO3_3=U0_TXD, GPIO3_4=U0_RXD になる様に pinmux (SFSPx_y) を設定した場合である。GPIO3_3, GPIO3_4 は J9 connector で外部に引き出すことができる。回路図で示す。source code の修正も必要になる。git diffで示す。diff で追加した Makefile.debug が Makefile になる。Lubuntu(Ubuntu) 上の arm-none-eabi-* toolchain で build できる。$ make -f Makefile.debug出来上がった firmware.bin を fw/ directory 以下に配置して、LabTool を起動すれば debug serial 出力が出てくるはずだ。出力例を示す。**************************************************** ** LabTool for LPC4357 OEM Boards... ** (C) Embedded Artists 2001-2012 ** ** Mar 3 2020, 01:09:36 ****************************************************calibrate_Init: ENTERcapture_SetInitialSampleRate: Set initial sample rate to 2000000Successfully loaded calibration data from EEPROMStarted from EXTSetting up watchdogWaiting for data requestsEVENT_USB_Device_ConfigurationChanged: ENTEREVENT_USB_Device_ConfigurationChanged: EXIT - SuccessfulControl Request: Get Calibration DataControl Request: PingJTAG-ICE? そんなの持っていないよ。
2020.03.03
コメント(0)
LabTool 弄りの途中経過、ひっそりとGitHub に LabTool の修正板ソースを置いて暫く経つ。色々とドキュメントを書いてビルドの仕方とかを整備しないといけない。手が付かないのは、Firmware, Application に関係する Offset, Gain 補正に問題があるためだ。電圧オフセットが付いている。Calibration をしても直らず。アナログ入力のアッテネータ部分波形補正(周波数特性補正)はどうやっても上手くいかない。低感度側と高感度側で回路が別系統になっているのも状況を複雑にしている。波形補正の効かせ度合いの調整も難しい。Offset, Gain の Calibration は Firmware で行っている処理もある。難しい作りにしているよなぁ。わざわさ Firmware に float, double の計算処理を持ち込んでいる(USB の Control Request CMD_CAL_INIT, CMD_CAL_ANALOG_OUT, CMD_CAL_ANALOG_IN, ..., CMD_CAL_END)。LPC4370 Cortex-M4 にあるのは float (ARM のアセンブラ的には f32, gcc のオプション的には -mcpu=cortex-m4 -mthumb -mfpu=fpv4-sp-d16 -mfloat-abi=hard) の FPU だ。Ubuntu またはその派生ディストリビューションの LTS 版の Linux 上で GNU Arm Embedded Toolchain から ARM target の toolchain をパッケージとしてインストールして、Firmware Build できるようにする。$ sudo add-apt-repository ppa:team-gcc-arm-embedded/ppa$ sudo apt-get update$ sudo apt-get install gcc-arm-embeddedアナログオシロなら、Vertical Position, Probe Compensation を回して 3 分で済んでいることなんだけどな。
2020.02.24
コメント(0)
秋月八潮店で売っていた小さなプラスチックケースを見てみる。おおよそ外形で 34..35mm 角だ。ヒンジ部分は明らかな形状異常は無いように見える。強いて言えば空気が入っているくらいか。引っかかりは感じない。はめ込みも入っているように見える。気になるのは 2 個買った内の 1 個ががま口の留め具が緩いことだ。持ち上げただけで開くケース持ち上げても開かないケース持ち上げても開かないケースも勢いをつけて振ると開く。そんなものかなと思う。小規模生産とか、個人事業で小さな部品を発送するとか、オプションとして付けるのに使うケースだとしたら、テープ止めをしておくし。そう言えば、秋月の通販ではこの小さなケース使われているのかなぁ。
2020.02.17
コメント(0)
秋月八潮店へ 2/13(木) に行く、花粉症と新型感染症の状況を考えると暫く行かないかもしれない。入口に小型プラスチックケースが出ていた。形状からして P-00276 のさらに小型ケースかな。この大きさの定番電子工作と言えば FM ワイヤレスマイクとか、小型バーアンテナ使用の AM ラジオだったかな? 最近だと Mod box かも。手に取って見ると一部のケースは持ち上げただけで開てしまった。開閉に何かの不具合がありそうだ。1S2076A-E が出物コーナーに 500 本 500 円で売り出されていた。自分にとってはスイッチング・ダイオードはよく使う部品だ。日本メーカー製の DO-35 ガラス・パッケージ定番スイッチングダイオードも 1S953, 1S1555, 1S1585, 1S1588, 1S2076, 1S2076A, 1SS133, 1SS178, 1SS270 と続いたのがついに途絶えたのかな。奥のガレージを覗く、AWG-24 相当の線 2 本を撚ったツイストケーブルが出ていた。そう言えばこんな色の自作 PC ケース内配線を LED とか スイッチでよく見掛けていた。最近は全部真っ黒ケーブルになってしまった。缶入りの半田ペースト BS-15 が 1 個 300 円で出ていた。製造日不明だ。BS-15 製品ページには「BS-10/BS-15はプリント基板には使用できません(弱酸性のため基板を腐食させる恐れがあります)」とあるので、要注意だ。経年で変質するものなのだろうか?成分を見てみる。ワセリン 80-90wt%, エンカアエン(塩化亜鉛?) 4-6wt%, 水 2-4wt%, パラフィン 6-9wt%, 塩化アンモニウム 1-3wt% なのか。塩化亜鉛 と 塩化アンモニウム が効能を発揮する成分だとおもう。これら以外は化粧品の成分と似ている?経年変化がありそうな有機物だったはず。半田付けペーストって意外と油っぽい製品だったのか。
2020.02.15
コメント(0)
2/1(土) 秋月八潮店へ行く。お客さんの入りはいつもと変わらず。新型肺炎の影響は無さそう。ガレージ内の出物コーナで品が増えていた。AC アダプタ 2 種類、下の画像で中段棚に配架された。12V3A と 5V3A 出力、どちらとも出力側のケーブルが切り落とされ、入力側も付け替えプラグ無し。<PSE> が付いているので、国内規格は満たしていたはず。スパイラルチューブは配電盤向け?それとも秋月も PC パーツ方面に進出?自作 PC 界隈はすっかりキレイ配線、キラキラ・ピカピカパーツ化が進んでしまったな。自作 PC 界隈の流行がブラックなので、透明とか白のチューブが秋月に流れてきたのだろうか?ミヤマのみの虫クリップ大・中・小が増えていた。よく使う色赤・白・黒が有った。部品のチップ化で使われなくなってきた?小のクリップを買ってみる。ミノの部分は汚れ・硬化・切れ・べたつきなどの劣化は見当たらない。袋によってはミノと袋が密着しているように見えるかもしけない。ミノの表面が柔らかく、荒れていないためだ。ミヤマのマークがエンボス加工されている。エッジは滑らかな仕上がりなので、本物かな。思い出した。ミノが外れにくいのだった。中国製の安物クリップだと、スルッとミノが抜けてしまう。かみ合わせは好みが分かれるかもしれない。口先部分はズレなく噛み合っている。奥歯の部分は少し隙間がある。ミヤマのカタログページから構造図を見てみると、設計で意図した構造に見える。チェック端子の様に細い線を噛むと、隙で接触不良になる。一方、適当な隙があれば、ラグ端子の様な平板を打ち抜いたような厚みのある端子は噛みやすく、細い線も噛み切りにくくなる。みの虫クリップ小って、許容電流 125VAC, 1A なのか。
2020.02.03
コメント(0)
Bluetooth マウスBSBMBB10Nが壊れた。アルカリ電池液漏れで、電池タブ腐食、基板腐食、ランド剥離してしまった。大きい bluetooth マウスが有っても良いかなということで、2 個目として買った。久しぶりに開けてみる。アルカリ電池が液漏れをしていた。かなり重度だ。電解液として使われていた水酸化カリウムと思われる結晶が電池の正極を隠すようにできていた。ここまで液漏れしているのは初めて見る。電池は詰まった結晶で固く外れにくくなっていた。負極側の端子に水酸化カルシウムの結晶が詰まっていた。「壊れたなぁ」この時点で基板に載った部品は水酸化カルシウムで回復不能なまでに変質している可能性を考えた。僅かに端子の再建で直る可能性も考えていた。中から、カラカラと音がする。結晶が中に散らばっているな。正極端子も結晶が詰まって見えない。アルカリ電池って正極・負極とも大量に液漏れする様な構造だったっけ?外した電池を見てみる。アルカリ性の結晶が散らばるので、できれば早く始末したいところだ。触れた道具も洗浄する必要がある。負極が黒くなっていた。電極の錆びにしては様子が変だ。あれ?マンガンが漏れているの?マンガンって正極剤のはず。酷い液漏れは自己ショートが原因かも。蓋を磁石で止める構造なのかな。磁石に黒い細く砕いた石状の粒が付いていた。拭いても磁石にくっついて取れない。これから画像に出す基板や電池電極に磁性を持った材料はこれほど多く無さそう。バッテリーホルダーも同じような黒い物質がこびり付いているので、電池から出た物質だろう。マンガンって磁性強いのか。Wikipediaに「ラテン語で「磁石」を意味するmagnesにちなむ」とあった。なるほど。参ったな。水酸化カルシウムと二酸化マンガンとも漏出しているのか。二酸化マンガンって金属にこびり付きやすかったような。分解した時に電池ホルダーの負極端子は元の形が分からないくらい変形してしまった。元の太さも全く分からないくらいに痩せてしまっている。bluetooth module を狙ったように漏れた液が掛かり、青銅色に変色した結晶を作っていた。固くなっている。ああ、ダメだな。RF モジュールなので変質による回路特性変化は致命的だ。ベース基板の 1246 という刻印は 2012/46週の製造かデザインを意味しているはず。殆ど使わず 7 年間で壊したのか。底面は、まあまあ綺麗な状態だった。bluetooth モジュールの辺りがアルカリで冒されたのか、レジストが少しだけ荒れている。水に漬けて結晶が溶けないか試す。この状態で回路が動かないのはほぼ確実だ。動かない→ 水に漬けてさらに動かない のはず。見かけの状況は大きく変わらない。半日程度水に漬ける。使わなくなた歯ブラシで擦る。歯ブラシですると落ちる程度で結晶は固いままだった。溶けた銅が混じると固くなるのだろうか?あー、ファームウエアを格納したフラッシュメモリの足が剥離している。細かすぎて補強配線は自分には無理だ。手持ちの bluetooth マウスは 1 個だけになった。さらに必要かというと、急ぎの用はない。2.4GHz 帯の独自方式無線マウスの方が使い勝手が良いことも分かっている。面倒で状況が分かりにくい再コネクト手続きは不要だ。買った理由をもう少し考えてみる。 Geanee WDP-081-32G-81BT と一緒に使うのと、Bluetooth, NFC を備えているので、勤めていたときのドライバ開発・評価用途だったな。記憶と自分の体調と照らして、遠くなってしまった過去のなのかも。
2020.01.27
コメント(0)
秋月八潮店へ行く、出物コーナーにADT7410 温度センサーモジュールが出ていた。ポップに「半田汚れが有ります!!」と書いてある。基板に半田付けすると、取り付け時に溶けることも有るので、普通に要修正だと思っている。1.5m テープ巻き尺は長さと材質からすると、胸囲や腹囲測定に最適、あるいは服飾向けか。発送品の箱の大きさを測って送料を見積もっていたのかも。プリンタや何かのソフトが入った 3.5 インチフロッピーディスクが 1 枚 10 円だった。仕事でお古の TDS3000 を使っていたときは、心の中で「それをすてるなんてとんでもない」と呟いて、ジャンクボックスから拾っていたな。多分消去されていると思う。ガレージの方に 810MHz to 960MHz の Isolator が出ていた。Isolator って?調べてみる。主に反射波を阻止するために使う部品だと分かった。周波数帯からして携帯電話の基地局から出てきた?防滴形ハンドランプがなぜここに? 屋内用とあるので、風雨に曝され続けることは想定していないのかも。防滴電球と書いてあるのでタングステン・フィラメント電球だろう。飛散防止皮膜が掛かっているはず。▽〒マークの 3口 タップが 2 個で 100 円、電取法適合品も普通に販売できるはず。ややこしいから、放出してしまったのか。この形のタップは使わなくなったな。AC アダプタが当たるのが難点。1.4m 1口 の延長コード 100 円、これは PSE 適合品。2 分配器はメジャー・ブランド品としては 600 円で安いはず。こちらにも 3 分配器と 4 分配器。バッテリークリップはC-14132 (リンク先は赤)と同じ? 配線はネジ止めかな。詳細不明 GPS モジュール、(本体のみ)とあるのは、元々は何か付属品が有った? GPS week rollover で問題が有ったのかなぁ。巻き尺で腹囲を測って結果にコミット?
2020.01.19
コメント(0)
秋月電子お楽しみ袋に入っていた VCSA2H 充電器を分解してみる。充電器としたのは端子の記号と形状からだ。検索してキーワードを辿っていく。秋月電子で扱っていた M-01429 という充電器の基板に辿り着いた。画像から、中に入っている基板とほぼ同一の基板だと思われる。loxical charger → LOXICAL 充電革命 → 秋月 充電革命 辺りで M-01429 にたどり着く。特殊なネジが付いている。tamper resistant screwとその画像検索では見つからず。ネジをニッパーで咥えて外すことにする。工具箱の中に片方の口先(刃先)を折ってしまったニッパーが有った。ヤスリで口先の形を整えて使うことにした。ネジをはずそうと回したら、ポスト側のケースが割れてしまった。ケースが硬化しているのか、それとも、ネジを取り付ける際に接着剤を流し込んでいるのか、パリパリと割れてしまった。最初から、ケースをカッターで切り開くなり、ニッパーで割っていくのも有りだったか。ポストの位置もおおよそ予想は付くし...ハイブリッド IC ですか。うーん。部品の収穫は少なそうだなぁ。このコンデンサ 18W 出力の電源に使える物なのだろうか?105℃品だな。半田面を見てみる。74HC74 と TL494 が実装されていた。ハイブリッド IC を使っているので、充電専用 IC を使っているか、ハイブリッド IC に殆どを実装しシンプルになっていると思っていたら、意外と古典的な回路構成?めぼしい部品はあるかな。2SK1257 は Vdss=60V, Id=20A, Rds(on)=0.024Ω(typ)@Vgs=10V, Rds(on)=0.033Ω(typ)@Vgs=4V, Ciss=3200pF, Coss=1400pF, Crss=600pF だ。TK40A06N1 秋月の部品ページと比べると世代が古い感がある。2SK1257 を使うのだったら、半田を外してから足を真っ直ぐにした方がいいかな。足に掛かる曲げのストレスを軽減できるはず。
2020.01.16
コメント(0)
秋月八潮店の出物コーナーに「レジストムラ有り基板」が出ていた。50 枚で 1,000 円、7 日に 1 枚使ってもほぼ 1 年は続く。お試しに 10 枚買って見る。後で詳細を見る。出物コーナーのスイッチ類はちょくちょくと補充がある様だ。無くなったか思えば、また増えている。片面基板 C タイプでムラ有り基板は P-02628 相当品だと思われる。リンク先を読むと「グレードアップのおしらせ 従来品の紙フェノール樹脂含浸素材から紙・ガラス布・エポキシ樹脂含浸(CEM-1)素材になりました。 ... 省略 ... これにともない、4隅のネジ用穴の位置が短辺側で0.5mm外側に移動します」と書いてあった。寸法が変わったの?基板の様子を確かめてみる。部品面のレジストは凹凸が出来ていて、ランドの内部まで染みこんでいるのか、ランド周辺が黒ずんでいる。レジスト塗装も濃くなっている部分が有り、レジスト材が滴下したのか、印刷工程でダマの様な物を刷り込んだか。半田面はレジスト、ランドともきれいだ。半田つげをするのに問題は無い様に見える。本当に試作や部品評価のための治具に使い捨てで使うのなら、使える基板に見える。部品箱を探したら、P-02628 旧基板が出てきた。重ね合わせてみる。下の基板が「ムラ有り基板」、上の基板が部品箱に有った旧基板だ。新/旧 で基板材質は 紙フェノール/CME1 CEM-1/紙フェノール(2020.1.15 訂正) となっている。ネジ穴位置が重ならない。C基板用アクリルパネル と重ねてみる。アクリルパネル - ムラ有り基板 (P-02628 相当品だと思われる) - アクリルパネル でネジを通して重ねることが出来ない。どうしてもアクリル板を重ねたければ、基板のネジ穴を広げるのかな。C 基板用アクリルパネル(アクリル板) 2mm厚 と重なる基板と重ならない基板を調べてみることにした。秋月通販コード, 基板名称(無い場合は通販コード), 説明, メーカー, 判定方法 で書いてある。図面から分からない物は画像から判定している。もしかしたら、違っている可能性がある。凡例 "矢島製作所": 株式会社矢島製作所、"Picotec": Picotec International Co.,Ltd、"秋月": 株式会社秋月電子通商、"photo": 商品画像から判定、"drawing": 図面から判定、ネジ穴 66 x 41 C 基板用アクリルパネル(アクリル板) 2mm厚 と互換P-03229, P-03229, 片面ガラスコンポジット・ユニバーサル基板 C タイプ めっき仕上げ (72 x 47mm) 日本製, 矢島製作所, drawingP-03231, P-03231, 両面スルーホールガラスコンポジット・ユニバーサル基板 C タイプ めっき仕上げ (72 x 47mm) 日本製, drawing + photo, 矢島製作所P-02628(旧), new Universal Board, 片面ユニバーサル基板 C タイプ緑 (72 x 48mm) めっき仕上げ, ???, photoP-04718, P-04718, 片面ガラス・薄型ユニバーサル基板 C タイプ (72 x 48mm) めっき仕上げ (日本製), 矢島製作所, photo, 画像は寸法 72 x 47mmP-09855, AE-C NTH, 両面ユニバーサル基板 C タイプ (72 x 47mm) ノンスルホール, 矢島製作所, photoP-09694, AE-C5 1.2t, 十字配線ユニバーサル基板 C タイプ (72 x 47mm) ガラスコンポジット, 矢島製作所, photoP-10434, AE-C6NTH2.54X2.0, 片面 2.54mm x 2mm ピッチ基板, 矢島製作所, photoP-09747, AE-C5 1.2t, 角型ランド両面スルーホールガラスコンポジット・ユニバーサル基板 C タイプ (72 x 47mm), 矢島製作所, photoP-03811, P-03811, SMD プロトタイピングガラスユニバーサル基板 (0.3mm 厚) C タイプ (72 x 47mm), 矢島製作所, drawingP-06053, P-06053, 片面 SMD プロトタイピング基板 エクール (72 x 47mm) C タイプ 金フラッシュ, 矢島製作所, drawingP-10474, AE-CTH2.54X2.0, 両面スルホール 2.54mm x 2mm ピッチ基板 C タイプ, 矢島製作所, drawingP-09725, AE-C4 0.3t, 0.3mm 厚 角型ランド両面スルーホールガラスユニバーサル基板 C タイプ (72 x 47mm), 矢島製作所, photoP-07214, AE-C3, パワーグリッド・ユニバーサル基板 両面スルーホール C タイプ 72 x 47mm ガラスコンポジット, 矢島製作所, drawingP-10495, AE-CNTH2.54X2.0, 両面ノンスルホール 2.54mm x 2mm ピッチ基板, 矢島製作所, photoP-03677, P-03677, SMD プロトタイピングガラスユニバーサル基板 (1.6mm 厚) C タイプ (72x 47mm), 矢島製作所, drawingP-09977, AE-C 0.3t NTH, 0.3mm厚 極薄両面ユニバーサル基板 C タイプ (72x 47mm) ノンスルホール, 矢島製作所, drawingP-10440, AE-CTH2.54X1.778, 両面スルホール 2.54mm x 1.778mm ピッチ基板, 矢島製作所, photoP-12234, AE-RF-PCB-C, シールドメッシュ基板 C タイプ (72 x 47mm) ガラスコンポジット, 矢島製作所, drawingP-06023, P-06023, 片面SMDプロトタイピングアルミユニバーサル基板 (72 x 47mm) C タイプ 金フラッシュ, 矢島製作所, drawingP-09746, AE-C4 0.3t, 0.3mm厚 十字配線ガラスユニバーサル基板 C タイプ (72 x 47mm), 矢島製作所, photoP-10433, AE-C7NTH2.54X1.778, 片面 2.54mm x 1.778mm ピッチ基板 C タイプ, 矢島製作所, photoP-10509, AE-CNTH2.54X1.778, 両面ノンスルホール 2.54mm x 1.778mm ピッチ基板, 矢島製作所, photoネジ穴 66 x 41.50P-00517, P-00517, 片面ガラス・ユニバーサル基板 C タイプ (72 x 47.5mm) めっき仕上げ, Picotec, drawingP-02628(新), new Universal Board, 片面ユニバーサル基板 C タイプ緑 (72 x 48mm) めっき仕上げ, Picotec, drawingP-00182, AE-3, 片面紙エポキシ・ユニバーサル基板 C タイプ (72 x 47.5mm) 銅はく仕上げ, Pocotec, drawingP-00189, AE-3G, 両面スルホール・ガラス・ユニバーサル基板 C タイプ 2.54mm ピッチ (72 x 47mm), Pocotec, drawingP-04707, AE-3M(1L), 片面ガラス・ユニバーサル基板 C タイプ 1.27mm ピッチ (72 x 48mm), Picotec, drawingP-04686, P-04686, 片面ガラス・ユニバーサル基板 C タイプ 1.778mm ピッチ (72 x 48mm), Picotec, drawingP-09454, AE-3M-V2, 両面スルホール・ガラス・ユニバーサル基板 C タイプ 1.27mm ピッチ (72 x 48mm) 銅はく, Picotecネジ穴 64 x 40P-04022, Universal Board A-1L, 2mm ピッチ片面ガラス・ユニバーサル基板 C タイプ (72 x 48 mm) 銅はく仕上, Picotec, drawing + photoP-04023, Universal Board A-2L, 2mm ピッチ両面ガラス・ユニバーサル基板 C タイプ (72 x 48mm) 銅はく仕上, Picotec, drawingネジ穴無しP-11747, AE-SMDPROTO127-C, SMD プロトタイピングユニバーサル基板 C タイプ 72 x 47mm, 秋月, photoP-13690, AE-SMDPROTO127-C2, SMD プロトタイピングユニバーサル基板 C タイプ, 秋月, photoP-13711, AE-SMDPROTO127-DD(2P), SMD プロトタイピングユニバーサル基板 D タイプ 2 枚連結, 秋月, photo秋月商品って、買ってきた物に周りを合わせるのが普通だよなぁ。
2020.01.15
コメント(0)
2020.1.16 追記お楽しみ袋に入っていた充電器 VCSA2H を分解2020 年秋月八潮店のお楽しみ袋を開けてみる の続き、主に抵抗コンデンサ類を見ていく。選んだお楽しみ袋の抵抗コンデンサ類は特定がしやすいものが多かった。使い道も普通に有りそうだった。お楽しみ袋に入っていた部品のうち、抵抗・コンデンサなどの半導体らしくない受動部品のリストをまとめておく(とは言っても、ペルチェ素子は半導体だな)。何か間違いや、見落としている部品が有るかもしれない。抵抗器4.7Ω 1/4W カーボン・フィルム10Ω 1/4W カーボン・フィルム24Ω チップ抵抗51Ω 1/6W カーボン・フィルム56Ω 1/2W か 1W カーボン・フィルム220Ω 1/4W カーボン・フィルム330Ω 1/6W カーボン・フィルム1kΩ 1/6W カーボン・フィルム3.3kΩ 1/6W カーボン・フィルム10kΩ 1/6W カーボン・フィルム10kΩ 1/4W カーボン・フィルム68kΩ 1/4W カーボン・フィルム180kΩ 1/6W カーボン・フィルム200kΩ 1/6W カーボン・フィルム470Ω 半固定抵抗器500Ω 半固定抵抗器25kΩ ポテンショメータ200kΩ ポテンショメータコンデンサ15pF (積層セラミック、温度補償タイプ?)22pF (セラミック)68pF (セラミック)1nF (積層セラミック)1nF (セラミック 高耐圧 2kV)3.6nF (積層セラミック、温度補償タイプ?)4.7nF (積層セラミック)10nF (積層セラミック)22nF (Marking 2E223, 250V)47nF (フィルムコンデンサ)100nF (フィルムコンデンサ)100nF (積層セラミック)100nF (セラミック, 25V, 許容差 Z)1uF (フィルムコンデンサ)22uF (電解コンデンサ, 25V)インダクタ8.2uH (チップ)100uH (チップ)220uH (ドラム型、アキシャルリード)ノイズ対策品クランプ型フェライトコア水晶Xtal 14.31818MHzXtal 20.045MHz (HC-49U/70 20.045MHz, P-08681?)C1.3080 (Xtal Filter?)ポリスイッチ・ヒューズRXEF110(Marking 110X, 60V 1.1A)RUEF400(Marking 400U, 30V 4A)130℃ 温度ヒューズサージ吸収素子ZNR (220V)リレーEA2-5TNAG (2C, 2コイル型ラッチング)熱移送素子ペルチェ素子機構部品3P slide switch放熱マイカ版 (TO-220 コンプリメンタリーペア用)基板基板片 (P-02516, 1.16mm ピッチ)基板片 (SOT-23 to 2.54mm pitch)基板片 (謎基板、ベークライト)Hex 型 LED 基板、アルミベースモジュール・完成品赤外線モーションセンサーモジュールチューナーかモジュレーターユニット電子値札電池チャージャーキットPIC 時計キット Version 3 部品セット (LED, セラミック発音ブザー無し)機械部品半田ごて先 (マーキング無し)ナット3mm 径プラスねじコネクタ・ソケット8pin IC ソケット 板バネ16pin IC ソケット 板バネ20pin 2.54mm ピッチ ピンポスト64pin 1.778mm ピッチリード付き 2.54mm ピッチ IC ソケット型コネクタ2.54mm ピッチジャンパ電池ボックス電池ボックス (単3 x 1, 端子, オープン)電池ボックス (単3 x 3, リード付き, オープン)電池ボックス (単4 x 4, リード付き, スイッチ付き, ボックス)006P Snap (付属品付き)不明BP1450B3 (SOUSHIN, フィルタ?)リレー EA2-5TNAG は八潮店に行ったときに出物コーナーにあったので、ちょっとずつ買っていた。一気に増えてしまった。250V 22nF のコンデンサも出物コーナーに有ったよなぁ。うん、さらに増えた。TTL が沢山並んだ昔のコンピューターの基板で良く見たバイパスコンデンサだっような。振動モーターは一つ一つ動かしてみた。全て動いた。おおよそ携帯電話に使われる電池の電圧直流 4.2V くらいをそのまま端子に与える。品種毎に振動の仕方が違う。キャリアの企画の人たちは振動の仕方まで拘っていたのだろうか?「ビミョー」とか... 企画の感覚を解釈するのは難しいな。モーターの重りを外す上手い方法ないのかな。外せている人は結構いるみたい。ポリスイッチ類は、おおよそ使いそうな定格、使えば安心かというと 12V ラインに RXEF110 を使ったら、約 24W ~ 26W 消費するまでは切れないから、油断は禁物。時計キットの部品のうち 1 袋を調べてみたら、LED と 電子ブザー以外は全て入っていた。7Segment LED 部分の配線を億劫に思うの何でだろう。
2020.01.11
コメント(0)
かなり長々と書く。1/1 も弄っていた 6V シール鉛蓄電池パルス充電器。12/31 時点で次の回路からパルス出力トランス(L1, L3, K1)を外した回路で動作テストしていた。PDF 書式の回路図 この blog に載っている LTspice 回路図一式※ 回路図はシミュレーション向けで、基板に乗っているバイパ・スコンデンサ、スイッチ、コネクタ、ポリスイッチは入っていない。LED を QTLP690C に置き換えれば部品を追加していない LTspice でも動かせるはず(シミュレーション中の計算中断は未検証)。12/31 22 時くらいだったか。CVCC (Constant Voltage Constant Current) 充電部が常時短絡検出状態(Short Detect)を検出していて、定電圧制御の効きが悪かった。出力電圧も少し高めで 7.15V 程度になっていた。パルス発生部は動作していない。短絡検出状態だと、フリーランで矩形波発振もしない。うーん、蛍光ペンでマークを付けながら、配線チェックをした後、動作状況が良くないと落ち込むなぁ。出力短絡試験をして CC は機能していることが分かった。ちょっとした希望だった。LTspice にある 2N3904 の hFE は 300 位あって現実離れしているんだよなぁ。実際に使った 2SC945C-Y の hFE は 181 ~ 184、2SA733AQ は 166 ~ 176 だった。CVCC 部分の回路を修正する。CV Error AMP の周りと、Short Detect の周りを修正を LTspice に投入して、組み立てた基板も修正する。PDF 書式の回路図CV 電圧は 7.07V 程度になった。少し下がる。レギュレーションが悪いので 数10mA も流すと 7.0V 以下に下がるので、良しとした。常時短絡状態も解消した。パルス発生部のデバックに入る。パルス発生部の電圧を調べ始める。Q3.C の電圧測り間違いもあったりして、混乱している。落ち着いて電圧値を検討し直し、Q9.B と Q9.E の電圧が近すぎるのが、おかしいと気づく。B-E 間がショートしている。Pulse Height Error Amp がパルス電圧を制限するように働いてしたとしても変な電圧だ。ショートを修正して、フリーラン状態で発振を始めた。Duty 比は狙った通り 20% 程だ。M1.D を pullup して FET がスイッチングしていることを確認した。トランスを接続して、パルス発生させるのは起きてからにしよう。1/1 午前 2 時頃。1/1 朝起きてから、パルス出力トランスを接続する。パルス充電器として動作している事はすぐに分かった。トランスから不安定な「キーン」という音が聞こえてきた。耳を突くような音で、遮音していなければ、1 部屋離れていても聞こえてくる。1/1 午前中からきついな...回り込みしにくい音なのか、壁、戸、襖で隔てると聞こえなくなる。段ボール箱に入れるのが良い音対策だった。中で発熱した場合は危険な対策でもある。「キーン」という音が堪らない。トランスが何らかの音を発生する可能性は考えていた。音が不安定なのは動かしてみて初めて気づいた。パルス高制限をする帰還ループを(D5, Q3, Q4) で構成しているので、負荷による変動はある予想をしていた。数秒~数分程度の緩慢な変動だという予想だった。負荷変動が数 10ms から数 100ms 未満の周期で変動することは予想していなかった。堪らない音から、負荷オープン時も含めて、パルス高制限ループは良く動いている。と分かったのはちょっとした救いだった。同時に修正方針を難しくした。トランスの機械的共振周波数が 2k ~ 6kHz 付近にある? 安易に「この周波数を避ければ良いのだ」と考えた。動作中に R30 に 100kΩ 程度を並列させると、「キーン」という音が消えることが分かった。発振周波数を上げれば音は解消する。もしかしたら、聞こえなくなっただけ?可聴域狭くなったのかな。これを書く時にテストしてみたら 12.6kHz 辺りだった。PDF 書式の回路図この回路で 4~5 時間くらい動作した。FET M1 が少し熱くなったかな、程度の認識だった。鉛シール蓄電池の状況を確認して、再度電源を入れたとき、9V 2A 出力の AC アダプタの出力がシャットダウンしたか、ポリスイッチが働いた。2A あるいは 2.2A 以上流れて過電流?ここで、思い止まれば良かった。何回か電源再投入を試みた。どこからか一筋の煙が上がってきた。え?焼損?電源を切る。煙はすぐに止まった。どこから煙が上がったか特定できず。1/1 21 時頃だったか。1/1 に発煙か、今年色々とありそうな年だ。回路設計で注意深さが失われているよなぁ。面倒なことになった。FET 交換かも... 単に Off 時間を延ばせば「キーン」という音が大きくなるだろう。On 時間を短くする必要が有る。ただ発振周波数を下げるだけだと、また回路を焼く。保護が足りない。そもそも、リミッターが働くようなパルスだと電池の状態が変動するのに合わせた帰還が掛かって、発振が安定しない。1/2 午前中。どこから煙が出たのだろう?一端トランスを外して、100Ωで M1.D を PullUp して、FET の動作を確認してみる。FET は動作しているように見えている。幸いなことに基板はまだスカスカだ。追加回路は入るのだし、FET 周辺だって部品を外さなくても、空いたところに再構築出来る。思い切って回路を大幅修正しよう。PDF 書式の回路図決定木を考えてみる。M1 FET の状態は {1.完全に壊れている → FET 交換, 2.中途半端に壊れている → FET 交換, 3.壊れていない → FET 交換しない | FET 交換する} のはず。1 ではないのは確かだ。2 か 3 だ。そして 3 は疑わしい。煙を見ている。2 が有力な状況だ。そのまま M1 FET を使うのは被害拡大だ。基板が修正不能になる可能性もある。疑わしい 3 だとして、心配な状況は続く。従って、FET を交換する選択肢が賢明なのだ。冷製に考えれば FET を動作確認しなくても、FET 交換の決断は変わらない。電池端でパルスのピーク電圧は 25.5V 程度になった。発振 14.3kHz 程度では安定している。これで 1 週間から 1 ヶ月くらいの長期間運転出来る?半日くらい動かしてみる。電池電圧が 7.8V に上昇した。まずい。Over Voltage Protect と温度保護を入れないと。基板の土地はまだある。今年は煙の年にはしたくないよ。
2020.01.10
コメント(0)
秋月八潮店でお楽しみ袋(ジャンク袋)を 1 袋買う。色々と入っていそう。機構部品や完成品は少なめ、Inersil の Metal Can Package が眩しい。と言うことで選んだ。ぐるぐると回してみる。去年も見たような謎の基板片があるなぁ。LED がいっぱい入っているのは仕方がないか。赤いリレーとメタラズド(多分)・フィルム・コンデンサは出物コーナーで見たような。背中の放熱フランジを見せているのは調光キットに入っているトライアック? 40A タイプってなかなか売れない?うちのブレーカーが 30A だしなぁ。袋に入っていた部品を出して広げてみる。この画像には写っていない部品もある。他の部品に埋もれていたり、陰になってしまった。部品のマーキングを調べながら撮影しているので、この後に出てくる画像は上の画像と比べて若干位置がずれたり、写っている/写っていないが変化している。半導体類をリストアップする。数は数えていない。全部入れたつもりでも、抜けが有るかもしれない。サフィックスは入れるようにした。忘れていたり、読み取れなかった物も有る。間違った識別をしている可能性もある。Micro ControllersPIC16C56A-20/PPIC16C63A-20/SPPIC16C712-20/PPIC12F675-I/PPIC16F819-I/PPIC16F648A-I/PPIC16F876A-I/SPPIC24FJ64GA002-I/SPATTINY861A-PUH8/3002H8/3664InterfacesAX88796BLF (Low-pin-count Non-PCI 8/16-bit 10/100M Fast Ethernet Controller)ADC14071 (14-Bit, 7MSPS, 380mW A/D Converter)MemorysAT93C46 (1Kibits, Three Terminal Serial EEPROM)AT29LV1024-15JI (64kwords x 16bits, 1Mbit Flash Memory)TC5517CFL-20 (2kwords x 8bits, 16kbits C-MOS STATIC Memory)LogicsHD151015 (Marking 151 015, 9bit Level Shifter/Transceiver With 3 State Outputs)TC5068BP (Hex 7 segment decoder)MC14020BCP (CMOS 14-Bit Binary Counter)TD6134A (ECL Prescaler For Digital Synthesized Tuner Including Input AMP and Output Buffer)RS-232CsSP3222ECT(RS-232C I/O with Regulated Voltage Doubler And Inverter) 2020/1/10 修正: 動作チェックをしたら、昇圧回路: +5.5V, 反転回路: -5.5V にレギュレーションしていたComplex AnalogsLC7385(DTMF Decoder)TC9152P (Analog Function Switch, Analog Path Selector with Switch-Input and LED Indicator Output Driver)AN6877 (Linear 7-Dot LED Driver, 7 LED Bar Meter)AN6344 (Video Tape Recorder Cylinder Servo)HA13480 (3 Phase Motor Controller Driver)OP AMPsuA741CP, uA741TC (NPN input OPAMP)uPC811C(Dual J-FET Input Low Offset OPAMP)NJM3900N (Quad Single Supply Current Mode(Norton) OPAMP)LM359N (Dual Single Supply Current Mode(Norton) OPAMP)LA6458DS, LA6458D (Dual RC4558 like OPAMP)AN6554 (Quad, RC4558 like OPAMP)CLC450AJP (Single Supply, Low Power, High Output, Current Feedback Amplifier)AD746JR (Dual Precision, 500 ns Settling, BiFET OPAMP)LMC2001B (High Precision, 6MHz Rail-To-Rail Output OPAMP)LMH6552S (1.5-GHz Fully Differential Amplifier) ComparatorsuPC393C (Dual Comparator)SensorsMCP9700E/TO (Temp Sensor)DN837 (Hall Sensor, switch type)Voltage detectorsMN1280-T (COMS LSIs for Supply Voltage Detection, Reset IC)Regulators, Voltage ConvertersICL7660CTV(Metal can, Voltage Converters)78L12 (three-terminal Regulator, +12V 0.1A)AN78N06 (three-terminal Regulator, +6V 0.3A)AN78M09 (three-terminal Regulator, +9V 0.5A)AN78M12 (three-terminal Regulator, +12V 0.5A)TA78L009AP (three-terminal Regulator, +9V 0.1A)uPC2933A (three-terminal LDO Regulator, +3.3V 1A)UA7905 (three-terminal LDO Regulator, -5V -1A)79M05 (three-terminal LDO Regulator, -5V -0.5A)Small Signal Diodes1SV147 (FM VariCap)1SV149 (AM VariCap)リード:青青, パッケージ: 灰赤赤 (Zener Diode, Vz=8.2V@1mA 18℃)Rectifier Diodes1B2Z1(Si, 100V, 2A, A-common)S10SC4M(SBD, 2element, K-common, 10A, 40V, Cj=180pF, SBD)RGP10M(Si, 1000V, 1A, trr=500ns, Fast Switching を名乗っている)RGP15M(Si, 1000V, 1.5A, trr=500ns, Fast Switching を名乗っている)63B(Unknown, HV rectifier?, Vf=7.02V@If=1mA, Vf=17.65V@If=10mA, 17.6℃)Transistors, Triacs, SCRs2SB928AP (-200V, -3A, TV Vartical Deflection Output Power Transistor)2SD1273P (80V, 3A, High hFE NPN Power Transistor)FDN358 ? (Marking 358, P-Channel MOS FET)BTA41600B (Triac, 600V, 40A, Fin insulated)CR3PM-12D ? (Marking 12D, Thyristor Low Power Use, 3A, 600V)Photo CouplersTLP121(Photo Coupler, LED to NPN Transistor)LEDsOSR5CA5B61P (Red LED)緑自動点滅 LED赤外 LEDGL3x202 (7 Segment x 2,without dot, Anode Common LED)White Side View Surface Mount LED (発光面に向かって右側が Anode)Thermistorsサーミスタ灰 (3.5kΩ ~ 3.7kΩ Air: 19.6 ℃, 指で摘まんで 2.220kΩ 体温 36.5℃、冷まさず飲めるマグカップの底 1.8kΩ~1.9kΩ)サーミスタ黒 (13.3Ω ~ 13.9Ω Air: 19.4 ℃, 指で摘まんで 9.7Ω 体温 36.5℃)UnknownsB7 (Unknown, some kind of regulator or smart transistor?)Micro Controller 類は比較的使えそうなものが多い。内蔵ペリフェラルはおおよそ揃っていて、I2C の様になくても PIO でそれなりに頑張れる。開発環境が現行でサポートされていたり、そんなに古くない。PIC12F/PIC16F/PIC24F, ATTINY861, H8 が Flash Memory タイプなのも実験には好都合だ。少量の PIC16C* はご愛敬くらいに見える。途中に挟む画像は、段落の内容に何となく近そうな部品が写っている所だ。ちょっと違うのもある。A/D Converter ADC14071 は手頃なサンプリング速度、ビット数なのかな。頑張れば AM 放送程度はソフト検波(数値演算検波)のフロントエンドになる程度の性能?PIO Ethernet Controller AX88796BLF で IOT を頑張る?すぐに RS-232C(Serial) とか Full Speed USB に逃げちゃダメなのかなぁ。TC9152P を見たときは何か複雑なロジック IC だと思っていた。調べてみるとアナログ入力選択スイッチだった。LED 表示とボタン選択が並ぶ昭和的な格好良さがあるオーディオコントロールパネルを想像する。LC7385 は DTMF デコーダー、遠隔操作の類いはすっかりスマホアプリになってしまった。AN6877 を見たとき、3W 出力程度のオーディオアンプかと思った。LED バーグラフメーター IC だった。7 個の LED を直結駆動するのに放熱フィン? LED 1 個辺り 17mA ~ 18mA を流すのか。今時だと相当に眩しいな。AN6344 (VTR Cylinder Head Servo) と HA13480 (3 Phase Motor Controller Driver, レーザープリンタのスキャナ・モーター・ドライバ) が一緒に入っていたのは何かの因果か。どちらも何かの発振器に使えないかなと、パッと見して思いつかず。1 時間くらい考えて HA13480 は Hall Sensor の所に CR で進相か遅相でフィードバックすれば発振する?VHS テープを知らない世代も増えてきたのかなぁ。オペアンプ・コンパレーター類は少し驚きの内容だった。古典的な uA741 が有るかと思えば、1.5GHz 帯域 差動アンプ (多分)LMH6552S が入っていた。Current Mode(Norton) AMP の NJM3900N, LM359N も入っていて、VCO, VCF など少し変わった回路も構成できる。何だな伝達関数とかスミスチャートとか、勉強しないとな。旧 NS と Analog Devices のチップが混じっているところが興味深い。変な勘ぐりをすれば、TI が小売りの口を絞ったのと、暫くして Analog Devices のチップが増え出したのと関係がある? TI さんさようなら、AD さんこんにちは?MCP9700E/TO 温度センサーも LM35 に代わるデバイスのはず。精度に難有りで売れていないのかなぁ。3 端子レギュレータ群は有っても良いかな的な電圧、電流仕様かな。そう言えば電源電圧 6V で設計することが殆どないなぁ。AC アダプタで 6V, LDO レギュレータを通して 5V が多いな。AN78N06 を見て "N" って電流クラスはいくつだろうと調べたら 300mA だった。500mA クラスがあるのに同一パッケージで 300mA が良いというのは保護目的?基板に GL3x202 とシルクによって型名が書かれた 7 Segment x 2 LED は少し謎なところがある。電流を流してみると両脇を Anode Common として 9 本端子が出ている。Segment に使われる端子は 7 本だ。パネルに小数点はあるのに小数点部分を駆動する端子が出ていない。灰色と黒色のサーミスタに興味があった。高温 / 低温リミットで動作、正確な温度を必要としないファンコントロールなど簡単な温度センサーを目的とするなら手軽な素子だ。黒色の方は日立製に見える。 今時出てきたのは出物コーナーに並んでいるゲルマニウムトランジスタと関係があるのかな。バイアスを周囲温度に合わせて変えるとか、よく使われた素子だったように記憶している。トランジスタラジオの B 級プッシュプルスピーカー出力回路では定番だった。Metal Can package の IC は ICL7660CVT だった。やっぱり ICL8038 はあり得ないよなぁ。負電源が必要な所に手軽に使ってしまうか... それとも SP3222ECT をチョコッと使いか。2020/1/11 追記 お楽しみ袋に入っていた抵抗コンデンサ類2020.1.16 追記お楽しみ袋に入っていた充電器 VCSA2H を分解
2020.01.07
コメント(0)
2020/1/8 追記: ジャンク袋の内容(半導体類)秋月八潮店初売りに行く、午後 14 時過ぎに言ったので既に福箱セールは終了していた。体調の事もあり、自転車でノンビリ行くことに決めていた。北風が向かい風になるので、さらに走行速度は落として行く。入口の両脇にお楽しみ(ジャンク)袋があった。去年店内にあった袋と部品の傾向が違うようだ。数はかなりあるので、暫くは残ると思う。袋の外から入っている部品は見えるのである程度の品定めは出来る。出物コーナーにユニゾン 1K34A が出ていた。点接触型ゲルマニウムダイオード 1N34A の生産継続品だと思われる。1 個 50 円、そろそろ無くなりそうな部品の値段にしてはまだ安い方かな。いつの間にか 400V 840uF の電解コンデンサが増えていた。この大きさのコンデンサを使う機器はエアコンかインバータータイプの電子レンジ?それとも kW 出力の電源ユニットかな。全波整流タイプの鉄芯式 AC アダプタ 12V 1500mA が出ていた。この重さで AC コンセント直差しだ。スイッチング方式が選択出来なかった時代の設計だったとしても、ちょっと無理があるような。未使用タップが少し気になる。半田吸い取り器 SS-01 は売り切れなのかな?ガレージの出物コーナーのケースは空になっていた。要修理アナログオシロスコープは今年も棚に残り続けるだろうか? あれ? TRIGGER SOURCE の VERT(DUAL ALT) が有って、CH2 が無いのはちょっと癖があるのかな。ジャンク袋?
2020.01.05
コメント(0)
年越しの深夜、パルス充電回路の組み立てと試運転をしていた。頭痛がしているときに書いた回路は NE555, LM358, TL431 が含まれていた。これをトランジスタとダイオードに置き換えて組み立てる。性能は下がる。昇圧トランスを駆動する FET を壊したくないので、今の段階ではトランスを接続していない。昇圧部の発振回路が動作しているところまで、行ければ... 発振していないなぁ。
2019.12.31
コメント(0)
秋月八潮店へ行く、心臓を患ったのが原因でいつもの 6 割程度の速度に落として自転車で行く。運動能力はリセットされてしまった。遠いな。2020 年の初売りは 1/5(日) 14 時まで駐車場は使えない。出物コーナーに 16x2 LCD キャラクターディスプレイが増えていた。バックライト付きだ。黄緑色って人気ないのかなぁ。普通に使う色だと思っていた。現行品と比べると付属部品は一切無し。抵抗とコネクタは自分で用意する人向け。ガレージに 1000Base-T x 8 の Switching HUB 200 円で出ていた。予備を手持ちにしているので見送り。スチール筐体のケースとして考えるのかな。あら、100V:9V 9VA のトランスは売れてしまったか... 巻き数比だけ見るなら、100^2:9^2 ≅ 987.7: 8.0 となって 1kΩ:8Ω のトランス相当だった。実験用シングル アウトプットトランスとしても使いにくそうだなと思っていた。TINKO POWER AAA 乾電池が復活していた。3 本パック(12/31 訂正: "4 本"→ "3 本")で 10 円、既に使用期限切になっている。初売りは体調次第だなぁ。
2019.12.29
コメント(0)
VGA コネクタを手に入れておきたいなと思い、DVI-I to VGA 変換コネクタを買う。ハードオフで 100 円、今度は難度高くないはず... ATI のロゴが入っていた。コネクタの金口とシールドケースに巻いてあるアルミテープを外せば簡単に分解できると思っていた。分解する前、シールドケースの中はインピーダンスコントロールされた基板か、金型で打ち抜かれた金属板か、同軸ケーブルのいずれかが入っていて、コネクタ同士が接続されていると考えていた。開けて見ると複数の撚り線で繋がっているだけだと分かる。外装の柔らかい樹脂を剥き、アルミテープを剥がしてみる。あれ?半田付けなの。予想が外れる。簡単では無さそうな... 有鉛半田の様な見た目、つやつやしている。RoHS とかに準拠していた方が良いような。画像の順は前後している。シールドが付いた状態で半田ごてを当てたら、黒変した樹脂が出てきた。下の画像はシールドを機械的に剥がしてみて、樹脂の様子を見た画像だ。半田を溶かして外すことはできず、シールドをマイナスドライバーでこじ開け、電工ペンチで捩り取る。紙のマスキングテープと思われるテープを剥がす。ホットメルの様な柔らかめの樹脂で固められていた。半田ごてを当てたときに黒変した樹脂はこの白色半透明の樹脂だった。半透明の樹脂に埋まっているのは撚り線?同軸ケーブルではないの? カッターナイフで切断してみる。切断面に見えたのは普通の撚り線だった。切断面にちょっと嫌な感があるのはなぜだろう。インピーダンスコントロールラインとか、期待が大きすぎたか。コネクタ取り出しはより簡単になった。
2019.12.29
コメント(0)
秋月八潮店で出物コーナー扱いにあった半田吸い取り器のことを調べていたら エンジニア製の吸い取り器 の先端にシリコンチューブが被せてあるのを見つける。使いやすそうだなぁ。と思い HAKKO SPPON No.20G の先端に似たようなチューブを被せてみることにした。先端形状を測定して、合いそうなシリコンチューブをホームセンターで探す。先端形状から、{内径mm, 外径mm}= {3, 5}, {4, 6}, {5, 7} を買う。3 種類のうち {5, 7} が丁度良いことが分かった。チューブをノズルに差し込む時に広がる程度のキツさだと切れやすい。テーパーが広がった奥の部分に丁度はまる程度の内径のチューブが良い。値札に書かれていた使用温度範囲は -30℃ から +150℃ だった。半田ごての温度と比べると低い。試したところ 30W(ブースト 130W) の半田ごての先端を当てても溶けたり変質しない。値札の情報から 三洋化成シリコン チューブ で見つかる製品だと思う。シリコンチューブを見つけたホームセンターでは水道ホースや冷却水循環ホースと同じ所で売られていた。考えてみると配置場所が悩ましい製品だと思う。機械向けのベルトや油送用ゴムチューブ、食品工業向けのシリコーン、ポリエチレン素材、実験器具とか。見つからなければお店の人に聞くか、通販が良いのかも。お値段は少し高め。次はそれぞれ 1m 買った時のレシート、使っている半田吸い取り器に合ったチューブを狙って買えば 500 円に収まるだろう。1m あれば使っていてボロボロになっても 50 個程度は切り出せる。十分な長さだろう。先端に {内径 4mm, 外径 6mm} の細いチューブを嵌めて試すのと、先の画像のように {内径 5mm, 外径 7mm} のチューブを嵌めて試すことをした。細いチューブだとチューブが切れやすく、先端と吸い取り器シリンダー内の詰まりも起きやすい。僅かな吸い込みの良さと引き換えになる使い勝手は悪い。作業の出来映えを見てみる。前の日記で PC マザーボードを探した 動機はシリコンチューブを試したかった。○を付けたところが作業をしたランドだ。全て電解コンデンサの足だ。半田ごてで温めながら部品引き抜き、追い半田、半田吸い取り器で吸い出し、清掃の順で作業して次の様になった。チューブ径を変えてみて作業をしている。チューブが太くても、吸い取り結果は大きく変わらない。作業をしてみると、1 度目でおおよそ吸い取りきれる。1 度目で吸い取りきれなかった半田も 2 度目に追い半田をしなくても、吸い取れることに利点を感じる。今までは追い半田で再挑戦か、半田吸い取り線で取り除くかだった。シリコンチューブの先端は出し過ぎるとノズル先端部分やシリンダー内で詰まりやすくなる。最大で 3mm 出すのが良いだろう。2mm で吸い込みが良くなる。長さと使い勝手はかなり繊細な関係だ。まめな清掃をすれば、半田吸い取り器のもどかしかった使い勝手はかなり良くなる。
2019.12.24
コメント(0)
過日に行った作業の記録を書く。「久しぶりに半田吸い取り器を使いたいぞ」という謎の欲求で古いマザーボードを探していた。あっ、有った。GA-7N400 AMD Athlon XP を搭載できるマザーボードが見つかる。をを、CPU 周りのコンデンサが膨張しているぞ。見つけた。仕舞うときにこんな状態だったっけ?特に問題なし、と思って引っ越しの荷造りをしたような。通電していなくても変化するのか。コンデンサを引き抜く目的も達成できるし、何となく抜いておいた方が良い良いな... と言う思いがあった。何でだろう。この時には変な胸騒ぎの理由が分からなかった。nichicon HM の不良ロットに当たったのかな。引き抜いたコンデンサを測ってみる。なぜか DMM は OL を表示したままだ(多分 Over Load の意、Over Range の方が正しいとは思う)。DMM がおかしいのか?部品箱に入っている 2200uF x1 も 2200uF x 2(並列) もそれなりの値を表示する。膨張したコンデンサはリークでもしているのだろうか?精々数 10mA 程度の「リーク」と考えていた。DC6V 1A 出力 の AC アダプタ出力に直接繋いでみる。0.988A ってマジか。え?逆接続じゃないよな。電圧を確かめる。正しい電圧印加極性かつ耐圧以内で 6.03V だ。コンデンサに触ってみる(破裂の恐れがあるから危ない)。ほんのり暖かい。消費した電力分だけ熱になっている。分かりやすい物理現象が起きていた。短絡モードで故障なのか。外した方が良いような... と思った理由か。
2019.12.22
コメント(0)
12/13(金曜日)に秋月八潮店へ行く。入口に大きな買い物カゴが置かれていた。形も重さも大きなものが増えたからだろうか?IC レールはまだ持ち歩くしかないか。アイワのリモコン付きステレオイヤホンが 50 円、リモコン付きは最近見なくなった。スマホは画面見ながらが普通だし、そうなると走行制御系を態々リモコンにする必要も無しだよな。音楽コンテンツもビジュアルが付いていて当たり前になった。新しい電源トランスが出ていた。ひっそりとしていて気づかなかったか。100V:9V 9VA リード線、シャーシ取り付け型、典型的な AC アダプタの様に 1次と2次はボビンで上下分離巻きになっている。なんか、何処かで見たような。気のせいかな。もう一つの電源トランスは 100V:18V 1VA 基板取り付け型、1次と 2次 はボビンて上下分離している。2.54mm ピッチ基板に差し込むと、少しずれが出るのでそのままでは入らないかも。センタータップは... 無いよなぁ。
2019.12.15
コメント(0)
秋月八潮店にあったこたつスイッチ 10A-250V を買ってみる。外観は Panasonic WH5201P 10A 300V に似ている。外殻に擦ったような汚れが付いている。割れなどの破損は無い。<PS> E が付いていて JIS マークは旧意匠だ。型名、メーカー名は無い。強いて言えば 382100 という数字が何かの識別か。TE はなんだろうか?開けてみる。片切だった。潤滑油が黄変していて、コードが入る口からホコリが入ったのか、黒い付着物が付いていた。Panasonic WH5201 を使って組み立てた器具があるので開けて見る。こちらは両切だ。何だな... 見直してみると圧着下手だな。まぁ、最大 1A 程度の負荷だし。そっと閉じしておこう。近くのホームセンターで両切りの中間スイッチ買うのが無難だった。L, N をテプラで貼り付ければ OK?
2019.12.13
コメント(0)
12/6 ~ 112/7 辺りに行った作業のことを書く。風邪を引いたもう一つの原因は HARD OFF で買った ATX 電源だと考えている。電源が入った箱を開けてからなぜか鼻水が出てくる様になった。ZUMAX ZU-400WX なんか高そうな ATX 電源なのに 300円(外税) だった。買ったとき箱はセロテープで封がされていた。この時点で何かおかしいと考える必要があった。PFC 無しかなと思っていたのも、見送るべき判断条件だった。開けてみる。300 円だった理由が分かった。ケース塗装無し、DELTA の電源だ。Dell パソコンに良く入っているやつだ。DELTA DPS-300PB-3A、ごく普通の 300W 出力の DELTA ATX 電源ユニットだ。Abee の保証書も、ZUMAX の説明書もなんの役にも立たない紙切れだ。300 円の値段を付けたと言うことは HARD OFF で中身を確認して、セロテープ止めしたのか。HARD OFF で買うの難度が高いな。黒茶色くくたびれたホコリが排気側に付いている。この作業をしている辺りでなんか、鼻水が異様に出てくる様になった。元の持ち主は売る前に変な風邪でも引いていたか、花粉が多い季節に箱詰めしたのか。分解してみる。カバーの内側に茶色い土埃がびっしり付いていた。何処で使っていたのだろう? この土埃が鼻水の原因?ヒートシンクにも綿埃が付いていた。土埃が混じっているせいか、茶色い。土埃 + 綿埃って窓際かなぁ。ここは千葉の下総だった。冬から春は乾いた風が大地の土と砂を巻き上げ、茶色い砂嵐が吹き荒れるところ。基板も熱焼けしているのか、所々濃い茶色に変色している。半固定抵抗を固定している樹脂も変色している様に見える。膨張しているコンデンサが見られないのは幸いか。ファンを取り出してみる。土埃拡散ファンだった。いつ頃の製造なのだろうか? 1 次側のメインコントローラ UC3843BN は 0651 なので 2006 年 51 週製造だ。おおよそ、他の部品も 2006 年末ほどに製造されている。検印は 2007.2.7 に押されている。信じれば... そうすると売主は ZUMAX を買った後、使っていた電源を詰め替えた?清掃をして、試運転をする。全ての出力は正常に出て動作した。+5VSB: 5.02V, 3.3V: 3.345V, -12V: -12.05V, +12V: 11.85V, +5V: 5.16V だ。+12V が低め、1A ~ 2A 程度出力した状況で電圧低下は 10mV 程、許容範囲だろう。後に頭が痛くなって、体は動かなくなってしまった。
2019.12.13
コメント(0)
秋月八潮店へ行く。出物コーナーに 低周波電力増幅向けゲルマニウムトランジスタ 2SB107 (@500円), 2SB217 (@300円) が出ていた。2SB107, 2SB217 ともトランジスタ規格表から得られる情報以上の詳細は分からず。2SB107 は規格表にトランスを使った Class B push pull を主な用途に考えているようなデータ、検索結果にレギュレータに使っている例が見つかる。2SB107:「内部に乾燥剤が入っているので振るとカラカラ音がします。」って元からそうなの?手持ちにゲルマニウムトランジスタは有るのに使ったことが無い。使う目的がある人が買った方が良いのかも。ガレージ内のワゴンも部品が増えていた。半田吸い取り器 SS-01、1SV70 バリキャップ(VHF, UHF チューナー向け)、MA700A ショットキー・バリアダ・イオード (検波、超高速スイッチング) だ。地デジチューナーもシリコンチューナー化されて、コイルとバリキャップの同調回路は絶滅危惧種になったなぁ。航空無線とかを趣味で聞くくらいか。FM トランスミッタも色々と面倒なことになったし。AM ラジオも気づいたら SBD すら入手難になるの?SS-01 はパッケージに入っていない。大量納入ルートから出てきたのか。アマゾンのレビュー内容が色々だなぁ。先端の柔らかさが取り柄か。パッケージに入っていないので、ちょっと確かめることはできそう。中間スイッチ 10A タイプは元から有ったっけ?両切りなのか片切なのかは分からず。両切りの方が Line, Neutral 共切れるので、安心なんだよなぁ。アミューズメント機器向けの大型プッシュスイッチがあった。ランプがウエッジ球 14V 3.8W なのでそれなりにドライブ能力が必要だ。取り付け加工もホールソーか自在錐か。アミューズメント機器というよりは、○○竣工式典で偉い人が押すいかにもな起動スイッチ?熱伝導両面粘着シートも出物コーナーに出ていた。自作パソコン界隈では NAND メモリチップや DRAM チップに放熱器を貼り付けて速度向上とかやっているのかな。
2019.12.08
コメント(2)
全730件 (730件中 1-50件目)