フラメンコギタリスト渕崎昭彦 公式BLOG (ふちログ)

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2006.07.27
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カテゴリ: カテゴリ未分類
音楽を成立させる三要素というと「メロディ」「リズム」「ハーモニー」というのが
常識的見解となっている。
フラメンコギターももちろんその三要素で成立している訳だけど
特に「リズム」という要素が前面に打ち出される場合が見受けられる
極端な話「リズム」そのものが芸術と思える瞬間さえもあるのだ

フラメンコのリズムパターンは「コンパス」呼ばれているが
これを真の意味で習得するのはなかなか大変だ!
曲種によってリズムパターンはそれぞれ違うが、
例えば「ブレリア」という曲種は12拍というリズムパターンをもっていて

あえてメトロノームで設定するとテンポ200以上は普通で、早いときには250を超える。
このパターンを細胞にしみこませるのは まあ大変だけど努力すれば出来る。
んで 2連符やら3連やら4連やらをはめ込む訓練をする

大変なのは次の段階だ
上記のリズムパターンを様々な速度でマスターしたからといって
フラメンコ独特のうねりや地を這うようなドライブ感が表現できるかというと
そういうわけではない。アクセントのバランス、強弱、音の長さ、音の幅等など
様々な角度に注目することになる。

ここで日本人が持っているリズム感覚と西洋人が持っているリズム感覚の違いに
気づく人も多いのでは?と思う
リズムは土地の風土、習慣や言葉の歴史との関係性を無視しては語れない

興味ある方は「小泉文夫先生」の文献を参考にしてください!

スペインに住み始めた頃 まあいろんな事でびっくりしたわけだけど
このコンパスの呼吸の違いを見て
「ありゃ!根本からわかっていなかった・・・」と反省したものだ

そう コンパスは回っているのだ、時は大きく膨らみ、時には縮み、繊細さと大胆さ




「コンパスも人間の魂から生まれたものなんだな」

では














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最終更新日  2006.07.28 01:26:18
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