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2022.01.29
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こんばんは

その3では白・黒ギターのお話をしましたが、
つづいて表面板の話になります!
こちらも主に2種類と考えてよいかと思いますが
ひとつが「松」、そしてもうひとつは「杉」の木材です。

「松」に関してはバイオリンなんかもそうですが、
これはクラシックギターもフラメンコギター共に主流と
考えて差支えないかと思います。
また 皆さんがお持ちの手工品の楽器もほとんどがそうかもしれません

あともう1種類は「杉」ですね。
歴史的には比較的新しく、導入されたのが1960年代、
スペインの「ラミレス」という老舗工房からスタートし、
その後、世に受け入れられることで定着してきたものです、

ある職人に言わせると、「これから杉がメインになる」
と発言している人もいるぐらいですが 
逆に「ギターの伝統は松」であるという意見も耳にしますが、
さて どうなるのでしょうか?
実際 時代と共に、木材の減少など様々な要因で
楽器は様々変化していくものです、
そして、これからも新しい木の楽器がでてくる可能性は十分あると思えます

前回のその3から考えていくと
白黒と松杉があるということは 4種類のパターンが考えられますね。
① 松&白  ②松&黒
③ 杉&白  ④杉&黒

とはいえ、4本所有するのは、なかなか
現実的ではないですよね・・・笑
木材はあくまで参考程度で 自分の好みの音で選ぶしかないというのが正直な意見ですが、
もし最初の一本としてならば、
①の松&白が最もスタンダードであり、
妥当で選択しやすいかとも思います!

ちなみに 杉といってもギターで使われている「ヒマラヤスギ」は
学名上マツ科なんです!
また 白ギターの裏、横木のシープレスは糸杉というものですが
これ学名上は「ヒノキ科」なんです! 
そう考えると 何だか木の種類の予備知識なんて
あまり意味なんてないのかもしれませんね・・・苦笑


※ 写真左が松のギター、右が杉のギターです






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最終更新日  2022.01.29 21:25:28
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