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2015.04.12
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テーマ: アサイー(440)
カテゴリ: 政治経済





マンホールを取り外し、その下水からかき集めたヘドロ状の汚物から精製した油を、中国では「地溝油」と呼ぶ。


「中国では料理で使用した油をそのままキッチンの排水溝に流してしまうため、下水はドロドロ。工場でも環境配慮が皆無のため、油分を含んだ排水が垂れ流しの状態なんです」


つまり下水は、地溝油の原料の宝庫となる。


「地溝油は、集めた"原料"を密造工場で煮詰め、濾過(ろか)を繰り返して作ります。1トンの地溝油を作るのにかかる費用は、邦貨換算で約4200円。ちなみに、日本で流通する業務用食用油の小売価格は、1トン約26万円です」


密売グループは、1トンの"毒油"を1万円程度で販売しているというから、実にオイシイ商売に違いない。


かくして、地溝油は中国全土に爆発的に広まった。


「すでに、中国の食卓の4割近くに混入していると言われています。屋台はもとより、旅行ガイドにある有名料理店でも、地溝油を使っているケースがあると聞きます」


日常的に毒油を口にしている中国国民。





見分ける方法は、「通常の食用油に比べると少し黒ずんでいて、なめると辛味がある」のが特徴だとか。


ただ、四川料理など、味付けが濃い料理に使用した場合、ほとんど見分けがつかないため、健康を気にする市民は皆、ブランド油を買っているという。


ところが、そのブランド油にも"地溝油混入"疑惑が持ち上がっているのだ。


ニューヨークを本拠とするテレビ局「新唐人」が、「中国北部における地溝油密売ルートの最終的な買い手は、大手メーカーの嘉里粮油有限公司。メーカー側は弁明しているが、同社の食用油『金龍魚』は中国で非常に有名」と報道。


さらに、「大量の地溝油が、"食用油"と書かれたトラックで、天津にある嘉里粮油有限公司に運ばれた」ことが判明したというのだ。


かの国では、"良心"にも毒が回っているようだ。





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最終更新日  2015.04.12 10:39:06
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